JPS6214999Y2 - - Google Patents

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JPS6214999Y2
JPS6214999Y2 JP1981144758U JP14475881U JPS6214999Y2 JP S6214999 Y2 JPS6214999 Y2 JP S6214999Y2 JP 1981144758 U JP1981144758 U JP 1981144758U JP 14475881 U JP14475881 U JP 14475881U JP S6214999 Y2 JPS6214999 Y2 JP S6214999Y2
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JP1981144758U
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JPS5849645U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は把手を備えた魔法瓶等の液体容器に
係わり、詳しく言えば把手の取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、この種の液体容器の把手取付構造として
は、(a)実開昭55−179627号公報記載の如く、把手
の両端に形成した差込片を外装ケースの取付穴に
差し込んで嵌合するもの、(b)実開昭56−23035号
公報記載の如く、把手の少なくとも下端に差込片
を形成し、この差込片を外装ケースの取付穴に差
し込むとともに、該差込片を底ワツパと外装ケー
ス内面とで挾持してなるもの、或いは(c)把手の箱
型アーム部の両端に形成した切欠き開口を、容器
本体の上下位置に形成したダボ状突起に係合嵌着
するもの、が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかるに、上記(a),(b)は、差込嵌合構造を採つ
ているから、把手両端の差込片を外装ケースの2
つの取付穴に位置合わせする煩わしさがあるとと
もに、両差込片と取付穴のいずれかに寸法誤差が
あると、取付後把手がガタついたり、差し込み不
良が生じる虞れがある。後者の不都合を取り除く
ためには、前記(a)に示されている如く差込片の一
端を弾性部とするとか、或いは前記(b)のように底
ワツパと外装ケース内面とで挾持するなどの手当
が必要であり、そのため、把手全部を剛体で製作
しえない不便や、或いは構造が複雑となつたりす
る不都合がある。
上記(c)は、ダボ状突起と切欠き開口との係合嵌
着構造であるから、使用中に把手がガタついたり
することあり、把手の保持が不安定である。ま
た、その構造からしてダボ状突起と切欠き開口と
の係合嵌着部分が外部から見えて見苦しいなどの
問題点がある。
この考案は上記問題点を解消しようとするもの
である。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、上記問題点を解決する手段とし
て、外装ケースに切欠き部を形成する一方、把手
の少なくとも一端側には、該把手の端部および前
記切欠き部より幅広の表板と裏板を設けるととも
に、この表板と裏板との間の左右両側には係止溝
を形成し、この係止溝に外装ケースの切欠き部の
開口側縁をスライドして嵌入させてなる構成を採
用したものである。
(第1実施例) この考案の第1実施例を魔法瓶を例として第1
図に基づいて以下に説明する。
1は液体容器たる魔法瓶の外装ケースであつ
て、該外装ケース1には真空二重瓶(図示せず)
が内装されているとともに、外装ケース1の上部
開口部1aの上部口縁1bより下部には切欠き部
3を形成している。4は切欠き部3の上部口縁に
形成した切欠き段部であり、これは必須ものでは
ない。5は外装ケース1を傾斜して内容液を注出
する把手である。この把手5の上下両端にかけて
は、該把手5の端部および前記切欠き部3より幅
広で、かつ切欠き部3の切欠き側壁と同一曲率を
有する表板6bと裏板6cとを一体形成してあ
り、この表板6bと裏板6cとの間の左右両側に
は縦溝からなる係止溝7,7を形成している。そ
して、前記係止溝7,7に前記切欠き部3の開口
側縁3aを上方より嵌入して、表板6bと裏板6
cとの上面6aが外装ケース1の上部口縁1bの
上面と同一水平面となるように把手5を押し下げ
る。さらに外装ケース1の上部口縁1bには、前
記把手5と相対向する位置に注出口8が配設され
るべく下口部材9を嵌装固定して、同下口部材9
の下面で表板6b及び裏板6cの上面6aを押圧
固定してなるものである。
これによれば、把手5の表板6bと裏板6cと
の間の左右両側に形成した係止溝7,7を、切欠
き部3の開口側縁3a,3aに嵌め込み押し下げ
て、表板6bと裏板6cの上面6aを下口部材9
で押圧固定するだけでよく、1個のビスも使用せ
ずビス締め作業を不要としているから、把手5を
外装ケース1に簡単に迅速に取付けることができ
る。
(第2実施例) 第2図は第2実施例を示す。このものは把手5
の上端のみに、把手5の端部および切欠き部3よ
り幅広の表板6bおよび裏板6cを形成すると共
に、表板6bおよび裏板6cの左右両側に係止溝
7,7を形成する一方、外装ケース1の外周上縁
の一部には係止溝7と同等長さの切欠き部3を穿
つて、この切欠き部3の開口側縁3a,3aに前
記係止溝7,7を嵌入すると共に、把手5の下端
にはビス穴11を穿つて、このビス穴11を介し
て把手5下端部を外装ケース1にビス12で固定
し、さらに表板6bおよび裏板6cの上面6aを
第1図と同様に下口部材9で押圧固定してなるも
のである。
なお、第2図示の把手5の下端をビス12で固
着することなく、該下端に差込片(図示せず)を
設け、この差込片を外装ケース1外周側の一部に
形成した切欠穴に弾性的に嵌合係止することもで
きる。
(第3、第4実施例) 第3図と第4図はそれぞれ第3、第4の実施例
を示し、両者は外装ケース1に形成した切欠き部
3に、把手5の裏板6cを位置合わせして嵌挿し
てから、把手5を上方に移動して表板6bおよび
裏板6cとの間の左右両側に形成した係止溝7
に、切欠き部3の開口側縁3aを嵌入すると共
に、表板6bの上部を外装ケース1にビス13で
結合してなる点で共通する。
両者を詳述すると、第3図のものは、第1実施
例と同様に形成した表板6bの裏側に、エ字状の
裏板6cを一体に形成し、この表板6bと裏板6
cの把手5の端部および切欠き部3より幅広の上
下両端の突出部6dとの間の左右両側に係止溝7
を形成してある。一方、外装ケース1に形成した
切欠き部3は、前記裏板6cの突出部6dが嵌挿
される横穴15,16と、この横穴15,16に
連続形成された案内縦穴17とを有し、前記裏板
6cと略同形状に構成してあり、把手5の裏板6
cを切欠き部3の横穴15,16に嵌挿してか
ら、その係止溝7を切欠き部3の開口側縁3aに
嵌入して上動し、裏板6cの各突出部6dを仮想
線で示す6d′,6d″の位置まで移動し、表板6b
の上部をビス13で外装ケース1に結合してなる
ものである。
第4図のものは、裏板6cを第3図のものより
下部の突出部6dのみとし、係止溝7を把手5下
端対応側のみに形成する一方、前記突出部6dが
嵌挿される横穴16と短い案内縦穴17とからな
る切欠き部3を形成している点で同図とは異なる
が、その他の点では略同様としてある。
(考案の効果) この考案によれば、外装ケース1に切欠き部3
を形成する一方、把手5の少なくとも一端側に
は、該把手5の端部および前記切欠き部3より幅
広の表板6bと裏板6cを設けるとともに、この
表板6bと裏板6cとの間の左右両側には係止溝
7を形成し、この係止溝7に外装ケース1の切欠
き部3の開口側縁3aをスライドして嵌入させて
なるから、以下のような効果を有する。すなわ
ち、 (1) 把手5端部に形成した表板6bと裏板6cと
の間の左右両側に係止溝7を形成し、この係止
溝7を外装ケース1の切欠き部3の開口側縁3
aにスライド嵌合すると共に、表板6bおよび
裏板6cとは把手5の端部および切欠き部3よ
り幅広に形成し、外装ケース1に対する把手5
の当接面積を広く採つているから、外装ケース
1に対する把手5の保持が確実かつ安定するば
かりか、把手5の水平(左右)方向へのガタが
防止できる。
(2) また、裏板6cは、上述のように、把手5の
端部および切欠き部3より幅広に形成している
から、外装ケース1の切欠き部3を隠すため外
見上からの見苦しさを解消できる。
(3) さらに、係止溝7に外装ケース1の切欠き部
3の開口側縁3aをスライドして嵌入するだけ
で把手5を外装ケース1に取着できる構成を採
つているから、従来例の差込嵌合構造や係合嵌
着構造のものに比べて、把手5の取付構造が容
易であるほか、確実に組付けできるし、さらに
は、従来例の如く差込片の一端を弾性部とする
必要がなく、その把手をすべて金属などの剛体
で構成することができるし、従来例bの如く差
込片を底ワツパと外装ケース1内面とで挾持す
るなどの複雑な構成も必要としない。
なお、実用新案登録請求の範囲第(2)に記載した
ように、表板6bを把手5の両端部に跨がつて連
続的に形成すれば、前記(1)および(2)の効果が一層
高まる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の実施例を示し、第1図
は第1実施例の分解斜視図、第2図は第2実施例
の要部分解斜視図、第3図は第3実施例の要部分
解斜視図、第4図は第4実施例の要部分解斜視図
である。 1……外装ケース、3……切欠き部、3a……
開口側縁、5……把手、6b……表板、6c……
裏板、7……係止溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外装ケース1に切欠き部3を形成する一方、
    把手5の少なくとも一端側には、該把手5の端
    部および前記切欠き部3より幅広の表板6bと
    裏板6cを設けるとともに、この表板6bと裏
    板6cとの間の左右両側には係止溝7を形成
    し、この係止溝7に外装ケース1の切欠き部3
    の開口側縁3aをスライドして嵌入させてなる
    ことを特徴とする把手つき液体容器。 (2) 前記表板6bは把手5の両端部に跨がつて連
    続的に形成してある実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載の把手つき液体容器。
JP14475881U 1981-09-28 1981-09-28 把手つき液体容器 Granted JPS5849645U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14475881U JPS5849645U (ja) 1981-09-28 1981-09-28 把手つき液体容器

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JP14475881U JPS5849645U (ja) 1981-09-28 1981-09-28 把手つき液体容器

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Publication Number Publication Date
JPS5849645U JPS5849645U (ja) 1983-04-04
JPS6214999Y2 true JPS6214999Y2 (ja) 1987-04-16

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ID=29937712

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JP14475881U Granted JPS5849645U (ja) 1981-09-28 1981-09-28 把手つき液体容器

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60116945U (ja) * 1984-01-13 1985-08-07 タイガー魔法瓶株式会社 液体容器
JPS6126432U (ja) * 1984-07-20 1986-02-17 象印マホービン株式会社 水量表示付ポツト
JPS6349229Y2 (ja) * 1987-03-18 1988-12-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6037300Y2 (ja) * 1979-01-09 1985-11-07 株式会社吉野工業所 着脱可能な把手付きボトル
JPS5654905Y2 (ja) * 1979-06-11 1981-12-22

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JPS5849645U (ja) 1983-04-04

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