JPS6216973Y2 - - Google Patents

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JPS6216973Y2
JPS6216973Y2 JP1982129698U JP12969882U JPS6216973Y2 JP S6216973 Y2 JPS6216973 Y2 JP S6216973Y2 JP 1982129698 U JP1982129698 U JP 1982129698U JP 12969882 U JP12969882 U JP 12969882U JP S6216973 Y2 JPS6216973 Y2 JP S6216973Y2
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JP
Japan
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lid
container body
container
push piece
magnets
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JP1982129698U
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JPS5934708U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、マグネツトを埋設してその磁力に
より蓋体の開閉を行なうコンパクト容器に関する
ものである。
《従来技術》 従来この種のコンパクト容器としては実公昭49
−40077号に係るものが公知となつている。
この公知のコンパクト容器では、容器本体の前
方端縁部と蓋体の前方端縁部とに相対向してマグ
ネツトを埋設し、これらマグネツトの相対向する
面を同極とし、蓋体を容器本体に対して閉じた時
に相反発する力が作用し、蓋体の容器本体に対す
る止錠を解除した時に、上記反発力によつて蓋体
を自動的に開放するようにしている。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、この公知のコンパクト容器で
は、マグネツトを容器本体と蓋体の前方端縁部に
埋設した構造としたため、蓋体の開放角度を大き
くすることができないといつた問題があつた。更
にまた、蓋体の開放時に両マグネツトの対向面の
全体が外部に露出されるため、著しく美観を損
う。そのため、何かでマグネツトの対向面を覆う
と、反発力が極端に低下すると言つた問題があつ
た。
本考案は上記のような問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は蓋体の開放角度を大きくする
ことができ、しかも蓋体の開放時にマグネツトの
全体が外部に露出されることなく体裁の良いコン
パクト容器を提供するにある。
《問題点を解決するための手段》 上記の目的を達成するため、本考案では容器本
体に対して蓋体を開閉自在に枢着し、該容器本体
と該蓋体の何れか一方の周縁部にプツシユピース
を内方へ移動可能に装着し、該プツシユピースを
内方へ押圧することにより該蓋体の該容器本体に
対する止錠を解除してなるコンパクト容器におい
て、該容器本体と該蓋体の枢着部の上方位置にお
ける該容器本体の後端立壁外側と該蓋体の後端立
壁内側とに相対向してマグネツトを埋設し、両マ
グネツトの極性を相対向する面において同極とし
てなるのである。
《実施例》 以下、この考案の実施例を添附図面に基づいて
説明する。
第1図及び第2図はこの考案の実施例を示すも
のである。まず構成を説明すると、ほぼ方形に形
成された容器本体1の内側に皿枠5を収納するた
めの凹所1aが所定の深さに設けられ、この後方
側外周縁部には切欠部1cが形成され、この切欠
部1cには蓋体2の後端縁に一体成形した凸堤部
2aが嵌挿され、これらの間にピン8が挿通され
ることによつて蓋体2は容器本体1に対して開閉
自在となつている。容器本体1の前端縁部は一部
が切欠され、この開口部1bにはプツシユピース
6が前後に摺動可能に収容され、このプツシユピ
ース6はその奥面に第1の係合突片6aを有する
とともに、バネ7によつて常時前方に付勢されて
いる。尚、図示しないが、このプツシユピース6
の両側部は上記本体1の開口部1bの側面部に保
持されていて前方外部へ逸脱するのを防止されて
いる。
蓋体2はその内面に鏡9を接着してなり、その
前端縁から爪片2bが垂下され、爪片2bの内面
には第2の係合突片2cが一体的に形成されてい
る。従つて、蓋体2を容器本体1に対して閉じる
と、蓋体2の爪片2bに形成された第2の係合突
片2cがプツシユピース6に形成された第1の係
合突片6aと係合して蓋体2は止錠位置を占める
ことになる。
本考案では容器本体1と蓋体2とを開閉自在に
連結する枢着ピン8の上方で容器本体1と蓋体2
の後端部の双方が対面する位置にマグネツト3,
4が前後配置の対面形状と同極反発の磁極配置を
もつてそれぞれ対向面を外部に露出させた状態で
埋設されている。即ち、一方のマグネツト3は蓋
体2の後端立壁内側にそして他方のマグネツト4
は容器本体1の後端立壁外側に埋設されている。
次に作用を説明する。
この実施例におけるコンパクト容器は、使用以
前においては閉蓋されていて、プツシユピース6
は外方からの押圧操作を受けない限り第1図の位
置を占めている。また、容器本体1の後端立壁外
側に埋設されているマグネツト4は、蓋体2の後
端立壁内側に埋設されているマグネツト3と前後
に近接した位置にあり、相互間には反発する磁力
が働くが、この場合、上記蓋体2の係合突片2c
は容器本体1の開口部1b内に収嵌されているプ
ツシユピース6の係合突片6aに係合しているこ
とから、上記マグネツト3,4間における反発磁
力に抗して上記蓋体2は確実に止錠状態を維持す
ることになる。
次に、皿枠5内の化粧料を用いるために開蓋す
る場合には、第1図に矢印をもつて示すように、
プツシユピース6の前方端を内側向けに押圧する
と、このプツシユピース6はバネ7の弾発力に抗
して内側に移動するため、この時点でこのプツシ
ユピース6の係合突片6aは蓋体2の係合突片2
cから離れることになる。従つて、蓋体2はマグ
ネツト3,4の同極反発の磁力により上方側に押
し上げられるため、上記蓋体2はピン8を支点と
して上昇することになる。これにより第2図に示
すように、上記蓋体2は円滑容易にかつ自動的に
開蓋することができる。
尚、コンパクト容器の使用が終わつて閉蓋する
場合は、蓋体2をその基端の凸堤部2aに挿通し
たピン8を支点として前方側に倒すと、この蓋体
2の内側位置に下向きに突設されている係合突片
2cがその直下位置に定置しているプツシユピー
ス6の係合突片6aに係合するため、容易にかつ
完全に閉蓋することができる。この場合、上記蓋
体2の後端立壁内側に露出状に埋設されているマ
グネツト3は、前記容器本体1の後端立壁外側に
同様に露出状に埋設されているマグネツト4と近
接対向して同極反発の磁力が作用することになる
が、前記のように蓋体2の係合突片2cとプツシ
ユピース6の係合突片6aとによる係合により、
蓋体の止錠状態を確実に維持することができる。
尚、前記開蓋時に内側方向に押圧されたプツシユ
ピース6はその押圧力を中断または解除したと
き、このプツシユピース6と前記皿枠5間に収嵌
されているバネ7の弾性力により、第2図に示す
原状位置に自動式に復帰することができる。従つ
て、閉蓋時には蓋体2を容器本体1上に降下する
だけで簡単に閉蓋することができる。
尚、本考案の上記実施例ではプツシユピース6
を容器本体1の前端縁に配設した場合について示
したが、このプツシユピース6を蓋体2側に装着
するように設計変更することも可能である。
《効 果》 以上のように本考案に係るコンパクト容器で
は、容器本体と蓋体の枢着部の上方位置における
容器本体の後端立壁外側と蓋体の後端立壁位置と
に相対向してマグネツトを埋設し、両マグネツト
の極性を相対向する面において同極としたので、
従来のように両マグネツトを容器本体の上面と蓋
体の下面に相対向して配設した場合に比べ、両マ
グネツトの反発による蓋体の開放角度を大きくす
ることができる。また、両マグネツトをそれぞれ
容器本体と蓋体の後端立壁に埋設するため、蓋体
の開放時において少なくとも容器本体側のマグネ
ツトは使用者の見に見えないため、従来のように
美観を損うことのない体裁の良いコンパクト容器
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例によるコンパク
ト容器を示す断面図、第2図は同コンパクトの開
蓋状態を示す断面図である。 1……容器本体、1a……凹所、1b……開口
部、1d……壁面、2……蓋体、2c,6a……
係合突片、3,4……マグネツト、5……皿枠、
6……プツシユピース、7……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体1に対して蓋体2を開閉自在に枢着
    し、該容器本体と該蓋体の何れか一方の周縁部に
    プツシユピース6を内方へ移動可能に装着し、該
    プツシユピースを内方へ押圧することにより該蓋
    体の該容器本体に対する止錠を解除してなるコン
    パクト容器において、該容器本体と該蓋体の枢着
    部8の上方位置における該容器本体の後端立壁外
    側と該蓋体の後端立壁内側とに相対向してマグネ
    ツト3,4を埋設し、両マグネツトの極性を相対
    向する面において同極としてなることを特徴とす
    るコンパクト容器。
JP12969882U 1982-08-30 1982-08-30 コンパクト容器 Granted JPS5934708U (ja)

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JP12969882U JPS5934708U (ja) 1982-08-30 1982-08-30 コンパクト容器

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JP12969882U JPS5934708U (ja) 1982-08-30 1982-08-30 コンパクト容器

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Publication Number Publication Date
JPS5934708U JPS5934708U (ja) 1984-03-03
JPS6216973Y2 true JPS6216973Y2 (ja) 1987-04-28

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ID=30293789

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JP12969882U Granted JPS5934708U (ja) 1982-08-30 1982-08-30 コンパクト容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202006009923U1 (de) * 2006-06-24 2007-07-26 Krones Ag Füllorgan für Gefäßfüllmaschinen
JP6282096B2 (ja) * 2013-11-28 2018-02-21 株式会社吉野工業所 コンパクトケース

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940077U (ja) * 1972-07-10 1974-04-09

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JPS4940077U (ja) * 1972-07-10 1974-04-09

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JPS5934708U (ja) 1984-03-03

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