JPS5927203Y2 - 化粧ブラシ繰上げ式コンパクト容器 - Google Patents
化粧ブラシ繰上げ式コンパクト容器Info
- Publication number
- JPS5927203Y2 JPS5927203Y2 JP17863581U JP17863581U JPS5927203Y2 JP S5927203 Y2 JPS5927203 Y2 JP S5927203Y2 JP 17863581 U JP17863581 U JP 17863581U JP 17863581 U JP17863581 U JP 17863581U JP S5927203 Y2 JPS5927203 Y2 JP S5927203Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- piece
- slide piece
- recess
- makeup brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は化粧ブラシを収容する凹所を備えた容器本体に
蓋体を開閉自在に枢着してなるコンｉ〈クト容器の改良
に係るものである。
蓋体を開閉自在に枢着してなるコンｉ〈クト容器の改良
に係るものである。
従来のアイシャドウ容器やブラシシャー容器等のように
化粧ブラシ筐たは筆（以下単に化粧ブラシと称す）を収
容する凹所を備えたコンパクト容器では、この化粧ブラ
シを取り出しやすくするためこの凹所の前方部に指が差
し込めるえぐり部が形成されている。
化粧ブラシ筐たは筆（以下単に化粧ブラシと称す）を収
容する凹所を備えたコンパクト容器では、この化粧ブラ
シを取り出しやすくするためこの凹所の前方部に指が差
し込めるえぐり部が形成されている。
し力・シながら、このえぐり部を犬きくすると容器自体
が大きくなるとともに外観も悪くなるため、デザイン的
に小さくする傾向がある。
が大きくなるとともに外観も悪くなるため、デザイン的
に小さくする傾向がある。
このため化粧ブラシを使用する際に指が入りに〈〈化粧
ブラシが取り出しにぐいとい５問題があった。
ブラシが取り出しにぐいとい５問題があった。
本考案は上記の問題点に着目してなされたもので。
その目的は化粧ブラシを収容する凹所に指を差し込むた
めのえぐり部を全く必要とせず、しかも蓋体の開口と同
時に化粧ブラシを該凹所から繰上げて容易に取り出すこ
とのできるコンパクト容器を提供するにある。
めのえぐり部を全く必要とせず、しかも蓋体の開口と同
時に化粧ブラシを該凹所から繰上げて容易に取り出すこ
とのできるコンパクト容器を提供するにある。
以下に本考案の好適な実施例を添附図面を参照にして説
明する。
明する。
図にかいて、１は容器本体を示し、この内部には化粧料
を収納する凹所２が複数個並設されている。
を収納する凹所２が複数個並設されている。
この化粧料収納用凹所２の前方には化粧ブラシ３を収容
する横長の凹所４が形成されている。
する横長の凹所４が形成されている。
この容器本体１には蓋体５がその後端部において開閉自
在に枢着され、蓋体５の内面には鏡６が装着されまたそ
の前端縁には爪部片７が垂下している。
在に枢着され、蓋体５の内面には鏡６が装着されまたそ
の前端縁には爪部片７が垂下している。
爪部片７の内側には第１の突片８が一体的に形成され、
この第１の突片８と相対向して容器本体１の前端のボッ
クス状凹所９の奥面ゆ耳２の突片１０が形成され、蓋体
５を閉じると爪部片Ｔの第１の突片８が上記第２Ｑ突片
１０と「パチン」という音とともに係合して閉止位置を
占める。
この第１の突片８と相対向して容器本体１の前端のボッ
クス状凹所９の奥面ゆ耳２の突片１０が形成され、蓋体
５を閉じると爪部片Ｔの第１の突片８が上記第２Ｑ突片
１０と「パチン」という音とともに係合して閉止位置を
占める。
本考案では、容器本体１のボックス状凹所９内に前後に
摺動自在なスライドピース１１が介装されている。
摺動自在なスライドピース１１が介装されている。
このスライドピース１１の前方上面部はテーパー面１２
として形成され、このテーパー面１２０両側腕部１３−
１３はボックス状凹所９の奥面両側に形成されたスリン
Ｎ４−１４を貫通して内方に延長し、化粧ブラシ収納凹
所４内に侵入しここで終端をなしている。
として形成され、このテーパー面１２０両側腕部１３−
１３はボックス状凹所９の奥面両側に形成されたスリン
Ｎ４−１４を貫通して内方に延長し、化粧ブラシ収納凹
所４内に侵入しここで終端をなしている。
この両側腕部１３−１３の終端は内端傾斜面１５−１５
として形成されている。
として形成されている。
蓋体５を容器本体１に対して閉じ、前記第１の突片８と
第２の突片１０とが係合した第２図に示す閉止位置に於
ては、蓋体５の爪部片７が容器本体１のボックス状凹所
９内に入ってその下端がスライドピース１１のテーパー
面１２に当接しており、またスライドピース１１の腕部
１３−１３の内端傾斜面１５−１５は化粧ブラシ収納凹
所４の前方壁面４ａと略同−面上に位置している。
第２の突片１０とが係合した第２図に示す閉止位置に於
ては、蓋体５の爪部片７が容器本体１のボックス状凹所
９内に入ってその下端がスライドピース１１のテーパー
面１２に当接しており、またスライドピース１１の腕部
１３−１３の内端傾斜面１５−１５は化粧ブラシ収納凹
所４の前方壁面４ａと略同−面上に位置している。
この閉止位置力・ら第３図に示すようにスライドピース
１１を内方に押圧すると、このテーパー面１２が爪部片
７に作用して蓋体５を押し上げて第１の突片８と第２の
突片１０との係合を解除して蓋体５を容器本体１に対し
て解放する。
１１を内方に押圧すると、このテーパー面１２が爪部片
７に作用して蓋体５を押し上げて第１の突片８と第２の
突片１０との係合を解除して蓋体５を容器本体１に対し
て解放する。
これと同時に、スライドピース１１の両側腕部１３−１
３が化粧ブラシ収納凹所４の内部に進入するため、第３
図に示すようにこの腕部１３−１３の内端傾斜面１５−
１５によって化粧ブラシ３が凹所４の後方内壁面４ｂに
押しやられながら繰出され凹所４カ・ら突出する。
３が化粧ブラシ収納凹所４の内部に進入するため、第３
図に示すようにこの腕部１３−１３の内端傾斜面１５−
１５によって化粧ブラシ３が凹所４の後方内壁面４ｂに
押しやられながら繰出され凹所４カ・ら突出する。
その後は、蓋体５を自由に所望の角度に開けて、容器本
体１の上面力・ら突出している化粧ブラシ３２を指で摘
んで取り上げて使用することができる。
体１の上面力・ら突出している化粧ブラシ３２を指で摘
んで取り上げて使用することができる。
化粧ブラシ３を使用した後には、これをスライドピース
１１の腕部１３−１３の後方上端部と化粧ブラシ収納凹
所４の後方内壁面４ｂの上端との間に置いて蓋体５を閉
じると、蓋体５の内面で化粧ブラシ３が下方に押されス
ライドピース１１を前進させるので化粧ブラシ収納凹所
４内に自動的に収納され、次いで蓋体５の第１の突片８
が容器本体１の第２の突片１０と係合して閉止位置を占
める。
１１の腕部１３−１３の後方上端部と化粧ブラシ収納凹
所４の後方内壁面４ｂの上端との間に置いて蓋体５を閉
じると、蓋体５の内面で化粧ブラシ３が下方に押されス
ライドピース１１を前進させるので化粧ブラシ収納凹所
４内に自動的に収納され、次いで蓋体５の第１の突片８
が容器本体１の第２の突片１０と係合して閉止位置を占
める。
尚、上記のように化粧ブラシ３をスライドピース１１の
腕部１３−１３の後方上端部と化粧ブラシ収納凹所４の
後方内壁面４ｂの上端との間に置いて力・ら、化粧ブラ
シ３を軽く上方・ら押してやるとスライドピース１１は
前進して（Ｉｎブラシ３はその凹所４内に入るので、そ
の後に蓋体５を閉じることもできる。
腕部１３−１３の後方上端部と化粧ブラシ収納凹所４の
後方内壁面４ｂの上端との間に置いて力・ら、化粧ブラ
シ３を軽く上方・ら押してやるとスライドピース１１は
前進して（Ｉｎブラシ３はその凹所４内に入るので、そ
の後に蓋体５を閉じることもできる。
尚、本考案の上記実施例に於ては蓋体５の爪部片Ｉに形
成した第１の突片８と係合する第２の突片１０を容器本
体１に形成し、スライドピース１１を押し込むことによ
ってこのテーパー面１２で爪部片７を押し上げて上記第
１の突片８と第２の突片１０との保合を解除するように
したが、本考案はこのような実施例に限られるものでは
なく、例えば第４図及び第５図に示すように、スライド
ピース１１′に断面Ｕ字型の凹部１６を形成し、この凹
部の内側内壁面に前記第１の突片８と係合する第２の突
片１０を一体形成し、このスライドピースを内方に押し
込んだ時にこの第２の突片１０もこれとともに移動して
第１の突片８との係合が解除されるようにしてもよい。
成した第１の突片８と係合する第２の突片１０を容器本
体１に形成し、スライドピース１１を押し込むことによ
ってこのテーパー面１２で爪部片７を押し上げて上記第
１の突片８と第２の突片１０との保合を解除するように
したが、本考案はこのような実施例に限られるものでは
なく、例えば第４図及び第５図に示すように、スライド
ピース１１′に断面Ｕ字型の凹部１６を形成し、この凹
部の内側内壁面に前記第１の突片８と係合する第２の突
片１０を一体形成し、このスライドピースを内方に押し
込んだ時にこの第２の突片１０もこれとともに移動して
第１の突片８との係合が解除されるようにしてもよい。
筐た、前記第１実施例ではスライドピースの前方上面部
にテーパー面を形成したが、この第４図及び第５図に示
した実施例では、蓋体５の爪部片７の前方下面部にテー
パー面１７を形成し、第４図に示す蓋体の閉止位置から
スライドピース１１′を内方に押し込むと第１の突片８
と第２の突片１０との保合が分離するとともにスライド
ピース１１’の角部がこのテーパー面１７に作用して蓋
体を上方に押し上げて開放する。
にテーパー面を形成したが、この第４図及び第５図に示
した実施例では、蓋体５の爪部片７の前方下面部にテー
パー面１７を形成し、第４図に示す蓋体の閉止位置から
スライドピース１１′を内方に押し込むと第１の突片８
と第２の突片１０との保合が分離するとともにスライド
ピース１１’の角部がこのテーパー面１７に作用して蓋
体を上方に押し上げて開放する。
以上のように本考案の化粧ブラシ繰上げ式コンパクト容
器では、スライドピース１１の前端面が外部に露出して
いて、手指によってとの前端面を内方に押し込むことに
よって蓋体５と容器本体１との閉止係合を解除すること
ができると同時に化粧ブラシ３をその収納凹所４から繰
上げられるので、蓋体５の開放と化粧ブラシ３の取出し
が極めて簡便に行えるのである。
器では、スライドピース１１の前端面が外部に露出して
いて、手指によってとの前端面を内方に押し込むことに
よって蓋体５と容器本体１との閉止係合を解除すること
ができると同時に化粧ブラシ３をその収納凹所４から繰
上げられるので、蓋体５の開放と化粧ブラシ３の取出し
が極めて簡便に行えるのである。
更に、化粧ブラシ収納凹所に従来形成されていたような
えぐり部を不要とし、凹所４を小さくすることができる
力・ら、コンパクト容器の小型化を計ることができる。
えぐり部を不要とし、凹所４を小さくすることができる
力・ら、コンパクト容器の小型化を計ることができる。
第１図は本考案に係るコンパクト容器のスライドピース
を分解して示す蓋体を開放した状態の斜視図、第２図は
本考案のコンパクト容器の閉止位置における断面図、第
３図は第２図の状態力・らスライドピースを内方へ押し
込んだ状態を示す断面図、第４図は本考案の他の実施例
に係るコンパクト容器の閉止位置における断面図、第５
図は第４図の状態力・らスライドピースを内方へ押し込
んだ状態を示す断面図。 １・・・・・・容器本体、３・・・・・・化粧ブラシ、
４・・・・・・化粧ブラシ収納凹所、５・・・・・・蓋
体、８，１０・・・・・・係合突片、１１・・・・・・
スライドピース、１２・・・・・・テーパー面、１３・
・・・・・腕部、１５・・・・・・下方傾斜面。
を分解して示す蓋体を開放した状態の斜視図、第２図は
本考案のコンパクト容器の閉止位置における断面図、第
３図は第２図の状態力・らスライドピースを内方へ押し
込んだ状態を示す断面図、第４図は本考案の他の実施例
に係るコンパクト容器の閉止位置における断面図、第５
図は第４図の状態力・らスライドピースを内方へ押し込
んだ状態を示す断面図。 １・・・・・・容器本体、３・・・・・・化粧ブラシ、
４・・・・・・化粧ブラシ収納凹所、５・・・・・・蓋
体、８，１０・・・・・・係合突片、１１・・・・・・
スライドピース、１２・・・・・・テーパー面、１３・
・・・・・腕部、１５・・・・・・下方傾斜面。
Claims (1)
- 化粧ブラシを収容する凹所を備えた容器本体に蓋体をそ
の後方部に於て開閉自在に枢着してなるコンパクト容器
に於て、該容器本体の前端部にスライドピースを摺動自
在に装着し、該スライドピースは、前端面が外部に露出
していて手指によって内方に押し込み可能とされ、該ス
ライドピースの前方上面部と該蓋体の前方下面部の何れ
か一方がテーパー面として形成され、該蓋体の閉止位置
にて該スライドピースを内方へ押し込むと該テーパー面
が該蓋体の前方下面部に作用して該蓋体を上方に押し上
げるように構成され、更に該スライドピースの内端には
傾斜面が形成されて、該傾斜面は該スライドピースが内
方に押し込筐れた時に該化粧ブラシを該凹所の底面力・
ら持ち上げるように構成されていることを特徴とする化
粧ブラシ繰上げ式コンパクト容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17863581U JPS5927203Y2 (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 化粧ブラシ繰上げ式コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17863581U JPS5927203Y2 (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 化粧ブラシ繰上げ式コンパクト容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5884008U JPS5884008U (ja) | 1983-06-07 |
| JPS5927203Y2 true JPS5927203Y2 (ja) | 1984-08-07 |
Family
ID=29973615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17863581U Expired JPS5927203Y2 (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 化粧ブラシ繰上げ式コンパクト容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927203Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60139741U (ja) * | 1984-02-28 | 1985-09-14 | 紀伊産業株式会社 | 容器の開閉機構 |
| JP4431188B1 (ja) * | 2009-07-24 | 2010-03-10 | エム・エフ・ヴィ株式会社 | 化粧品用容器 |
-
1981
- 1981-12-02 JP JP17863581U patent/JPS5927203Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5884008U (ja) | 1983-06-07 |
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| JPH052891Y2 (ja) | ||
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