JPH0629262Y2 - 蓋のロック装置 - Google Patents

蓋のロック装置

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JPH0629262Y2
JPH0629262Y2 JP1987038605U JP3860587U JPH0629262Y2 JP H0629262 Y2 JPH0629262 Y2 JP H0629262Y2 JP 1987038605 U JP1987038605 U JP 1987038605U JP 3860587 U JP3860587 U JP 3860587U JP H0629262 Y2 JPH0629262 Y2 JP H0629262Y2
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JP
Japan
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tool
operation shaft
lid
waterproof cap
insertion hole
Prior art date
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Application number
JP1987038605U
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JPS63145985U (ja
Inventor
政 小島
雅志 高橋
Original Assignee
旭テック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、通信ケーブル・送電ケーブル等を収容したU
字溝あるいは排水溝等のサービス穴を閉塞する蓋のロッ
ク装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、この種の蓋は、第三者によって不用意に開閉さ
れることのないように、ロック機構が蓋の内側に配置さ
れ、また、このロック機構を操作するために蓋に穿設さ
れた工具差込み孔は、雨水・泥等の浸入を防止するた
め、該蓋の上部で防水キャップにより閉塞されるように
なっている。
ところで従来における蓋のロック装置として、第7図に
示す構造のものがあった。
即ち、金属資材によりL字状に屈曲形成した受枠2をU
字溝1の両側上縁に固定し、各受枠2の側壁内面に受棚
2aを内側方に向けて対向状に突出形成し、これら受棚
2a上面に凹状に形成した蓋4の両端部を載置して上記
U字溝1の上面を閉塞する。
また、上記蓋4両端部の下部に補強リブ4aを介して上
記板4bを取付けるとともに、この支持板4bに操作軸
5を起立配置して回転可能に嵌挿支持し、この操作軸5
の下部に受枠2底辺2bの下面に向かって延出する長方
形状の係止具6を固定するとともに、操作軸5の上端部
に板材からなる操作片5aを固定する。
そして、上記操作軸5の上方に位置する蓋4の上面を化
粧壁7で囲撓し、この化粧壁7およびこの直下の蓋4に
工具差込み孔7a・4cを穿設し、上方の工具差込み孔
7aは、頭部に操作穴8aを有する防水キャップ8をね
じ嵌合することにより開閉する。
そして、第8図に示すように、防水キャップ8頭部の操
作穴8aに係合する第1操作具9aおよび操作軸5の上
端部に係合する第2操作具9bを有する工具9を設け、
上記第1操作具9aにより防水キャップ8を開閉操作
し、また、第2操作具9bを工具差込み孔7a・4cか
ら挿通し、該第2操作具9bにより操作軸5を正逆回転
させて上記係止具6を受枠2の底辺2bの下面に係脱さ
せるようにした構造のものがあった。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のものは、係止具6を有する操作軸5と、化粧
壁7の工具差込み孔7aを閉塞する防水キャップ8とが
それぞれ単独に操作可能になっていたため、係止具6の
ロック操作を忘れた状態で防水キャップ8を工具差込み
孔7aに装着することがあった。
また、係止具6をロック操作していても、その後、振動
等の外部負荷によって不用意に開作動することがあっ
た。
本考案は、上記不都合を解消した新規な蓋のロック装置
を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、以下の如く構成
したものである。
即ち、受枠の側部に設けた受棚に蓋を載置し、該蓋の下
部に操作軸を回転可能に起立支持し、この操作軸の下部
に一側方に延出する係止具を固定し、前記操作軸の上部
に工具により操作軸を回転させるための係合部を設け、
操作軸の上方に位置する蓋の上部に工具差込み孔を穿設
し、この工具差込み孔から挿通した工具により操作軸を
回転して前記係止具を受枠の側部に係脱させてなる蓋の
ロック装置において、前記工具差込み孔に着脱可能にか
つ回転不能に嵌合する防水キャップを設け、防水キャッ
プの下部に、係止具が受枠の側部に係止した際のみ操作
軸の上部の係合部に嵌合して操作軸の回転を阻止し、係
止具が受枠の側部に係止していない際には操作軸の上部
と干渉して防水キャップが工具差し込み孔に嵌合するこ
とを阻止する係合部を設ける構成にしたものである。
(作用) 本考案は上記構成にしたものであるから、操作軸を回転
させて係止具を受枠の側部に係合させ、防水キャップを
蓋の工具差込み孔に向けて嵌合操作すると、この防水キ
ャップの下部が係止具の上部と軸方向に嵌合し、上記防
水キャップが工具差込み孔に嵌入することになる。
そして、上記操作軸は防水キャップによってその後の回
転が阻止されることになる。
また、上記係止具が受枠の側部から離脱している際に、
防水キャップを蓋の工具差込み孔に向けて嵌合操作する
と、この防水キャップの下部は係止具の上部に対して軸
方向への嵌合が阻止され、これにより、防水キャップの
工具差込み孔への嵌入が阻止されることになる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
まず図面において、第1図は本考案の実施例を示す要部
断面図、第2図はそのII−II拡大断面図、第3図は防水
キャップを取り外した状態の平面図、第4図は防水キャ
ップの背面図である。
第1図において、10はサービス穴をなすU字溝であ
り、内部には通信ケーブル・送電ケーブル等が収容され
ている。
上記U字溝10の両側上縁には金属資材により形成され
た受枠11を固定し、各受枠11の側壁内面に受棚11
aを内側方に向けて対向状に突出形成する。この受棚1
1aは、その内端が上方に屈曲するU字状に形成してな
る。
上記受棚11a上面に蓋12の両端部を載置して上記U
字溝10の上面を閉塞する。この蓋12は、その周壁1
2aを上方に起立させこの周壁により包囲された凹部に
化粧用のタイル20を敷設し、下面に補強用のリブ12
bを井桁状に突出形成してなる。
また、受枠11に対面する蓋12端部の幅方向中心部に
は、第1図および第3図に示すように、上方に隆起した
キャップ載置壁13と、これの下方にて対面する支持壁
14とを形成する。
上記キャップ載置壁13は盆状に凹ませてこの部に平板
かつ長方形状の防水キャップ15を嵌合・離脱可能に載
置し、また、上記支持壁14には、操作軸16を起立配
置して回転可能に嵌挿支持する。
上記操作軸16の下部には受枠11の受棚11aの下面
に向かって延出する長方形状の係止具17を固定する。
上記操作軸16の上方に対面する部位のキャップ載置壁
13に工具差込み孔13aを穿設する。この工具差込み
孔13aは、第3図に示すように、左右方向に細長くか
つ途中に狭幅の係合壁13bを有する長方形状に形成す
る。
上記キャップ載置壁13に嵌合する防水キャップ15の
裏面には、第4図に示すように、操作軸16の直上方に
て工具差込み孔13aの左部に嵌合する突起15aと、
工具差込み孔13aの右部に嵌合して係合壁13bに係
合する爪15bとを突出形成する。
そして、第1図に示すように、キャップ載置壁13に載
置した防水キャップ15を、頭部に操作穴18aを有す
る止め具18により、その左端部にてキャップ載置壁1
3の左端部にねじ止め固定する。
ここで、上記防水キャップ15の突起15a下部と上記
操作軸16上端部とに、規制機構19を設ける。
この規制機構19は、第1図に示すように、係止具17
が受枠11の受棚11a下面に係合した際に、第2図に
示すように、突起15aの下端に突出形成した一文字状
の係合部15cと、操作軸16の上端部に凹欠き形成し
た一文字状の係合部16aとを上下方向から互いに着脱
可能に係合させてなる。
なお、上記規制機構19は、係止具17が受枠11の受
棚11a下面に係合した際に、突起15a下部と操作軸
16上部とが互いに軸方向(上下方向)に嵌合しかつ相
対回転不能に係合すればよく、例えば前述とは逆に、突
起15aの係合部15bを凹条に、操作軸16の係合部
16aをこれと嵌合する凸条に形成してもよい。
第6図において、21は止め具18および操作軸16を
操作する十文字状の工具であり、止め具18の操作穴1
8aに嵌合係止する第1操作具21aと、操作軸16の
係合部16aに嵌合係止する板状の係合する第2操作具
21bとを有してなり、これにより、上記第1操作具2
1aにより防水キャップ15を開閉操作し、また、第2
操作具21bを工具差込み孔13aから挿通し、該第2
操作具21bにより操作軸16を正逆回転させて上記係
止具17を受枠11の受棚11a下面に係脱させるよう
にする。
なお、上記第2操作具21bの水平方向の長さは、工具
差込み孔13aの短尺方向の幅よりも若干長寸にし、こ
れにより、上記係止具16を受棚11aから離脱操作し
た直後に、この第2操作具21bを工具差込み孔13a
の短尺側の端部壁下面に係合させて蓋12を受枠11か
ら上方に開作動できるようにしてある。
次に上記実施例の使用態様について説明する。
まず、蓋12を受枠11の受棚11aに載置し、次い
で、工具21の第2操作具21bを工具差込み孔13a
から挿通して操作軸16の係合部16aに係合させ、該
操作軸16を係止具17が受棚11aの下面に到来する
まで回転させる。
さすれば、上記操作軸16の係合部16a(凹条)が防
水キャップ15側の係合部15c(凸条)に対して嵌合
位置に対面することになる。
次いで、防水キャップ15をキャップ載置壁13に載置
すると、この防水キャップ15下部の係合部15cが工
具差込み孔13aを経て操作軸16上部の係合部16a
に嵌入係合し、上記防水キャップ15がキャップ載置壁
13に円滑に嵌合載置されることになる。
次いで、止め具18により防水キャップ15をキャップ
載置壁13に固定する。
これにより、上記操作軸16従って係止具17は、その
後の回転が防水キャップ15によって阻止されることに
なる。
一方、第5図に示すように、上記係止具17が受枠11
の下面から離脱した状態になっている際には、操作軸1
6上部の係合部16aが防水キャップ15側の係合部1
5cに対して非嵌合位置で対面することになる。
このため、上記状態で防水キャップ15をキャップ載置
壁13に載置すると、上記係合部15cが係止具17上
部の係合部16aと干渉して防水キャップ15がキャッ
プ載置壁13に円滑に嵌合しなくなり、止め具18によ
るキャップ載置壁13への固定ができなくなる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかな如く、本考案によれば、係止具
が受枠に係止した際にのみ防水キャップを取付けること
ができるので、係止具の受枠への係止操作忘れを確実に
防止することができる。
しかも、係止作動された係止具は、防水キャップの取付
けによってその回動が規制されるので、その後振動等の
外部負荷によって不用意に開作動することがなくなる等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部断面図、第2図はそ
のII−II拡大断面図、第3図は防水キャップを取り外し
た状態の平面図、第4図は防水キャップの背面図、第5
図はロック機構が開作動した状態の要部断面図、第6図
は本考案の蓋を開閉操作する工具の側面図、第7図は従
来例を示す要部断面図、第8図は従来の蓋を開閉操作す
る工具の側面図である。 10:U字溝、11:受枠、11a:受棚、12:蓋、
13:キャップ載置壁、13a:工具差込みあな、1
4:支持壁、15:防水キャップ、15a:突起、15
c:係合部(一方の規制機構)、16:操作軸、16
a:係合部(他方の規制機構)、17:係止具、18:
止め具、18a:操作穴、19:規制機構、20:化粧
タイル、21工具、21a:第1操作具、21b:第2
操作具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−110149(JP,U) 実開 昭55−145554(JP,U) 実開 昭57−109313(JP,U) 実公 昭62−4595(JP,Y2) 実公 昭60−19158(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受枠(11)の側部に設けた受棚(11
    a)に蓋(12)を載置し、該蓋(12)の下部に操作
    軸(16)を回転可能に起立支持し、この操作軸(1
    6)の下部に一側方に延出する係止具(17)を固定
    し、前記操作軸(16)の上部に工具により操作軸(1
    6)を回転させるための係合部(16a)を設け、操作
    軸(16)の上方に位置する蓋(12)の上部に工具差
    込み孔(13a)を穿設し、この工具差込み孔(13
    a)から挿通した工具により操作軸(16)を回転して
    前記係止具(17)を受枠(11)の側部に係脱させて
    なる蓋のロック装置において、前記工具差込み孔(13
    a)に着脱可能にかつ回転不能に嵌合する防水キャップ
    (15)を設け、防水キャップ(15)の下部に、係止
    具(17)が受枠(11)の側部に係止した際のみ操作
    軸(16)の上部の係合部(16a)に嵌合して操作軸
    (16)の回転を阻止し、係止具(17)が受枠(1
    1)の側部に係止していない際には操作軸(16)の上
    部と干渉して防水キャップ(15)が工具差し込み孔
    (13a)に嵌合することを阻止する係合部(15c)
    を設けたことを特徴とする蓋のロック装置。
JP1987038605U 1987-03-17 1987-03-17 蓋のロック装置 Expired - Lifetime JPH0629262Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987038605U JPH0629262Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17 蓋のロック装置

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JP1987038605U JPH0629262Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17 蓋のロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63145985U JPS63145985U (ja) 1988-09-27
JPH0629262Y2 true JPH0629262Y2 (ja) 1994-08-10

Family

ID=30851005

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987038605U Expired - Lifetime JPH0629262Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17 蓋のロック装置

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55145554U (ja) * 1979-04-06 1980-10-18
JPS56110149U (ja) * 1980-01-23 1981-08-26
JPS624595U (ja) * 1985-06-25 1987-01-12

Also Published As

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JPS63145985U (ja) 1988-09-27

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