JP2576812Y2 - 収 納 箱 - Google Patents

収 納 箱

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JP2576812Y2
JP2576812Y2 JP1988015405U JP1540588U JP2576812Y2 JP 2576812 Y2 JP2576812 Y2 JP 2576812Y2 JP 1988015405 U JP1988015405 U JP 1988015405U JP 1540588 U JP1540588 U JP 1540588U JP 2576812 Y2 JP2576812 Y2 JP 2576812Y2
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JP1988015405U
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Inventor
隆寛 山内
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小島プレス工業 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は収納箱に関するものである。特に収納箱の収
納箱本体と蓋体とを着脱自在に係止せしめる磁性体の収
納箱本体もしくは蓋体に対する組み付けに関するもので
ある。
[従来の技術] 従来の収納箱の蓋体の係止機構を自動車用コンソール
ボックスに取り付けられるカセットボックスを例にして
第8図乃至第10図に基づいて説明する。
図において、カセットボックス301の蓋体303は収納箱
本体302にヒンジ304を介して開閉自在に取り付けられて
いる。
収納箱本体302と蓋体303の係止機構は、収納箱本体30
2の周縁部前端上に形成された収納箱305の底部に磁性体
307のガタ付きを防止するスポンジ、フェルト等よりな
るクッション材306を敷き、クッション材306の上に磁性
体307を嵌め込む。
磁性体307は、直方体の磁石307aに凸字状の鉄板307b
を磁着して形成されている。
磁性体307は、鉄板307bの突起307cが突出可能な溝308
aを有する押え板308により押圧された収納部305内に保
持される。押え板308は、ビス309を押え板308に形成さ
れた孔部308bに挿通して締着させることにより取り付け
られる。このとき、磁性体307の突起307cは押え板308の
溝308aから若干突出している。
この突起307cに、蓋体303にビス311により取り付けら
れた凸状に折曲形成された鉄板310が係着し蓋体303は収
納箱本体302に対し閉止される。蓋体303を開放する場合
は、蓋体303を上方に持ち上げれば、係着が解除され蓋
体303は開放される。
[従来技術の問題点] しかしながら、前記の係止機構には次のような問題点
がある。
すなわち、上記係止機構の磁性体の組み付けに置い
て、クッション材、磁性体を収納箱本体に形成された収
納部に配置し、押え板をビスで取り付けるため、組み付
け作業が煩雑なものとなってしまう。また上記のように
構成品が多いため製造コストが割高となってしまう。さ
らに、上記構成品を意匠側よりビス締めするため、使用
者側よりビスが見えてしまい見栄えが悪くなってしまう
という問題点がある。
[本考案の目的] 本考案は、前記問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的は、最小限の構成品で、組み付けが容易であり、
且つ意匠性の優れた蓋付き収納箱の収納箱本体の係止構
造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本考案は次のように構成さ
れている。
すなわち、収納箱本体と、該収納箱本体に開閉自在に
取り付けられた蓋体と、該蓋体を収納箱本体に着脱自在
に係着する磁性体を用いた係止機構からなる収納箱にお
いて、前記収納箱本体と前記蓋体の着脱開閉される際に
互いに向いあう面の裏側の面の少なくともいずれか一方
に磁性体を収納する収納部を一体的に形成すると共に、
該収納部には該磁性体を該収納部内に保持する係止部が
形成されている収納箱とした。
また、収納箱本体と、該収納箱本体に開閉自在に取り
付けられた蓋体と、該蓋体を収納箱本体に着脱自在に係
着する磁性体を用いた係止機構からなる収納箱におい
て、前記収納箱本体と前記蓋体の着脱開閉される際に互
いに向いあう面の少なくともいずれか一方に前記磁性体
を収納する収納部を一体的に形成すると共に、該収納部
に係合し、該磁性体を該収納部内に保持する係止部材を
備えている収納箱とした。
[実施例] 以下、第1図乃至第5図の図面に基づいて、本考案を
詳細に説明する。
自動車のコンソールボックスに取り付けられるカセッ
トボックス1の収納箱本体2の周縁部前端の裏側に形成
された収納部5は逆L字状に切り欠かれた開口部を有
し、溝部5a、爪部5b、ストッパ部5cが形成されている。
磁性体7は、直方体の永久磁石7aの両側に凸字状の鉄
板7bが磁着されて形成されている。
押え板8は前記収納部5の逆L字状の切り欠きに対応
した逆L字状に形成されており、前記磁性体7のA方向
のガタ付きを防止する弾性片8aが一体に形成されてい
る。
引き続き前記のように構成されたカセットボックス1
の収納箱本体2に対する磁性体7の組み付けと作用につ
いて説明する。
カセットボックスの周縁部前端の裏側に形成された収
納部5に磁性体7を配置する。このとき磁性体7の突起
7cが収納部5に形成された溝部5aに嵌め込まれた状態と
なっている。次に逆L字状の押え板8を収納部5に形成
された爪部5bを押し拡げながら嵌め込む。この場合、収
納部5は逆L字状に切り欠かれているため爪部5bはc方
向にたわみ易くなっている。
前記のように組み付けられた状態において磁性体7は
押え板8の弾性片8aに押さえ付けられているためA方向
のガタ付きは発生しない。また弾性片8aの反発力によ
り、押え板8は爪部5bに強固に係合する。さらに押え板
8はストッパ5cによりB方向への動きが規制されてい
る。
上記のように組み付けられた磁性体7は使用者側より
見ると、収納箱本体2の周縁部前端に形成された凹部9
の表面より突起7cが若干突出している。この状態で蓋体
3を閉止すれば、蓋体にビス11で取り付けられた凸字状
に折り曲げ形成された鉄板10が突起7cに係着することに
より蓋体3は完全に閉止される。蓋体3を開放したい場
合には蓋体3を上方に持ち上げれば係着は解除され蓋体
3は開放される。
また、カセットボックス1の収納箱本体2周縁部前端
の表側に形成された凹部9は、蓋体3を完全に閉止する
とともに、蓋体3にビス11で取り付けられた凸字状の鉄
板10の突起10aが磁性体7の突起7cと係着可能な高さに
形成されている。
第7図は本考案第2実施例を示すものである。先の実
施例が収納部5に爪部5bを形成し、押え板8を爪部5bに
係合させることにより磁性体7を収納部5内に保持する
ようにしたものであるが、本考案は押え板108に爪部を
形成したものである。
図に基づいてさらに詳しく説明する。磁性体7が挿入
される収納部105は、その一面が開口部となったケース
状に形成されており、その開口部と対向する面には溝部
105が形成されている。
押え板108は、磁性体107をガタ付きなく収納部105内
に保持するため、磁性体107の底面を押付する弾性片108
aと、押え板108を収納部105の内壁面に係止するための
爪部108bが一体に形成されている。
組み付けとしては、カセットボックスの収納箱本体2
の周縁部前端部の裏側に形成された収納部105内に磁性
体107を配置する。このとき、磁性体107の突起107cは溝
部105aに嵌め込まれ、カセットボックス1の収納箱本体
2の周縁部前端部に形成された凹部9より若干突出して
いる。
次に、押え板108を凹部105内に強制的に嵌め込む。こ
のとき磁性体107は押え板108の弾性片108aがその底面を
押しつけているため、ガタ付きなく凹部105内に保持さ
れる。
また、押さえ板108は、係止爪108bが凹部105の内壁面
に引っ掛かって係止され、外れることはない。
その他の構成、作用は第1実施例と同様であるため省
略する。
以上、前記実施例を基に本考案を説明してきたが本考
案はこれらのものに限定されるものではない。
前記実施例においては、磁性体の配置される場所を収
納箱本体側に設けた例を説明したがこれに限定されるも
のでなく蓋体側に設けてもよい。
第7図は、本考案第3実施例であり、蓋体に磁性体の
収納部を設けた例を示すものである。
図において、蓋体3はアウターケース3aとインナーケ
ース3bとの2部材によって構成され、収納部205はイン
ナーケース3b側に形成される。
収納部205は、前述した本考案第1実施例と同じ構成
であり、磁性体207も同じように組み付けられるため第
1実施例の符号に200を加え、詳しい説明は省略する。
このようにして磁性体207を組み付けたインナーケー
ス3bは、該インナーケース3bに穿設された孔203bにアウ
ターケース3aに立設された200で締着することにより蓋
体3は完成する。
本例においては、インナーケース3bに本考案第2実施
例で例示した収納部105と同様の収納部を形成すること
も当然可能である。
また、本考案第1実施例に示される形状の磁性体収納
部であれば、その爪のみで磁性体を保持するようにする
ことも可能であり、押え板も必ずしも必要とされるもの
ではない。
さらに、前記実施例においては、収納箱はその例示と
して自動車用カセットボックスを例にとって説明したが
これに限定される必要はなく自動車用コンソールボック
ス、自動車用グラブボックス、オーディオラック等、蓋
体を係止させる手段に磁性体を用いるものであれば本考
案は適用可能である。
その他一々列挙しないが、本考案は当業者の知識に基
づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様におい
て実施され得るものであり、またそのような実施態様が
本考案の主旨を逸脱しない限り、何れも本考案の範囲内
に含まれるものであることは、言うまでもないことであ
る。
[考案の効果] 前記構成によれば、磁性体を収納箱の収納箱本体側、
または蓋体側の裏側より組み付けるため、磁性体取り付
け部材が、使用者側より見えないため意匠性が向上す
る。
また、磁性体を少ない構成部品で簡単に組み付けでき
るため組み付け作業が向上し、ひいてはコストダウンに
つながる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかるカセットボックスを示す全体
斜視図、 第2図は、本考案の収納箱要部の拡大斜視図、 第3図は、本考案の第1実施例にかかわる収納箱要部の
裏側から見た斜視図、 第4図は、その要部を示す分解斜視図、 第5図は、その断面図、 第6図は、本考案第2実施例にかかわる収納箱要部の分
解斜視図、 第7図は、本考案の第3実施例にかかわる蓋体要部を示
す断面図、 第8図は、従来の蓋体を有する収納箱の全体斜視図、 第9図は、従来の収納箱要部の分解斜視図、 第10図は、その断面図である。 2……収納箱本体 3……蓋体 3a……インナーケース 5,105,205……収納部 5b,108b……係合部 7,107,207……磁性体 8,108,208……押え板(係止部材)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納箱本体と、該収納箱本体に開閉自在に
    取り付けられた蓋体と、該蓋体を収納箱本体に着脱自在
    に係着する磁性体を用いた係止機構からなる収納箱にお
    いて、 前記収納箱本体と前記蓋体の着脱開閉される際に互いに
    向いあう面の裏側の面の少なくともいずれか一方に磁性
    体を収納する収納部を一体的に形成すると共に、該収納
    部には該磁性体を該収納部内に保持する係止部が形成さ
    れていることを特徴とする収納箱。
  2. 【請求項2】収納箱本体と、該収納箱本体に開閉自在に
    取り付けられた蓋体と、該蓋体を収納箱本体に着脱自在
    に係着する磁性体を用いた係止機構からなる収納箱にお
    いて、 前記収納箱本体と前記蓋体の着脱開閉される際に互いに
    向いあう面の裏側の面の少なくともいずれか一方に磁性
    体を収納する収納部を一体的に形成すると共に、該収納
    部に係合し、該磁性体を該収納部内に保持する係止部材
    を備えていることを特徴とする収納箱。
JP1988015405U 1988-02-08 1988-02-08 収 納 箱 Expired - Lifetime JP2576812Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200449429Y1 (ko) 2008-01-28 2010-07-08 노승현 문고정구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4526398Y1 (ja) * 1966-10-22 1970-10-14

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KR200449429Y1 (ko) 2008-01-28 2010-07-08 노승현 문고정구

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