JP3063728U - 懐中鏡 - Google Patents

懐中鏡

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JP3063728U
JP3063728U JP1999003152U JP315299U JP3063728U JP 3063728 U JP3063728 U JP 3063728U JP 1999003152 U JP1999003152 U JP 1999003152U JP 315299 U JP315299 U JP 315299U JP 3063728 U JP3063728 U JP 3063728U
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JP
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end plate
recess
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frame
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JP1999003152U
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English (en)
Inventor
芳一 服部
Original Assignee
服部製鏡株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】合成樹脂製のケース内に鏡板を取り付けた従来
の懐中鏡は、デザインが画一的で、かつケースと本体と
の間に隙間を生じて見苦しく、またここに埃が溜まって
非衛生的になりがちでった。さらに、長年に携帯使用し
ていると、鏡板がケースから外れ落ちるおそれもあっ
た。本考案は、これらの点の改善を課題とする。 【解決手段】蓋体3が取り付けられた合成樹脂製のケー
ス本体2内に鏡板4を取り付けた懐中鏡において、鏡板
4が収納保持されたケース本体2の凹所2aに、各種デ
ザインや色彩が施された枠体5を着脱可能に嵌合させ、
この枠体5で鏡板4の上面外周縁を体裁良く覆うと共
に、鏡板4の脱落を防止することとした。また、このこ
とで容易にその意匠性を変えることができ、需要者の多
様な要求に対応できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、鏡を携帯に便利なように合成樹脂製のケース内に収納した懐中鏡に 関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の懐中鏡の一例を示した分解斜視図である。図示したように、こ の懐中鏡は、ケース本体2とこのケース本体2の一側に枢着された蓋体3とで構 成されたケース1内に鏡板4を取り付けたものである。
【0003】 上記ケース本体2は、表面に凹所2aを有する方形の板状に合成樹脂で成形さ れたものであり、その一側には、凹所2aの対向壁2b,2cを外方に突出させ るように一対の支持部2f,2gが突設されている。そして、それぞれの支持部 2f,2gには、枢軸(図示せず)を挿通させるための通孔2f’,2g’が横 方向に貫通するように設けられている。また、凹所2aの周壁2b,2c,2d ,2eは、支持部2f,2gが突設された後側の壁2dが、やや低く形成され、 この壁2dに対向した前側の壁2eには、その中程に凹部2e’が設けられてい る。
【0004】 蓋体3は、ケース本体2の凹所2a内に嵌まり込むように、この凹所2aの内 寸とほぼ等しい外寸の板状に合成樹脂で成形されたものであり、その一側には、 裏面側に突出するように突部3aが設けられている。そして、この突部3aの両 側には、それぞれ枢軸取付用の穴3a’が設けられている。また、突部3aが設 けられた他方側の端縁には、その中程に上記凹部2e’に嵌まり込む突片3bが 、外方突設されている。
【0005】 そして、蓋体3の突部3aをケース本体2の支持部2f,2gの間に差し込み 、両支持部2f,2gの外方から、それぞれ枢軸となるビス(図示せず)を突部 3aの穴3a’にねじ込むことにより、蓋体3がケース本体2の上面を開閉し得 るようにその一側に枢着されるものである。
【0006】 鏡板4は、ケース本体2に設けられた凹所2aの内寸とほぼ等しい大きさに形 成され、その裏面を凹所2aの底面に接着することにより、この凹所2aに取り 付けられていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の懐中鏡では、鏡板をケース本体の凹所に確実に嵌め込めるよう に、その大きさを凹所の内寸よりやや小さく形成していた。そのため、凹所の内 壁と鏡の端部との間に隙間を生じて、見苦しく、またこの隙間に埃などが溜まり やすく、一層見栄えが悪くなると共に、非衛生的になりがちであるという問題点 を有していた。
【0008】 さらにこの鏡板は、裏面の接着のみで凹所に固定されていたので、長年の使用 に伴ってこの接着が剥がれ、ケース本体から脱落するおそれがあった。また鏡板 の裏面を接着することにより、鏡板の裏面に設けられた反射面が剥がれて、鏡と しての機能を損なうというおそれもあった。
【0009】 本考案は上記従来の懐中鏡が有していた問題点の解決を課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために本考案のうち、請求項1記載の考案は、平板な 鏡板と、この鏡板を収納保持する凹所が設けられた合成樹脂製のケース本体と、 ケース本体の一側にこの本体の上面を開閉し得るように枢着された蓋体とを具備 した懐中鏡において、鏡板が収納された凹所の上側対向内壁間に、鏡板の上面外 周縁を覆う枠体を着脱可能に嵌合させたことを特徴とするものである。
【0011】 請求項2記載の考案は、平板な鏡板と、この鏡板を収納保持する凹所が設けら れた合成樹脂製のケース本体と、ケース本体の一側にこの本体の上面を開閉し得 るように枢着された蓋体とを具備した懐中鏡において、上記鏡板が、この鏡板の 端縁を覆うように取り付けられた枠体を介して本体の凹所に着脱可能に嵌合させ たことを特徴とするものである。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示した実施の形態に基づき詳細に説明する。なお、図におい て、従来例において示したものと同一機能部品には、同一符号を付している。
【0013】 図1は本考案に係る懐中鏡の一実施形態の分解斜視図である。図示したように この懐中鏡は、従来のものと同様に、ケース本体2とこのケース本体2の一側に 枢着された蓋体3とで構成されたケース1内に、鏡板4を収納できるように取り 付けたものである。
【0014】 上記ケース本体2は、表面に凹所2aを有する方形の板状に合成樹脂で成形さ れたものであり、その一側には、凹所2aの対向壁2b,2cを外方に突出させ るように一対の支持部2f,2gが突設されている。そして、それぞれの支持部 2f,2gには、ビスなどの枢軸(図示せず)を挿通させるための通孔2f’, 2g’が横方向に貫通するように設けられている。また、凹所2aの周壁は、支 持部2f,2gが突設された後側の壁2dが、やや低く形成され、この壁2dに 対向した前側の壁2eには、その中程に凹部2e’が設けられている。
【0015】 蓋体3は、ケース本体2の凹所2a内に嵌まり込むように、この凹所2aの内 寸とほぼ等しい外寸の板状に合成樹脂で成形されたものであり、その一側には、 裏面側に突出するように突部3aが設けられている。そして、この突部3aの両 側には、それぞれ枢軸取付用の穴3a’が設けられている。また、突部3aが設 けられた他方側の端縁には、その中程に上記凹部2e’に嵌まり込む突片3bが 、外方突設されている。
【0016】 そして、蓋体3の突部3aをケース本体2の支持部2f,2gの間に差し込み 、両支持部2f,2gの外方から、それぞれ枢軸となるビス(図示せず)を突部 3aの穴3a’にねじ込むことにより、蓋体3がケース本体2の上面を開閉し得 るようにその一側に枢着されるものである。
【0017】 鏡板4は、ケース本体2に設けられた凹所2aの内寸とほぼ等しい大きさに形 成され、その裏面を両面テープや接着剤などを用いて凹所2aの底面に固定する ことにより、取り付けられている。
【0018】 5は、本考案が要部とする枠体を示す。この枠体5は、ケース1と同材の合成 樹脂で、その外形寸法が、ケース本体2の凹所2aの内側の寸法と等しいか、あ るいはそれよりもやや大きく形成され、鏡板4が収納された凹所2aの上側対向 内壁2b,2c間に嵌合し、取り付けられるようになっている。なお、図示して いないが、凹所2aの対向内壁2b,2cに枠体5と係合し、この枠体5を脱落 不可に保持する係合突起を設けることとしても良い。また、この枠体5は、外形 が所定の寸法に形成されていれば、内側の形状はどのようなものであっても良く 、たとえば図示したもののようにチューリップの花の形状をデザイン化したもの であっても良い。また枠体5の表面に各種のデザインを施しても良く、その色彩 も任意である。
【0019】 このようにして本考案の懐中鏡では、ケース本体2の凹所2aに収納された鏡 板4の上側に、枠体5が取り付けられるので、鏡板4は、その裏面の接着と相ま って確実にこの凹所2aに固定保持される。また、凹所2aの内壁2b,2c, 2d,2eと鏡板4の端縁との間の隙間が、この枠体5で塞がれるので、見栄え が良く、また従来のようにこの隙間に埃が溜まって不衛生になるおそれもない。 さらにこの枠体5は、凹所2aの対向内壁2b,2c間に嵌合して取り付けられ るので、デザインや色彩の異なった各種の枠体(図示せず)に取り換えることが でき、このようにすることにより、鏡板4を取り換えることなく、容易にその意 匠性を変更することができ、男女別や使用対象年齢層などの需要者の多様な要求 に対応し得るものである。
【0020】 以上のようにして本考案の懐中鏡は、用いられる。
【0021】 なお、上記では平板な枠体5を、凹所2aに収納された鏡板4の表面側に取り 付けるようにした例を示したが、図2に示したように、枠体6の側面にスリット 6aを設け、このスリット6aから枠体6の内部に鏡板4を差し込めるようにし たり、あるいは図3に示したように、枠体7の裏面の両側に鏡板4の両端縁を覆 うことができるようにL字形の係止片7a,7bを対向突設し、鏡板4を枠体6 (または7)に取り付けた後、この枠体6(または7)を、本体2の凹所2aに 着脱可能に嵌合させるようにしても良い。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のうち、請求項1記載の考案は、鏡板が収納された ケース本体の凹所に、鏡板の上面外周縁を覆う枠体を嵌合させたので、鏡板が確 実に凹所に固定保持され、脱落するおそれがない。また、凹所の内壁と鏡板の端 縁との間の隙間が、枠体で塞がれるので、見栄えが良く、また従来のように、こ の隙間に埃が溜まって不衛生になるおそれもない。さらに枠体を取り換えること により、容易にその意匠性を変更することができ、需要者の多様な要望にコスト 低廉に対応できるという効果がある。
【0023】 請求項2記載の考案は、鏡板をその端縁を覆うように取り付けられた枠体を介 して本体の凹所に嵌合させることにより、鏡板をケース本体に接着する手間を省 いたので、上記請求項1記載の考案の効果に加え、懐中鏡の組立作業能率が向上 し、また鏡板裏面の反射面が接着されることにより剥がれるというおそれもなく なるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の懐中鏡の実施形態を示した分解斜視図
である。
【図2】本考案の第2実施形態の要部分解斜視図であ
る。
【図3】本考案の第3実施形態の要部分解斜視図であ
る。
【図4】従来の懐中鏡の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 ケース本体 2a 凹所 2b,2c 対向内壁 2f,2g 支持部 3 蓋体 3a 突部 4 鏡板 5,6,7 枠体 6a スリット 7a,7b 係止片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板な鏡板と、この鏡板を収納保持する
    凹所が設けられた合成樹脂製のケース本体と、ケース本
    体の一側にこの本体の上面を開閉し得るように枢着され
    た蓋体とを具備した懐中鏡において、 鏡板が収納された凹所の上側対向内壁間に、鏡板の上面
    外周縁を覆う枠体が着脱可能に嵌合されたことを特徴と
    する懐中鏡。
  2. 【請求項2】 平板な鏡板と、この鏡板を収納保持する
    凹所が設けられた合成樹脂製のケース本体と、ケース本
    体の一側にこの本体の上面を開閉し得るように枢着され
    た蓋体とを具備した懐中鏡において、 上記鏡板が、この鏡板の端縁を覆うように取り付けられ
    た枠体を介して本体の凹所に着脱可能に嵌合されたこと
    を特徴とする懐中鏡。
JP1999003152U 1999-05-10 1999-05-10 懐中鏡 Expired - Lifetime JP3063728U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06213072A (ja) * 1992-12-19 1994-08-02 Carl Freudenberg:Fa ピストン動力機械又は作業機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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