JP2502144Y2 - 鏡を備えたロッカ―扉 - Google Patents

鏡を備えたロッカ―扉

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JP2502144Y2
JP2502144Y2 JP1993016178U JP1617893U JP2502144Y2 JP 2502144 Y2 JP2502144 Y2 JP 2502144Y2 JP 1993016178 U JP1993016178 U JP 1993016178U JP 1617893 U JP1617893 U JP 1617893U JP 2502144 Y2 JP2502144 Y2 JP 2502144Y2
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door
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JP1993016178U
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JPH0675263U (ja
Inventor
一彦 北田
秀美 矢口
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ロッカーの扉の裏面に
鏡を装着したロッカー扉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロッカー扉としては、図
10に示すように、ロッカー本体に開閉可能に枢着された
(101)の表面板の(101a)の裏面(101b)ほぼ中央に、上
下方向を向く補強フレーム(102)を固着し、この補強フ
レーム(102)に鏡(104)をミラー面(104a)が(101)の裏
面(101b)に対して平行になるように装着したり、また
は、図9に示すように、(101)の裏面に補強フレーム
(102)と裏カバー(103)を固着し、裏カバー(103)に、鏡
(104)を鏡面(104a)が(101)の裏面(101b)に対して平行
になるように装着していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の鏡を備えたロッカー扉にあっては、図8に
示すように、(101)を開けた場合、鏡(104)の利用範囲
(A)は、扉(101)の開扉角度に相当する角度だけ傾いた
方向に向くようになる。従って、オフィスの更衣室など
に設置される多人数用ロッカー(105)の(101)の裏面に
装着された鏡(104)を利用する場合には、利用者は、
(101)を隣のロッカーを塞ぐような角度まで大きく開
け、かつ(101)の裏面の正面に立って鏡(104)に向かな
ければならないため、(101)が隣のロッカーの利用を
妨げることになり、それを防止するためには、利用者が
鏡(104)に著しく近ずかなければならず、使い勝手が悪
いという問題点を有する。
【0004】本考案は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、扉を大きく開けるこ
となく鏡を利用することができるようにして、使い勝手
を向上させた鏡を備えたロッカー扉を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案は、ロッカー本体に開閉可能に枢着された扉
の裏面に設けた裏カバーに鏡を装着してなるロッカー扉
において、前記裏カバーの一側部に設けた差込部を、前
記扉の一側部を裏面の内側に折曲して形成したフランジ
部に差し込み、かつ前記裏カバーの他側部に設けた鈎部
を、前記扉の裏面の他側部に設けた係止孔に係止させる
ことにより、前記裏カバーを扉の裏面に取り付け、かつ
前記裏カバーに、扉の裏面側に凹入するとともに、扉の
枢着部寄りの側端部が扉の裏面から離間するように傾斜
する取付面を有する鏡取付部を設け、この鏡取付部の取
付面に鏡を装着したことを特徴としている。
【0006】
【作用】鏡は、扉の裏面に対して、扉の枢着部寄りの鏡
面の端部が扉の裏面から離間するように側方に傾斜させ
て装着されているので、扉の開度を大きくしなくとも、
鏡がロッカーの前方を向くようになり、かつ従来の鏡面
が扉の裏面と平行をなすものより、扉の開扉角度に対す
る鏡の利用範囲を大とすることができ、隣のロッカーの
使用人に迷惑をかけることなく、鏡の正面に立って鏡を
利用することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を、図1〜図7を参
照して説明する。図1において、(1)は、多人数用のロ
ッカー本体で、ロッカー本体(1)の各開口(1a)側に
は、蝶番(2)により各(3)が開閉可能に枢着されてい
る。(3)の表面板(3a)の裏面(3b)の両側縁には、上
下方向に延出した補強用のフランジ部(3c)が内側に折
曲形成されるとともに、裏面(3b)の蝶番(2)に近い方
の側端である基端側には、上下方向に複数の係止孔(4
a)が穿設された略L字型の補強フレーム(4)が固着され
ている。
【0008】(5)は、合成樹脂等の材料で一体成形さ
れ、(3)の裏面(3b)に装着される装飾用の裏カバー
で、上部の表面側(ロッカー本体から視た場合は裏側)に
は、(3)の裏面(3b)側に凹入し、かつ取付面(6a)が
図5に示すように、蝶番(2)寄りの側端部が裏面(3b)
から離間するように側方に傾斜した凹状の鏡取付部(6)
と、鏡取付部(6)の下方に設けられ、下部に物置棚(7
a)が形成された物置部(7)とが一体的に形成されてい
る。
【0009】裏カバー(5)における蝶番(2)から離れた
方の側端である遊端側には、側方に段状に延設された差
込部(5a)が形成され、また、他方の基端側には、
(3)の裏面(3b)側に向けて突出して、各係止孔(4a)に
係合可能な複数の鈎部(5b)が形成されている。
【0010】裏カバー(5)は、図6に示すように、差込
部(5a)を遊端側のフランジ部(3c)の隙間に斜めに嵌入
させた後、その部分を支点として回動させて、各鈎部
(5b)を相対する補強フレーム(4)の各係止孔(4a)に係
止することにより、(3)の裏面に装着されている。
【0011】鏡取付部(6)の取付面(6a)には、矩形の
鏡(8)が装着されている。鏡(8)は、鏡取付部(6)の取
付面(6a)に装着されることにより、図5に示すよう
に、蝶番(2)寄りの鏡面(8a)の端部が裏面(3b)から離
間し、かつ鏡面(8a)の他方の端部が裏面(3b)に近接す
るように側方に傾斜して装着されている。鏡(8)をこの
ように斜めに装着することにより、扉(3)の開度を大き
くしなくとも、鏡(8)がロッカーの前方を向くようにな
り、従来のようにの裏面に鏡が平行に装着されていた
ものに比して、扉(3)の開扉角度に対する鏡の利用範囲
(A)を大とすることができる。
【0012】従って、扉(3)をあまり開かないでも鏡
(8)を利用できるので、隣のロッカーの利用者の邪魔を
することがなく、使い勝手を向上させることができる。
(9)は、(3)を閉じた際に、ロッカー本体(1)に当接
することにより、衝撃を吸収する戸当たりゴムである。
【0013】
【考案の効果】以上のように、本考案は、裏カバーを、
鏡とともに扉の裏面に簡単に取り付けることができると
ともに、鏡を扉の裏面に対して上述のように傾斜させて
装着したことにより、扉の正面に立って鏡を利用する場
合、扉の開扉角度を小さくすることができ、隣のロッカ
ー利用者の邪魔をすることがない。また、鏡を、扉に対
して傾斜させて設けたことにより、扉の裏面における限
られた鏡取付け領域に対してより大きな横幅の鏡を装着
することができ、鏡に写る範囲を大とすることができ
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の扉を開けたときの状態を示
す平面図である。
【図2】同じくロッカー扉を裏側から視た部分斜視図で
ある。
【図3】同じく裏カバーを外した状態の、図2と同様の
部分の部分斜視図である。
【図4】同じく裏カバーを裏から視た斜視図である。
【図5】同じくロッカー扉の横断面図である。
【図6】同じく裏カバーの装着作業時の状態を示す図5
と同様の横断面図である。
【図7】同じくロッカー扉の縦断側面図である。
【図8】従来のロッカーの扉を開けたときの状態を示す
平面図である。
【図9】従来のロッカー扉の横断面図である。
【図10】他の従来のロッカー扉の横断面図である。
【符号の説明】
(1)ロッカー本体(3)扉 (3b)裏面 (4)補強フレーム (4a)係止孔 (5)裏カバー (5b)鈎部 (6)鏡取付部 (6a)取付面 (7)物置部 (8)鏡 (8a)ミラー面 (9)戸当りゴム (A)鏡の利用範囲

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッカー本体に開閉可能に枢着された扉
    の裏面に設けた裏カバーに鏡を装着してなるロッカー扉
    において、前記裏カバーの一側部に設けた差込部を、前記扉の一側
    部を裏面の内側に折曲して形成したフランジ部に差し込
    み、かつ前記裏カバーの他側部に設けた鈎部を、前記扉
    の裏面の他側部に設けた係止孔に係止させることによ
    り、前記裏カバーを扉の裏面に取り付け、かつ前記裏カ
    バーに、扉の裏面側に凹入するとともに、扉の枢着部寄
    りの側端部が扉の裏面から離間するように傾斜する取付
    面を有する鏡取付部を設け、この鏡取付部の取付面に鏡
    を装着した ことを特徴とする鏡を備えたロッカー扉。
JP1993016178U 1993-04-01 1993-04-01 鏡を備えたロッカ―扉 Expired - Lifetime JP2502144Y2 (ja)

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JPH0675263U JPH0675263U (ja) 1994-10-25
JP2502144Y2 true JP2502144Y2 (ja) 1996-06-19

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ID=11909262

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JPS548389B2 (ja) * 1974-03-05 1979-04-14

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JPH0675263U (ja) 1994-10-25

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