JP2707043B2 - デスク天板等の配線通孔装置 - Google Patents
デスク天板等の配線通孔装置Info
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Description
デスク天板等を通して配線するための通孔装置に関す
る。
ータ等のOA機器の普及にともない、これらの機器が、
常時、オフィス内のデスク上に設置されていることが多
くなっており、また、一般にデスクの上には、電話器も
置かれている。
が付設されているが、電線の本数も、設置した機器の数
に対応して増加している。
スクの側面や床面に配線しておくと、歩行者や物品がひ
っかかって機器にショックを与えることがあり、かつ乱
雑になって、オフィス内の美観を損なう等の不都合があ
る。
は、デスクの天板の適所に透孔を設け、各機器からの電
線をまとめて、この透孔を経てデスク外へ導くようにし
たものがある。
は、たとえば。天板に透孔を穿設し、ゴム製あるいはプ
ラスチックス製のブッシングを装着して構成したものが
ある。
板に埋設した通孔装置も知られており、孔の上端に蓋を
開閉可能に蝶着したものや、あるいは孔が薄板状の蓋で
閉塞してあり、使用に際して切り取って通孔とするもの
がある。
を穿設することは、デスクのメーカーが製造時に設けて
おく場合には、間単に実施することができるが、設置す
る機器の台数が多くなると、既設の配線通孔の個数では
不足する場合がある。
数個の配線通孔を設けておくと、設置機器が少ない場合
に、不要な配線通孔が天板に開口して不体裁になる。
意して、不使用の配線通孔を閉塞しておくことも考えら
れるが、使用中の配線通孔のプラグを、後日の使用に備
えて保管しておく必要があったり、着脱操作に手間がか
かる。
際に通孔付近の上面に蓋が突出して不体裁であり、ま
た、切り取り式の蓋は、通孔を使用しなくなったとき
に、不要な通孔が開口している不都合がある。
の、デスクの天板等に装着され、開閉可能な蓋板を設け
た配線通孔装置において、挿通する電線の本数や太さに
応じて、通孔の開口面積の中の所要領域のみの蓋板を開
放し、その他の蓋板を閉止いておけるようにした配線通
孔装置を提供することを目的とする。
めの本発明は、次のとおりに構成されている。
合する前向コ字状の平面形をなす枠状の本体と、後面が
開口する中空箱状をなし、本体の側板同士を連結すると
ともに、内面上端付近に蓋板を支承する軸受片を備える
キャップと、前端部をキャップの軸受片に枢支されて、
本体の上面と整合する水平の閉止位置と、下方に回動し
て垂下する開放位置とを取りうるようにした蓋板とより
なり、蓋板を閉止位置と開放位置とに係止保持するため
に、蓋板の適所に側方変形可能な耳片を設けるとともに
耳片の先端に係止ピンを設け,蓋板を閉止した際に、こ
の係止ピンが係合しうる係止溝を前記キャップに設け、
かつ蓋板を開放した際に、前記係止ピンが係合しうる別
の係止溝を前記キャップに設け、さらに前記蓋板を、デ
スク天板の縁端に沿った方向に複数個に分割し、分割し
た蓋板をそれぞれ独立に閉止位置と開放位置に回転可能
としたことを特徴とするデスク天板等の配線通孔装置。
た方向の幅寸法を異ならせて分割してもよい。
を広幅に、端部の2個を狭幅にしてもよい。
蓋板の中、所要のものを開放し、その他の蓋板を閉止し
ておくことにより、必要面積の配線通孔を形成し、その
他の領域を、デスク天板と同一平面として閉止しておく
ことができる。
示す分解斜視図で、この配線通孔装置は、適宜のプラス
チックス材料を成型加工した枠状の本体(1)、キャッ
プ(2)及び3個の蓋板(3)(4)(5)で構成され
ている。
1)の両端より突設した1対の側板(12)(12)と
からなり、デスクの天板の縁端適所に設けた長方形の切
欠きに整合する前向コ字状の平面形に形成してある。
に付設される縁材(8)の断面形に合致する形状に、こ
の実施例では、弓形に形成してある。各側板(12)の
外側面には、それぞれ、ボルト孔(14)を設けた取付
片(13)を突設してある。
キャップ(2)を取付けるための垂直のガイド(15)
を突設してある。背板(11)には、4個の係止フック
(16)を設けてある。4個の係止フック(16)の
中、内側の2個は、中央の蓋板(3)と外側の蓋板
(4)又は(5)との境界線と合致する位置にあり、外
側の2個は、それぞれ外側の蓋板(4)又は(5)の外
側端に近い位置にある。
図6に断面を示すように、背板(11)の適所を下向き
コ字状に切除して舌状片(17)を形成し、かつその上
端の前面に、三角形断面の突起(18)を設けて形成さ
れている。舌状片(17)は、背板(11)よりやや薄
肉とされ、前後に弾性変形できるようにしてある。
状をなし、両側面板(21)(21)に本体(1)のガ
イド(15)に係合しうる垂直方向の凹溝(22)を有
し、側面板(21)(21)を本体(1)の両側板(1
2)(12)の間に、上方から差し込んで装着される。
キャップ(2)の前面は、本体(1)の側板(12)の
前縁の形状と合致する弓形となっている。
(3)(4)(5)の数(この実施例では3個)に対応
して、3対の軸受片(23)(23)、(23)(2
4)を設けてある。これらの軸受板(23)(24)に
ついては、後述する。
(1)の両側板(12)(12)の内側寸法と等しく、
中央の蓋板(3)は広幅に、左右の蓋板(4)(5)は
狭幅にしてある。
キャップ(2)を本体(1)に装着したときの、本体
(1)の背板(11)とキャップ(2)の後縁との間隔
よりやや小としてある。
面には、1対の支持片(32)を垂設し、また、後縁下
面には、係合バー(36)を設けてある。これらの支持
片(32)及び係合バー(36)については後述する。
(3)を後下方より見た拡大斜視図である。左右の蓋板
(4)(5)は、中央の蓋板(3)と幅寸法が異なるの
みで、同一の構成であるので、図示を省略してある。
の支持片(32)(32)と対応する3対の軸受片(2
3)(24)を設けてある。内方の4個の軸受片(2
3)は、キャップ(2)の内部の仕切板として形成さ
れ、最外側の2個の軸受片(24)(24)は、キャッ
プ(2)の側面板(21)と一体に形成されている。
は、キャップ(2)の後方へに突出しており、それぞれ
軸受孔(25)を設けてある。各軸受孔(25)は、後
上方を切り欠いて、蓋板(3)の支軸(34)を後上方
から挿入できるようにしてある。
受孔(25)から前方に水平に延びる係止溝(26)
と、突出部の下縁に刻設した係合溝(27)とを設けて
ある。キャップ(2)の下端後面には、左右方向を向く
突条(28)を設けてある。
の前縁下面の両端付近より、左右1対の支持片(32)
を垂設してなり、各支持片(32)には、外方を向く支
軸(33)を突設してある。
4)を垂設し、その下端部には、外方を向く短寸の係止
ピン(35)を突設してある。耳片(34)は、左右方
向に弾性変形可能となっている。
対応する軸受片(23)の軸受孔(25)に嵌合するこ
とにより、蓋板(3)は、水平な閉止位置と垂直な開放
位置とに回動可能に取付けられている。
(3)の閉止位置では係合溝(27)に、同じく開放位
置では係止溝(26)に嵌合するように、関係位置を定
められている。
向を向く係合バー(36)を突設してある。係止バー
(36)は、蓋板(3)を支軸(33)まわりに下向回
動させて開放位置としたとき、キャップ(2)における
突条(28)の下面に係合する位置に設けられている。
を、図3〜図6によって説明する。図3は、蓋板(3)
を水平の閉止位置とした状態を示し、蓋板(3)の支軸
(33)は軸受片(23)の軸受孔(25)に嵌合さ
れ、蓋板本体(31)の後縁下面の係止バー(36)
は、本体(1)の背板(11)の係止フック(16)の
突起(18)の上面に当接している。
ストッパ(34)における係止ピン(35)は、軸受片
(23)に刻設した嵌合溝(27)に嵌入している。
(3)を、支軸(33)を中心として下方へ回動させ
る。
状態を示し、係止フック(16)の突起(18)が蓋板
本体(31)の後縁に押圧されて、舌状片(17)が後
方に弾性変形し、耳片(34)は内側方へ弾性変形し
て、係止ピン(35)は係合溝(27)から離脱してい
る。
た状態を示し、係止フック(16)は、蓋板(3)によ
る押圧から解放されて原位置に弾性復帰し、耳片(3
4)は、内側方へ弾性変形したまま、軸受片(23)の
側面に摺接して円弧状に移動する。
回動した状態を示し、蓋板本体(31)の後縁の係止バ
ー(36)は、キャップ(2)の下端の突条(28)の
下側に係合し、耳片(34)における係止ピン(35)
は、係止溝(26)に嵌入して、耳片(34)の弾性に
より係止溝(26)内に保持され、蓋板(3)を開放位
置に固定保持している。
(11)とキャップ(2)との間に通孔が形成され、電
線(W)を挿通して、所望の配線をすることができる。
った後には、蓋板(3)を開放位置から上方に回動さ
せ、係止フック(16)により水平な閉止位置(図3の
位置)に保持することにより、通孔を蓋板(3)により
閉止する。
を、デスク天板に装着した要領を示す斜視図である。
の天板(7)の所要個所に設けた切欠き部に装着され、
取付片(13)に挿通したボルトにより、天板(7)に
固着されている。
付片(13)を被覆するのが好ましい。
るべき電線の太さや本数に応じて開放することにより、
所要の配線通孔を形成することができる。図7では、1
個の蓋板(5)を開放して、電線(W)を挿通してあ
る。
平な閉止位置に保持されて、天板(7)とほぼ同一面を
形成している。
と、挿通する電線の太さや本数に応じて、所要の大きさ
の配線通孔を形成し、残りの領域は、蓋板により閉止し
ておくことができるので、不要な通孔が開口されたまま
になるという不体裁をなくすことができる。
スク天板に設置した実施例について記述したが、本発明
は、デスク天板に限らず、たとえばパーソナルコンピュ
ータ用システムラックの棚板等の、同種の設備について
も適用できることは云うまでもない。
配線通孔装置に、複数個の蓋板を天板上面とほぼ同一面
をなす水平な閉止位置と、下方に垂下した開放位置と
に、それぞれ別個に回動可能として設け、所要の蓋板を
開放することにより、電線の本数及び太さに適合する通
孔を形成することができる。
ておくことにより、所要領域以外の通孔を、デスク天板
と同一平面に保持することができる。
こりや異物が通孔の内部に溜って、挿通した電線に障害
を起こすおそれがない。
視図である。
斜視図である。
る。
である。
ある。
を示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 デスク天板等の縁端に形成した切欠きに
適合する前向コ字状の平面形をなす枠状の本体と、後面
が開口する中空箱状をなし、本体の側板同士を連結する
とともに、内面上端付近に蓋板を支承する軸受片を備え
るキャップと、前端部をキャップの軸受片に枢支され
て、本体の上面と整合する水平の閉止位置と、下方に回
動して垂下する開放位置とを取りうるようにした蓋板と
よりなり、蓋板を閉止位置と開放位置とに係止保持する
ために、蓋板の適所に側方変形可能な耳片を設けるとと
もに耳片の先端に係止ピンを設け、蓋板を閉止した際
に、この係止ピンが係合しうる係止溝を前記キャップに
設け、かつ蓋板を開放した際に、前記係止ピンが係合し
うる別の係止溝を前記キャップに設け、さらに前記蓋板
を、デスク天板の縁端に沿った方向に複数個に分割し、
分割した蓋板をそれぞれ独立に閉止位置と開放位置に回
転可能としたことを特徴とするデスク天板等の配線通孔
装置。 - 【請求項2】 複数個の蓋板を、デスク天板の縁端方向
の幅寸法を異ならせて分割したことを特徴とする請求項
1に記載のデスク天板等の配線通孔装置。 - 【請求項3】 蓋板を3個に分割したことを特徴とする
請求項1又は2に記載のデスク天板等の配線通孔装置。 - 【請求項4】 3個の蓋板の寸法を、中央の1個を広幅
に、端部の2個を狭幅に分割したことを特徴とする請求
項1に記載のデスク天板等の配線通孔装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5146045A JP2707043B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | デスク天板等の配線通孔装置 |
GB9323610A GB2279002B (en) | 1993-06-17 | 1993-11-16 | Cord hole opening/closing device for desk or the like |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5146045A JP2707043B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | デスク天板等の配線通孔装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07236A JPH07236A (ja) | 1995-01-06 |
JP2707043B2 true JP2707043B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=15398861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5146045A Expired - Fee Related JP2707043B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | デスク天板等の配線通孔装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2707043B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4621003B2 (ja) * | 2004-11-15 | 2011-01-26 | 株式会社岡村製作所 | 配線孔カバー装置 |
JP5386133B2 (ja) * | 2008-02-27 | 2014-01-15 | 日鐵住金建材株式会社 | 床付き布枠及び枠組足場 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3098633U (ja) * | 2003-06-18 | 2004-03-11 | 関根 孝夫 | 松葉づえ |
JP3101234U (ja) * | 2003-10-27 | 2004-06-10 | 兼松日産農林株式会社 | 消臭マッチ |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP5146045A patent/JP2707043B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07236A (ja) | 1995-01-06 |
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