JP3101234U - 消臭マッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】現在、発火用具としてタバコやガスの点火以外に積極的に消臭を目的としたマッチが実在していないことであり、載置しておくだけ、あるいは点火作業によって積極的に消臭効果が得られるように構成されたマッチが存在していない点である。
【解決手段】頭薬2を一端に備えた軸木1を有し、その軸木の前記頭薬側に消臭剤を混入させたパラフィンの浸透部3を形成してあることとし、軸木の一端に、酸化剤である塩素酸カリウムに可燃剤を加えたものに消臭剤を加え、にかわで混和して、染料、顔料等で着色した頭薬を浸点させて備えていることとする。
【選択図】図1
【解決手段】頭薬2を一端に備えた軸木1を有し、その軸木の前記頭薬側に消臭剤を混入させたパラフィンの浸透部3を形成してあることとし、軸木の一端に、酸化剤である塩素酸カリウムに可燃剤を加えたものに消臭剤を加え、にかわで混和して、染料、顔料等で着色した頭薬を浸点させて備えていることとする。
【選択図】図1
Description
本考案は消臭マッチに関し、載置しておくことや点火時に便所内や室内における悪臭を消すことができ、加えて点火時の刺激臭も消すことができる消臭マッチに関する。
マッチは元来、軸木に付けた頭薬を摩擦することによって発火する用具であるが、特に欧米等において使用後の便所内でマッチを擦って点火し、吹き消すことで悪臭を消すことができるといわれている。
しかしながら、消臭はマッチ本来の使用目的ではないため、我が国においては上記のような習慣はなく、マッチを消臭効果と結び付けて考察することもないのが現状である。
特開昭61−122183号公報
特開平1−125435号公報
本考案が解決しようとする課題は、現在、発火用具としてタバコやガスの点火以外に積極的に消臭を目的としたマッチが実在していないことであり、載置しておくだけ、あるいは点火作業によって積極的に消臭効果が得られるように構成されたマッチが存在していない点である。
本考案は上記した課題を解決するため、頭薬を一端に備えた軸木を有し、その軸木の前記頭薬側に消臭剤を混入させたパラフィンの浸透部を形成してあることを特徴とし、軸木の一端に、酸化剤である塩素酸カリウムに可燃剤を加えたものに消臭剤を加え、にかわで混和して、染料、顔料等で着色した頭薬を浸点させて備えていることを特徴としている。
本考案に係る消臭マッチは上記のように構成されている。そのために、単にこの消臭マッチを便所や室内に載置しておくだけでも軸木や頭薬に含まれている消臭剤が作用して、消臭効果が得られ、頭薬を擦って点火した時にも消臭剤が含まれるパラフィンや頭薬が燃えることで消臭効果が得られ、さらにはマッチ点火時特有の刺激臭も抑えることができることとなる。
上記した効果を得るため、軸木の頭薬側の部分に消臭剤を混入させたパラフィンの浸透部を形成し、前記した頭薬にも消臭剤を加えて、軸木の一端に浸点させて備える構成としたことで実現させた。
次に、本考案の好ましい実施の一例を図面を参照して説明する。図1は本考案を実施したマッチの斜視図である。
この図1にあって1は軸木を示しており、この軸木1は通例の箱マッチと同様にヤマナラシ、ドロノキ、サワグルミ、アスペン等を原材としており約2.2mm角、長さ約5cmの標準サイズのものとされている。
この軸木1の一端には頭薬2が浸点されて備えられている。この頭薬2の浸点は後述するパラフィン浸透後になされるが、自動マッチ製造機では多数の軸木1が立て並べられ頭薬2となる薬泥をその軸木1に供給することによりなされる。
また、軸木1の頭薬2側には約12mm程度の長さ域で、炎が頭薬2から軸木1に燃え移りやすくするためのパラフィンを浸透させたパラフィン浸透部3が形成されている。
本実施例にあって、前記パラフィン浸透部3におけるパラフィンには消臭剤が混入されたものとなっており、この消臭剤としてはアメニクリーン91(登録商標、第一クリーンケミカル株式会社製)が使用されている。なお、消臭剤であるアメニクリーン91(登録商標、第一クリーンケミカル株式会社製)は成分としてフタル酸ジエチルを5〜10重量%、加えて植物性精油を含有した製品となっている。
さらに、頭薬2にも、通常の酸化剤である塩素酸カリウム、可燃剤に加えたものに、消臭剤としてアメニクリーン91(登録商標、第一クリーンケミカル株式会社製)を加えたものとすることができる。
本実施例に係るマッチは上記のように構成されているので載置しておくのみでも消臭効果が得られ、点火した際にも消臭剤の入ったパラフィンや頭薬が燃えることで消臭効果が得られ、加えて、刺激臭も抑えることができるものとなっている。
本考案は上述のように構成され、作用するので、実施例で示した安全マッチの一種である箱マッチのほか、ブックマッチ、長軸マッチ、耐水耐風マッチの各種安全マッチにも応用でき、蝋軸マッチ、そして現在は三硫化リンを使用することとされている硫化リンマッチ(摩擦マッチ)にも広く応用実施することができる。
1 軸木
2 頭薬
3 パラフィン浸透部
2 頭薬
3 パラフィン浸透部
Claims (2)
- 頭薬を一端に備えた軸木を有し、その軸木の前記頭薬側に消臭剤を混入させたパラフィンの浸透部を形成してあることを特徴とする消臭マッチ。
- 軸木の一端に、酸化剤である塩素酸カリウムに可燃剤を加えたものに消臭剤を加え、にかわで混和して、染料、顔料等で着色した頭薬を浸点させて備えていることを特徴とする消臭マッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003272039U JP3101234U (ja) | 2003-10-27 | 2003-10-27 | 消臭マッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003272039U JP3101234U (ja) | 2003-10-27 | 2003-10-27 | 消臭マッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3101234U true JP3101234U (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=43254818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003272039U Expired - Lifetime JP3101234U (ja) | 2003-10-27 | 2003-10-27 | 消臭マッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3101234U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0655429U (ja) * | 1993-01-14 | 1994-08-02 | 株式会社岡村製作所 | 机の天板等におけるコード挿通装置 |
JPH07236A (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-06 | Okamura Corp | デスク天板等の配線通孔装置 |
JPH07235A (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-06 | Okamura Corp | デスク天板等の配線通孔装置 |
JPH07233A (ja) * | 1993-06-18 | 1995-01-06 | Okamura Corp | 配線孔キャップ装置 |
JPH0866242A (ja) * | 1994-08-30 | 1996-03-12 | Okamura Corp | 卓上用モジュラーユニット取付装置 |
-
2003
- 2003-10-27 JP JP2003272039U patent/JP3101234U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0655429U (ja) * | 1993-01-14 | 1994-08-02 | 株式会社岡村製作所 | 机の天板等におけるコード挿通装置 |
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