JP2580218Y2 - 包丁収納容器 - Google Patents
包丁収納容器Info
- Publication number
- JP2580218Y2 JP2580218Y2 JP1992015800U JP1580092U JP2580218Y2 JP 2580218 Y2 JP2580218 Y2 JP 2580218Y2 JP 1992015800 U JP1992015800 U JP 1992015800U JP 1580092 U JP1580092 U JP 1580092U JP 2580218 Y2 JP2580218 Y2 JP 2580218Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kitchen knife
- kitchen
- knife
- held
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、包丁を収納するための
包丁収納容器に関するものである。
包丁収納容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、包丁差し等の包丁収納容器Aとし
て、種々のものが提供されている。これらのものは、図
6に示されるように包丁差し込み体3の上部に設けられ
た包丁差し込み口4に包丁を差し込むようにして保持さ
れるようになっている。
て、種々のものが提供されている。これらのものは、図
6に示されるように包丁差し込み体3の上部に設けられ
た包丁差し込み口4に包丁を差し込むようにして保持さ
れるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、差し込まれた包丁の保持は、包丁差
し込み体3の上部に設けられた包丁差し込み口4の開口
縁のみで行われているために保持されている包丁の下端
部が前後または左右に移動することとなり収納状態が悪
く、収納されている包丁ががたつきやすいという問題が
あった。
従来例にあっては、差し込まれた包丁の保持は、包丁差
し込み体3の上部に設けられた包丁差し込み口4の開口
縁のみで行われているために保持されている包丁の下端
部が前後または左右に移動することとなり収納状態が悪
く、収納されている包丁ががたつきやすいという問題が
あった。
【0004】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、収納時のがたつきを防止すると共に、収納ス
ペースを小さくすることができる包丁収納容器を提供し
ようとするものである。
のであり、収納時のがたつきを防止すると共に、収納ス
ペースを小さくすることができる包丁収納容器を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、壁面1に沿って配置される容器本体2
の上部に、凹部12と凸部13が連続する波状に形成さ
れた一対の半体3aで形成された包丁差し込み体3を保
持させて設けると共に、各半体3aの凹部13同士を斜
めに対向させることにより包丁差し込み体3に設けられ
る包丁差し込み口4を壁面1と略平行となる容器本体2
の前面側の外面に対して斜めに交差するように配置し、
保持された包丁の振れ止めを行う振れ止め防止リブ5を
包丁差し込み口4の下方に設けたものである。
達成するために、壁面1に沿って配置される容器本体2
の上部に、凹部12と凸部13が連続する波状に形成さ
れた一対の半体3aで形成された包丁差し込み体3を保
持させて設けると共に、各半体3aの凹部13同士を斜
めに対向させることにより包丁差し込み体3に設けられ
る包丁差し込み口4を壁面1と略平行となる容器本体2
の前面側の外面に対して斜めに交差するように配置し、
保持された包丁の振れ止めを行う振れ止め防止リブ5を
包丁差し込み口4の下方に設けたものである。
【0006】
【作用】しかして、包丁差し込み体3に設けられる包丁
差し込み口4を壁面1と略平行となる容器本体2の前面
側の外面に対して斜めに交差するように配置してあるこ
とで、保持される包丁は斜めに傾斜した状態で保持され
ることとなり、包丁が保持される容器本体2の厚み寸法
を小さく抑えることができ、包丁収納容器を小型化する
ことができる。また、包丁差し込み体3に保持された包
丁は振れ止め防止リブ5に当たることで振れ止めが行わ
れることとなり、保持された状態でがたつくようなこと
がない。
差し込み口4を壁面1と略平行となる容器本体2の前面
側の外面に対して斜めに交差するように配置してあるこ
とで、保持される包丁は斜めに傾斜した状態で保持され
ることとなり、包丁が保持される容器本体2の厚み寸法
を小さく抑えることができ、包丁収納容器を小型化する
ことができる。また、包丁差し込み体3に保持された包
丁は振れ止め防止リブ5に当たることで振れ止めが行わ
れることとなり、保持された状態でがたつくようなこと
がない。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。包丁収納容器Aは図1に示されるように容器
本体2と、容器本体2の上部より上方に突設された引っ
かけフック6とによって主体が構成されている。容器本
体2は図1に示されるように線材を折り曲げ加工して形
成された枠材2aと、この枠材2aに保持される包丁差
し込み体3と、図中想像線にて示す透明な板ガラスのよ
うなカバー7とで構成されており、引っかけフック6は
枠材2aの両端部に連結固定されている。枠材2aの前
面側に位置する柱体8にはカバー7を嵌め込むための保
持枠9が設けられており、この保持枠9にカバー7を嵌
め込むことで枠材2aの正面側にカバー7が配置される
ようになっている。保持枠9は線材を略U字状に折り曲
げ加工して形成されており、上部からは側方に向けて支
持突起9aが突設されており、底部を枠材2aの底部に
係止すると共に支持突起9aを柱体8に固着することに
よって取付けられている。枠材2aの背面側に位置する
柱体8間には支持棒10が架設されており、この支持棒
10と保持枠9の上端とで枠材2aに嵌め込まれる包丁
差し込み体3を支持できるようになっている。
詳述する。包丁収納容器Aは図1に示されるように容器
本体2と、容器本体2の上部より上方に突設された引っ
かけフック6とによって主体が構成されている。容器本
体2は図1に示されるように線材を折り曲げ加工して形
成された枠材2aと、この枠材2aに保持される包丁差
し込み体3と、図中想像線にて示す透明な板ガラスのよ
うなカバー7とで構成されており、引っかけフック6は
枠材2aの両端部に連結固定されている。枠材2aの前
面側に位置する柱体8にはカバー7を嵌め込むための保
持枠9が設けられており、この保持枠9にカバー7を嵌
め込むことで枠材2aの正面側にカバー7が配置される
ようになっている。保持枠9は線材を略U字状に折り曲
げ加工して形成されており、上部からは側方に向けて支
持突起9aが突設されており、底部を枠材2aの底部に
係止すると共に支持突起9aを柱体8に固着することに
よって取付けられている。枠材2aの背面側に位置する
柱体8間には支持棒10が架設されており、この支持棒
10と保持枠9の上端とで枠材2aに嵌め込まれる包丁
差し込み体3を支持できるようになっている。
【0008】包丁差し込み体3の四隅には枠材2aの柱
体8が係合されることとなる凹所11が凹設されてお
り、凹所11に柱体8が嵌め込まれることで包丁差し込
み体3はがたついたりすることなく枠材2aに取付けら
れるようになっている。包丁差し込み体3は図3、図4
に示されるように凹部12と凸部13が連続する波状に
形成された一対の半体3aによって構成されており、凹
部12と凸部13を対向させるようにして各半体3aを
合わせることで図4に示されるような包丁差し込み体3
が形成されるようになっている。そして、各半体3aに
設けられた凹部12と凸部13とを対向させるようにし
て各半体3aの凹部12同士を斜めに対向するように配
置することで斜めに傾いた状態で複数隣合うように包丁
差し込み口4が形成されるようになっている。ここで、
包丁差し込み体3が一対の半体3aによって形成されて
分割することができるようになっていると、包丁差し込
み体3を分割することにより包丁差し込み口4を分割す
ることができ、包丁差し込み口4の掃除等を楽に行うこ
とができるものである。各半体3aに設けられる凹部1
2と凸部13はそれぞれ上下方向に連続した状態となっ
たリブ状に形成されており、これによって包丁差し込み
口4の下方に振れ止め防止リブ5が形成されている。
体8が係合されることとなる凹所11が凹設されてお
り、凹所11に柱体8が嵌め込まれることで包丁差し込
み体3はがたついたりすることなく枠材2aに取付けら
れるようになっている。包丁差し込み体3は図3、図4
に示されるように凹部12と凸部13が連続する波状に
形成された一対の半体3aによって構成されており、凹
部12と凸部13を対向させるようにして各半体3aを
合わせることで図4に示されるような包丁差し込み体3
が形成されるようになっている。そして、各半体3aに
設けられた凹部12と凸部13とを対向させるようにし
て各半体3aの凹部12同士を斜めに対向するように配
置することで斜めに傾いた状態で複数隣合うように包丁
差し込み口4が形成されるようになっている。ここで、
包丁差し込み体3が一対の半体3aによって形成されて
分割することができるようになっていると、包丁差し込
み体3を分割することにより包丁差し込み口4を分割す
ることができ、包丁差し込み口4の掃除等を楽に行うこ
とができるものである。各半体3aに設けられる凹部1
2と凸部13はそれぞれ上下方向に連続した状態となっ
たリブ状に形成されており、これによって包丁差し込み
口4の下方に振れ止め防止リブ5が形成されている。
【0009】引っかけフック6の上部は容器本体2の前
面側に向けて逆U字状に折り曲げ加工されており、図2
に示されるように壁面1に設けられた支持部材14に係
止することで壁面1に沿って設置することができるよう
になっている。しかして、引っかけフック6を壁面1に
設けられた支持部材14に係止することで容器本体2を
壁面1に沿って設置することができ、包丁の出し入れは
壁面1に沿って設置された容器本体2に対して前面側よ
り手間取ることなく行うことができるようになってい
る。ここで、容器本体2に保持される包丁は、各包丁差
し込み口4が図3に示されるように斜めに傾いた状態で
配置されているために、保持される包丁は斜めに傾いた
状態で複数隣合わせで保持されることとなり、包丁が保
持される容器本体2の厚み寸法を小さく抑えることがで
き、包丁収納容器Aを小型化することができるものであ
る。また、包丁差し込み体3に保持された包丁は振れ止
め防止リブ5に当たることで振れ止めが行われることと
なり、保持された状態でがたつくようなことがないもの
である。
面側に向けて逆U字状に折り曲げ加工されており、図2
に示されるように壁面1に設けられた支持部材14に係
止することで壁面1に沿って設置することができるよう
になっている。しかして、引っかけフック6を壁面1に
設けられた支持部材14に係止することで容器本体2を
壁面1に沿って設置することができ、包丁の出し入れは
壁面1に沿って設置された容器本体2に対して前面側よ
り手間取ることなく行うことができるようになってい
る。ここで、容器本体2に保持される包丁は、各包丁差
し込み口4が図3に示されるように斜めに傾いた状態で
配置されているために、保持される包丁は斜めに傾いた
状態で複数隣合わせで保持されることとなり、包丁が保
持される容器本体2の厚み寸法を小さく抑えることがで
き、包丁収納容器Aを小型化することができるものであ
る。また、包丁差し込み体3に保持された包丁は振れ止
め防止リブ5に当たることで振れ止めが行われることと
なり、保持された状態でがたつくようなことがないもの
である。
【0010】
【0011】図5は振れ止め防止リブ5の他の実施例を
示すものであり、このものにあっては、包丁差し込み体
3の下部に内側方に向けて突片17を突設し、この突片
17によって振れ止め防止リブ5を形成するようにした
ものが示されている。
示すものであり、このものにあっては、包丁差し込み体
3の下部に内側方に向けて突片17を突設し、この突片
17によって振れ止め防止リブ5を形成するようにした
ものが示されている。
【0012】
【考案の効果】本考案は上述のように、壁面に沿って配
置される容器本体の上部に、凹部と凸部が連続する波状
に形成された一対の半体で形成された包丁差し込み体を
保持させて設けると共に、各半体の凹部同士を斜めに対
向させることにより包丁差し込み体に設けられる包丁差
し込み口を壁面と略平行となる容器本体の前面側の外面
に対して斜めに交差するように配置し、保持された包丁
の振れ止めを行う振れ止め防止リブを包丁差し込み口の
下方に設けてあるので、包丁差し込み口に保持される包
丁は斜めに傾いた状態で保持されることとなり、包丁が
保持される容器本体の厚み寸法を小さく抑えることがで
き、包丁収納容器を小型化することができるものであ
る。また、包丁差し込み体に保持された包丁は振れ止め
防止リブに当たることで振れ止めが行われることとな
り、保持された状態でがたつくようなことがないもので
ある。また包丁差し込み体を半体に分割することにより
包丁差込み口を分割し、包丁差込み口の掃除を楽に行う
ことができるものである。
置される容器本体の上部に、凹部と凸部が連続する波状
に形成された一対の半体で形成された包丁差し込み体を
保持させて設けると共に、各半体の凹部同士を斜めに対
向させることにより包丁差し込み体に設けられる包丁差
し込み口を壁面と略平行となる容器本体の前面側の外面
に対して斜めに交差するように配置し、保持された包丁
の振れ止めを行う振れ止め防止リブを包丁差し込み口の
下方に設けてあるので、包丁差し込み口に保持される包
丁は斜めに傾いた状態で保持されることとなり、包丁が
保持される容器本体の厚み寸法を小さく抑えることがで
き、包丁収納容器を小型化することができるものであ
る。また、包丁差し込み体に保持された包丁は振れ止め
防止リブに当たることで振れ止めが行われることとな
り、保持された状態でがたつくようなことがないもので
ある。また包丁差し込み体を半体に分割することにより
包丁差込み口を分割し、包丁差込み口の掃除を楽に行う
ことができるものである。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同上の設置状態を示す斜視図である。
【図3】同上の包丁差し込み体の平面図である。
【図4】同上の斜視図である。
【図5】同上の他の実施例を示す断面図である。
【図6】従来例の断面図である。
1 壁面 2 容器本体 3 包丁差し込み体3a 半体 4 包丁差し込み口 5 振れ止め防止リブ12 凹部 13 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−124840(JP,U) 実開 平4−3644(JP,U) 実開 昭62−43549(JP,U) 実開 平1−175654(JP,U) 実公 昭45−14687(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 47/16
Claims (1)
- 【請求項1】 壁面に沿って配置される容器本体の上部
に、凹部と凸部が連続する波状に形成された一対の半体
を対向させるように合わせて構成される包丁差し込み体
を保持させて設けると共に、各半体の凹部同士を斜めに
対向させることにより包丁差し込み体に設けられる包丁
差し込み口を壁面と略平行となる容器本体の前面側の外
面に対して斜めに交差するように配置し、保持された包
丁の振れ止めを行う振れ止め防止リブを包丁差し込み口
の下方に設けて成る包丁収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992015800U JP2580218Y2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 包丁収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992015800U JP2580218Y2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 包丁収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580442U JPH0580442U (ja) | 1993-11-02 |
JP2580218Y2 true JP2580218Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=11898920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992015800U Expired - Fee Related JP2580218Y2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 包丁収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580218Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4514687Y1 (ja) * | 1965-10-30 | 1970-06-20 | ||
JPS53124840U (ja) * | 1977-03-10 | 1978-10-04 | ||
JPS635663Y2 (ja) * | 1985-09-06 | 1988-02-16 | ||
JPH01175654U (ja) * | 1988-05-25 | 1989-12-14 | ||
JPH043644U (ja) * | 1990-04-24 | 1992-01-14 |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP1992015800U patent/JP2580218Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0580442U (ja) | 1993-11-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980602 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |