JP3035719U - タンク用トレイ - Google Patents

タンク用トレイ

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JP3035719U
JP3035719U JP1996009303U JP930396U JP3035719U JP 3035719 U JP3035719 U JP 3035719U JP 1996009303 U JP1996009303 U JP 1996009303U JP 930396 U JP930396 U JP 930396U JP 3035719 U JP3035719 U JP 3035719U
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tank
tray
opening
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mounting portion
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晋 小林
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる大きさのタンクを収容できそして使用
勝手の良いタンク用トレイを提供する。 【構成】 トレイ本体1の底面4より上方に向けて突出
する複数の突条12を形成し、トレイ本体の一側面にタ
ンク25の下隅部27を受容可能に開口する開口部16
を形成し、開口部の上縁に把手部19を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一般家庭で使用される灯油または飲料水等のタンクを収容するタン ク用トレイに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のトレイとしては、例えば実用新案登録第302400号公報に 開示された灯油タンク用ラックが知られている。この灯油タンク用ラックは、図 13に示すように、上面が開口した箱状のラック本体31と、このラック本体3 1の底面32の前部に形成された溝状の凹部33と、ラック本体31の後壁部3 4の内側面に突設された複数条のリブ35とを具備している。
【0003】 このように構成することで、灯油の給油中において、灯油タンク36内の灯油 残量が少なくなったときに、灯油タンク36の一端部37を凹部33に嵌入させ 、灯油タンク36の他端部38の底面39を段部40に載せて支持させることに よりポンプを用いた吸出を適切に行うことができるようにしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の灯油タンク用ラック31にあっては、規格化された 灯油タンクを用いる場合には好適ではあるものの、水用タンクなどの規格化され いないタンクを用いた場合には、必ずしも上記した使用勝手を実現できるもので はなかった。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、異なる大きさのタンクを収容でき そして使用勝手の良いタンク用トレイを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために第1の考案に係わるタンク用トレイは、底面とこの 底面の周囲に形成された側面とからなりタンクの下部を収容する上面が開口した 箱状をなすトレイ本体と、前記底面より上方に向けて突出し前記トレイ本体の短 尺方向に渡って延在し長尺方向に所定間隙を介して複数配設された突条と、前記 トレイ本体の一側面に形成された、前記タンクの下隅部を受容可能に開口する開 口部とを具備することを特徴とする。
【0007】 前記構成により、タンクの一方の下隅部を開口部に受容して、そのタンクの他 方の下隅部を底面の突条に係止させて滑り止めがなされ、タンクを傾いた状態で 支持することができる。
【0008】 第2の考案に係わるタンク用トレイは、前記開口部の下縁より連続して外方に 向けて延在しさらに下方に向けて延在する載置部と、前記開口部の上縁に形成さ れた把手部とを具備することを特徴とする。
【0009】 前記構成により、タンクの下側一端部が載置される部分の強度を増すことがで きる。そして、開口部を利用した把手部によってタンク用トレイを移動する際に 便利である。
【0010】 第3の考案に係わるタンク用トレイは、前記載置部には、この載置部上面より 上方に向けて突出し短尺方向に渡って延在し長尺方向に所定間隙を介して複数配 設された突条を具備することを特徴とする。
【0011】 前記構成により、タンクの下側一端部が係止されて滑り止めがなされる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態について説明する。
【0013】 図1は本実施形態に係わるタンク用トレイを示す斜視図であり、図2から図6 は、正面図、平面図、左側面図、右側面図、そして底面図である。さらに図7か ら図10は、図2のそれぞれA−A,B−B,C−C,D−D線断面図である。 タンク用トレイは、上面が開口した箱状を成すトレイ本体1と、このトレイ本体 1の底面の4隅部分に取り付けられた自在方向に移動可能なキャスター2と、ト レイ本体1の一側に着脱自在に取り付けられた受け容器3とから概略構成されて いる。
【0014】 トレイ本体1は、全体をプラスチックにより一体成形されており、底面4の周 囲より上方に向けてこのトレイ本体2の長尺方向に延在する側面5,6と、短尺 方向に延在する側面7,8とを備える箱状に形成されている。そしてトレイ本体 1の開口全縁は外方に向けて折り返され、さらに下方に向けて折り返された形状 を成す開口縁フランジ9が形成されていて、この開口縁フランジ9の内側とトレ イ本体1の側面5,6,7,8との間の適宜位置に複数の補助リブ10が形成さ れている。
【0015】 底面4の短尺方向両端部から内側には、この底面から上方に隆起する載置面1 1が形成されている。載置面11には、この載置面11より上方に向けて突出し トレイ本体1の短尺方向に渡って延在し長尺方向に所定間隙を介して複数配設さ れた突条12が形成されている。また、底面4の裏側には、キャスター3を取り 付けるためのキャスター支持部15が形成されている。
【0016】 側面5,6の中央部には、内側に向けて折り曲げられた形状を成す補強面14 が形成されていて、トレイ本体2の剛性を高めている。また、側面7,8の下部 には傾斜面13が形成されている。
【0017】 側面8の中央部分には、トレイ本体1の内部と外部とに連通する開口部16が 形成されている。この開口部16の下側開口縁には、トレイ本体1の長尺方向に 延在しさらに下方に向けて延在する載置部17が形成されている。そして、載置 部17には、上方に向けて突出し短尺方向に延在する突条18が合計3本形成さ れている。
【0018】 また、開口部16の上側開口縁には、断面視逆U字形状を成す把手部19が形 成されている。この把手部19の上面および外面は、前記した開口縁フランジ9 と連続して形成されている。
【0019】 側面7の上縁から連続して形成された平面には、上下方向に貫通する開口20 が形成されている。この開口20には、後述する受け容器3の開口フランジが上 方から係合するようになっている。そして、開口20に隣接して、下方に向けて 窪む窪部21が形成されている。この窪部21には、例えば、タンクのキャップ 等を載置することができるわけである。
【0020】 開口20に係合される受け容器3は、図1および図8に示すように、上面が開 口した容器であり、その開口縁には外側に向けて開拡する開口フランジ22が形 成されていると共に、一側面外側には把手23が形成され、一側面と対向する他 側面には注ぎ口24が形成されている。開口縁フランジ22は、前記した開口2 0の開口縁に係合するようにその寸法設定がなされている。
【0021】 以上のように構成されたトレイ本体1内には、図11および図12に示される ように、タンク25が収容されるわけである。詳述すると、タンク25内の液量 が十分に多い場合やタンク25を移動する際には、図11に示すように、トレイ 本体1の内部にタンク25を載置する。この場合、タンク25は、載置面11上 にその底面26が載置され、タンク25の周囲を側面5,6,7,8によって囲 まれることとなる。よってこのタンク25は安定してトレイ本体1内に収容され るわけである。
【0022】 次に、タンク25内の液量が少なくなった場合には、図12に示すように、タ ンク25の一方の下隅部27を載置部17上に載置して、他方の下隅部28を載 置面11上に載置してタンク25が傾いた状態で支持する。こうして、少なくな ったタンク25内の液体を他方の下隅部28内に集めて、例えば図示されない吸 引ポンプを用いて吸い出すことができる。図12に示すタンク25の支持状態に あっては、一方の下隅部27外面は載置部17に形成された突条18によって係 止されてその滑りを防止されると共に、他方の下隅部28外面が載置面11に形 成された突条12係止されてその滑りが防止されている。よってタンク25が図 12の右方向に移動することを防止でき、このタンク25を安定して収容するこ とができるわけである。
【0023】 以上のように、トレイ本体1内に2通りの形態でタンク25を収容できること から使い勝手大変良く、そして移動する際には把手部19が形成されているので 便利であり、さらに載置面11には複数の突条12が形成されているので、サイ ズの異なるタンクであっても、いずれかの突条12によってそのタンクの下隅部 を係止することができ、確実に傾いた状態で支持できる。
【0024】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、次の効果を奏することができる。
【0025】 トレイ本体の底面に形成した複数の突条と一側面に形成した開口部とからなる 簡単な構成で確実にタンクを傾けた状態で支持できるので、安価でしかも信頼性 の高く、そしてタンクのサイズを選ばないトレイを提供できる。また、荷重の加 わる開口部の下縁が強度の強い構造をとり、開口部の上縁を把手としていること から、さらに信頼性が高くかつ使用勝手が良くなる。加えて載置部にも突条が形 成されていることから傾いた状態にあるタンクを確実に支持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のタンク用トレイを示す斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図1の左側面図である。
【図5】図1の右側面図である。
【図6】図1の底面図である。
【図7】図2のA−A線断面図である。
【図8】図2のB−B線断面図である。
【図9】図2のC−C線断面図である。
【図10】図2のD−D線断面図である。
【図11】使用状態を説明するための断面図である。
【図12】使用状態を説明するための断面図である。
【図13】従来のタンク用トレイを示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 トレイ本体 4 底面 12 突条 16 開口部 17 載置部 18 突条 19 把手部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面とこの底面の周囲に形成された側面と
    からなりタンクの下部を収容する上面が開口した箱状を
    なすトレイ本体と、前記底面より上方に向けて突出し前
    記トレイ本体の短尺方向に渡って延在し長尺方向に所定
    間隙を介して複数配設された突条と、前記トレイ本体の
    一側面に形成された、前記タンクの下隅部を受容可能に
    開口する開口部と、を具備することを特徴とするタンク
    用トレイ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のタンク用トレイにおい
    て、前記開口部の下縁より連続して外方に向けて延在し
    さらに下方に向けて延在する載置部と、前記開口部の上
    縁に形成された把手部と、を具備することを特徴とする
    タンク用トレイ。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のタンク用トレイにおい
    て、前記載置部には、この載置部上面より上方に向けて
    突出し短尺方向に渡って延在し長尺方向に所定間隙を介
    して複数配設された突条を具備することを特徴とするタ
    ンク用トレイ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0666358U (ja) * 1992-02-14 1994-09-20 株式会社柳グループ 物入れ器
CN104395182A (zh) * 2014-08-25 2015-03-04 株式会社小松制作所 作业车辆

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