JPS633961Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS633961Y2
JPS633961Y2 JP1982021667U JP2166782U JPS633961Y2 JP S633961 Y2 JPS633961 Y2 JP S633961Y2 JP 1982021667 U JP1982021667 U JP 1982021667U JP 2166782 U JP2166782 U JP 2166782U JP S633961 Y2 JPS633961 Y2 JP S633961Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
lid
main body
inverted state
container
lid body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982021667U
Other languages
English (en)
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JPS58125145U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2166782U priority Critical patent/JPS58125145U/ja
Publication of JPS58125145U publication Critical patent/JPS58125145U/ja
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Publication of JPS633961Y2 publication Critical patent/JPS633961Y2/ja
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は比較的深い深さを有する蓋付き容器に
関する。
深い深さを有する容器にあつては、その収納物
の出し入れの便のため、中空箱体を比較的深く上
下に2分割した、すなわち蓋体を比較的深く形成
した、蓋体と本体とからなることが多い。
しかしながらこのような従来の容器にあつて
は、その収納物を出し入れするため蓋体を開けた
際等において、この深く形成された蓋体を置くた
めのスペースが必要となつてくる。このような容
器が、台所等の狭い場所で用いられた場合、容器
の本体を置くスペースに加え更に蓋体を置く余分
なスペースを要することとなり、はなはだ無駄で
あり、不具合であり、不便である。
このような問題に対処すべく、実開昭54−
70650号公報に示されたごとく本体に蓋載置台を
付設した容器も案出されたが、依然として蓋載置
台分のスペースが余分であり、又構成が複雑とな
るため高コストとなりかつ損傷し易い等の問題が
指摘されていた。更に実公昭32−26988号および
実公昭49−634号公報に示されたごとく本体に回
転蓋を設けた容器も案出されたが、各コーナー部
におけるデツドスペース等収納スペースの有効利
用上問題があり、又本体と蓋体とが分離しにくい
ので洗浄するのに手間どる、構成が複雑となるた
め高コストとなりかつ損傷し易い等の問題点が指
摘されていた。
本考案は、このような実情に鑑み、上記した従
来例の問題点を解決すべくなされたものであつ
て、蓋体を倒立状態で本体の後端部分に外嵌して
しまうことにより、収納物の出し入れ等に際し
て、蓋体を置くための余分なスペースを別に必要
とせず蓋体の定置が可能な、蓋付き容器を提案す
ることを目的とする。
以下本考案を、図面に示すその実施例に基づい
て説明する。第1図、第2図、第3図は、本考案
の1実施例を示し、第1図はその側面図、第2図
はその半横断平面図、第3図はその半縦断正面図
である。
まず構成について説明する。
1は容器の本体であり、この本体1の上面開口
部には蓋体2が着脱自在に覆着されている。この
本体1と蓋体2とは、中空箱体を前方は深く後方
は浅く上下に2分割した形態よりなる。すなわち
図示の例にあつては、本体1の周壁は、前方は浅
く、それから後方に向い除々に深くなり、後方に
おいて一定の深さとなり深く形成され、対応して
逆に蓋体2の周壁は、前方は深く、それから後方
に向い除々に浅くなり、後方において一定の浅さ
で浅く形成されている。
そして本体1および蓋体2ともに、周壁の左右
両側壁後方に段部を設けることにより、各々の後
端部分3,4は幅狭に形成されている。本体1の
後端部分3の幅および奥行は、第1図中想像線に
て示したごとく、周壁の後壁5を下にした倒立状
態の蓋体2を、その頂壁6の内面が本体1の開口
外周縁7に当接するまで、後方から十分外嵌でき
る寸法を有している。
又蓋体2には、上記した倒立状態にある際これ
を支える支持部が一体設されている。すなわち図
示の例にあつては、蓋体2の後壁5の外面には複
数のリブ8が、蓋体2の後壁5側の外周縁9に接
した垂直線10まで立設され、倒立状態にある蓋
体2を安定すべく支える。この場合、倒立状態に
ある蓋体2が前方に倒れる際の支点11と後方に
倒れる際の支点12との間の距離が長くなる。す
なわち、支持部であるリブ8を設けたことによつ
て、蓋体2が後方に倒れる際の支点12が後方に
位置することになり、これによつて蓋体2が後方
へ倒れることを防ぐ。その結果、蓋体2を安定し
た倒立状態に保つことが出来ている。第4図はこ
のリブ8の断面図であるが、更に第5図に示すご
とく、ゴム製のすべり止13をリブ8の先端部に
装着しておくと、倒立状態にある蓋体2が滑らな
くなる利点がある。
そして本体1の開口端部14には、倒立状態の
蓋体2の端面15の一部が当接可能となつてい
る。すなわち、倒立状態の蓋体2の重心は前方に
偏在しているため、この蓋体2は前方に倒れよう
とするが、図示例ではこの蓋体2の端面15の中
央傾斜部が本体1の開口端部14の段部の部分に
斜から当接して受け止められるので、蓋体2は倒
立状態を安定して保つことができる。
次に本考案に係る蓋付き容器の操作について説
明する。
収納物の出し入れ時、蓋体2の不使用時等にあ
つては、まず本体1の開口部を覆着し装着状態に
あつた蓋体2を取りはずし、次にこの蓋体2を第
1図中矢示のごとく移動させて、想像線で示した
ごとく、後壁5を下にした倒立状態で本体1の後
端部分3に後方から外嵌し、頂壁6の内面が本体
1の開口外周縁7に当接するまで十分嵌めこむ。
このようにして倒立状態とされた蓋体2は、支
持部としてのリブ8によつて支えられるととも
に、その端面15の一部が本体1の開口端部1
4、図示例では開口端部14の段部に斜めから当
接して受け止められているので、蓋体2は倒立状
態を安定して保つことができる。
而して蓋体2は、安定した倒立状態で、本体1
の後端部分3に頂壁6が本体1の開口外周縁7に
当接するまで十分外嵌されているので、この蓋体
2は、その装着状態における後壁5側の外周縁9
に接した垂直線10より前方に、収納することが
できる。
なお、倒立状態にある蓋体2を支える支持部と
して、上述の実施例にあつては蓋体2の後壁5の
外面に立設されたリブ8が示されていたが、本考
案はこれに限定されず、このリブ8とともに又は
このリブ8に代えて、第6図および第7図に示し
たリブ16を用いてもよい。すなわちこのリブ1
6は、蓋体2の両側壁内面に立設され、倒立状態
にある蓋体2をその下面で本体1の後端部分3の
開口端部14に上方から当接することにより支え
るべく位置している。倒立状態にある蓋体2はこ
のリブ16を介し安定すべく支えられる。
又、本体1と蓋体2とは、中空箱体を前方は深
く後方は浅く上下に2分割した形態よりなるが、
前述の実施例にあつては、その前方から後方にか
けては除々に浅くなるべく傾斜して分割されてお
り、倒立状態にある蓋体2が前方に倒れようとす
る場合、蓋体2の端面15の中央傾斜部が本体1
の開口端部14の段部に斜から当接して受け止め
られていたが、本考案はこれに限定されず、第8
図に示すごとくしてもよい。すなわち、上記前方
から後方にかけては中央付近のみを前方にわん曲
する円弧状をなして分割されており、倒立状態に
ある蓋体2が前方に倒れようとする場合、蓋体2
の中央円弧部が本体1の後端部分3付近の開口端
部に上方から当接して受け止められ、蓋体2は倒
立状態を安定して保つことができるのである。
以上説明したごとく、本考案に係る蓋付き容器
は、収納物の出し入れ等に際し蓋体を取りはずし
た場合、その蓋体を安定した倒立状態で本体の後
端部分に外嵌してしまうことにより収納・定置
し、別に蓋体を置いておくべきスペースを必要と
せず本体が占める平面スペース内にほぼおさまる
ので、台所等のスペースが有効に活用出来るとと
もに、本体および蓋体とも箱体であるため各コー
ナー部におけるデツドスペースがなくこの面から
も収納スペースが有効に活用され、しかも構成が
簡単であるため低コト化が期せかつ耐久性に優れ
るとともに操作が容易であり、又本体と蓋体との
取りはずしがスムーズであるため洗浄が容易であ
り、従来のこの種の容器が有した問題点が一掃さ
れる等、その効果は顕著にして大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は、本考案に係る蓋付
き容器の1実施例を示し、第1図はその側面図、
第2図はその半横断平面図、第3図はその半縦断
正面図である。第4図は支持部を示し第2図A−
A線に沿う矢視断面図であり、第5図は支持部の
他の実施例を第4図に対応して示した断面図であ
る。第6図は支持部の更に他の実施例を蓋体を倒
立状態として示した要部平面図であり、第7図は
第6図のB−B線に沿う矢視断面図である。第8
図は更に他の実施例を示す側面図である。 1……本体、2……蓋体、3……本体の後端部
分、4……蓋体の後端部分、5……後壁、6……
頂壁、7……本体の開口外周縁、8……リブ、9
……蓋体の外周縁、10……垂直線、11……支
点、12……支点、13……すべり止め、14…
…開口端部、15……端面、16……リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中空箱体を前方は深く後方は浅く上下に2分割
    した、着脱自在の蓋体と本体とからなる蓋付き容
    器において、 蓋体および本体とも後端部分を幅狭に形成し、
    本体のこの後端部分の幅および奥行とも、後壁を
    下にした倒立状態の蓋体を、頂壁内面が本体の開
    口外周縁に当接するまで、後方から外嵌できる寸
    法を有し、 かつこの倒立状態の蓋体を支える支持部を蓋体
    の後壁外面に一体設してなるとともに、この倒立
    状態の蓋体の端面の一部が本体の開口端部に当接
    可能であることを特徴とする蓋付き容器。
JP2166782U 1982-02-18 1982-02-18 蓋付き容器 Granted JPS58125145U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2166782U JPS58125145U (ja) 1982-02-18 1982-02-18 蓋付き容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2166782U JPS58125145U (ja) 1982-02-18 1982-02-18 蓋付き容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58125145U JPS58125145U (ja) 1983-08-25
JPS633961Y2 true JPS633961Y2 (ja) 1988-02-01

Family

ID=30033790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2166782U Granted JPS58125145U (ja) 1982-02-18 1982-02-18 蓋付き容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58125145U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54100261U (ja) * 1977-12-27 1979-07-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58125145U (ja) 1983-08-25

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