JPH024902Y2 - - Google Patents

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JPH024902Y2
JPH024902Y2 JP1982028141U JP2814182U JPH024902Y2 JP H024902 Y2 JPH024902 Y2 JP H024902Y2 JP 1982028141 U JP1982028141 U JP 1982028141U JP 2814182 U JP2814182 U JP 2814182U JP H024902 Y2 JPH024902 Y2 JP H024902Y2
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JP
Japan
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lid
container body
piece
recess
corners
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JP1982028141U
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JPS58130949U (ja
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Priority to JP2814182U priority Critical patent/JPS58130949U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主として各種の食品を収納する食
品容器の蓋の改良に係わるものである。
従来の食品容器の蓋Cは、第4図に示すように
蓋板31の周縁部の鍔片32を除いた部分に、容
器本体33の周壁34上部に内向きに設けられた
断面L字形状の段部35の高さと同じ高さにした
窪部36を設けるように形成されていた。しかし
乍ら、窪部36と容器本体33の段部35とが同
一高さであり、閉蓋時に窪部36外面と容器本体
33の段部35内面とが完全な面接触となるた
め、これらの相互間では空気の流通が悪く、開蓋
時に剥離操作が困難になる欠点を有していた。
また、一部では、蓋板の周縁部に嵌合凹所及び
折曲縁を設け、この嵌合凹所及び折曲縁を除いた
部分に窪部を設け、この窪部の4隅部に傾斜部を
夫々設けるようにしたもの(例えば、実開昭49−
23349号公報)や、蓋板の周縁部の鍔片を除いた
部分に窪部を設け、この鍔片と窪部との間に傾斜
部を設けるようにしたもの(例えば、実開昭49−
105501号公報)等が提案されていた。しさし乍
ら、前者は、傾斜部が窪部の4隅部にしか設けら
れていないため、窪部と容器本体の段部との相互
間の空気流通が悪く、開蓋時の剥離操作が困難で
あるばかりでなく、蓋板の周縁部に嵌合凹所及び
折曲縁や、この折曲縁にくぼみ部等を設けなけれ
ばならないため、構造が複雑で高価になる欠点が
あつた。一方、後者は、鍔片と窪部との間に傾斜
部のみを単なる設けるように形成されているた
め、閉蓋時に容器本体への位置決めが面倒である
のみならず、閉蓋状態の安定性も悪かつた。
この考案は、前述のような欠点を除去すべく案
出されたもので、四角形状の蓋板の周縁部に鍔片
を外方へ突設し、この鍔片を除いた部分には、容
器本体の周壁上部に設けられた段部の高さより少
なくとも低い窪部を設けると共に、鍔片と窪部と
の間には、鍔片の内側縁から窪部の周縁へ行くに
従つて漸次低くなる傾斜部を設け、この傾斜部の
4隅部には、容器本体の段部の4隅部曲率半径に
合致させた閉蓋時位置決め用の円弧状の突起を
夫々設け、この各突起の鍔片側縁には、容器本体
の段部の4隅部内面に引掛けられる引掛部を、鍔
片と直角になるように設けることにより、閉蓋時
に傾斜部の4隅部の突起外面と容器本体の段部内
面とを点接触にして、窪部と容器本体の段部との
相互間の空気流通が良好で、開蓋時の剥離操作を
極めて容易にできるようにし、それに閉蓋時に容
器本体への位置決めが著しく簡単にでき、且つ閉
蓋状態の安定性も頗る良好ならしめ、更に構造簡
単で安価になるような食品容器の蓋を提供するも
のである。
以下、この考案の一実施例を図面に基いて説明
する。
この考案の蓋Aは、図に示すように四角形状の
蓋板1の周縁部に鍔片2を外方へ突設し、この鍔
片2を除いた部分には、容器本体の周壁上部に設
けられた段部(後述する)の高さより少なくとも
低い(図中は略半分程度)窪部3を設ける。ま
た、鍔片2と窪部3との間には、鍔片2の内側縁
から窪部3の周縁へ行くに従つて漸次低くなる傾
斜部4を設ける。そして、この傾斜部4の4隅部
には、容器本体の段部の4隅部曲率半径に合致さ
せた閉蓋時位置決め用の円弧状の突起5を夫々設
け、この各突起5の鍔片2側縁には、第3図に示
すように容器本体の段部の4隅部内面に引掛けら
れる引掛部6を、鍔片2と直角になるように形成
したものである。
Bはこの考案の蓋Aに主として用いられる容器
本体であつて、この容器本体Bは、第2図及び第
3図に示すように、上部周縁に鍔片11が外方へ
突設された前壁、後壁、左側壁、右側壁等の周壁
12と、この周壁12の下部周縁に連設された底
壁13とから成り、周壁12の上部には、垂直片
14と水平片15とを有する内向きの断面L字形
状の段部16を設け、この段部16の4隅部は適
宜な曲率半径になるように形成されている。
この考案の蓋Aは前述のように構成したから、
第2図及び第3図に示すように、蓋板1の周縁部
の鍔片2を除いた部分に容器本体Bの段部16の
高さより少なくとも低い窪部3を設けたことと、
鍔片2と窪部3との間に鍔片2の内側縁から窪部
3の周縁へ行くに従つて漸次低くなる傾斜部4を
設けたことと、傾斜部4の4隅部に容器本体Bの
段部16の4隅部曲率半径に合致させた突起5を
夫々設けたこととが相俟つて、閉蓋時に傾斜部4
の4隅部の突起5外面と容器本体Bの段部16内
面とが点接触となるため、窪部3と容器本体Bの
段部16との相互間の空気流通が良好となり、開
蓋時の剥離操作が極めて容易にできるのである。
しかも、各突起5の鍔片2側縁に引掛部6を鍔
片2と直角になるように形成したことによつて、
閉蓋時に容器本体Bの段部16の4隅部内面に引
掛けられるため、閉蓋時に容器本体Bへの位置決
めが著しく簡単にできる効果を有するばかりでな
く、閉蓋状態の安定性も頗る良好となる。
更に、この考案の蓋Aは、蓋板1に鍔片2と窪
部3とを設け、この鍔片2と窪部3との間に傾斜
部4と引掛部6付き突起5とを設けるのみである
ため、従来から提案されている実開昭49−23349
号公報の容器蓋に比較して、蓋板の周縁部に嵌合
凹所、折曲縁、くぼみ部等を設けることなく、構
造が簡単で安価に提供することができる。
以上説明したように、この考案によれば、開蓋
時の剥離操作が極めて容易にでき、しかも閉蓋時
の位置決めが簡単で、且つ閉蓋状態の安定性も良
好となり、更に構造簡単で安価に提供できる等の
諸効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は平面図、第2図及び第3図は使用状態を示
し、第2図は縦断正面図、第3図は傾斜部4隅部
の突起部分の縦断面図、第4図は従来の食品容器
を示す断面図である。 A……蓋、B……容器本体、1……蓋板、2…
…鍔片、3……窪部、4……傾斜部、5……突
起、6……引掛部、11……鍔片、12……周
壁、13……底壁、14……垂直片、15……水
平片、16……段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 四角形状の蓋板の周縁部に鍔片を外方へ突設
    し、この鍔片を除いた部分には、容器本体の周壁
    上部に設けられた段部の高さより少なくとも低い
    窪部を設けると共に、鍔片と窪部との間には、鍔
    片の内側縁から窪部の周縁へ行くに従つて漸次低
    くなる傾斜部を設け、この傾斜部の4隅部には、
    容器本体の段部の4隅部曲率半径に合致させた閉
    蓋時位置決め用の円弧状の突起を夫々設け、この
    各突起の鍔片側縁には、容器本体の段部の4隅部
    内面に引掛けられる引掛部を、鍔片と直角になる
    ように設けたことを特徴とする食品容器の蓋。
JP2814182U 1982-02-27 1982-02-27 食品容器の蓋 Granted JPS58130949U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2814182U JPS58130949U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 食品容器の蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2814182U JPS58130949U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 食品容器の蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58130949U JPS58130949U (ja) 1983-09-03
JPH024902Y2 true JPH024902Y2 (ja) 1990-02-06

Family

ID=30040003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2814182U Granted JPS58130949U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 食品容器の蓋

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JP (1) JPS58130949U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4923349U (ja) * 1972-05-31 1974-02-27
JPS49105501U (ja) * 1972-12-28 1974-09-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58130949U (ja) 1983-09-03

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