JPS5919037Y2 - バタ−容器 - Google Patents
バタ−容器Info
- Publication number
- JPS5919037Y2 JPS5919037Y2 JP586279U JP586279U JPS5919037Y2 JP S5919037 Y2 JPS5919037 Y2 JP S5919037Y2 JP 586279 U JP586279 U JP 586279U JP 586279 U JP586279 U JP 586279U JP S5919037 Y2 JPS5919037 Y2 JP S5919037Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- lid
- annular engagement
- edge
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Stackable Containers (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はバターナイフを入れたまま蓋ができるバター容器
に関するものである。
に関するものである。
一般にバターナイフを入れたまま蓋ができる容器はバタ
ーの包装に用いられ、これに対して種々の考案がなされ
ている。
ーの包装に用いられ、これに対して種々の考案がなされ
ている。
本案は以上のような容器においてバターナイフ挿入用の
溝のない容器と同程度の密封かえられ、しかも開蓋後は
バターナイフを入れたまま蓋をすることができる取扱操
作の容易なバター容器を提供することをその目的とする
ものである。
溝のない容器と同程度の密封かえられ、しかも開蓋後は
バターナイフを入れたまま蓋をすることができる取扱操
作の容易なバター容器を提供することをその目的とする
ものである。
すなわち、本案は本体1の上縁に断面アングル状の環状
係合縁2を設け、この環状係合縁2を横切って一部に凹
溝9を形成し、蓋体4の周縁には前記環状係合縁2.に
係合する断面アングル状の環状係合縁5を設け、該環状
係合縁5の水平部5bが、天板6の水平延長部に連続し
て形成された立上り部分において前記本体の凹溝9に嵌
合する凹陥部10を設け、該凹陥部10の底部10aと
奥部10 bは一体となって天板6に対して1つの開閉
弁を構成できる如くそれらのL型左右両隅部11は凹陥
部10の左右側壁に引裂き可能に連設され、かつ前記凹
溝9と凹陥部10とは両者の底面同志が接触し合うよう
に嵌合し、両者より下方の側面同志も接触し合うように
前記蓋体4における前記凹陥部10よりも下方部分12
の内方に前記本体1における前記凹溝9よりも下方部分
の下端と係合する突縁13を設けてなるバター容器にか
かるものであって、バター包装時には蓋体の凹陥部が本
体の凹溝に嵌合するので密封状態が保たれ、開蓋時間陥
部を引裂けば容易にナイフ挿入口ができるものであって
、ナイフ挿入口にナイフを挿入したまま蓋をするときに
は、引裂いた凹陥部の底部と奥部とが蓋体に接合された
まま残るので一種の開閉弁を構成し、これでナイフ挿入
口を閉じることもできるという特徴がある。
係合縁2を設け、この環状係合縁2を横切って一部に凹
溝9を形成し、蓋体4の周縁には前記環状係合縁2.に
係合する断面アングル状の環状係合縁5を設け、該環状
係合縁5の水平部5bが、天板6の水平延長部に連続し
て形成された立上り部分において前記本体の凹溝9に嵌
合する凹陥部10を設け、該凹陥部10の底部10aと
奥部10 bは一体となって天板6に対して1つの開閉
弁を構成できる如くそれらのL型左右両隅部11は凹陥
部10の左右側壁に引裂き可能に連設され、かつ前記凹
溝9と凹陥部10とは両者の底面同志が接触し合うよう
に嵌合し、両者より下方の側面同志も接触し合うように
前記蓋体4における前記凹陥部10よりも下方部分12
の内方に前記本体1における前記凹溝9よりも下方部分
の下端と係合する突縁13を設けてなるバター容器にか
かるものであって、バター包装時には蓋体の凹陥部が本
体の凹溝に嵌合するので密封状態が保たれ、開蓋時間陥
部を引裂けば容易にナイフ挿入口ができるものであって
、ナイフ挿入口にナイフを挿入したまま蓋をするときに
は、引裂いた凹陥部の底部と奥部とが蓋体に接合された
まま残るので一種の開閉弁を構成し、これでナイフ挿入
口を閉じることもできるという特徴がある。
しかして、蓋体の凹陥部は蓋体の水平部が天板の水平延
長部に連続して形成された立上り部分に設けられている
のでその凹陥部における奥部と底部を左右側壁から一体
的に引裂くと奥部のあった部分全面が開放されて、ナイ
フ挿入口が蓋体の側方に開口し、実開昭53−5532
3号公報にみられるような天板の上方に開口されるもの
ではないがら本体に内容物があってもナイフを側方がら
自由に挿入できるという特徴がある。
長部に連続して形成された立上り部分に設けられている
のでその凹陥部における奥部と底部を左右側壁から一体
的に引裂くと奥部のあった部分全面が開放されて、ナイ
フ挿入口が蓋体の側方に開口し、実開昭53−5532
3号公報にみられるような天板の上方に開口されるもの
ではないがら本体に内容物があってもナイフを側方がら
自由に挿入できるという特徴がある。
又、開閉弁の下方部分をもって引き裂けば凹陥部の左右
両隅部におけるL型引き裂き連設部の形状により底部か
ら奥部に向って引き裂き力が順次伝播されるので引き裂
き易いという特徴がある。
両隅部におけるL型引き裂き連設部の形状により底部か
ら奥部に向って引き裂き力が順次伝播されるので引き裂
き易いという特徴がある。
更に又、凹陥部と凹溝とが嵌合すると両者の底面同志、
両者より下方の側面同志が接触し合い、がっ突縁と凹溝
下方とが係合して上記面接触を確保するから極めて良好
なる密封状態を維持できるという特徴がある。
両者より下方の側面同志が接触し合い、がっ突縁と凹溝
下方とが係合して上記面接触を確保するから極めて良好
なる密封状態を維持できるという特徴がある。
以下図面に示す実施例について説明する。
第1,2図は本体1を示すものであって、本体1の上縁
には断面アングル状の環状係合縁2が形成されている。
には断面アングル状の環状係合縁2が形成されている。
具体的には上縁段部1aから直立部2a、水平部2b、
傾斜部2Cが順次連設された断面アングル状に形成され
ており、直立部2aの周囲一部に膨出部3が形成され、
これが第10図に示すように本体同志を積み重ねた場合
、隣接する係合縁2の水平部2bに係合し、本体同志の
密着を防ぎ分離し易いようになっている。
傾斜部2Cが順次連設された断面アングル状に形成され
ており、直立部2aの周囲一部に膨出部3が形成され、
これが第10図に示すように本体同志を積み重ねた場合
、隣接する係合縁2の水平部2bに係合し、本体同志の
密着を防ぎ分離し易いようになっている。
1は平面的にみて変形四角形をなしており、合成樹脂で
底型されている。
底型されている。
第3,4図は本体と同質材料で底型された蓋体4を示す
ものであって、この周縁に前記本体1の環状係合縁5が
形成されている。
ものであって、この周縁に前記本体1の環状係合縁5が
形成されている。
具体的には天板6の周囲は下向き傾斜面6aに形成され
、これから起立して環状係合縁5が形成されているもの
で、この環状係合縁5は上向き傾斜部5aと水平部5b
及び下向き傾斜部5cとで構成された断面アングル状に
形成され、下向き傾斜部5C端部内面に本体1の傾斜部
2c端に係合する突縁7が形成されている。
、これから起立して環状係合縁5が形成されているもの
で、この環状係合縁5は上向き傾斜部5aと水平部5b
及び下向き傾斜部5cとで構成された断面アングル状に
形成され、下向き傾斜部5C端部内面に本体1の傾斜部
2c端に係合する突縁7が形成されている。
そして上向き傾斜部5aの一部に、内方に突出する膨出
部8が形成されており、蓋体4同志を積み重ねた場合、
この膨出部8が隣接する蓋体4の水平部5bに第11図
に示す如く係合して蓋体同志の密着が防止されるように
なっている。
部8が形成されており、蓋体4同志を積み重ねた場合、
この膨出部8が隣接する蓋体4の水平部5bに第11図
に示す如く係合して蓋体同志の密着が防止されるように
なっている。
図示のものでは天板6の下向き傾斜面6aの一部6bが
天板6の隅部で欠如し、水平部5bと同高となっている
。
天板6の隅部で欠如し、水平部5bと同高となっている
。
つまりこの部分の水平部5bは天板の水平延長部に連続
して形成された立上り部分に形成されていることになる
。
して形成された立上り部分に形成されていることになる
。
この同高部分6bにな、前記本体1のこれに対応する部
分に設けられたところの環状係合縁2を横切って形成さ
れた凹溝9に嵌合する凹陥部10が設けられている。
分に設けられたところの環状係合縁2を横切って形成さ
れた凹溝9に嵌合する凹陥部10が設けられている。
これ等は第6図乃至第9図に具体的に図示されている。
そして前記凹陥部10のL型左右両側隅部11は引き裂
き可能な薄肉部に形成されこれで左右側壁に連設され、
更に底部10 aの外方にタブ12が形成され、このタ
ブ12の内面に突出して形成された突縁13が本体1の
傾斜部2C端に係合するようになっている。
き可能な薄肉部に形成されこれで左右側壁に連設され、
更に底部10 aの外方にタブ12が形成され、このタ
ブ12の内面に突出して形成された突縁13が本体1の
傾斜部2C端に係合するようになっている。
すなわち、底部10 aよりも下方部分12の内面に突
出して形成された突縁13が本体1の傾斜部2Cの下端
に係合するようになっている。
出して形成された突縁13が本体1の傾斜部2Cの下端
に係合するようになっている。
本案は以上の如く構成されているので、蓋体4を本体1
に被せると蓋体4の環状係合縁5が本体1の環状保合縁
2に嵌合し、かつ凹陥部10が凹溝9に嵌合するので密
封状態を維持でき、がっ又突縁7,13が本体1の傾斜
部2C端に係り止めされて蓋体が容易に開くことがない
。
に被せると蓋体4の環状係合縁5が本体1の環状保合縁
2に嵌合し、かつ凹陥部10が凹溝9に嵌合するので密
封状態を維持でき、がっ又突縁7,13が本体1の傾斜
部2C端に係り止めされて蓋体が容易に開くことがない
。
したがって、バターを包装した流通過程では密封状態を
十分に維持せしめることができて埃、塵などの侵入を防
ぐことができる。
十分に維持せしめることができて埃、塵などの侵入を防
ぐことができる。
又、開閉時開陥部10を引裂けば容易に凹陥部の奥部部
分全面が開口してナイフ挿入口が蓋体の側方に開口し、
凹溝9を利用してナイフを側方がら本体1内に挿入でき
るものであり、凹陥部の底′部10 aと奥部10 b
は一体となって天板6に対して1つの開閉片を構成する
から蓋体を閉めたままナイフを挿入できるものであり、
ナイフ挿入後もナイフ挿入口の一部を閉じることができ
て塵埃の侵入を防止することができるのみならずナイフ
を挿入しなりときは完全に閉じることができる。
分全面が開口してナイフ挿入口が蓋体の側方に開口し、
凹溝9を利用してナイフを側方がら本体1内に挿入でき
るものであり、凹陥部の底′部10 aと奥部10 b
は一体となって天板6に対して1つの開閉片を構成する
から蓋体を閉めたままナイフを挿入できるものであり、
ナイフ挿入後もナイフ挿入口の一部を閉じることができ
て塵埃の侵入を防止することができるのみならずナイフ
を挿入しなりときは完全に閉じることができる。
以上説明したところから明らかなように本案は、蓋体と
本体とに互いに嵌合する環状保合縁を設けて密封できる
ばかりでなく、それらの一部に設けた凹陥部と凹溝とが
嵌合して密封状態を維持でき、開蓋時には蓋体の凹陥部
を引裂いてナイフ挿入口を蓋体の側方に開口せしめるこ
とができ、凹溝を利用してナイフを挿入したまま蓋体を
かぶせることができるという特徴があり、蓋体凹陥部の
左右両隅におけるL型形状によりこの部分が引き裂き易
いという特徴がある。
本体とに互いに嵌合する環状保合縁を設けて密封できる
ばかりでなく、それらの一部に設けた凹陥部と凹溝とが
嵌合して密封状態を維持でき、開蓋時には蓋体の凹陥部
を引裂いてナイフ挿入口を蓋体の側方に開口せしめるこ
とができ、凹溝を利用してナイフを挿入したまま蓋体を
かぶせることができるという特徴があり、蓋体凹陥部の
左右両隅におけるL型形状によりこの部分が引き裂き易
いという特徴がある。
又、凹陥部と凹溝とが嵌合すると両者の底面同志、両者
より下方の側面同志が接触しあい、かつ突縁と凹溝下方
とが係合して上記面接触を確保するから、極めて良好な
る密封状態を維持できる。
より下方の側面同志が接触しあい、かつ突縁と凹溝下方
とが係合して上記面接触を確保するから、極めて良好な
る密封状態を維持できる。
第1図は本体の平面図、第2図は半部を切断して示す本
体の正面図、第3図は蓋体の平面図、第4図は半部を切
断して示す本体の正面図、第5図は蓋体と本体との嵌合
状態を示す部分切断面図、第6.7図は蓋体の凹陥部分
を示す平面図と側面図、第8図は蓋体の凹陥部と本体の
凹溝との相対関係を示す部分斜面図、第9図はナイフ挿
入口を形成した場合の部分切断面図、第10図は本体同
志を積み重ねたときの部分切断面図、第11図は蓋体同
志を積み重ねたときの部分切断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・環状係合縁、4・
・・・・・蓋体、5・・・・・・環状係合縁、9・・・
・・・凹溝、10・・・・・・凹陥部、11・・・・・
・薄肉部、12・・・・・・下方部分。
体の正面図、第3図は蓋体の平面図、第4図は半部を切
断して示す本体の正面図、第5図は蓋体と本体との嵌合
状態を示す部分切断面図、第6.7図は蓋体の凹陥部分
を示す平面図と側面図、第8図は蓋体の凹陥部と本体の
凹溝との相対関係を示す部分斜面図、第9図はナイフ挿
入口を形成した場合の部分切断面図、第10図は本体同
志を積み重ねたときの部分切断面図、第11図は蓋体同
志を積み重ねたときの部分切断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・環状係合縁、4・
・・・・・蓋体、5・・・・・・環状係合縁、9・・・
・・・凹溝、10・・・・・・凹陥部、11・・・・・
・薄肉部、12・・・・・・下方部分。
Claims (1)
- 本体1の上縁に断面アングル状の環状係合縁2を設け、
この環状係合縁2を横切って一部に凹溝9を形威し、蓋
体4の周縁には前記環状係合縁2に係合する断面アング
ル状の環状係合縁5を設け、該環状係合縁5の水平部5
bが、天板6の水平延長部に連続して形成された立上り
部分において前記本体の凹溝9に嵌合する凹陥部10を
設け、該凹陥部10の底部10 aと奥部10bは一体
となって天板6に対して1つの開閉弁を構成できる如く
それらのL型左右両隅部11は凹陥部10の左右側壁に
引裂き可能に連設され、かつ前記凹溝9と凹陥部10と
は両者の底面同志が接触し合うように嵌合し、両者より
下方の側面同志も接触し合うように前記蓋体4における
前閉凹陥部10よりも下方部分12の内方に前記本体1
における前記凹溝9よりも下方部分の下端と係合する突
縁13を設けてなるバター容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP586279U JPS5919037Y2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | バタ−容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP586279U JPS5919037Y2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | バタ−容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5563826U JPS5563826U (ja) | 1980-05-01 |
JPS5919037Y2 true JPS5919037Y2 (ja) | 1984-06-01 |
Family
ID=28812123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP586279U Expired JPS5919037Y2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | バタ−容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919037Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-19 JP JP586279U patent/JPS5919037Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5563826U (ja) | 1980-05-01 |
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