JPS5846971Y2 - 包装容器 - Google Patents
包装容器Info
- Publication number
- JPS5846971Y2 JPS5846971Y2 JP7024781U JP7024781U JPS5846971Y2 JP S5846971 Y2 JPS5846971 Y2 JP S5846971Y2 JP 7024781 U JP7024781 U JP 7024781U JP 7024781 U JP7024781 U JP 7024781U JP S5846971 Y2 JPS5846971 Y2 JP S5846971Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- lid
- side wall
- peripheral
- peripheral flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱可塑性合成樹脂等の薄板を真空成形して造っ
た、通気孔付包装容器に関するものである。
た、通気孔付包装容器に関するものである。
従来熱可塑性合成樹脂等の薄板を真空成形加工等して得
られる容体と蓋体とから成る食品の包装容器には容器内
の食品が蒸れて腐敗するのを防止するため、前記蓋体、
又は容体の側壁に通気孔を設けていた。
られる容体と蓋体とから成る食品の包装容器には容器内
の食品が蒸れて腐敗するのを防止するため、前記蓋体、
又は容体の側壁に通気孔を設けていた。
しかし蓋体に通気孔を設けた場合には、容器を多段に積
み上げた場合、前記通気孔が上段の容器における底板に
よって塞がれ、通気孔を設けた意味が全く失われると共
に容体内に塵が入り易いのであり、又容体の側壁に通気
孔を設けた場合にはこの孔から内部の品物が外に出るお
それか′あるので特定の品物の包装にしか適用できない
ばかりか、側壁の強度か著しく低下する等の欠点があっ
た。
み上げた場合、前記通気孔が上段の容器における底板に
よって塞がれ、通気孔を設けた意味が全く失われると共
に容体内に塵が入り易いのであり、又容体の側壁に通気
孔を設けた場合にはこの孔から内部の品物が外に出るお
それか′あるので特定の品物の包装にしか適用できない
ばかりか、側壁の強度か著しく低下する等の欠点があっ
た。
本考案は、包装容器の容体における周側壁の上端外周縁
部に周鍔部を外向きに突出させて設け、該周鍔部と周側
壁との連接角部を下向きに膨出成形し、該膨出部に通気
孔を設けることにより前記問題点を解決すると共に、通
気孔を設けることによる強度の低下を防止したものであ
る。
部に周鍔部を外向きに突出させて設け、該周鍔部と周側
壁との連接角部を下向きに膨出成形し、該膨出部に通気
孔を設けることにより前記問題点を解決すると共に、通
気孔を設けることによる強度の低下を防止したものであ
る。
次に本考案を実施例図面に基づき説明すると、１は上面
開放型の容体２と蓋体３とを一側部の蝶番部４で二つ折
り可能に連設した包装容器であって、該包装容器１はポ
リエチレン等の熱可塑性合成樹脂製薄板を真空成形等に
より一体成形したものであり、前記上面開放型の容体３
における周側壁５の上端外周縁には、水平外向きに連接
する周鍔部６を一体的に突設し、この周鍔部６にはその
全周に沿って上向き突条７を膨出形成する一方、前記蓋
体３における周鍔部８には、その全周に沿って凹所溝９
を設けて、該蓋体３を容体２に被せたとき、容体２の突
条７が蓋体３の凹所溝９に嵌まると共に容体２の周鍔部
６が蓋体３の周鍔部８に密接するように構成されている
。
開放型の容体２と蓋体３とを一側部の蝶番部４で二つ折
り可能に連設した包装容器であって、該包装容器１はポ
リエチレン等の熱可塑性合成樹脂製薄板を真空成形等に
より一体成形したものであり、前記上面開放型の容体３
における周側壁５の上端外周縁には、水平外向きに連接
する周鍔部６を一体的に突設し、この周鍔部６にはその
全周に沿って上向き突条７を膨出形成する一方、前記蓋
体３における周鍔部８には、その全周に沿って凹所溝９
を設けて、該蓋体３を容体２に被せたとき、容体２の突
条７が蓋体３の凹所溝９に嵌まると共に容体２の周鍔部
６が蓋体３の周鍔部８に密接するように構成されている
。
そして前記容体２における周側壁５と周鍔部６との連接
角部には、全周の適宜個所（本実施例では４個所）に、
周側壁５及び周鍔部６の両方を下向きに凹み形成して凹
み膨出部１０を設け、該凹み膨出部１０内に容体２の内
部と外部とを連通させるための通気孔１１を穿設して成
るものである。
角部には、全周の適宜個所（本実施例では４個所）に、
周側壁５及び周鍔部６の両方を下向きに凹み形成して凹
み膨出部１０を設け、該凹み膨出部１０内に容体２の内
部と外部とを連通させるための通気孔１１を穿設して成
るものである。
なお前記通気孔１１付の凹み膨出部１０は、図示の４個
所に限らず、蓋体３との連接部側のみとが、或はこれと
反対側のみとか、蓋体３との連接部に直交する部分に設
けてもよく、また、本考案は、容体２と蓋体３とを別々
に成形したものでも良いことはいうまでもない。
所に限らず、蓋体３との連接部側のみとが、或はこれと
反対側のみとか、蓋体３との連接部に直交する部分に設
けてもよく、また、本考案は、容体２と蓋体３とを別々
に成形したものでも良いことはいうまでもない。
以上の構成により、包装容器１の容体２内に品物を収納
した後該容器１を閉蓋するには、蓋体３を蝶番４個所で
折り曲げてこの蓋体３の周鍔部８と容体２０周鍔部６と
の適宜個所をホッチキスで刺着するか、或いは熱融着す
るのであって、この場合通気孔１１は、容体２における
周側壁５と周鍔部６との連接角部に設けた凹み膨出部１
０に穿設したから蓋体３の閉蓋によって塞がれることが
ない このように包装容器１の容体２における周側壁５の上端
外周縁部に周鍔部６を外向きに設け、該周鍔部６と周側
壁１５との連接角部の適宜個所を下向きに凹み成形して
凹み膨出部１０を設け、該凹み膨出部１０個所に通気孔
１１を設けたことにより、この通気孔１１は、周鍔部６
の下面に位置するがらこの容器１を多段に積み上げても
前記通気孔１１が塞がれることが全くないばかりか、塵
が入り難いのであす、シかも通気孔１１が容体２の上端
部個所に位置するから、容体２内の品物がこの通気（Ｌ
ｌｌから外部に出にくくなるのであり、又通気孔１１を
連接角部に設けた凹み膨出部に穿設したことにより容体
２０強度が通気孔１１の穿設によって弱化することがな
いのである。
した後該容器１を閉蓋するには、蓋体３を蝶番４個所で
折り曲げてこの蓋体３の周鍔部８と容体２０周鍔部６と
の適宜個所をホッチキスで刺着するか、或いは熱融着す
るのであって、この場合通気孔１１は、容体２における
周側壁５と周鍔部６との連接角部に設けた凹み膨出部１
０に穿設したから蓋体３の閉蓋によって塞がれることが
ない このように包装容器１の容体２における周側壁５の上端
外周縁部に周鍔部６を外向きに設け、該周鍔部６と周側
壁１５との連接角部の適宜個所を下向きに凹み成形して
凹み膨出部１０を設け、該凹み膨出部１０個所に通気孔
１１を設けたことにより、この通気孔１１は、周鍔部６
の下面に位置するがらこの容器１を多段に積み上げても
前記通気孔１１が塞がれることが全くないばかりか、塵
が入り難いのであす、シかも通気孔１１が容体２の上端
部個所に位置するから、容体２内の品物がこの通気（Ｌ
ｌｌから外部に出にくくなるのであり、又通気孔１１を
連接角部に設けた凹み膨出部に穿設したことにより容体
２０強度が通気孔１１の穿設によって弱化することがな
いのである。
従って本考案によれば、内容物（品物）の腐敗を防止で
きると共に塵が入りにくいから極めて衛生的であり、又
通気孔個所の強度も大で、しかも品物が外に出るおそれ
がなく、この結果あらゆる品物の容器として使用できる
から、用途が広く極めて有益である。
きると共に塵が入りにくいから極めて衛生的であり、又
通気孔個所の強度も大で、しかも品物が外に出るおそれ
がなく、この結果あらゆる品物の容器として使用できる
から、用途が広く極めて有益である。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は包装容器の斜
視図、第２図は第１図のＩＩ −ＩＩ視断面図、第３図
は第１図のＩＩ −ＩＩ視矢視図、第４図は蓋を閉じた
ときにおける第１図ＩＩ −ＩＩ視個所の断面図、第５
図は蓋を閉じたときにおける第１図■−■視個所の断面
図である。 １・・・・・・包装容器、２・・・・・・容体、３・・
・・・・蓋体、５・・・・・・周側壁、６・・・・・・
容体の周鍔部、８・・・・・・蓋体の周鍔部、１０・・
・・・・凹み膨出部、１１・・・・・・通気孔。
視図、第２図は第１図のＩＩ −ＩＩ視断面図、第３図
は第１図のＩＩ −ＩＩ視矢視図、第４図は蓋を閉じた
ときにおける第１図ＩＩ −ＩＩ視個所の断面図、第５
図は蓋を閉じたときにおける第１図■−■視個所の断面
図である。 １・・・・・・包装容器、２・・・・・・容体、３・・
・・・・蓋体、５・・・・・・周側壁、６・・・・・・
容体の周鍔部、８・・・・・・蓋体の周鍔部、１０・・
・・・・凹み膨出部、１１・・・・・・通気孔。
Claims (1)
- 薄板で形成した上面開放型の容体と、該容体に対する蓋
体とからなる包装容器において、前記容体における周側
壁の上端外周縁部に周鍔部を外向きに連接して設け、該
周鍔部と周側壁との連接角部の適宜個所には、周鍔部と
周側壁とを下向きに凹み形成して凹み膨出部を設け、該
凹み膨出部に通気孔を設けたことを特徴とする包装容器
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7024781U JPS5846971Y2 (ja) | 1981-05-13 | 1981-05-13 | 包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7024781U JPS5846971Y2 (ja) | 1981-05-13 | 1981-05-13 | 包装容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57180614U JPS57180614U (ja) | 1982-11-16 |
| JPS5846971Y2 true JPS5846971Y2 (ja) | 1983-10-26 |
Family
ID=29866080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7024781U Expired JPS5846971Y2 (ja) | 1981-05-13 | 1981-05-13 | 包装容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5846971Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5753707B2 (ja) * | 2011-03-09 | 2015-07-22 | ダイセルパックシステムズ株式会社 | 包装容器 |
| JP2015030517A (ja) * | 2013-08-05 | 2015-02-16 | シーピー化成株式会社 | 食品包装用容器 |
-
1981
- 1981-05-13 JP JP7024781U patent/JPS5846971Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57180614U (ja) | 1982-11-16 |
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