JPH0725319Y2 - 気密容器 - Google Patents
気密容器Info
- Publication number
- JPH0725319Y2 JPH0725319Y2 JP2688790U JP2688790U JPH0725319Y2 JP H0725319 Y2 JPH0725319 Y2 JP H0725319Y2 JP 2688790 U JP2688790 U JP 2688790U JP 2688790 U JP2688790 U JP 2688790U JP H0725319 Y2 JPH0725319 Y2 JP H0725319Y2
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- JP
- Japan
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- container
- ridge
- line
- bent
- concave
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、容器の閉蓋が容易にでき、しかも内部の気密
状態を良好に維持できるとともに、蓋体の容器本体から
の脱落のおそれの少ない気密容器に関する。
状態を良好に維持できるとともに、蓋体の容器本体から
の脱落のおそれの少ない気密容器に関する。
従来、発泡合成樹脂製の容器本体と蓋体よりなる気密容
器にあって、内部の気密度が高いものが要求される場合
には、例えば蓋体の容器本体との接合部となる下面外周
にこの接合部に向けて開口した凹条を設けるとともに、
容器本体の蓋体との接合部となる側壁上面にこの凹条に
嵌合される凸条を設けたものを利用したりしている。
器にあって、内部の気密度が高いものが要求される場合
には、例えば蓋体の容器本体との接合部となる下面外周
にこの接合部に向けて開口した凹条を設けるとともに、
容器本体の蓋体との接合部となる側壁上面にこの凹条に
嵌合される凸条を設けたものを利用したりしている。
こうした気密容器では、内部の気密度を高めるには凹条
と凸条の嵌合関係をきつめにしておく必要がある。しか
し、凹条はこれを設けた接合部にだけしか開口していな
いから、凹条と凸条の嵌合関係がきつめの場合には、閉
蓋時に凹条内部に滞留する空気によって作業が困難にな
ったり、閉蓋後に蓋体が浮き上がって内部の気密状態が
維持できなくなるおそれが残される。又、凹条と凸条の
嵌合関係がゆるめのときには、閉蓋作業は容易になるも
のの、閉蓋後シール止め等していない場合には、例えば
保管時や運搬時に他のものにあたって蓋体が簡単に外れ
てしまうという問題がある。
と凸条の嵌合関係をきつめにしておく必要がある。しか
し、凹条はこれを設けた接合部にだけしか開口していな
いから、凹条と凸条の嵌合関係がきつめの場合には、閉
蓋時に凹条内部に滞留する空気によって作業が困難にな
ったり、閉蓋後に蓋体が浮き上がって内部の気密状態が
維持できなくなるおそれが残される。又、凹条と凸条の
嵌合関係がゆるめのときには、閉蓋作業は容易になるも
のの、閉蓋後シール止め等していない場合には、例えば
保管時や運搬時に他のものにあたって蓋体が簡単に外れ
てしまうという問題がある。
こうした問題点に鑑みて考案されたのが本考案に係る気
密容器であって、容器の閉蓋が容易にでき、しかも内部
の気密状態を良好に維持できるとともに、蓋体の容器本
体からの脱落のおそれの少ないことを目的とする。
密容器であって、容器の閉蓋が容易にでき、しかも内部
の気密状態を良好に維持できるとともに、蓋体の容器本
体からの脱落のおそれの少ないことを目的とする。
上記のような目的を達成するために、本考案に係る気密
容器は、発泡合成樹脂製で上面が開口した函体状の容器
本体と、この容器本体の上面開口を閉止する同じく発泡
合成樹脂製の蓋体とよりなる容器であって、容器本体と
蓋体の接合部の一方には、この接合部に向けて開口した
凹条を設け、他方にはこの凹条に嵌合される凸条を設け
るとともに、請求項１に係る考案では、前記凹条の内部
の深さ方向適所に、その開口幅が他の部分とほぼ同一で
容器外部側又は容器内部側に向けて屈曲した縦断面く字
形の屈曲部を形成し、又、請求項２に係る考案では、前
記凸条の高さ方向適所に、その厚みが他の部分とほぼ同
一で容器外部側又は容器内部側に向けて屈曲した縦断面
く字形の屈曲部を形成し、更に、請求項３に係る考案で
は、前記凹条の内部の深さ方向適所に、その開口幅が他
の部分とほぼ同一で容器外部側又は容器内部側に向けて
屈曲した縦断面く字形の屈曲部を形成し、かつ、前記凸
条の高さ方向適所に、その厚みが他の部分の厚みとほぼ
同一で前記凹条の屈曲部と逆の方向に向けて屈曲した縦
断面く字形の屈曲部を形成することで、容器の閉蓋時に
は凸条が弾性変形した状態で凹条に嵌合するように構成
した。
容器は、発泡合成樹脂製で上面が開口した函体状の容器
本体と、この容器本体の上面開口を閉止する同じく発泡
合成樹脂製の蓋体とよりなる容器であって、容器本体と
蓋体の接合部の一方には、この接合部に向けて開口した
凹条を設け、他方にはこの凹条に嵌合される凸条を設け
るとともに、請求項１に係る考案では、前記凹条の内部
の深さ方向適所に、その開口幅が他の部分とほぼ同一で
容器外部側又は容器内部側に向けて屈曲した縦断面く字
形の屈曲部を形成し、又、請求項２に係る考案では、前
記凸条の高さ方向適所に、その厚みが他の部分とほぼ同
一で容器外部側又は容器内部側に向けて屈曲した縦断面
く字形の屈曲部を形成し、更に、請求項３に係る考案で
は、前記凹条の内部の深さ方向適所に、その開口幅が他
の部分とほぼ同一で容器外部側又は容器内部側に向けて
屈曲した縦断面く字形の屈曲部を形成し、かつ、前記凸
条の高さ方向適所に、その厚みが他の部分の厚みとほぼ
同一で前記凹条の屈曲部と逆の方向に向けて屈曲した縦
断面く字形の屈曲部を形成することで、容器の閉蓋時に
は凸条が弾性変形した状態で凹条に嵌合するように構成
した。
而して、こうした気密容器は、従来のこの種気密容器と
同様、内部に生鮮品、例えば野菜類、果実類、魚類等を
入れて保管や運搬をしたりするのに利用するものであ
る。そして、容器本体内部に収容物を入れて閉蓋すると
きには、その容器本体と蓋体の接合部の一方に設けた凹
条に他方に設けた凸条を嵌合させて行なうのである。そ
して、この閉蓋時には、前記凹条、又は凸条、あるいは
その双方に縦断面く字形の屈曲部が形成されており、凸
条がその素材の有する弾性とその遊端状に突出した形状
に起因する変形性により弾性変形して、凹条又は凸条の
屈曲部で凹条内面に密着した状態で嵌合されることで、
容器内部の気密状態が保持される。
同様、内部に生鮮品、例えば野菜類、果実類、魚類等を
入れて保管や運搬をしたりするのに利用するものであ
る。そして、容器本体内部に収容物を入れて閉蓋すると
きには、その容器本体と蓋体の接合部の一方に設けた凹
条に他方に設けた凸条を嵌合させて行なうのである。そ
して、この閉蓋時には、前記凹条、又は凸条、あるいは
その双方に縦断面く字形の屈曲部が形成されており、凸
条がその素材の有する弾性とその遊端状に突出した形状
に起因する変形性により弾性変形して、凹条又は凸条の
屈曲部で凹条内面に密着した状態で嵌合されることで、
容器内部の気密状態が保持される。
本考案に係る気密容器の詳細を添付の図面にもとづき更
に説明する。
に説明する。
まず、図中１は発泡合成樹脂製の上面が開口した函体状
の容器本体で、２はこの容器本体１の上面開口を気密状
態で閉止する蓋体である。そして、図中３はこの蓋体２
の容器本体１との接合部となる下面外周にその全体にわ
たって、第２図に示すようにこの接合部に向けて開口さ
せて設けた凹条であって、その凹条３の深さ方向の略1/
2の深さ位置には開口幅が他の部分とほぼ同一の縦断面
く字形の容器外部側に向けた屈曲部４を形成するととも
に、容器本体１の蓋体２との接合部となる側壁５上面に
はこの凹条３に嵌合される直立状態の凸条６を設けてい
る。尚、図中７は凸条６先端面の両側角部に設けた面取
り部である。そして、この凸条６はその厚みを凹条３の
開口幅よりもやや小さく形成するものである。
の容器本体で、２はこの容器本体１の上面開口を気密状
態で閉止する蓋体である。そして、図中３はこの蓋体２
の容器本体１との接合部となる下面外周にその全体にわ
たって、第２図に示すようにこの接合部に向けて開口さ
せて設けた凹条であって、その凹条３の深さ方向の略1/
2の深さ位置には開口幅が他の部分とほぼ同一の縦断面
く字形の容器外部側に向けた屈曲部４を形成するととも
に、容器本体１の蓋体２との接合部となる側壁５上面に
はこの凹条３に嵌合される直立状態の凸条６を設けてい
る。尚、図中７は凸条６先端面の両側角部に設けた面取
り部である。そして、この凸条６はその厚みを凹条３の
開口幅よりもやや小さく形成するものである。
而して、こうした気密容器は、従来のこの種気密容器と
同様、内部に生鮮品、例えば野菜類、果実類、魚類等を
入れて保管や運搬をしたりするのに利用するものであ
る。そして、容器本体１内部に収容物を入れて閉蓋する
ときには、その蓋体２の容器本体１との接合部に設けた
内部に縦断面く字形の屈曲部４が形成された凹条３に容
器本体１に設けた直立状態の凸条６を嵌合させて行なう
のである。まず、その凹条３に向けて凸条６を位置決め
して挿入する。このとき、凸条６はその厚みを凹条３の
開口幅よりやや小さくし、その先端面の両側角部に面取
り部７を設けたから、位置決め、又挿入は容易に行なえ
る。そして、凹条３に凸条６を嵌合させたときには、周
囲を規制された凹条３に凹条６がその素材の有する弾性
とその遊端状に突出した形状に起因する変形性を利用し
て弾性変形した状態でこの高さ方向の略1/2の高さ位置
が容器外部側に向いた縦断面く字形に屈曲した状態で嵌
合するものとなるのである。
同様、内部に生鮮品、例えば野菜類、果実類、魚類等を
入れて保管や運搬をしたりするのに利用するものであ
る。そして、容器本体１内部に収容物を入れて閉蓋する
ときには、その蓋体２の容器本体１との接合部に設けた
内部に縦断面く字形の屈曲部４が形成された凹条３に容
器本体１に設けた直立状態の凸条６を嵌合させて行なう
のである。まず、その凹条３に向けて凸条６を位置決め
して挿入する。このとき、凸条６はその厚みを凹条３の
開口幅よりやや小さくし、その先端面の両側角部に面取
り部７を設けたから、位置決め、又挿入は容易に行なえ
る。そして、凹条３に凸条６を嵌合させたときには、周
囲を規制された凹条３に凹条６がその素材の有する弾性
とその遊端状に突出した形状に起因する変形性を利用し
て弾性変形した状態でこの高さ方向の略1/2の高さ位置
が容器外部側に向いた縦断面く字形に屈曲した状態で嵌
合するものとなるのである。
次に、第３図にはこうした気密容器の他の実施例を示し
ている。この容器は、蓋体２側に設ける凹条３内部の深
さ方向の略1/2の深さ位置に容器内部側に向けた縦断面
く字形の屈曲部４を、又容器本体１側に設ける凸条６の
高さ方向の略1/2の高さ位置に容器外部側に向けた縦断
面く字形の屈曲部８をそれぞれ形成したものである。こ
のように凹条３と凸条６の双方に屈曲部4,8を設ける場
合には、それぞれの屈曲部4,8の向きが逆に向くように
設けるのが好ましい態様といえる。
ている。この容器は、蓋体２側に設ける凹条３内部の深
さ方向の略1/2の深さ位置に容器内部側に向けた縦断面
く字形の屈曲部４を、又容器本体１側に設ける凸条６の
高さ方向の略1/2の高さ位置に容器外部側に向けた縦断
面く字形の屈曲部８をそれぞれ形成したものである。こ
のように凹条３と凸条６の双方に屈曲部4,8を設ける場
合には、それぞれの屈曲部4,8の向きが逆に向くように
設けるのが好ましい態様といえる。
図示した実施例の他、第２図に示したものにおいて、凹
条３の内部に縦断面く字形の屈曲部４を形成せず、凸条
６の高さ方向の略1/2の高さ位置に容器外部側又は容器
内部側に向けた縦断面く字形の屈曲部を形成することも
可能である。又、凹条３の深さ方向の略1/2の深さ位置
や凸条６の高さ方向の略1/2の高さ位置に屈曲部4,8を設
けることなく、これ以外の適所に屈曲部を設けることも
できる。又、縦断面く字形の屈曲部を凹条３と凸条６に
それぞれ同じ向きであって、しかも両者の嵌合時にその
位置が変位するようにして設けることも可能である。
条３の内部に縦断面く字形の屈曲部４を形成せず、凸条
６の高さ方向の略1/2の高さ位置に容器外部側又は容器
内部側に向けた縦断面く字形の屈曲部を形成することも
可能である。又、凹条３の深さ方向の略1/2の深さ位置
や凸条６の高さ方向の略1/2の高さ位置に屈曲部4,8を設
けることなく、これ以外の適所に屈曲部を設けることも
できる。又、縦断面く字形の屈曲部を凹条３と凸条６に
それぞれ同じ向きであって、しかも両者の嵌合時にその
位置が変位するようにして設けることも可能である。
更には、凹条３や凸条６を容器の外周全体にわたって設
けることなく、容器の四隅や相対向した一対の辺に設け
ることも可能である。又、容器本体１側に凹条３を設
け、蓋体２側に凸条６を設けることもできる。
けることなく、容器の四隅や相対向した一対の辺に設け
ることも可能である。又、容器本体１側に凹条３を設
け、蓋体２側に凸条６を設けることもできる。
以上のようになる本考案に係る気密容器にあっては、容
器本体と蓋体の接合部の一方に設けた凹条とこの凹条に
嵌合する他方に設けた凸条に、凹条の内部の深さ方向適
所に、その開口幅が他の部分とほぼ同一で容器外部側又
は容器内部側に向けて屈曲した縦断面く字形の屈曲部を
形成するか、又は、凸条の高さ方向適所に、その厚みが
他の部分とほぼ同一で容器外部側又は容器内部側に向け
て屈曲した縦断面く字形の屈曲部を形成するか、あるい
は、凹条の内部の深さ方向適所に、その開口幅が他の部
分とほぼ同一で容器外部側又は容器内部側に向けて屈曲
した縦断面く字形の屈曲部を形成し、かつ、前記凸条の
高さ方向適所に、その厚みが他の部分の厚みとほぼ同一
で前記凹条の屈曲部と逆の方向に向けて屈曲した縦断面
く字形の屈曲部を形成することで、容器の閉蓋時には凸
条が弾性変形した状態で凹条に嵌合するように構成した
から、仮に凸条の厚みが凹条の開口幅よりも小さくと
も、凹条に屈曲部が形成されている場合には少なくとも
凸条がこの屈曲部に密着して、又は凸条に屈曲部が形成
されている場合には少なくとも凸条のこの屈曲部が凹条
に密着して内部の気密状態が良好に維持され、しかもシ
ール止め等していない場合でも蓋体の容器本体からの脱
落のおそれが少ないのである。又、容器の素材の持つ弾
性と凸条の遊端状に形成されたその形状の持つ変形性を
利用して容器本体と蓋体の一方に設けた凸条を他方に設
けた凹条に嵌合させて容器を閉蓋するものであるから、
この閉蓋作業も容易に行なえる。又、凸条の厚みが凹条
の開口幅よりかなり小さい場合でも、屈曲部の屈曲の度
合いを高めることで、容器内部の気密度を高めたり、蓋
体の外れを防止したりすることができる。
器本体と蓋体の接合部の一方に設けた凹条とこの凹条に
嵌合する他方に設けた凸条に、凹条の内部の深さ方向適
所に、その開口幅が他の部分とほぼ同一で容器外部側又
は容器内部側に向けて屈曲した縦断面く字形の屈曲部を
形成するか、又は、凸条の高さ方向適所に、その厚みが
他の部分とほぼ同一で容器外部側又は容器内部側に向け
て屈曲した縦断面く字形の屈曲部を形成するか、あるい
は、凹条の内部の深さ方向適所に、その開口幅が他の部
分とほぼ同一で容器外部側又は容器内部側に向けて屈曲
した縦断面く字形の屈曲部を形成し、かつ、前記凸条の
高さ方向適所に、その厚みが他の部分の厚みとほぼ同一
で前記凹条の屈曲部と逆の方向に向けて屈曲した縦断面
く字形の屈曲部を形成することで、容器の閉蓋時には凸
条が弾性変形した状態で凹条に嵌合するように構成した
から、仮に凸条の厚みが凹条の開口幅よりも小さくと
も、凹条に屈曲部が形成されている場合には少なくとも
凸条がこの屈曲部に密着して、又は凸条に屈曲部が形成
されている場合には少なくとも凸条のこの屈曲部が凹条
に密着して内部の気密状態が良好に維持され、しかもシ
ール止め等していない場合でも蓋体の容器本体からの脱
落のおそれが少ないのである。又、容器の素材の持つ弾
性と凸条の遊端状に形成されたその形状の持つ変形性を
利用して容器本体と蓋体の一方に設けた凸条を他方に設
けた凹条に嵌合させて容器を閉蓋するものであるから、
この閉蓋作業も容易に行なえる。又、凸条の厚みが凹条
の開口幅よりかなり小さい場合でも、屈曲部の屈曲の度
合いを高めることで、容器内部の気密度を高めたり、蓋
体の外れを防止したりすることができる。
更には、凹条や凸条の適所に容器外部側又は容器内部側
に向けた縦断面く字型の屈曲部を設けるものであるか
ら、従来と同様の成形用金型を利用して一体成形するこ
とができ、しかも離型は素材の持つ弾性によって確実に
行なえるのである。
に向けた縦断面く字型の屈曲部を設けるものであるか
ら、従来と同様の成形用金型を利用して一体成形するこ
とができ、しかも離型は素材の持つ弾性によって確実に
行なえるのである。
第１図は本考案に係る気密容器の一例を示す斜視図、第
２図はその要部を示す縦断面図、第３図は他の実施例の
要部を示す縦断面図である。 1:容器本体、2:蓋体、3:凹条、4,8:屈曲部、5:側壁、6:
凸条、7:面取り部。
２図はその要部を示す縦断面図、第３図は他の実施例の
要部を示す縦断面図である。 1:容器本体、2:蓋体、3:凹条、4,8:屈曲部、5:側壁、6:
凸条、7:面取り部。
Claims (3)
- 【請求項１】発泡合成樹脂製で上面が開口した函体状の
容器本体と、この容器本体の上面開口を閉止する同じく
発泡合成樹脂製の蓋体とよりなる容器であって、容器本
体と蓋体の接合部の一方には、この接合部に向けて開口
した凹条を設け、他方にはこの凹条に嵌合される凸条を
設けるとともに、凹条の内部の深さ方向適所に、その開
口幅が他の部分とほぼ同一で容器外部側又は容器内部側
に向けて屈曲した縦断面く字形の屈曲部を形成して、容
器の閉蓋時には凸条が弾性変形して凹条に嵌合すること
を特徴とする気密容器。 - 【請求項２】発泡合成樹脂製で上面が開口した函体状の
容器本体と、この容器本体の上面開口を閉止する同じく
発泡合成樹脂製の蓋体とよりなる容器であって、容器本
体と蓋体の接合部の一方には、この接合部に向けて開口
した凹条を設け、他方にはこの凹条に嵌合される凸条を
設けるとともに、凸条の高さ方向適所に、その厚みが他
の部分とほぼ同一で容器外部側又は容器内部側に向けて
屈曲した縦断面く字形の屈曲部を形成して、容器の閉蓋
時には凸条が弾性変形して凹条に嵌合することを特徴と
する気密容器。 - 【請求項３】発泡合成樹脂製で上面が開口した函体状の
容器本体と、この容器本体の上面開口を閉止する同じく
発泡合成樹脂製の蓋体とよりなる容器であって、容器本
体と蓋体の接合部の一方には、この接合部に向けて開口
した凹条を設け、他方にはこの凹条に嵌合される凸条を
設けるとともに、凹条の内部の深さ方向適所に、その開
口幅が他の部分とほぼ同一で容器外部側又は容器内部側
に向けて屈曲した縦断面く字形の屈曲部を形成し、か
つ、凸条の高さ方向適所に、その厚みが他の部分とほぼ
同一で前記凹条の屈曲方向と逆の方向に向けて屈曲した
縦断面く字形の屈曲部を形成して、容器の閉蓋時には凸
条が弾性変形して凹条に嵌合することを特徴とする気密
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2688790U JPH0725319Y2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 気密容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2688790U JPH0725319Y2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 気密容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03117641U JPH03117641U (ja) | 1991-12-05 |
| JPH0725319Y2 true JPH0725319Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31529762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2688790U Expired - Fee Related JPH0725319Y2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 気密容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725319Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20050061714A (ko) * | 2003-12-18 | 2005-06-23 | 현대자동차주식회사 | 차량의 족동식 파킹브레이크 장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012240735A (ja) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Toshiba Logistics Corp | 嵌合構造及び包装容器 |
-
1990
- 1990-03-15 JP JP2688790U patent/JPH0725319Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20050061714A (ko) * | 2003-12-18 | 2005-06-23 | 현대자동차주식회사 | 차량의 족동식 파킹브레이크 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03117641U (ja) | 1991-12-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |