JPH0221404Y2 - - Google Patents

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JPH0221404Y2
JPH0221404Y2 JP1981115980U JP11598081U JPH0221404Y2 JP H0221404 Y2 JPH0221404 Y2 JP H0221404Y2 JP 1981115980 U JP1981115980 U JP 1981115980U JP 11598081 U JP11598081 U JP 11598081U JP H0221404 Y2 JPH0221404 Y2 JP H0221404Y2
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JP
Japan
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engagement
lid
groove
protrusion
flange
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JP1981115980U
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JPS5821546U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、着脱自在の蓋を有する密閉容器に
関する。
密閉性が良好でしかも着脱自在の蓋を有する合
成樹脂製容器には、多くの種類があり、それぞれ
に特徴を持つているが、いずれも密閉性に難があ
つた。
この考案は、上記の欠点を解消し、密閉性の非
常に高い着脱自在の蓋を有する容器を提供するこ
とを目的としている。
以下、この考案の構成を、添付図面に示す一実
施例に基づいて説明する。
第1図に示すように、この考案の容器は比較的
薄手で弾性に富む合成樹脂から成る蓋10と、同
様の材料から成る容器本体20によつて構成され
る。
前記蓋10は、第1図乃至第3図に示すよう
に、外周のフランジ11と、これに連続する第1
の係合溝12と、第2の係合溝13と、蓋板14
とが一体成形されたものである。
上記第1の係合溝12は、第3図に明らかなよ
うに、フランジ11から立ち上る外周壁15と、
この外周壁より下方に垂下する内周壁16に囲ま
れて断面がテーパ状となつている。即ち両周壁1
5と16は、下方になるに従つて接近している。
上記内周壁16の下端部には、略半円形の小突
条17が形成され、この突条と周壁18とに画さ
れる部分が第2の係合溝13となつている。
この周壁18は、下端方向に外側に傾斜してお
り、下端は蓋板14に連続している。
次に、前記容器本体20は、第1図及び第4図
に示すように、フランジ21と、これに連続する
第1の係合突条22及び第2の係合突条23と、
この突条23に連続する筒状の胴部24とが一体
成形されたものである。
上記第1の係合突条22は、第4図に明らかな
ように、フランジ21から立ち上る外周壁25
と、この外周壁よりも下方に垂下する内周壁26
に囲まれて断面がテーパ状になつている。即ち両
周壁25と26は、上方部が開き加減になつてい
る。
上記内周壁26の下端部には、略半円形の小溝
27が形成され、この溝27の内側壁と周壁28
に画された部分が第2の係合突条23になつてお
り、周壁28は、下端方向に外側に傾斜してい
る。さらに、周壁28の下端は、段部29を介し
て、前記胴部24に連続している。
次に、前記第1,第2の係合溝12,13と、
第1,第2の係合突条22,23とのサイズの関
係を第5図に基づいて説明する。なお、第5図
は、サイズの大小のみを示し、実際に蓋を容器に
覆せた状態ではない。図中、実線は蓋、鎖線は容
器本体を示す。
図示のように、蓋のフランジ11の下面と容器
本体のフランジ21の上面をぴつたり重ね合せた
状態で、第1及び第2係合溝12,13の底と、
第1及び第2係合突条22,23の上面もぴつた
り重なり合い、また蓋板14の下面と段部29の
内面も丁度重なり合うようにしてある。
さらに、上記第1係合突条22の巾(周壁25
と26によつて画される)は、第1係合溝12の
巾(周壁15と16の内面によつて画される)よ
りもやゝ大きくなつており、この突条22と溝1
2を係合したとき、圧入状態になるようにしてあ
る。
次に、前記半円形小突条17の外面の曲率半径
Rは、半円形小溝27の内面の曲率半径R′より
もわずかに小さくしてあるが、ほゞ同一にしても
よい。なお、この半円形突条17及び溝27は、
係合突条12,13と係合溝22,23とが互に
係合したときの弾性変形を容易にするためのもの
である。その他の重要な機能については、後に詳
述する。
この小突条17及び小溝27は、上述のような
半円形のほか、角形等適宜選択することができる
が、相似形にしておくのが好ましい。
上記半円形小溝27に連続する第2係合突条2
3は、その巾(溝27の内側壁と周壁28によつ
て画される)が、第2係合溝13の巾(半円形突
条17の内側壁と周壁18の内面によつて画され
る)とほゞ同一か、それよりもやゝ大きくしてあ
る。従つて第2係合突条23と第2係合溝13が
係合したとき、ほとんどぴつたりと嵌り合うか、
或はやゝ圧入状態になる。
さて、上述のようなサイズの関係において、蓋
を押し込むようにして容器本体に係合させると、
第1の係合突条22は第1の係合溝12に圧入さ
れ、溝12の周壁15,16は、相対的に外側に
開き、蓋の小突条17が丁度容器本体の小溝27
に嵌り込み、第2の突条23もぴつたりと第2係
合溝13内に嵌り込むか、或は圧入される。従つ
て、各周壁15と25,16と26,18と28
間は、確実に密着し、この密着状態は前記のテー
パ形状によつて維持され、さらに、フランジ11
と21、突条22の上面と溝12の底面、突条2
3の上面と溝13の底面、蓋板14の内面と段部
29の上面の密着状態も維持される。
また、例え第2の突条23と第2の係合溝13
との間から、内容物がわずかに遺漏したとして
も、小溝27の部分に保持されて、そこからさら
に段差のある第1の突条22と第2の係合溝12
の間を越えて外部に漏れる危険性は非常に少い。
なお、容器形状は任意であるが、例えば第2図
のように、ほゞ四角形の場合、隅角部に逃げ面1
9を設けることができる。この部分の断面を第6
図に示す。鎖線は、通常の第2係合溝である。こ
の場合容器本体の第2係合突条も、隅角部に同様
の逃げ面を形成することができる。
上記の逃げ面は、蓋の押し込み及び取り外しを
容易にする為である。即ち、隅角部においては、
前述のようなテーパ状周壁18と容器本体のテー
パ状周壁28との係合はなくなるから、隅角部か
ら押し込んでいくと容易に押し込むことができ、
また取り外しも隅角部から行なうと容易に取り外
すことができる。
第2図に示すように、蓋のフランジ11に下向
きの(容器本体側へ突出した)小突起30を設け
ると、容器本体のフランジ21との間にわずかの
〓間が形成され、蓋を取り外す場合の手がかりに
なる。同様に、容器本体のフランジ21に上向き
の小突起を形成してもよい。
これらの小突起は、任意個所に設けることがで
きるが、好ましくは第2図のように隅角部がよ
い。上記の逃げ面と併用すれば、蓋の取り外しが
さらに容易となる。
この考案によれば、以上のように、蓋に二個の
係合溝を設け、この二個の係合溝に嵌まる二個の
係合突条を容器本体に設けたので、蓋と容器本体
とが二段に係合され、密閉性を完全に維持するこ
とができる。
さらに、蓋の二個の係合溝間には小突条が形成
され、容器本体の二個の係合突条間には小溝が形
成されているので、蓋の係合溝と容器本体の係合
突条が係合する際に両者の弾性変形が容易になる
ほか、例え内側に位置する第2の係合突条と係合
溝との間から内容物がわずかに遺漏したとして
も、二個の係合突条間に存在する容器本体の小溝
部分で遺漏物が保留され、外部に漏れることがな
いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の容器の断面線図、第2図は
蓋の平面図、第3図は蓋の係合部の拡大断面図、
第4図は容器本体の係合部の拡大断面図、第5図
は蓋と容器本体の係合部のサイズの関係を示す断
面図、第6図は蓋の係合部の変形を示す拡大断面
図である。 10…蓋、11…フランジ、12…第1係合
溝、13…第2係合溝、14…蓋板、20…容器
本体、21…フランジ、22…第1係合突条、2
3…第2係合突条、24…胴部、29…段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋板の外周にフランジから順次連続した第1及
    び第2の独立した係合溝を設けた蓋と、容器開口
    部の外周に前記蓋のフランジと対応する容器フラ
    ンジとこのフランジから順次連続しかつ前記第1
    及び第2の係合溝と対応する第1及び第2の独立
    した係合突条を設けた容器本体より成り、前記第
    1の係合溝と係合突条はほぼテーパ状で後者の外
    側サイズが前者の内側サイズよりやや大きく、か
    つ前記第2の係合突条の外側サイズは第2の係合
    溝のそれとほぼ同一か、わずかに大きくし、さら
    に、前記第1及び第2の係合溝を小突条で連続せ
    しめ、前記第1及び第2の係合突条を小溝で連続
    せしめた着脱自在の蓋を有する密閉容器。
JP11598081U 1981-08-03 1981-08-03 着脱自在の蓋を有する密閉容器 Granted JPS5821546U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11598081U JPS5821546U (ja) 1981-08-03 1981-08-03 着脱自在の蓋を有する密閉容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11598081U JPS5821546U (ja) 1981-08-03 1981-08-03 着脱自在の蓋を有する密閉容器

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Publication Number Publication Date
JPS5821546U JPS5821546U (ja) 1983-02-09
JPH0221404Y2 true JPH0221404Y2 (ja) 1990-06-08

Family

ID=29910226

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11598081U Granted JPS5821546U (ja) 1981-08-03 1981-08-03 着脱自在の蓋を有する密閉容器

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0627566Y2 (ja) * 1987-07-28 1994-07-27 東洋エコ−株式会社 嵌合容器
JPH0712245Y2 (ja) * 1992-07-10 1995-03-22 東洋エコー株式会社 包装容器
JP2790794B2 (ja) * 1996-06-20 1998-08-27 東洋エコー株式会社 嵌合容器
JP2002002798A (ja) * 2000-06-14 2002-01-09 Risu Pack Co Ltd 包装用容器
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5758092Y2 (ja) * 1978-04-18 1982-12-13

Also Published As

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JPS5821546U (ja) 1983-02-09

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