JPH0110378Y2 - - Google Patents

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JPH0110378Y2
JPH0110378Y2 JP1982098679U JP9867982U JPH0110378Y2 JP H0110378 Y2 JPH0110378 Y2 JP H0110378Y2 JP 1982098679 U JP1982098679 U JP 1982098679U JP 9867982 U JP9867982 U JP 9867982U JP H0110378 Y2 JPH0110378 Y2 JP H0110378Y2
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JP
Japan
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lid
plate
content storage
side plates
container
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JP1982098679U
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JPS593864U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は容器に係り、更に詳しくは二種類の内
容物を収容するヒンジ蓋付包装用容器に関する。
(従来の技術) 従来より二種類の内容物を収容することができ
る容器としては種々のものが知られている。例え
ば、実開昭53−39682号公報には、側壁と底とを
有し側壁の外表面には外側方に向かう鍔が設けら
れ、上方開口部には蓋体が密に嵌着された箱体の
複数個が、前記鍔により一体的に連結されてなる
密閉容器が示されている。
また、実公昭56−34611号公報には、ヒンジを
中心としてその両側に2個の蓋片が連結されたい
わゆる両開式の蓋付容器であつて、容器の開口縁
部における折返し部を覆う蓋の外縁部に、前記ヒ
ンジ位置に斜めに向かつて内方に延びかつ容器の
折返し部下面の下をもぐる弾性を有する係止片が
形成されたヒンジを有するものが示されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、実開昭53−39682号公報に示さ
れた密閉容器にあつては、蓋体が独立して各箱体
の開口部をおおつているため、開閉に不便である
という問題が生じていた。
また、実公昭56−34611号公報に示されたヒン
ジ蓋付容器にあつては、蓋の開閉部分に係止片が
設けられており、蓋の左右の一方を開いた時は他
方にある係止片により蓋は容器本体よりはずれる
ことはないが、蓋の左右部分を同時に開いた時は
両方の係止片の係止が解かれて蓋がはずれるた
め、二種類の内容物を収容する容器としては、そ
の使用が不便であるという問題が生じていた。
本考案は上述の問題点に鑑みてなされたもの
で、2つの内容物収容部を有する容器であつて、
各収容部の開口部を被う蓋の開閉が容易で、かつ
この2つの収容部を同時に開口できる容器を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的達成のため本考案は、2つの内容物収
容部2,3と両内容物収容部2,3の口縁に連続
する鍔板4と鍔板4の周囲に連続する垂下側板5
とよりなる容器本体1と、蓋天板10と蓋天板1
0の周囲に連続する蓋側板12とよりなる蓋体9
とからなる容器において、蓋体9には、両内容物
収容部2,3間の鍔板領域8に対向する蓋天板1
0の領域に両内容物収容部2,3の配列方向と直
角方向に蓋天板10を横断して2条の薄肉部13
が平行に設けられ、且つ蓋側板12に各薄肉部1
3の両端と連続する4つのスリツト14が開口さ
れ、隣接するスリツト14間に2つの蓋側板12
の内面領域の下端部に容器本体1の垂下側板5の
下端縁に係止される第1の係止用突起15がそれ
ぞれ突設され、且つ両内容物収容部2,3の配列
方向に対向する1対の蓋側板12の内面領域の下
端部に容器本体1の垂下側板5の下端縁に係止さ
れる第2の係止用突起16がそれぞれ突設され、
更に両内容物収容部2,3の配列方向に対向する
1対の蓋側板12の外面領域に把持片17がそれ
ぞれ設けられている容器を提供する。
(実施例) 以下図面に基づいて本考案の実施例について説
明する。
第1図ないし第4図は本考案の容器の容器本体
を示し、第1図は平面図、第2図は正面図、第3
図は底面図、第4図は斜視図である。
図示の如く容器本体1は、2つの内容物収容部
2,3と、この内容物収容部2,3の口縁に連続
する鍔板4と、この鍔板4の周囲に連続する垂下
側板5とよりなり、両内容物収容部2,3は一方
向に距離をおいて鍔板4によつて相互に連結され
ている。また、両内容物収容部2,3の側壁間は
この側壁に連続する連結板6で補強されている。
更に両内容物収容部2,3の底部には糸底7が設
けられている。
第5図ないし第10図は本考案の容器の蓋体を
示し、第5図は平面図、第6図は底面図、第7図
は正面図、第8図は側面図、第9図は第5図に示
すA−A線矢視断面図、第10図は第5図に示す
B−B線矢視断面図である。
ある。
図示の如く蓋体9は、鍔板4及び両内容物収容
部2,3の開口部をおおう大きさの蓋天板10と
この蓋天板10の周囲に連続する蓋側板12とよ
りなる。両内容物収容部2,3間の鍔板領域8に
対向する蓋天板10の領域には、両内容物収容部
2,3の配列方向と直角方向に蓋天板10を横断
する2条の薄肉部13が平行に設けられ、且つ各
薄肉部13の両端に連続する4つのスリツト14
が開口されている。また、隣接するスリツト14
間の2つの蓋側板12の内面領域の下端部に、垂
下側板5の下端縁に係止される第1の係止用突起
15がそれぞれ突設され、かつ両内容物収容部
2,3の配列方向に対向する1対の蓋側板12の
下端部に第2の係止用突起16がそれぞれ突設さ
れている。
さらに、両内容物収容部2,3の配列方向に対
向する1対の蓋側板12の外面領域には、蓋の開
閉に便利なように把持片17がそれぞれ設けられ
ている。両内容物収容部2,3の開口部をおおう
蓋天板10の部分は若干上方へ突出しており、凸
面部11を形成している。
ここで、本考案においては、容器本体及び蓋体
はポリ塩化ビニール、ポリオレフイン、ポリスチ
ロール、ポリカーボネート、アクリル樹脂等の合
成樹脂を材料として、射出成形方式により作成し
たものを適用し得る。
第11図及び第12図は本考案の容器20全体
を示す断面図であり、第13図は本考案の容器2
0の使用状態を示す斜視図である。
図示の如く本考案の容器においては、二種類の
内容物を2つの内容物収容部2,3に充填後、蓋
体9をかぶせ、二種類の内容物を共に包装するこ
とができ、しかも、第1及び第2の係止用突起1
5,16が垂下側板5の下端縁に係止されるの
で、容易に脱落しないようにしつかり蓋をするこ
とができる。
また、蓋体9に薄肉部13及びスリツト14よ
りなるヒンジ部が設けられているので、蓋体左部
9a及び蓋体右部9bを相互に独立して開閉する
ことができ、消費者は各内容物収容部をおおつて
いる蓋部分のみをあけ、必要な内容物を取り出す
ることができる。また、第1の係止用突起15が
垂下側板5の下端縁に係止されているので、蓋体
左部9a及び蓋体右部9bの開閉の過程で蓋体9
が容器本体1から外れてしまうことがない。
(考案の効果) 以上のように本考案と上述の構成を有するた
め、二種類の内容物を共に包装することができ、
かつ内容物充填後の施錠は一度ですみ、使用にあ
たつては、各収容部の開口部を被う蓋の開閉がき
わめて容易で、かつこの2つの収容部を各々独立
してあるいは同時に開口できるという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の容器の容器本体
を示し、第1図は平面図、第2図は正面図、第3
図は底面図、第4図は斜視図、第5図ないし第1
0図は本考案の容器の蓋体を示し、第5図は平面
図、第6図は底面図、第7図は正面図、第8図は
側面図、第9図は第5図に示すA−A線矢視断面
図、第10図は第5図に示すB−B線矢視断面
図、第11図及び第12図は本考案の容器20全
体を示す断面図、第13図は本考案の容器20の
使用状態を示す斜視図である。 1……容器本体、2,3……内容物収容部、4
……鍔板、5……垂下側板、9……蓋体、10…
…蓋天板、12……蓋側板、13……薄肉部、1
4……スリツト、15……第1の係止用突起、1
5……第1の係止用突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの内容物収容部2,3と両内容物収容部
    2,3の口縁に連続する鍔板4と鍔板4の周囲に
    連続する垂下側板5とよりなる容器本体1と、蓋
    天板10と蓋天板10の周囲に連続する蓋側板1
    2とよりなる蓋体9とからなる容器において、蓋
    体9には、両内容物収容部2,3間の鍔板領域8
    に対向する蓋天板10の領域に両内容物収容部
    2,3の配列方向と直角方向に蓋天板10を横断
    して2条の薄肉部13が平行に設けられ、且つ蓋
    側板12に各薄肉部13の両端と連続する4つの
    スリツト14が開口され、隣接するスリツト14
    間に2つの蓋側板12の内面領域の下端部に容器
    本体1の垂下側板5の下端縁に係止される第1の
    係止用突起15がそれぞれ突設され、且つ両内容
    物収容部2,3の配列方向に対向する1対の蓋側
    板12の内面領域の下端部に容器本体1の垂下側
    板5の下端縁に係止される第2の係止用突起16
    がそれぞれ突設され、更に両内容物収容部2,3
    の配列方向に対向する1対の蓋側板12の外面領
    域に把持片17がそれぞれ設けられていることを
    特徴とする容器。
JP9867982U 1982-06-30 1982-06-30 容器 Granted JPS593864U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9867982U JPS593864U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9867982U JPS593864U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS593864U JPS593864U (ja) 1984-01-11
JPH0110378Y2 true JPH0110378Y2 (ja) 1989-03-24

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ID=30234179

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JP9867982U Granted JPS593864U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 容器

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010023850A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Toppan Printing Co Ltd 物品収納容器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339682B2 (ja) * 1972-01-20 1978-10-23
JPS5634611U (ja) * 1979-08-25 1981-04-04

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339682U (ja) * 1976-09-09 1978-04-06

Patent Citations (2)

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JPS5339682B2 (ja) * 1972-01-20 1978-10-23
JPS5634611U (ja) * 1979-08-25 1981-04-04

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JPS593864U (ja) 1984-01-11

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