JP2545681Y2 - 収納用コンテナー - Google Patents

収納用コンテナー

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JP2545681Y2
JP2545681Y2 JP1991089118U JP8911891U JP2545681Y2 JP 2545681 Y2 JP2545681 Y2 JP 2545681Y2 JP 1991089118 U JP1991089118 U JP 1991089118U JP 8911891 U JP8911891 U JP 8911891U JP 2545681 Y2 JP2545681 Y2 JP 2545681Y2
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JP
Japan
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lid
rib
storage box
storage container
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Application number
JP1991089118U
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JPH0529436U (ja
Inventor
潔 高松
Original Assignee
ラバーメイド・ジャパン株式会社
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は衣類等を収納し押入れ等
に収容される収納用コンテナーに関し、特にかかる収納
用コンテナーの蓋部の構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、押入れやクロゼット、自動車のト
ランクルーム等の収納物を整理し、収納空間の有効利用
を図るためにポリプロピレン等の合成樹脂でできた収納
用コンテナーが普及している。図1はかかる収納用コン
テナーの外観を示す斜視図であり、図2は、該収納用コ
ンテナーの蓋体と収納箱本体との係合部の構造を示す断
面図である。同図に示されるように該収納用コンテナー
は、収納箱本体2、22と蓋体1、21とからなる。そ
して収納箱本体2、22の上縁全周には、水平方向に伸
びる棚状部22aが形成され、一方蓋体1、21の縁部
全周には、コンテナーのスタッキング(積み重ね)及び
蓋体の強度向上のために、蓋表面に底部が突出する凹溝
21aが形成されている。また、収納箱本体2の対向す
る一対の側面には蓋体1を収納箱本体2に固定する止め
具3が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような従来の収納用コンテナーでは、収納箱本体と蓋体
との間の密閉性が十分でないために、収納箱本体と蓋体
の隙間から塵や埃が入り込み、収納物が汚れたり、又衣
類に対する害虫が侵入し、収納された衣類に食害が発生
する等の問題があった。一方、かかる問題の発生を防ぐ
ためには、収納箱本体と蓋体との間隙にパッキン材を備
えることも考えられるが、合成樹脂の一体成型により製
造されるこの種の収納用コンテナーの収納箱本体と蓋体
に対し、別個にパッキン材を設ける必要があり製造コス
ト高となった。
【0004】本考案は、かかる従来の収納用コンテナー
における問題点を解決すべくなされたもので、簡易な構
造で、密閉性が高くなり、更に、その状態を保持するこ
とにより、埃や害虫の侵入を防止できる収納用コンテナ
ーを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本考案に係る収納用コンテナーは、上縁全周に水平方向
に伸びる棚状部を備えた収納箱本体と、縁部全周に凹溝
を備えた蓋体と、該蓋体を前記収納箱本体に固定する止
め具と、からなる収納用コンテナーにおいて、前記蓋体
の凹溝の内側に、垂直に起立する第一のリブおよび第二
のリブが形成され、 前記第一のリブは、先端が前記収納
箱本体の棚状部上面に当接し、前記蓋体の周方向に対し
蓋体の全周に亙り伸びるものであり、 前記第二のリブ
は、前記凹溝を横切る方向に伸びるものであることを特
徴とする。
【0006】
【作用】本考案において前記蓋体の凹溝の内側に蓋体の
周方向に対し蓋体の全周に亙り形成された第一のリブ
は、その先端が、収納箱本体に蓋体を取り付けたとき、
即ち収納用コンテナーの蓋を閉めたときに、前記収納箱
本体の上縁全周に形成された棚状部の上面に対して、そ
の全周に亙り当接する。これにより、本考案では、収納
用コンテナーの開口全周に密閉層が形成され、収納用コ
ンテナーの密閉性が向上することとなる。更に、前記蓋
体の凹溝の内側に前記凹溝を横切る方向に形成された第
二のリブは、収納用コンテナーの開口全周に形成された
密閉層の構造上の強度が上がるので、不用意に蓋体がた
わんだり、変形したりすることがなく、密閉状態が保持
される。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例を図面に基き説明する。図
3(a)は、本考案の一実施例に係る収納用コンテナー
の蓋部の構成を示す平面図であり、図3(b)は、同図
のA−A線矢視方向の断面図、また図4は、蓋部と収納
箱本体の係合状態を示す断面図である。
【0008】本実施例に係る収納用コンテナーは、収納
箱本体と蓋体とからなり、収納箱本体の上縁全周には水
平方向に伸びる棚状部が形成され、蓋体の縁部全周には
蓋表面に底部が突出する凹溝が形成されている。また、
収納箱本体の対向する一対の側面には蓋体を収納箱本体
に固定する止め具が設けられている。
【0009】そして、図3(a)及び(b)に示すよう
に、前記蓋体縁部の凹溝31aの内側には、垂直に起立
し、蓋体の周方向に伸びるリブ35、及び同じく垂直に
起立するが、凹溝を横切る方向に伸びるリブ34が形成
されている。該蓋体の凹溝を横切る方向に伸びるリブ3
4は、蓋体縁部の強度を向上させ蓋体のたわみ、変形を
防止するもので、適宜間隔を置いて凹溝31aの内側に
形成される。一方、前記蓋体の周方向に伸びるリブ35
は、凹溝31aの全周、即ち蓋体の全周に亙り形成され
ている。
【0010】図4に示すように、前記蓋体の周方向に伸
びるリブ55は蓋体51を収納箱本体52にかぶせ収納
用コンテナーの蓋を閉じたときに、その先端が、前記収
納箱本体の棚状部52aの上面に当接するもので、更
に、前記収納箱本体に設けられた止め具が蓋に掛けられ
ることにより、該リブ55の先端は前記収納箱本体の棚
状部52a上面に押しつけられ、収納用コンテナーの開
口全周に密閉層が形成される。そして、かかる蓋体全周
に形成されたリブ55により、収納用コンテナー内への
埃や害虫の侵入が防止される。尚、かかる蓋体全周に亙
るリブの形成により、前記凹溝を横切る方向に形成され
たリブと相まって蓋体のたわみ、変形に対する強度の向
上も図られる。
【0011】
【考案の効果】本考案は以上説明したとおり、収納箱本
体に蓋体と止め具を備えた収納用コンテナーの該蓋体縁
部の凹溝内側に、垂直に起立し先端が収納箱本体の上縁
に設けられた棚状部上面に当接する第一のリブを蓋体の
周方向に対し蓋体の全周に亙り形成したため、収納箱本
体と蓋体との密閉性が向上し、埃や害虫等から収納物を
十分に保護できるとの効果を奏する。また、凹溝を横切
る方向に第二のリブが形成されているので、蓋体のたわ
み、変形に対する強度が向上し、密閉状態が保持され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の収納用コンテナーの外観を示す斜視図で
ある。
【図2】従来の収納用コンテナーの蓋体と収納箱本体と
の係合部の構造を示す断面図である。
【図3】(a)は、本考案の一実施例に係る収納用コン
テナーの蓋部の構成を示す平面図であり、(b)は、
(a)図のA−A線矢視方向の断面図である。
【図4】本考案の一実施例に係る収納用コンテナーの蓋
部と収納箱本体の係合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1、21、31、51 蓋体 21a、31a、51a 凹溝 2、22、52 収納箱本体 22a、52a 棚状部 3 止め具 34 凹溝を横切る方向に伸びるリ
ブ 35、55 蓋体の周方向に伸びるリブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上縁全周に水平方向に伸びる棚状部を備
    えた収納箱本体と、縁部全周に凹溝を備えた蓋体と、該
    蓋体を前記収納箱本体に固定する止め具と、からなる収
    納用コンテナーにおいて、 前記蓋体の凹溝の内側に、垂直に起立する第一のリブお
    よび第二のリブが形成され、 前記第一のリブは、 先端が前記収納箱本体の棚状部上面
    に当接し、前記蓋体の周方向に対し蓋体の全周に亙り
    びるものであり、 前記第二のリブは、前記凹溝を横切る方向に伸びるもの
    である ことを特徴とする収納用コンテナー。
JP1991089118U 1991-10-04 1991-10-04 収納用コンテナー Expired - Lifetime JP2545681Y2 (ja)

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JPH0529436U JPH0529436U (ja) 1993-04-20
JP2545681Y2 true JP2545681Y2 (ja) 1997-08-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2778022B2 (ja) * 1994-02-14 1998-07-23 株式会社アーテックスズキ 整理箱用収納枠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0636770Y2 (ja) * 1989-03-13 1994-09-28 金沢樹脂工業株式会社 プラスチック製整理棚
JP3032071U (ja) * 1996-06-05 1996-12-13 スケーター株式会社 多目的な化粧用品収納テーブル

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JPH0529436U (ja) 1993-04-20

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