JPH0240859Y2 - - Google Patents

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JPH0240859Y2
JPH0240859Y2 JP1985203511U JP20351185U JPH0240859Y2 JP H0240859 Y2 JPH0240859 Y2 JP H0240859Y2 JP 1985203511 U JP1985203511 U JP 1985203511U JP 20351185 U JP20351185 U JP 20351185U JP H0240859 Y2 JPH0240859 Y2 JP H0240859Y2
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JP
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outer case
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drawer container
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JP1985203511U
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、金型成形によつて容易に製造可能な
靴収納具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、靴等を収納、保管する靴収納具として、
前面に扉が設けられ、内部は棚となつている下駄
箱があつた。
また、個別に靴を収納する靴収納具として、単
なる箱体とその上部に被せる蓋とからなる靴箱が
あつた。
また、透視可能な合成樹脂にて外側ケース及び
引き出し容器を構成して靴収納具の内部が見える
ように構成した靴収納具や、同靴収納具を上下に
数段に積み重ねることができるように構成した靴
収納具があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記従来例に係る下駄箱、靴箱或い
は靴収納具は、木工によるか、また、材料が合成
樹脂製の場合もビスや接着剤を用いて木工に準ず
る方法で作成していたので生産効率が悪いという
問題点があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、金
型による成形が容易で材料も節減できる靴収納具
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的に沿う本考案の靴収納具は、断面略四
角形の外側ケースと、該外側ケースの内部に引き
出し自由に収納され前面パネルには把手が設けら
れている引き出し容器とを有してなる靴収納具で
あり、上記外側ケースの天井には係合凸部を、又
同外側ケースの底部には上記係合凸部と係合する
係合凹部が夫々設けられ、しかも上記引き出し容
器の前面パネルは透明体からなる靴収納具におい
て、上記係合凸部を囲い枠状に形成すると共に上
記外側ケースの底の前部には枠縁を設けて同前部
に引き出し口を形成し、かつ上記係合凹部が形成
された他の部分の底中央部を開放孔に形成すると
共に上記係合凹部の開放孔両側上面を引き出し容
器のレール面とし、外側ケースは下方に開くテー
パーに、引き出し容器は上方に開くテーパーにそ
れぞれ形成し、該引き出し容器と同様に引き出し
口の両側を上方に開くテーパーに形成し、該引き
出し口に対して引き出し容器が少しの〓間を有し
て遊嵌されるように形成してなるように構成され
ている。
ここで、透明体とは完全に透明である場合の
他、外から中が見える程度の半透明の場合も含む
ものである。
〔作 用〕
本考案に係る靴収納具は、係合凸部を囲い枠状
に形成すると共に上記外側ケースの底の前部には
枠縁を設けて同前部に引き出し口を形成し、かつ
上記係合凹部が形成された他の部分の底中央部を
開放孔に形成すると共に上記係合凹部の開放孔両
側上面を引き出し容器のレール面とし、外側ケー
スは下方に開くテーパーに、引き出し容器は上方
に開くテーパーにそれぞれ形成することにより外
側ケース及び引き出し容器を金型によつて一段階
で成形するようになつている。
〔実施例〕
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を
具体化した一実施例につき説明し、本考案の理解
に供する。
ここに、第1図は本考案の一実施例に係る靴収
納具の斜視図、第2図は上記実施例に係る靴収納
具の外側ケースの底面斜視図、第3図は上記実施
例に係る靴収納具の縦断面図、第4図は上記実施
例に係る靴収納具の横断面図である。
第1図に示すように本考案の一実施例に係る靴
収納具10は、断面4角形の筒状体からなる外側
ケース11と、該外側ケース11の内部に引き出
し自由に収納され内部に靴を収納する引き出し容
器12とを有して構成されている。以下、これら
について詳しく説明する。
上記外側ケース11は、第2図に示すように、
プラスチツク素材からなり、その断面は四角形と
なつて、前部には引き出し口13が形成されてい
るが、背部は板が設けられ盲となつている。この
外側ケース11の底は、前部には枠縁14が形成
されている。上記枠縁14はチヤンネル状となつ
て、その歯の中央部は低くなつているが、両側は
底の両側部に形成されている上記枠縁14より高
さの高い係合凹部15を構成する外枠16,17
に連結されている。
上記ケース11の天井には第1図に示すよう
に、上記係合凹部15に嵌入する係合凸部18が
形成されている。この係合凸部18は、天井に所
定の大きさの単位枠19,20,21を設けて構
成され状の囲み枠としてある。
その高さは前記係合凹部15の外枠16,17
の高さより低くなつていて、外側ケース11の上
に他の外側ケース11を載せた場合、第4図に示
すように外枠16,17の先端が外側ケース11
の天井表面に当接するようになつている。
そして、外側ケース11の底は、第2図に示す
ように開放孔22となつていて、外側ケース11
の内側を形造る金型が抜けるようになつている。
なお、この内側を形造る金型は、成形時には横
に広がつて外側ケース11を側壁を形成している
が、抜くときは中に縮んで、上記開放孔22から
取り出せる構造となつている。
一方、第2図に二点鎖線で示す外側ケース11
の前端部23の周囲部分の金型及び外側ケース1
1の内側天井を形成する金型は引き出し口13か
ら取り出せるようになつて、上記外側ケースの内
側を形成する金型とは別になつており、更に、上
記外側ケース11の側面には上方向に小さい抜き
勾配が設けられ、金型から外側ケース11が容易
に抜けるようになつて、外側ケース11の成形が
一段階で成形(即ち、一発成形)できるようにな
つている。
上記引き出し容器12は透明体のプラスチツク
素材からなり、前面パネル23aから内部に収納
されている靴が見えるようになつている。
この前面パネル23aの上部には、リブ24が
適当な個所に設けられた、斜め板からなる把手2
5が設けられている。
そして、この引き出し容器12は全体が上方に
開くテーパーが形成されて、成形時に金型から容
易に抜くことができるようになつている。
このように形成すると、第4図にその断面を示
すように、外側ケース11は下方に開くテーパー
となつて、引き出し容器12は上方に開くテーパ
ーとなつていて下部には〓間が開くので、外側ケ
ース11の引き出し口13の両側を引き出し容器
12と同様に上方に開くテーパーに形成し、該引
き出し口13に対して引き出し容器12が少しの
〓間を有して遊挿され、横にがたつかないように
なつている。またこうすることによつて上記の〓
間が外からは見えないようにしてある。これと共
に前面パネル23aは外側ケース11の外側断面
に合わせて成形され、上記引き出し口13の前面
にぴつたりと合わさるようになつている。更に外
側ケース11の天井両側角部に引き出し容器12
の両側上端が当接し、同引き出し容器12の底面
両側は開放孔22の両側上面に乗つてレール面と
なる。
この靴収納具10を使用する場合は、第4図に
示すように外側ケース11の天井に設けられてい
る係合凸部18を係合凹部15に嵌入させること
によつて行う。この場合、第3図に示すように、
外側ケース11の天井の前端部に突出する引つ掛
け枠26を形成し、この引つ掛け枠26と単位枠
21との間に前記外側ケース11の下部に設けら
れている枠縁14を嵌入させることによつて、外
側ケース11の上に載つている他の外側ケース1
1が固定されることになる。
そして、靴を引き出し容器12の内部に配設し
ても前面パネルが透明体からできているので、外
から内部の靴の状況を見ることが可能となる。
上記実施例においては係合凹部を外側ケースの
底に配設し、係合凸部を外側ケースの天井に配設
したが、係合凹部と係合凸部との配置を入れ換え
ることも可能である。
〔考案の効果〕
本考案に係る靴収納具は以上の説明から明らか
な様に、外側ケースの底の前部には枠縁を設けて
同前部に引き出し口を形成し、かつ上記係合凹部
が形成された他の部分の底中央部を開放孔に形成
すると共に上記係合凹部の開放孔両側上面を引き
出し容器のレール面とし、外側ケースは下方に開
くテーパーに、引き出し容器は上方に開くテーパ
ーにそれぞれ形成したので、金型による成形が容
易となつて生産効率を高め、コスト安にて安価な
靴収納具を提供することができる。
加えて外側ケースは下方に開くテーパーに形成
されているので一段でも勿論、数段に積み重ねた
場合安定性がよい。また、引き出し容器は上方に
開くテーパーに形成されているので開口部が広く
なり収納がし易い。そして外側ケースと引き出し
容器の上記逆テーパーによつて生ずる〓間は、引
き出し容器と同様に引き出し口の両側を上方に開
くテーパーに形成しているので〓間が外から見え
る心配がないし引き出し容器が横にがたつくおそ
れもない。
また、係合凸部を囲い枠状に形成するので、こ
の係合凸部と係合凹部の嵌まり合いにより複数段
に確実に積み重ねることができるばかりでなく、
最段上にはその係合凸部による囲い枠が形成され
るので置物や小物などの安全に置くこともでき
る。
更には、外側ケースの底面は型抜き孔としても
作用するが従来の底面のように盲板と異なつて開
放されているので、材料を節約できるばかりでな
く、軽量化を図り得て搬送にも便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る靴収納具の斜
視図、第2図は上記実施例に係る靴収納具の外側
ケースの底面斜視図、第3図は上記実施例に係る
靴収納具の縦断面図、第4図は上記実施例に係る
靴収納具の横断面図である。 符号の説明、10…靴収納具、11…外側ケー
ス、12…引き出し容器、13…引き出し口、1
5…係合凹部、18…係合凸部、22…開放孔、
23a…前面パネル、25…把手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面略四角形の外側ケースと、該外側ケースの
    内部に引き出し自由に収納され前面パネルには把
    手が設けられている引き出し容器とを有してなる
    靴収納具であり、上記外側ケースの天井には係合
    凸部を、又同外側ケースの底部には上記係合凸部
    と係合する係合凹部が夫々設けられ、しかも上記
    引き出し容器の前面パネルは透明体からなる靴収
    納具において、上記係合凸部を囲い枠状に形成す
    ると共に上記外側ケースの底の前部には枠縁を設
    けて同前部に引き出し口を形成し、かつ上記係合
    凹部が形成された他の部分の底中央部を開放孔に
    形成すると共に上記係合凹部の開放孔両側上面を
    引き出し容器のレール面とし、外側ケースは下方
    に開くテーパーに、引き出し容器は上方に開くテ
    ーパーにそれぞれ形成し、該引き出し容器と同様
    に引き出し口の両側を上方に開くテーパーに形成
    し、該引き出し口に対して引き出し容器が少しの
    〓間を有して遊嵌されるようにしてなる靴収納
    具。
JP1985203511U 1985-12-31 1985-12-31 Expired JPH0240859Y2 (ja)

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JP1985203511U JPH0240859Y2 (ja) 1985-12-31 1985-12-31

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JPS62111475U JPS62111475U (ja) 1987-07-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220051174A (ko) 2019-08-22 2022-04-26 스미토모 긴조쿠 고잔 가부시키가이샤 광학막, 스퍼터링 타깃 및 광학막의 성막 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5265622U (ja) * 1975-11-08 1977-05-14

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KR20220051174A (ko) 2019-08-22 2022-04-26 스미토모 긴조쿠 고잔 가부시키가이샤 광학막, 스퍼터링 타깃 및 광학막의 성막 방법

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JPS62111475U (ja) 1987-07-16

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