JPH0356500Y2 - - Google Patents

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JPH0356500Y2
JPH0356500Y2 JP1986070094U JP7009486U JPH0356500Y2 JP H0356500 Y2 JPH0356500 Y2 JP H0356500Y2 JP 1986070094 U JP1986070094 U JP 1986070094U JP 7009486 U JP7009486 U JP 7009486U JP H0356500 Y2 JPH0356500 Y2 JP H0356500Y2
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JP
Japan
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lid
main body
side plate
box
insect repellent
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JP1986070094U
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JPS62182205U (ja
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Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、防虫効果に富む合成樹脂製の掛け
軸保管用容器に関するものである。
(従来の技術) 従来、掛け軸の保管には桐箱が多用されてい
た。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、前述の桐箱の場合、収納した掛け軸が
害虫によつて食い荒らされる等の被害が生じるの
で、防虫剤を箱内に入れなければならない煩わし
さがあつた。
又、桐材は高価で製作コストが高くつくばかり
か、材質が柔らかいので傷がつきやすい欠点があ
つた。
更に、各部分を手加工しなければならず、その
製作が面倒であり、更に又、各部分を組み立て結
合するのに釘や接着剤を用いるため熟練を要し、
持ち運ぶ際等に誤つて落とせば容易に破損する等
の欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) そこで、桐材に代えて合成樹脂を用いることで
素材や製作コストの低下と能率的な製作を可能に
し、又、防虫剤を配合した防虫フイルムを箱主体
の内側壁面や底面、蓋の裏面等に貼着させること
で害虫が容器内に侵入するのを未然に防ぎ、掛け
軸が害虫によつて食い荒らされる被害を阻止する
と共に、更に、箱主体と蓋を共に二重壁構造にし
て強度の向上、緩衝作用による破損防止、軽量化
等を図つたものである。
(実施例) 以下、実施例を図面につき詳述すると、1はこ
の考案に係る合成樹脂製の掛け軸保管用容器で、
該掛け軸保管用容器1は箱主体2と蓋3とから構
成されている。
箱主体2は細長い矩形状を呈し、底板4の各端
辺から各々立設した前後左右の側板5を有してい
る。
又、前記底板4と側板5は共に空洞6を形成す
るよう内・外方壁7,8によつて二重壁に構成さ
れている。
更に、箱主体2の側板上端外方に上端凸部16
を周設すると共に、前記側板5の前後部の内方壁
13に掛け軸Aの軸棒Bを係止する係止凹部19
を有した係止棚18が設けられ、更に又、箱主体
2の内側壁や底面には防虫フイルム20が貼着さ
れている。
なお、前記内・外方壁7,8の一方、時には両
方から適宜数の支承部9を凹設して設けることも
ある。
前記箱主体2に対応する蓋3は細長い矩形状を
呈し、上板10の各端辺から各々下設した前後左
右の側板11を有している。
又、前記上板10と側板11は共に空洞12を
形成するよう内・外方壁13,14によつて二重
壁に構成されている。
更に、蓋3の側板下端内方に下端凹部17を周
設すると共に、内側裏面に防虫フイルム21を貼
着してある。
更に又、前述の蓋3は、箱主体2の上端に被せ
て使用するもので、閉蓋の際、上縁凸部16と下
縁凹部17は蜜に接合、時には弾性係合させ(第
4図参照)、容易に開蓋しないようにしてある。
なお、前記内・外方壁13,14の一方、時に
は両方から適数の支承部15を適宜部位に凹設し
て設けることもある。
(考案の効果) この考案の掛け軸保管用容器1によると、素材
を従来の桐材から合成樹脂に代えたので、素材が
非常に安くなるばかりか、吹き込み成形や射出成
形により容易に製作でき、その結果、安価に提供
できる効果がある。
又、箱主体2や蓋3の適宜箇所に防虫フイルム
20,21を貼着させたので、防虫剤を入れる煩
わしさがなくなるばかりか、掛け軸が害虫によつ
て食い荒らされない効果がある。
更に、箱主体2と蓋3共に二重壁構造にした結
果、前記両者の接合が弾性的に密に行われ、防湿
効果が向上すると共に、強度の向上によつて傷が
つきにくく、緩衝作用によつて落下時にも破損せ
ず、軽量化できるので持ち運びが便利になる効果
がある。
更に又、側板5の前後部の内方壁13に係止凹
部19を有した係止棚18を設けたので、該係止
棚18の係止凹部19に掛け軸の軸棒が都合よく
収まり、その結果、掛け軸保管用容器を持ち運ぶ
際などにも、収納した掛け軸がづれ動くことがな
い効果がある。
なお、箱主体2の内・外方壁7,8や蓋3の
内・外方壁13,14の一方、時には両方に支承
部9…や15…を設けた場合は、箱主体2の底板
4や側板5、蓋3の上板10や側板11の強度向
上と緩衝性向上が図れ、空洞12の間隙が保持さ
れて容易に変形しない効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る箱状容器を分離状態と
した斜視図、第2図は閉蓋状態における腰部の拡
大縦断面図、第3図は同拡大横断面図、第4図は
箱主体の上縁凸部と蓋の下縁凹部の接合状態の他
の実施例を示す要部の拡大断面図である。 1……箱状主体、2……箱主体、3……蓋、4
……底板、5……側板、6……空洞、7……内方
壁、8……外方壁、10……上板、11……側
板、12……空洞、13……内方壁、14……外
方壁、18……係止棚、19……係止凹部、2
0,21……防虫フイルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板4と側板5を内・外方壁7,8で空洞6を
    有した二重壁にすると共に、係止棚18に係止凹
    部19を設け、又、内側壁等に防虫フイルム20
    を貼着した合成樹脂製の箱主体2と、上板10と
    側板11を内・外方壁13,14で空洞12を有
    した二重壁にすると共に、裏面等に防虫フイルム
    21貼着した合成樹脂製の蓋3とからなる掛け軸
    保管用容器。
JP1986070094U 1986-05-09 1986-05-09 Expired JPH0356500Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986070094U JPH0356500Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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JP1986070094U JPH0356500Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62182205U JPS62182205U (ja) 1987-11-19
JPH0356500Y2 true JPH0356500Y2 (ja) 1991-12-19

Family

ID=30911412

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JP1986070094U Expired JPH0356500Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749535A (en) * 1980-09-11 1982-03-23 Kyoraku Co Ltd Plastic container and manufacture thereof

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749535A (en) * 1980-09-11 1982-03-23 Kyoraku Co Ltd Plastic container and manufacture thereof

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Publication number Publication date
JPS62182205U (ja) 1987-11-19

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