JP2693087B2 - 把手付き包装箱 - Google Patents
把手付き包装箱Info
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- JP2693087B2 JP2693087B2 JP4136918A JP13691892A JP2693087B2 JP 2693087 B2 JP2693087 B2 JP 2693087B2 JP 4136918 A JP4136918 A JP 4136918A JP 13691892 A JP13691892 A JP 13691892A JP 2693087 B2 JP2693087 B2 JP 2693087B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- packaging box
- base
- carrying
- carrying handle
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品の持ち運びに便利
なキャリングハンドル付き包装箱に関する。
なキャリングハンドル付き包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】この種キャリングハンドルを設けて商品
の持ち運びの便を図った包装箱に関しては、例えば、公
告公報 実公昭53−16516号(B63D 5/4
6)が挙げられる。図4に示すように、キャリングハン
ドルとして平板状の基台1とH状の把手2が別体形成さ
れ、且つ包装箱3に開口3aが設けられている。また、
図5に示すように、公告公報 実公昭53−9558号
(B63D 5/46)に開示されているものでは、基
台の代わりに包装箱5の内フラップ6に孔6a,6aを
設け、該孔6aに連続してスリット6b,6bを形成す
ると共に、外フラップ7には、把手用の長孔7aが設け
られている。
の持ち運びの便を図った包装箱に関しては、例えば、公
告公報 実公昭53−16516号(B63D 5/4
6)が挙げられる。図4に示すように、キャリングハン
ドルとして平板状の基台1とH状の把手2が別体形成さ
れ、且つ包装箱3に開口3aが設けられている。また、
図5に示すように、公告公報 実公昭53−9558号
(B63D 5/46)に開示されているものでは、基
台の代わりに包装箱5の内フラップ6に孔6a,6aを
設け、該孔6aに連続してスリット6b,6bを形成す
ると共に、外フラップ7には、把手用の長孔7aが設け
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】キャリングハンドルの
構成が、基台と把手それぞれ別体のものを組み合わせて
ているためコスト高であり、且つキャリングハンドルの
強度は基台の強度に依存するので、被包装品の重量によ
り基台の材料・寸法の検討・補強が必要である。また、
把手取り出し用の長孔が設けられているので、包装箱の
積み上げ時の圧縮強度が低下すると云った問題があっ
た。
構成が、基台と把手それぞれ別体のものを組み合わせて
ているためコスト高であり、且つキャリングハンドルの
強度は基台の強度に依存するので、被包装品の重量によ
り基台の材料・寸法の検討・補強が必要である。また、
把手取り出し用の長孔が設けられているので、包装箱の
積み上げ時の圧縮強度が低下すると云った問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】基台にヒンヂを介して屈
曲自在のコ字状または、ロ字状の把手を一体に形成した
キャリングハンドルと、前記基台が嵌着される凹部を有
する緩衝材と、前記把手引き出し用のコ字状スリットを
形成した包装箱により把手付き包装箱を構成する。ま
た、前記基台の一辺を前記包装箱の内寸に略等しく形成
して、包装箱積み上げ時の圧縮強度を向上させる構成と
する。
曲自在のコ字状または、ロ字状の把手を一体に形成した
キャリングハンドルと、前記基台が嵌着される凹部を有
する緩衝材と、前記把手引き出し用のコ字状スリットを
形成した包装箱により把手付き包装箱を構成する。ま
た、前記基台の一辺を前記包装箱の内寸に略等しく形成
して、包装箱積み上げ時の圧縮強度を向上させる構成と
する。
【0005】
【作用】基台と把手を一体に形成したことにより、包装
箱積み上げ保管時の圧縮強度、及び持ち運び時のキャリ
ングハンドルの強度が、充分得られた。
箱積み上げ保管時の圧縮強度、及び持ち運び時のキャリ
ングハンドルの強度が、充分得られた。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の具体的な一実施例を示す把
手付き包装箱の分解斜視図、図2はキャリングハンドル
の外観斜視図及びその部分断面図、図3は外観斜視図で
ある。図において、11は内フラップ12,12及び外
フラップ13,13を有する包装箱で、該包装箱11の
側板14,14または15,15のいずれかにU字状の
スリットが設けられている。17は折曲用の掛線であ
る。なお、スリット16は図示のものと天地逆にした形
状(逆U字状)であってもよい。18は緩衝材で、凹部
19が形成されている。20は緩衝材で、緩衝材18と
緩衝材20によって製品21を保持する。22は基台2
3とヒンヂ部24を介して把手25が一体に形成された
キャリングハンドルである。なお、キャリングハンドル
22は、ポリプロピレン等の樹脂で形成する。
手付き包装箱の分解斜視図、図2はキャリングハンドル
の外観斜視図及びその部分断面図、図3は外観斜視図で
ある。図において、11は内フラップ12,12及び外
フラップ13,13を有する包装箱で、該包装箱11の
側板14,14または15,15のいずれかにU字状の
スリットが設けられている。17は折曲用の掛線であ
る。なお、スリット16は図示のものと天地逆にした形
状(逆U字状)であってもよい。18は緩衝材で、凹部
19が形成されている。20は緩衝材で、緩衝材18と
緩衝材20によって製品21を保持する。22は基台2
3とヒンヂ部24を介して把手25が一体に形成された
キャリングハンドルである。なお、キャリングハンドル
22は、ポリプロピレン等の樹脂で形成する。
【0007】キャリングハンドル22は図2に示すよう
に、基台23の各周縁からスカート23a,23a…を
設け、キャリングハンドル自体の強度を持たせる。基台
23は、スカート23aを設けず平板状でもよい。把手
25は、持ち運び時の握り易さ・感触及び強度を考慮し
て断面コ字状25aに形成するが、図2では基台23に
連結されるヒンヂ24は、全体に形成されてロ字状の把
手25に形成されているが、図2(a)の斜線部25b
が削除されたコ字状の把手25の両端連結部分のみがヒ
ンヂ24で連結されていてもよい。なお、基台23の高
さh1を緩衝材18の高さh2(包装箱11の内寸h3)
に略等しく形成する。
に、基台23の各周縁からスカート23a,23a…を
設け、キャリングハンドル自体の強度を持たせる。基台
23は、スカート23aを設けず平板状でもよい。把手
25は、持ち運び時の握り易さ・感触及び強度を考慮し
て断面コ字状25aに形成するが、図2では基台23に
連結されるヒンヂ24は、全体に形成されてロ字状の把
手25に形成されているが、図2(a)の斜線部25b
が削除されたコ字状の把手25の両端連結部分のみがヒ
ンヂ24で連結されていてもよい。なお、基台23の高
さh1を緩衝材18の高さh2(包装箱11の内寸h3)
に略等しく形成する。
【0008】組立てにあたっては、製品21を緩衝材1
8,20で両側から挟持した状態で包装箱11に装着
し、緩衝材18の凹部19へキャリングハンドル22を
挿入する。キャリングハンドル22を挿入時、包装箱1
1の掛線17とヒンヂ24の位置は、重ならないよう互
いに対向させる。次に、各フラップ12,13…を閉じ
て封緘する。持ち運び時は図3に示すように、フラップ
26部分からキャリングハンドル22のヒンヂ24を屈
曲させて把手25を引き出し、フラップ26を押し込ん
で開口部を閉じておく。再度包装箱11を積み上げてお
く場合は、把手25を包装箱11の側板15に略面一に
なる程度まで押し込んでおくとよい。
8,20で両側から挟持した状態で包装箱11に装着
し、緩衝材18の凹部19へキャリングハンドル22を
挿入する。キャリングハンドル22を挿入時、包装箱1
1の掛線17とヒンヂ24の位置は、重ならないよう互
いに対向させる。次に、各フラップ12,13…を閉じ
て封緘する。持ち運び時は図3に示すように、フラップ
26部分からキャリングハンドル22のヒンヂ24を屈
曲させて把手25を引き出し、フラップ26を押し込ん
で開口部を閉じておく。再度包装箱11を積み上げてお
く場合は、把手25を包装箱11の側板15に略面一に
なる程度まで押し込んでおくとよい。
【0009】
【発明の効果】キャリングハンドルの基台の高さを、包
装箱の内寸に略等しく形成しているので、積み上げ時の
圧縮強度が充分得られ、また、把手部の断面形状をコ字
状に形成することにより、持ち運び時の感触と強度が充
分に得られる。更には、基台と把手を樹脂で一体形成す
ることにより、キャリングハンドル自体の強度が増すの
で、使用済み後、回収すれば再利用が可能である。
装箱の内寸に略等しく形成しているので、積み上げ時の
圧縮強度が充分得られ、また、把手部の断面形状をコ字
状に形成することにより、持ち運び時の感触と強度が充
分に得られる。更には、基台と把手を樹脂で一体形成す
ることにより、キャリングハンドル自体の強度が増すの
で、使用済み後、回収すれば再利用が可能である。
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】本発明の主要部品の外観斜視図及び部分断面図
である。
である。
【図3】本発明の外観斜視図である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】従来例の外観斜視図である。
11 包装箱 16 スリット 18 緩衝材 19 凹部 22 キャリングハンドル 23 基台 24 ヒンヂ 25 把手
Claims (2)
- 【請求項1】 基台にヒンヂを介して屈曲自在にコ字状
または、ロ字状の把手が形成されたキャリングハンドル
と、前記基台が嵌着される凹部を有する緩衝材と、前記
把手引き出し用のコ字状スリットが設けられた包装箱か
らなる把手付き包装箱。 - 【請求項2】 前記基台の一辺が前記包装箱の内寸に略
等しい請求項1の把手付き包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4136918A JP2693087B2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 把手付き包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4136918A JP2693087B2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 把手付き包装箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05330545A JPH05330545A (ja) | 1993-12-14 |
JP2693087B2 true JP2693087B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=15186622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4136918A Expired - Fee Related JP2693087B2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 把手付き包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2693087B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5972995A (en) * | 1997-10-16 | 1999-10-26 | Children's Hospital Medical Center Of Northern California | Compositions and methods for cystic fibrosis therapy |
US7718694B2 (en) | 1997-10-16 | 2010-05-18 | Children's Hospital & Research Center At Oakland | Compositions and methods for therapy for diseases characterized by defective chloride transport |
CN109941557A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-06-28 | 云南云派包装有限公司 | 一种便于安装提手的包装箱 |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP4136918A patent/JP2693087B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05330545A (ja) | 1993-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |