JPH033461Y2 - - Google Patents

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JPH033461Y2
JPH033461Y2 JP18384486U JP18384486U JPH033461Y2 JP H033461 Y2 JPH033461 Y2 JP H033461Y2 JP 18384486 U JP18384486 U JP 18384486U JP 18384486 U JP18384486 U JP 18384486U JP H033461 Y2 JPH033461 Y2 JP H033461Y2
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JP
Japan
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hanger
hook
flaps
flap
side plate
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JP18384486U
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JPS6388919U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は洋服などをハンガーに掛けた状態で収
納し、運搬することができる包装箱に関するもの
である。
従来の技術 従来のこの種包装箱としては、たとえば第6図
〜第9図に示すような構成のものが公知である。
以下、図面に基づいて従来の包装箱について説明
すると、1は一組の対向側板2,3とこの対向側
板2,3間に位置する側板4を一体に備えた包装
箱の本体部で、この本体部1には前記側板4に対
向する側板5を取り付けるために前記一組の対向
側板2,3に止め代用フラツプ6,7が連設され
ている。側板5は本体部1とは別に作られてお
り、止め代用フラツプ6,7に両側部が重なりほ
ぼ下半分がフラツプ6,7にワイヤー止めされて
本体部1に取り付けられる。そしてこの側板5と
前記側板4とで他の組の対向側板を形成する。8
はワイヤー止め部である。またこの側板5の前記
フラツプ6,7にワイヤー止めされた部分よりも
上側部はフラツプ6,7間の開口部9を折曲線5
aで以つて開閉できるようになつている。このよ
うにして組み合わされた二組の対向側板2,3,
4,5の下端には底板形成用フラツプ10,1
1,12,13が連設されており、また上端には
上蓋形成用フラツプ14,15,16,17が連
設されている。18,19は前記一組の対向側板
2,3の幅方向中央部において上端よりもやや下
側の位置に形成された把手孔、20,21は前記
一組の対向側板2,3とその上端に連設されたフ
ラツプ14,15との連設線に沿う中央部の位置
でフラツプ14,15に形成されたスリツト状の
孔部で、フラツプ14,15を上方に開いた状態
においてフラツプ14,15の内側で金属製のハ
ンガー掛け22の両端を係合させ得るようになつ
ている。上記構成の包装箱は段ボール板により構
成され、前記把手孔18,19よりも上側の側板
2,3の内面にはたとえば木くずをチツプ状に細
かくして板状にプレスしてなる補強板23が貼着
されている。また前記ハンガー掛け22は両端に
前記孔部20,21に係合する係合片22a,2
2aを備え、この両端の係合片22a,22a間
に位置する棒状部22bにその長手方向適当間隔
おきに多数の孔22cを設けてある。
上記構成において、包装箱内にたとえば洋服を
収納するときは前記上蓋形成用フラツプ14,1
5,16,17を開いた状態で、かつ前記側板5
のほぼ上半分を手前に折り曲げて開口部9を開い
た状態で、前記孔部20,21にハンガー掛け2
2の両端係合片22a,22aを係合させてハン
ガー掛け22を取り付け、その後ハンガー掛け2
2の孔22cに、洋服(図示せず)を掛けたハン
ガー24の上端フツク24aを引つ掛ける。その
後、前記側板5のほぼ上半分を前記止め代用フラ
ツプ6,7に重ねるとともに上蓋形成用フラツプ
14,15,16,17をフラツプ14,15の
上にフラツプ16,17が重なるように閉じてフ
ラツプ16,17の端面間を封緘テープ25によ
り封緘する。これにより包装箱内に洋服が収納さ
れて運搬可能な状態となる。なお、前記底板形成
用フラツプ10,11,12,13は洋服を収納
する作業に入る前に予じめ、フラツプ10,11
の下にフラツプ12,13が重なるように閉じら
れフラツプ12,13の端面間を封緘テープ26
により封緘されている。
考案が解決しようとする問題点 前記ハンガー掛け22には孔22cを設けずに
上からハンガー24のフツク24aを引つ掛ける
ことも考えられるが、運搬時の振動などによりハ
ンガー掛け22からフツク24aが外れて包装箱
の底部に洋服が落ちることがある。そのためにハ
ンガー掛け22の孔22cにハンガー24のフツ
ク24aを引つ掛けているのであるが、ハンガー
掛け22に多数の孔22cを設けるとそれだけハ
ンガー掛け22のコストが高くなるにもかかわら
ず、ハンガー掛け22の強度が低下するという問
題があつた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
ハンガー掛けのコストダウンならびに強度アツプ
を図り、しかも運搬時の振動などによりハンガー
のフツクがハンガー掛けから外れることのない包
装箱を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、上端に
掛け渡したハンガー掛けの棒状部にハンガーを掛
け、このハンガーに掛けた衣服を収納する包装箱
であつて、二組の対向側板の上端に連設した上蓋
形成用フラツプの内、一組の対向側板の上端に連
設されたフラツプの内面に前記ハンガー掛けの棒
状部に掛けられたハンガーのフツクを上方から押
さえる押さえ板を設け、他の組の対向側板の上端
に連設され前記一組の対向側板の上端に連設され
たフラツプに重なるフラツプには前記ハンガー掛
けの棒状部に掛けられたハンガーの肩部を上方か
ら押さえる押さえ片を連設したものである。
作 用 この構成により、ハンガー掛けの棒状部に上方
よりフツクが掛けられたハンガーは一組の対向側
板の上端に連設された上蓋形成用フラツプの内面
に設けられた押さえ板と他の組の対向側板の上端
に連設された上蓋形成用フラツプに連設された押
さえ片により包装箱内での動きが阻止され、運搬
時の揺れ動きが振動などによりハンガー掛けの棒
状部の長手方向にハンガーが移動したり棒状部か
らハンガーが外れたりするようなこともない。
実施例 以下、本考案の一実施例について、図面(第1
図〜第5図)に基づいて説明する。なお、前記従
来例と同一部分は同一符号で示し、その詳細は省
略する。
本考案の一実施例において前記従来例と異なる
ところは、ハンガー掛け22の棒状部22bに孔
を設けていない点、および一組の対向側板2,3
の上端に連設した上蓋形成用フラツプ14,15
を他の組の対向側板4,5の上端に連設した上蓋
形成用フラツプ16,17の上に重ねるとともに
フラツプ14,15の端面間を封緘テープ25に
より封緘するようにした点、前記フラツプ16,
17にハンガー掛け22に掛けられたハンガー2
4の肩部を上方から押さえる押さえ片27,28
を連設した点、さらには前記フラツプ14,15
の中央部内面にウレタン発泡樹脂からなる押さえ
板29,30を設けてハンガー掛け22に掛けら
れたハンガー24のフツク24aを上方から押さ
えるようにした点にある。他の構成は前記従来例
と同じである。
上記構成においてハンガー24は上端のフツク
24aがハンガー掛け22の棒状部22bに上か
ら掛けられ、その後側板5のほぼ上半分を止め代
用フラツプ6,7に重ねるとともにフラツプ1
6,17を閉じて押さえ片27,28によりハン
ガー24の肩部を上方から押さえ、その後フラツ
プ14,15を閉じて押さえ板29,30により
ハンガー24のフツク24aを上方から押さえ、
斯かる状態でフラツプ14,15の端面間を封緘
テープ25により封緘する。これにより運搬可能
な状態となり、運搬中に包装箱が揺れたり振動し
たりしてもハンガー掛け22に上方より引つ掛か
つているフツク24aが前記押さえ板29,30
により上方から押さえられていることとハンガー
24の肩部が押さえ片27,28により上方から
押さえられていることにより、ハンガー24がハ
ンガー掛け22の棒状部22bの長手方向に移動
したり、ハンガー24が飛び上がつてハンガー掛
け22から外れたりすることがない。
考案の効果 以上のように本考案によれば、ハンガー掛けの
棒状部にハンガーのフツクを掛けるための孔を設
ける必要もなく、ハンガー掛けの強度アツプを図
ることができ、かつ安価なハンガー掛けを使用で
きることになる。しかもハンガー掛けの棒状部に
上方よりフツクが掛けられたハンガーは一組の対
向側板の上端に連設された上蓋形成用フラツプの
内面に設けられた押さえ板と他の組の対向側板の
上端に連設された上蓋形成用フラツプに連設され
た押さえ片により包装箱内での動きが阻止され、
運搬時の揺れ動きや振動などによりハンガー掛け
の棒状部の長手方向にハンガーが移動したり棒状
部からハンガーが外れたりするようなこともな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図AおよびBは本体部およびこの本体部
に組み合わされる側板の展開図、第2図〜第4図
は包装順序を示す斜視図、第5図は包装完了状態
の縦断面図、第6図〜第9図は従来例を示し、第
6図AおよびBは本体部およびこの本体部に組み
合わされる側板の展開図、第7図〜第9図は包装
順序を示す斜視図である。 1……本体部、2〜5……側板、6,7……止
め代用フラツプ、10〜13……底板形成用フラ
ツプ、14〜17……上蓋形成用フラツプ、2
0,21……孔部、22……ハンガー掛け、22
a……係合片、22b……棒状部、24……ハン
ガー、24a……フツク、25……封緘テープ、
27,28……押さえ片、29,30……押さえ
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端に掛け渡したハンガー掛けの棒状部にハン
    ガーを掛け、このハンガーに掛けた衣服を収納す
    る包装箱であつて、二組の対向側板の上端に連設
    した上蓋形成用フラツプの内、一組の対向側板の
    上端に連設されたフラツプの内面に前記ハンガー
    掛けの棒状部に掛けられたハンガーのフツクを上
    方から押さえる押さえ板を設け、他の組の対向側
    板の上端に連設され前記一組の対向側板の上端に
    連設されたフラツプに重なるフラツプには前記ハ
    ンガー掛けの棒状部に掛けられたハンガーの肩部
    を上方から押さえる押さえ片を連設した包装箱。
JP18384486U 1986-11-28 1986-11-28 Expired JPH033461Y2 (ja)

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JP18384486U JPH033461Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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JP18384486U JPH033461Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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JPS6388919U JPS6388919U (ja) 1988-06-09
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JP2568630Y2 (ja) * 1993-04-21 1998-04-15 株式会社アーテックスズキ 衣類用収納ボックス

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JPS6388919U (ja) 1988-06-09

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