JPH0744584Y2 - 展示箱 - Google Patents

展示箱

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JPH0744584Y2
JPH0744584Y2 JP1987162624U JP16262487U JPH0744584Y2 JP H0744584 Y2 JPH0744584 Y2 JP H0744584Y2 JP 1987162624 U JP1987162624 U JP 1987162624U JP 16262487 U JP16262487 U JP 16262487U JP H0744584 Y2 JPH0744584 Y2 JP H0744584Y2
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JP
Japan
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plate
box
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opening
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JP1987162624U
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JPH0166320U (ja
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宜保 増田
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Toppan Inc
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、収納した商品をそのまま展示できるように
した展示箱の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の展示箱としては第7図に示すよに、正面
が開口した箱本体aの内部に内天板(図示されず)と、
この内天板と同じ形状の内底板bと、両側の内側板cと
を備えた内装板が設けられ、内天板と内底板bにはほぼ
半円形の切欠きdが形成されると共に、内側板cには後
ろ向きの折曲片eがそれぞれ形成された構造のものがあ
り、箱本体a内に収納した円筒状の商品fをそのまま展
示できるようにしてある。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のような従来の展示箱によると、円筒状の商品f
は、第8図に示すように主として前記内天板と内底板の
切欠きdと、内側板cの折曲片eによって保持される
が、切欠きdに対する遊びが大きく、また折曲片eの遊
端部は固定されておらず動きやすいので、商品fの保持
力が全体的に弱い傾向がある。
また、商品fの収納は、天部又は底部の蓋フラップgを
開けて行わなければならないので面倒であり、更に天部
及び底部は内天板及び内底板の延長部h、iと蓋フラッ
プg、jとでいずれも二重構造となるので、商品fの収
納作業が一層繁雑になる。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、このような従来の問題点を解決するためにな
され、箱の正面側が開口した展示箱において、前記開口
部を形成する正面板が箱本体の正面両側に対設されると
共に、少なくともその上部に突片がそれぞれ内向きに形
成され、この両側の正面板の開口縁を連結する2つの内
側板と1つの内背板が、その内背板を中央にして対称的
に連設され、内背板の上縁には内天板と上枠板と上蓋板
が順次連設され、前記内天板は中央部に円形の孔が形成
され且つ隅部に切欠きが形成され、前記内背板の下縁に
は少なくとも内底板と下蓋板が順次連設され、前記内底
板は商品収納用の孔が形成され、前記内背板を箱本体の
背面板の内壁に貼着することにより、箱本体の側面板と
前記内側板とで空間を有する二重側壁が形成されると共
に、上下部が前記内天板と内底板で囲まれた前記開口部
が形成され、且つ前記内天板は内側板で支持されたこと
を要旨とするものである。
[作用] このような構成により、商品の箱詰めを行う際は、上蓋
板を開けて引き延ばせば上枠板及び内天板が引き上げら
れ、箱の正面の開口は前部から上部(天部)にかけて広
く開口させることが出来るので、商品の箱詰が容易にな
ってその作業能率を向上させると共に、商品の保持力を
向上させ、かつ天部及び底部の構造も簡略化することが
できる。
[実施例] 以下、図示の実施例によりこの考案を具体的に説明す
る。
第1図は、この考案の第1実施例を示すもので、箱本体
Aの正面板1が開口されその上下部には突片1a、1bがそ
れぞれ形成され、第2図に示すように開口部の両側縁を
連結する内側板2と内背板3が設けられている。前記内
背板3は背面板4の内壁に貼着されるようになってお
り、上縁には内天板5が連設されると共にその中央部に
円形の孔5aが形成され、かつ四隅部に切欠き5bがそれぞ
れ形成されている。6は上蓋板であり、上枠板7を介し
て前記内天板5の上縁に連設され、遊端部には差込片6a
が形成されている。8は前記内背板3の下縁に連設され
た内底板であり、中央部に円形の孔8aが形成され、この
孔の直径は前記孔5aのそれよりやや小さく、収納する物
品と同径か或いは若干大きめに設定されており、さらに
四隅部には前記内天板5と同様に切欠き8bがそれぞれ形
成されている。9は下蓋板であり、下枠板10を介して前
記内底板8の下縁に連設され、遊端部には差込片9aが形
成されている。11は箱本体Aの左右の側面板であり、上
下縁に内フラップ11a、11bがそれぞれ形成されている。
なお、前記背面板4の側縁には糊代4aが設けられてい
る。
上記のように構成された箱本体Aを組立てるには、まず
前記背面板4の糊代4aを右側の側面板11の内壁端部に貼
着すると共に、内背板3を背面板4の内壁面に貼着し、
箱本体Aの正面側開口両側部を額縁状に形成する。この
状態では、前記額縁状の両側部を偏平に折り畳むことが
できる。
次に、内底板8を内側に折り曲げ、両側の側面板11を窄
めるようにして前記正面板1の突片1bを切欠き8bの下を
通過させて内底板8の下面側にそれぞれ挿入すると、前
記のように額縁状となった正面板1が切欠き8bにそれぞ
れ嵌入する。この状態を保持して、前記折曲片10を下向
きに折り曲げ、下蓋板9は後ろ向きに折り曲げると共
に、側面板11の内フラップ11bを内側に折り曲げ、前記
差込片9aを背面板4の内壁面に沿って差し込めば箱本体
Aの底部を形成することができる。箱本体Aの天部もこ
れと全く同じ要領で形成することができ、これにより前
面の開口部が正面板1と内側板2、前記上枠板7と内天
板5、及び下枠板10と内底板8とによって額縁状に囲ま
れた箱を形成することができる。
このようにして形成された箱本体Aは、上蓋板6または
下蓋板9が差し込まれる前の状態で、内天板5または内
底板8を引き延ばせば、円筒状の商品Cを簡単に挿入す
ることができる。また、箱本体Aを組み立てた後に、前
面開口部から商品Cを収納することもできる。即ち、円
筒状商品Cの上部を前記内天板5の孔5aに深く挿入する
と共に、下部を箱本体Aに入れて内底板8の孔8aに嵌め
て落とし込めばよい。
このとき、前記のように内天板5の孔5aは、商品Cより
やや大径に形成されているので、箱本体Aの前面開口部
からの商品の収納作業を容易に行うことができる。ま
た、商品Cの上下端部は孔5a、8aによって支持され、内
天板5と内底板8はいずれも正面板1の突起1a、1bによ
って支持されているので安定的であり、この結果従来の
ものに比して商品Cの保持力が著しく向上する。さら
に、箱本体Aの開口部が額縁構造となっているので強度
が強く、商品Cが接触するようなことがあってもこれを
確実に受止し、かつ外力が加わっても充分保護すること
ができる。
第4図は、この考案の第2実施例を示すもので、箱本体
Bの正面板21が開口され、その上部には突片21aがそれ
ぞれ形成され、第5図に示すように開口部の両側縁を連
結する内側板22と、背面板24の内壁に貼着する内背板23
が設けられている。前記内側板22の下縁22aは奥(内
方)に向かって上り坂となるようにカットされ、前記内
背板23の上縁には内天板25が連設されると共にその中央
部に円形の孔25aが形成され、かつ四隅部に切欠き25bが
それぞれ形成されている。26は上蓋板であり、上枠板27
を介して前記内天板25の上縁に連設されている。28は前
記内背板23の下縁に連設された内底板であり、その幅は
内背板23の幅に前記正面板21の幅を両側に加えた寸法と
なっており、中央部には長円形の孔28aが形成されてい
る。29は下蓋板であり、前記内底板28の下縁に連設され
ている。30は箱本体Bの左右の側面板であって、上下縁
に内フラップ30a、30bがそれぞれ形成されている。ま
た、前記背面板24の上下縁には中フラップ24a、24bが形
成され、かつ側縁には糊代が設けられている。
このように構成された箱本体Bを組立てるには、前記背
面板24の糊代を右側の側面板30の内壁端部に貼着すると
共に、内背板23を背面板24の内壁面に貼着し、箱本体B
の正面側開口縁部を額縁状に形成する。次に、両側の側
面板30を窄めるようにして内底板28を前記内側板22の下
縁22aに沿って下から当接させる。この状態を保持し
て、前記内フラップ30bを内側に折り曲げ、その上に中
フラップ24bを折り重ねた後に、前記した蓋板29を中フ
ラップ24bに貼着すれば箱本体Bの底部を形成すること
ができる。
一方、箱本体Bの天部を形成するには内天板25を内側に
折り曲げ、両側の側面板30を窄めるようにして前記正面
板21の突片21aを切欠き25bの上を通過させて内天板25の
上にそれぞれ挿入すると、額縁状となった正面板21が切
欠き25bにそれぞれ嵌入する。この状態から前記上枠板2
7を上向きに折り曲げ、前記内フラップ30aを内側に折り
曲げると共にその上に中フラップ24aを折り重ね、上蓋
板26を貼着すれば天部を形成することができる。これに
より、正面の側部が正面板21と内側板22で額縁状に、か
つ上下部が孔25a、28aを有する内天板25と内底板28で囲
まれた箱を形成することができる。尚、前記上蓋板26と
下蓋板29は、いずれも接着テープを介して簡単に貼着す
ることが可能である。中フラップ24a、24bがない場合
は、上蓋板26と下蓋板29には差込片を連設し、背面板24
の内側に差し込んで固定するようにしてもよい。
このようにして形成された箱本体Bは、上蓋板26または
下蓋板29が未固定状態で、内天板25または内底板28を引
き延ばせば円筒状商品Cを簡単に挿入することができ
る。また、この実施例においても、箱を組み立てた後に
前面の開口部から商品Cを収納することができる。即
ち、円筒状商品Cの上部を前記内天板25の孔25aに深く
挿入しながら、下部を前記内底板28の孔28aに嵌めて落
し込めばよい。
このとき、前記のように内底板28の孔28aは長円形であ
るから、箱本体Bの前面開口部からの商品の収納作業を
容易に行うことができる。商品Cの上下端部は、前記孔
25a、28aによって支持されているので安定的であり、こ
れらの孔は両内側板で挟まれた幅一杯に形成できる(第
1実施例の場合も同様)ので、両内側板に接する大きな
径の商品を収納することもでき、従来のものに比して商
品の保持力が著しく向上する。さらに、箱本体Bの開口
部が額縁構造となっているので強度が強く、商品Cが側
壁に接触するようなことがあってもこれを確実に受止
し、かつ外力が加わっても充分保護することができる。
なお、前記実施例の場合は、いずれも背面板に形成した
糊代を側面板の端部に貼着したが、背面板を両側面板に
二分して設け、これらの端部同志を中央で貼着して背面
板を形成するようにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、前面が開口し
た展示箱において、上蓋板を開けて引き延ばせば上蓋板
と内天板とが引き上げられて上方が開口し、箱の前面開
口部に加えて上部も広く開口するので商品の収納、取り
出しが容易であり、箱の組立後も前面開口部からの商品
の収納が容易に出来るため商品の箱詰め作業を著しく向
上させる効果を奏する。
又、箱の側部が空間を有する二重壁構造となるため、強
度が強くなると共に緩衝作用を発揮し商品を確実に保持
することが出来、しかも内天板が内側板に支持されてい
るので上からの荷重を緩衝することも出来る。更に、箱
の天部及び底部の構造を従来よりも簡略化出来る等の優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の第1実施例を示す一部分解斜視
図、第2図は、その展開図、第3図は、要部の横断平面
図、第4図は、この考案の第2実施例を示す斜視図、第
5図は、その箱本体の分解斜視図、第6図は、要部の縦
断側面図、第7図は、従来例を示す一部分解斜視図、第
8図は、その要部の横断平面図である。 1、21……正面板、1a、1b、21a……突片 2、22……内側板、3、23……内背板 4、24……背面板、5、25……内天板 5a、25a……孔、5b……切欠き 6、26……上蓋板、6a……差込片 7、27……上枠板、8、28……内底板 8a、28a……孔、8b……切欠き 9、29……下蓋板、9a……差込片 10……下枠板、11……側面板 11a、11b……内フラップ 30……側面板 A、B……箱本体、C……商品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱の正面側が開口した展示箱において、前
    記開口部を形成する正面板が箱本体の正面両側に対設さ
    れると共に、少なくともその上部に突片がそれぞれ内向
    きに形成され、この両側の正面板の開口縁を連結する2
    つの内側板と1つの内背板が、その内背板を中央にして
    対称的に連設され、内背板の上縁には内天板と上枠板と
    上蓋板が順次連設され、前記内天板は中央部に円形の孔
    が形成され且つ隅部に切欠きが形成され、前記内背板の
    下縁には少なくとも内底板と下蓋板が順次連設され、前
    記内底板は商品収納用の孔が形成され、前記内背板を箱
    本体の背面板の内壁に貼着することにより、箱本体の側
    面板と前記内側板とで空間を有する二重側壁が形成され
    ると共に、上下部が前記内天板と内底板で囲まれた前記
    開口部が形成され、且つ前記内天板は内側板で支持され
    たことを特徴とする展示箱。
JP1987162624U 1987-10-23 1987-10-23 展示箱 Expired - Lifetime JPH0744584Y2 (ja)

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JP1987162624U JPH0744584Y2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 展示箱

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JPH0166320U JPH0166320U (ja) 1989-04-27
JPH0744584Y2 true JPH0744584Y2 (ja) 1995-10-11

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