JPH0712251Y2 - 仕切り付き紙箱 - Google Patents

仕切り付き紙箱

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JPH0712251Y2
JPH0712251Y2 JP12842888U JP12842888U JPH0712251Y2 JP H0712251 Y2 JPH0712251 Y2 JP H0712251Y2 JP 12842888 U JP12842888 U JP 12842888U JP 12842888 U JP12842888 U JP 12842888U JP H0712251 Y2 JPH0712251 Y2 JP H0712251Y2
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敏泰 近藤
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、小瓶等を収納するのに適した仕切付き紙箱に
関するものである。
[従来の技術] アンプルや薬の小瓶等を収納するのに好適な仕切付き紙
箱があり、例えば実開昭61−175121号公報に開示されて
いる。
[考案が解決しようとする課題] この種の仕切付き紙箱は、小瓶等を安定的に支持するた
めに物品収納孔を有する仕切板が水平に設けられ、更に
その安定度を増すために水平仕切板を上下二段構えにし
ているが、これらの水平仕切板が動き易い難点がある。
このような水平仕切板の動きを防止するためには、水平
仕切板を箱の側壁等に確実に固定すれば良いけれども、
その適切な手段は採られていない。
また、紙箱の底部はいわゆるオートロック式の底フラッ
プが採用され、折り畳み状態から紙箱を起こせば自動的
に底部が形成されるようになっているが、この場合組立
後に底部の内面が平坦にならないため収納物品の高さが
均一にならず、蓋閉めがし難くなるばかりでなく、時に
は物品にぶつかって損傷することがあり、更に運搬中等
に底フラップが内側に跳ね上がる等の不都合が生じるこ
ともある。
本考案は、このような従来の欠点を除去するためになさ
れ、水平仕切板を紙箱の側壁に確実に固定することが出
来、オートロック式の底部の内面を平坦にし、しかも内
側への跳ね上がりを防止出来るようにした仕切付き紙箱
を提供することを技術的課題としたものである。
[課題を解決するための手段] この技術的課題を解決するための手段として、本考案
は、背面板の両側に側面板が連設され、その一方の側面
板に糊代を有する正面板が連設され、前記背面板の上縁
にはその背面板の内壁上部に貼着する糊付片を介して物
品収納孔の形成された第1の水平仕切板が連設され、こ
の第1の水平仕切板に続いて前記物品収納孔に対応する
位置に物品収納孔が形成されると共に背面板の内壁下部
に貼着する糊付片を有する第2の仕切板が連結板を介し
て連設され、かつ前記背面板、正面板及び側面板の下縁
には自動組立式の底フラップがそれぞれ連設されて成
り、前記連結板には切り込みによる爪片が設けられ、前
記正面板の底フラップにはその底フラップの内壁面及び
正面板の内壁下部に貼着する糊付片が連設されてその先
端部に前記爪片に係止する折曲係止片が設けられ、更に
前記背面板の底フラップは組み立てられた紙箱の底面の
内側に位置してその底面のほぼ全域を覆う大きさに形成
されたことを要旨とするものである。
[作用] 前記連結板の爪片が折曲係止片に係止されるので、第1
及び第2の水平仕切板はこの連結板を介して安定的に支
持され、また前記背面板の底フラップは底部のほぼ内面
全域を占めるので底面の内側が平坦となり、かつ底フラ
ップの跳ね上がりを阻止することが出来る。
[実施例] 以下、図示の実施例により本考案を更に詳しく説明す
る。
第1図において、1は背面板であり、その両側には側面
板2、3がそれぞれ連設され、側面板3の側縁には正面
板4が連設され、その側縁には前記側面板2の側縁に貼
着する糊代4aが連設されている。前記背面板1の上縁に
は糊付片5を介して第1の水平仕切板6が連設され、こ
の第1の水平仕切板には連結板7を介して第2の水平仕
切板8が連設され、更にその上縁には糊付片9が連設さ
れている。また、前記背面板1と糊付片5との境界の中
央部には円形の切欠きPが形成され、前記第1の水平仕
切板6と第2の水平仕切板8には物品収納孔6a、8aがそ
れぞれ対応させて形成され、前記連結板7と第2の水平
仕切板8の境界の中央部には爪片7aが形成される切り込
みQが設けられ、更に前記第2の水平仕切板8の両側部
には脚片8bが対称的に形成されている。前記側面板2、
3上縁には内フラップ10、11がそれぞれ連設され、前記
正面板4の上縁には蓋板12が連設され、その上縁には差
込片13が連設されている。
一方、前記背面板1、側面板2、3及び正面板4の下縁
には自動組立式(オートロック)の底フラップ14、15、
16、17がそれぞれ連設され、底フラップ14は組み立てら
れた紙箱の底面をほぼ覆う大きさに形成され、前記底フ
ラップ17は下縁にその底フラップの内壁面に貼着する糊
付片18と前記正面板4の内壁下部に貼着する糊付片19が
連設され、この糊付片19には更に前記連結板7の爪片7a
と係止する折曲係止片20が連設されている。前記底フラ
ップ15、16には折り目R、Sを介して糊付片15a、16aが
それぞれ形成されている。
尚、前記正面板4には上縁と平行に切取線Tが設けら
れ、この切取線に関連させて前記側面板2、3には傾斜
切取線U、Vがそれぞれ設けられ、更に前記糊代4aにも
前記切取線Uに対応させて切取線Wが設けられている。
これらの切取線は、商品の展示時に紙箱を切除するため
のものである。
本考案に係る仕切付き紙箱は上記のように構成され、こ
れを組み立てるには、まず第2図に示すように前記糊付
片5を内側に折り曲げて背面板1の内壁上部に貼着し、
第1の水平仕切板6と、第2の水平仕切板8が上下に水
平位置になるように折り曲げ、前記糊付片下向きに折り
曲げて背面板1の内壁下部に貼着する。このとき、前記
連結板7は垂直となり、前記爪片7aは連結板7の下縁の
中央部において水平に突出した状態となり、前記脚片8b
はそれぞれ下向きに折り曲げられる。
次に、前記糊付片18は内側に折り返して前記底フラップ
17の内壁に貼着すると共に、前記糊付片19は上向きに折
り曲げて正面板4の内壁下部に貼着する。この後、前記
正面板4の糊代4aを前記側面板2の内壁の側縁に貼着し
て箱本体を形成すると共に、底部を自動組立式に形成す
る。
底部の組立は、第3図に示すように前記底フラップ14の
外壁に前記底フラップ15の糊付片15aを貼着すると共
に、前記底フラップ17の外壁に前記底フラップ16の糊付
片16aを貼着すれば良く、この底部をA、A′方向に押
せば第4図に示すように自動的に組み立てることが出
来、第4図の状態からのB、B′方向に押せば第3図に
示すように底部を外すことが出来る。この場合、底部を
組み立てると前記底フラップ14は底部の内面に位置しか
つその内面をほぼ全域に亙って覆えるようにしてある。
従って、底部の内面は平坦になり凹凸が生じることはな
い。
前記のように底部を自動的に組み立てた後、第5図に示
すように前記連結板7を押し下げると、前記折曲係止板
20は第2の水平仕切板8により押されて下向きに折曲し
て二つ折りの状態となり、第6図に示すようにその下端
を前記爪片7aが越えると同時に、その爪片の上面に係止
する。これにより、連結板7は上方への戻りが阻止さ
れ、この折曲係止片20により安定的に保持される。この
とき、第2の水平仕切板8の脚片8aはその下端が底面に
当接するようになっているので、連結板7の保持状態は
より一層強力となる。
第7図は、組立が完了した仕切付き紙箱を示し、前記第
1の仕切板6の物品収納孔6aに小瓶等の物品(図示せ
ず)をそれぞれ挿入して収納することが出来る。この場
合、前記のように底面は前記底フラップ14により平坦で
あるから、物品を収納するとその高さは均一となり、前
記蓋板12を閉める際に物品にぶつからず。きちんと施蓋
出来ると共に物品の破損を未然に防止することが出来
る。また、底面一杯に広がった底フラップ14は、他の底
フラップの跳ね上がりを阻止することが出来る。
第8図は、店頭に展示する際の仕切付き紙箱を示すもの
で、前記切取線Tに沿って正面板4の上部及び蓋板12を
切り離し、かつ前記切取線U、Vに沿って側面板2、4
をそれぞれ切り離すことにより容易に形成することが出
来る。
第9図は、仕切付き紙箱を折り畳んだ状態を示すもの
で、平面に折り畳むことが出来るので、使用前に保管或
いは輸送時にスペースを多く採らずに極めて好都合であ
る。この折り畳み状態から前記のように箱を起こせば底
部が自動的に組み立てられ、連結板を押し込めば前記折
曲係止板に係止して仕切付き紙箱を直ちに完成すること
が出来る。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、第1の水平仕切
板と第2の水平仕切板との連結板に爪片を設け、この爪
片を箱の側壁内部に位置させた折曲係止片に係止させた
ので、この連結板を介して第1及び第2の水平仕切板を
安定的に保持固定することが出来、かつ自動組立の底板
が底部内面のほぼ全域を覆えるようにしたので、収納物
を均一の高さに収納することが出来、施蓋をし易くする
と共に収納物の破損を未然に防止し、しかも底フラップ
の跳ね上がりを阻止する等の実用的に優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す展開図、第2図はその
組立途中の状態を示す斜視図、第3図は底部の自動組み
立て前の底面図、第4図はその組立後の底面図、第5図
は連結板の爪片の係止要領を示す断面図、第6図はその
係止状態での断面図、第7図は組み立てられた仕切付き
紙箱の斜視図、第8図は同じく展示状態での斜視図、第
9図は折り畳んだ状態での斜視図である。 1…背面板、2、3…側面板 4…正面板、5…糊付片 6…第1の水平仕切板、6a…物品収納孔 7…連結板、7a…爪片 8…第2の水平仕切板、8a…物品収納孔 8b…脚片、9…糊付片 10、11…内フラップ、12…蓋板 13…差込片 14、15、16、17…底フラップ 15a、16a…糊付片、18、19…糊付片 20…折曲係止片 P…切欠き、Q…切り込み R、S…折り目 T、U、V、W…切取線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】背面板の両側に側面板が連設され、その一
    方の側面板に糊代を有する正面板が連設され、前記背面
    板の上縁にはその背面板の内壁上部に貼着する糊付片を
    介して物品収納孔の形成された第1の水平仕切板が連設
    され、この第1の水平仕切板に続いて前記物品収納孔に
    対応する位置に物品収納孔が形成されると共に背面板の
    内壁下部に貼着する糊付片を有する第2の仕切板が連結
    板を介して連設され、かつ前記背面板、正面板及び側面
    板の下縁には自動組立式の底フラップがそれぞれ連設さ
    れて成り、前記連結板には切り込みによる爪片が設けら
    れ、前記正面板の底フラップにはその底フラップの内壁
    面及び正面板の内壁下部に貼着する糊付片が連設されて
    その先端部に前記爪片に係止する折曲係止片が設けら
    れ、更に前記背面板の底フラップは組み立てられた紙箱
    の底面の内側に位置してその底面のほぼ全域を覆う大き
    さに形成されたことを特徴とする仕切付き紙箱。
JP12842888U 1988-09-30 1988-09-30 仕切り付き紙箱 Expired - Lifetime JPH0712251Y2 (ja)

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JP12842888U JPH0712251Y2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30 仕切り付き紙箱

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JPH0248523U JPH0248523U (ja) 1990-04-04
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5943251B2 (ja) * 2012-06-19 2016-07-05 相互印刷株式会社 包装箱
EP3287378B1 (de) * 2016-08-25 2019-07-10 Dinkhauser Kartonagen GmbH Behälter

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JPH0248523U (ja) 1990-04-04

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