JPH0318336Y2 - - Google Patents

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JPH0318336Y2
JPH0318336Y2 JP5983685U JP5983685U JPH0318336Y2 JP H0318336 Y2 JPH0318336 Y2 JP H0318336Y2 JP 5983685 U JP5983685 U JP 5983685U JP 5983685 U JP5983685 U JP 5983685U JP H0318336 Y2 JPH0318336 Y2 JP H0318336Y2
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partition plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、高さの異なる2種の瓶状体容器、例
えばアンプルや点眼用容器等を天面を揃えて2列
に収納包装する包装用箱に関する。
(従来の技術) 例えば2種の薬剤を使用時に混合して用いるい
わゆる2剤性薬品は、各薬剤がそれぞれ別の容器
に保存されており、運搬に際しては、それら2つ
の容器を1組として多数組が1つの包装用箱に収
納されている。
従来、その収納に用いられる包装用箱として
は、例えば実開昭58−116522号公報や実開昭59−
43319号公報等に見られるように、箱の内部空間
を前後に仕切るとともに、各空間をそれぞれ仕切
片によつて複数の容器収納空間に仕切り、運搬中
に容器同士がぶつかり合つて破損したりすること
がないようにしたものがある。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記従来の包装用箱にあつては、全
ての容器収納空間の深さが同じであるため、高さ
の異なる大小2種の容器を前後2列に分けて収納
した場合、小形容器は箱の底の方に落とし込まれ
ることになる。このため小形容器の出し入れがし
にくいばかりでなく、運搬時に小形容器が上下に
移動して破損するおそれがある等の問題があつ
た。
(問題点を解決するための手段) 本考案の包装用箱は、後面板の一側縁に右側
板、前面板、左側板が順次連設され、また後面板
の他側縁に内部空間を前部空間とに仕切る中仕切
板が接続板を介して連設され、後面板の上縁に蓋
板および差込片が順次連設され、後面板と前面板
の両方もしくは一方の下縁に底板が連設され、前
面板の上縁に、前記前部空間を複数の第1容器収
納空間に仕切る仕切片を有する第1縦仕切板が連
設され、一方、前記接続板および中仕切板の略全
長にわたる下縁に、前記後部空間を複数の第2容
器収納空間に仕切る仕切片を有する第2縦仕切板
が連設されるとともに、この第2縦仕切板の上部
に、前記中仕切板の他側縁から接続板の中程にわ
たつて横に2本の切込みを設けることにより、前
記第2容器収納空間の下方略中央に立設される中
底板が形成されるものである。
(作用) 第2容器収納空間の下方略中央に立設された中
底板が、この空間に収納される小形容器の底面と
当接し、これによつて小形容器が空間の上部に配
され、その天面が第1容器収納空間に収納された
大形容器の天面と揃えられる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は、本考案に係る包装用箱の展開図で、
後面板1の右側縁に右側板2、前面板3、および
左側板4が折目A,B,Cを介して順次連設され
ている。そして、後面板1および前面板3の下縁
にそれぞれ底板5,6が折目D,Eを介して連設
され、また後面板1の上縁に折目Jを介して蓋板
11が、さらに蓋板11の上縁に折目Kを介して
差込片12がそれぞれ連設されている。また、右
側板2および左側板4の上縁に上フラツプ7,8
がそれぞれ折目F,Gを介して、また下縁に下フ
ラツプ9,10がそれぞれ折目H,Iを介して連
設されている。
前面板3の上縁には第1縦仕切板16が折目O
を介して連設されている。この第1縦仕切16
は、略中央部に複数本の縦折目P…を略平行に等
間隔に並設するとともに、これら縦折目P…に斜
交する切込み17…を設けて複数枚の仕切片20
…が形成されたものである。縦折目P…の間隔
は、前部空間35(第2図参照)の幅と略等しく
なされている。なお、仕切17…の形状は図示例
のように略S字状のものに限定されるものではな
い。
一方、後面板1の左側縁には折目L、接続板1
3および折目Mを介して中仕切板14が連設され
ており、接続板13はその長さ(折目L,M間の
長さ)が後部空間36(第2図参照)の幅と略等
しくなされている。中仕切板14は、箱の内部空
間を前部空間35と後部空間36とに仕切るため
のもので、その長さは前後面板3,1の長さと略
等しなされており、またこの中仕切板14の左側
縁には糊代片15が折目Nを介して連設されてい
る。そして、これら接続板13および中仕切板1
4の略全長にわたる下縁に第2縦仕切板24が連
設されている。
この第2縦仕切板24は、下部に前記第1縦仕
切板16と同様に複数枚の仕切片30…が形成さ
れるとともに、上部に中底板23が形成されたも
ので、左側縁は、前記糊代片15の下縁に折目R
を介して連設された接合片26と連結されてい
る。なお、仕切片30…の縦折目W…の長さは、
前記第1縦仕切板16の縦折目P…の長さよりも
短くなされており、その間隔は後部空間36の幅
と略等しくなされている。また、図中、27…は
縦折目W…に斜交する切込、Qは接続板13との
境界に設けられた折目、Uは前記折目Mの延長縁
上に後述する仕切22から下方に垂設された折
目、Vは仕切22の左端から下方に垂設された折
目である。
上記中底板23は、後部空間36に上記仕切片
30…はよつて形成される第2容器収納空間38
…の略中央に立設され、それら空間38…に収納
される小形容器40…の底面を下方から支持する
ためものである(第4図参照)。この中底板23
は、第2縦仕切板24の上縁および上縁より所定
間隔隔てた下方位置にそれぞれ仕切21,22を
中仕切板14の他側縁(折目N)から接続板13
の中程にわたつて略平行に設けることにより形成
されている。ところで、上記切込21,22のう
ち下側の仕切22は、第2容器収納空間38…に
収納される小形容器40…この高さに応じてその
形成位置が上下される。すなわち仕切22は、小
形容器40…の高さが比較的高い場合は中仕切板
14側寄りに、また低い場合は仕切片30…側寄
りに形成される。なお、上側の切込21形成位置
は第2縦仕切板24の上縁に限らないが、上縁に
形成するば第2縦仕切板24を中仕切板14の上
面に折り重ねる際に都合がよい。そして、上記の
ように形成された中底板23の右側端に折目S
が、また左側端から接続板13の長さの略半分の
長さ右方に寄つた箇所に折目Tがそれぞれ設けら
れている。
また、上記中底板23の上部と前記中仕切板1
4の下部とにそれぞれ中底板支持片32,42が
設けられている。これら中底板支持片32,42
は、中底板23を第2容器収納空間38…の下方
略中央に固定させるためのもので、仕切31,4
1を仕切21から所定長さ垂設してさらにその先
端からそれぞれ横に所定長さ延設し、それら仕切
31,41の終端から仕切21に向けて折目X,
Yを設けるともに、折目X,Yからそれぞれ前記
接続板13の長さの略半分の長さ隔てた位置に折
目Z,Zを設けることにより形成されている。な
お、中底支持片を設ける位置および数並びに形状
は上記したものに限定されない。
本考案の包装用箱は、1枚の台紙を上記のよう
に裁断および折目形成加工し、所定部分を貼着し
て組み立てることにより形成されるものである。
次に、組み立て手順について説明する。
まず第1縦仕切板16を前面板3の上面に折
目Oから折り重ね、第1縦仕切板16の上面下
部に設けられた糊代部19を前面板19を前面
板3上面に貼着する一方、第2縦仕切板24お
よび接合片26を接続板13、中仕切板14お
よび糊代片15の上面に折目Q,Rおよび切込
21から折り重ね、第2縦仕切板24の上面右
側糊代部25と接続板13上面、第2縦仕切板
24の上面中央糊代部28と中仕切板14上
面、接合片26上面と糊代片15上面、および
中底板23上面と中底板支持片42の上面先端
糊代部43とをそれぞれ貼着する。
そして、接続板13、中仕切板14および糊
代片15を後面板1および右側板2の上面に折
目Lから折り重ね、糊代片15上面と接合片2
6裏面をともに右側2上面に、第2縦仕切板2
4の裏面下部に設けられた糊代部29を後面板
1上面に、また中底板支持片32の裏面先端糊
代部33を後面板1上面にそれぞれ貼着する。
次に、上面に第1縦仕切板16が貼着された
前面板3、および左側板4を、後面板1および
右側板2の上面に貼着された接続板13、中仕
切板14および糊代片15の上に折目Bから折
り重ね、第1縦仕切板16の裏面上部に設けら
れた糊代部18と中仕切板14裏面、左側板4
上面と接続板13裏面とをそれぞれ貼着する。
続いて、前面板3と後面板1とを引き離し、
第1縦仕切板16の仕切板20…、第2縦仕切
板24の仕切片30…および中底板23を起立
させ、第2図乃至第4図に示すように、第1容
器収納空間37…および第2容器収納空間38
…を形成する。このとき中底板23が第2容器
収納空間38…の下方略中央に立設されること
になる。
最後に下フラツプ9,10をそれぞれ折目
H,Iから折り込み、次いで底板5,6をそれ
ぞれ折目D,Eから折り込むとともに底板5の
上と底板6の裏面とを貼着して底部を閉塞し、
また蓋板11よび差込片12をそれぞれ折目
J,Kから順次折り込み上開口部を閉封して完
了する。
なお、本考案の包装用箱は、折り畳んだ状態
(上記手順完了時の状態)で保管および運搬さ
れる。また、使用に当たつては大形容器39…を
第1容器収納空間37…に、小形容器40…を第
2容器収納空間38…に収納する。
(考案の効果) 本考案の包装用箱は、第2容器収納空間の下方
略中央に立設された中底板が、この空間に収納さ
れる小形容器の底面と当接し、これによつて小形
容器が空間の上部に配され、その天面が第1容器
収納空間に収納された大形容器の天面と揃えられ
るため、小形容器の出し入れがし易いばかりでな
く、小形容器が上下に移動して破損するといつた
事故を防止することができ、容器を安全に保存運
搬することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の包装用箱の一実施例を示すもの
で、第1図は展開図、第2図は組み立てた状態の
平面図、第3図は同底面図、第4図は同縦断面図
である。 1…後面板、2…右側板、3…前面板、4…左
側板、5,6…底板、11…蓋板、12…差込
片、13…接続板、14…中仕切板、16…第1
縦仕切板、20…仕切片、21,22…切込、2
3…中底板、24…第2縦仕切板、30…仕切
片、35…前部空間、36…後部空間、37…第
1容器収納空間、38…第2容器収納空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後面板の一側縁に右側板、前面板、左側板が順
    次連設され、また後面板の他側縁に内部空間を前
    部空間とに仕切る中仕切板が接続板を介して連設
    され、後面板の上縁に蓋板および差込片が順次連
    設され、後面板と前面板の両方もしくは一方の下
    縁に底板が連設され、前面板の上縁に、前記前部
    空間を複数の第1容器収納空間に仕切る仕切片を
    有する第1縦仕切板が連設され、一方、前記接続
    板および中仕切板の略全長にわたる下縁に、前記
    後部空間を複数の第2容器収納空間に仕切る仕切
    片を有する第2縦仕切板が連設されるとともに、
    この第2縦仕切板の上部に、前記中仕切板の他側
    縁から接続板の中程にわたつて横に2本の切込を
    設けることにより、前記第2容器収納空間の下方
    略中央に立設される中底板が形成されたことを特
    徴とする包装用箱。
JP5983685U 1985-04-22 1985-04-22 Expired JPH0318336Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5983685U JPH0318336Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5983685U JPH0318336Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

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Publication Number Publication Date
JPS61175119U JPS61175119U (ja) 1986-10-31
JPH0318336Y2 true JPH0318336Y2 (ja) 1991-04-18

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JP5983685U Expired JPH0318336Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

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JPH057131Y2 (ja) * 1987-04-17 1993-02-23

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JPS61175119U (ja) 1986-10-31

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