JPH0528187Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0528187Y2
JPH0528187Y2 JP1989043242U JP4324289U JPH0528187Y2 JP H0528187 Y2 JPH0528187 Y2 JP H0528187Y2 JP 1989043242 U JP1989043242 U JP 1989043242U JP 4324289 U JP4324289 U JP 4324289U JP H0528187 Y2 JPH0528187 Y2 JP H0528187Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
partition plate
line
partition
fold line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989043242U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0290223U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989043242U priority Critical patent/JPH0528187Y2/ja
Publication of JPH0290223U publication Critical patent/JPH0290223U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0528187Y2 publication Critical patent/JPH0528187Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、組立て及び折畳みを容易に行なえる
ようにすると共に、中仕切壁を強化した、内部に
多数の区画を形成する中仕切を箱本体と一体に設
けた包装箱に関するものである。
(従来の技術) 従来から折畳み可能とした包装箱に関しては、
多種数多く提案されている。しかしながら多くの
区画を形成する中仕切を箱本体と一体に設け、そ
れを折畳み及び組立てを容易にした包装箱に対し
ては、提案が少なくなる。
この数少ない提案のなかで代表的なものとし
て、実公昭57−37707号公報がある。
この提案に係る仕切箱は、区画の多い中仕切を
設けたものを、偏平シート状に折畳み可能として
所期の目的を達しているが、中仕切壁の各仕切片
の下部を全部切離しているなどのため、自動機に
より組立てるさい作業がやりづらく加工費が高く
つく欠点があり、さらに底部を形成した状態で偏
平状に折畳むことができないため、需要家は偏平
状で納入されたものを方形立方体状にしたのち、
底部を糊付固定して使用しなければならず、需要
家が余計な工数を要する欠点もあるものである。
これらの欠点を解消するために、出願人は実開
昭63−123422号公報に係る折畳可能な中仕切付包
装箱を提案した。
(考案が解決しようとする課題) 上記の提案された包装箱は、各仕切片を上・下
固定板で固定して自動機による組立てを容易にす
ると共に、底部を形成した状態で偏平状に折畳み
ができるようにして、従来の仕切箱の欠点を解消
しているが、後仕切板を備えた箱本体と前仕切板
とを別個にして、組立て過程で手作業で両者を組
み合せ結合させるようにしているので、組立てが
面倒になり組立加工費が高くなる欠点があり、又
組立てられた両中仕切板で形成された中央の中仕
切壁の機械的強度が若干劣るため、収納した物品
を破損させる事故が発生する恐れのある欠点もあ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたものであつて、箱本体に前・後仕切板を
一体に連設して完全な自動機による組立てを可能
にすると共に、さらにできた中央の中仕切壁の機
械的強度を高めることにより、上記問題点を解決
することを目的としている。
本考案は、右側板、前板、左側板、後板、貼着
板を折線介して横一方向に順次連設し、さらに
左・右側板には、夫々上・下端に折線介して上・
下内蓋を連設し、また前板には、上端に折線介し
て順次上方へ、前支持板と、上・下固定板の間
に、並設された上・下水平線の端部を中央に垂直
線を挟んで両曲斜線で連結した複数の切込線、及
び該垂直線の上下、両端の切込線の端部夫々に垂
直に設けられた縦折線により形成された複数の仕
切片を有すると共に、右端に補強部を設けた前仕
切板を連接し、下端に折線介して、左端へ斜折線
介して連設した固定片と、右端附近下方へ延出し
た下蓋片とを有する前下蓋を連接し、さらに先端
に折線介して誘導板を付設した中仕切板を、前仕
切板の上端へ折線介して連設するか、または前下
蓋の下端に点連結された切込線を介して連設され
た中仕切接続板に折線介して連設し、また後板に
は、上端に折線介して先端へ差込片を付設した上
蓋を連設し、下端に折線介して前記前下蓋と同形
状の後下蓋を連設すると共に、後下蓋の下方に点
連結された切込線を介して、先端に前記前仕切板
と殆ど同形状の後仕切板を折線介して連設した後
中仕切板を連設し;各構成部を折線に従つて折曲
し且つ各貼着部を固着して箱状にしたものにおい
て、中仕切板と後中仕切板または中仕切板及び中
仕切接続板と後中仕切板とを固着した、誘導板を
備えた中仕切壁と、前・後板と該中仕切壁との間
に各仕切片により複数の区画とを形成すると共
に、隣接した下内蓋と固定片を固着して底部を形
成可能にして、前・後下蓋を内側に折曲して該誘
導板に摺動させることにより偏平状に折畳み可能
としたことを特徴とする中仕切付包装箱である。
(作用) 包装箱は、前・後仕切板の各仕切片を上・下固
定板で連結保持し、そのうえ前・後仕切板が前・
後板に連設されているため、自動機で糊付け、組
立てなどの操作がやり易くなつたうえ、完全な自
動機による組立てを可能にしたので、組立工数の
節減、作業能率の向上を計ることができる。
又包装箱は、折畳まれていても底部が形成され
ているため、需要家が使用するさい従来のように
手を加える必要がないので、包装作業を能率的に
行なうことができ、さらに底部が形成されていて
も折畳みができるので小形になり、輸送や保管に
場所をとられず、保管管理などが容易である。
又包装箱は、前・後仕切板に補強部を設けて、
中仕切板と後中仕切板との接着面積を大きくして
両者の強度を高めたため、中仕切板と後中仕切板
とを固着して形成された中央の中仕切壁の機械的
強度が著しく高められて、各区画に収納された物
品の破損などの事故発生を防止すると共に、収納
する対象物品の範囲を拡大できる。
(実施例) 本考案を第1図〜第6図に示す一実施例に基づ
いて以下詳述する。中仕切付き包装箱1の展界図
を示す第1図において、箱用板紙などを用いて、
縦折線a,b,c,dを介して右側板2、前板
3、左側板4、後板5、貼着板6を順次横一方向
に連設し、さらに右・左側板2,4には、その上
端に、横折線eを介して同一形状で前板3の横方
向長さの半分近くの高さを有する方形状上内蓋
7,7′を夫々連設し、その下端に、横折線fを
介して同一形状で三角形状の下内蓋8,8′を
夫々連設し、また前板3には、その上端に、横折
線e,g,h,iを介して順次上方へ前支持板
9、複数の仕切片10(図面では4個)を備えた
前仕切板11、左方に縦折線jを介して突出して
右側板2に貼着する保持片12を有する中仕切板
13、右端部に斜折線kにより折込部14′を形
成した誘導板14を連設し、下端に、横折線fを
介して下内蓋8側の端部に斜折線lを介して連設
された下内蓋8へ貼着する固定片15と、該固定
片15の反対側の端部附近で下方へ延出した下蓋
片16とを備えた前下蓋17を連設し、また後板
5には、その上端に、横折線e,mを介して順次
上方へ前支持板9と略同一大きさの上蓋18、差
込片19を連設し、その下端に、横折線fを介し
て前下蓋17と全く同一形状で、下内蓋8′に貼
着する固定片15′と、下蓋片16′とを備えた後
下蓋17′を連接すると共に、該後下蓋17′の下
方に、数箇所で点連結された切込線20を介し
て、先端に前仕切板11と殆ど同一形状の後仕切
板21を横折線nを介して連設した、中仕切板1
3に貼着する後中仕切板22を連設している。
前仕切板11は、前支持板9に横折線gを介し
て連設された下固定板23と、中仕切板13に横
折線hを介して連設された上固定板24との間
に;下水平線25、曲斜線26、垂直線27、曲
斜線28、上水平線29からなる、上・下水平線
25,29の相対した端部を中央に垂直線27を
挾んで両曲斜線26,28で連結した切込線30
を複数本(図面では3本)を同一間隔で並設する
と共に、各切込線30……の間隔と同一間隔で、
下水平線25、曲斜線26、垂直線27と平行に
左端部を切削し、曲斜線26、上水平線29から
なる切込線30′を設け、また下水平線25、曲
斜線26と平行に右端部を切削し、垂直線27を
切込線30″を設け、さらに各垂直線27の両端
から垂直に、各下水平線25……の左端と、各上
水平線29……右端に夫々縦折線o,pを設けて
(左端部は縦折線oのみ、右端部は縦折線pのみ
設ける)複数の仕切片10を設けている。尚31
は下接続突片、32は上接続突片、33は補強部
である。
後仕切板21、前仕切板11の右端の補強部3
3の幅が小さくなつただけで、他は全く同一形状
である。尚横折線g,i,nには適宜切込みが設
けられ、またハツチングした箇所は貼着部であ
る。
中仕切付包装箱1の組立て方法について以下説
明する。先づ前支持板9の上方の貼着部に糊付け
して、横折線eに従つて前支持板9、前仕切板1
1、中仕切板13、及び誘導板14を内側に折曲
し、前板3に重合された前支持板9を固着し(第
2図−イ)たのち、前仕切板11の下固定板23
及び下接続突片31の裏面の貼着部に糊付けし
て、横折線gに従つて前仕切板11、中仕切板1
3、及び誘導板14を折り返し、前支持板9の裏
面に重合された前仕切板11を下固定板23及び
下接続突片31を介して固着する(第2図−ロ)。
さらに前仕切板11の上固定板24及び上接続突
片32の貼着部に糊付けして、横折線hに従つて
中仕切板13及び誘導板14を亦び内側に折曲
し、前仕切板11に重合された中仕切板13を上
固定板24及上接続突片32を介して固着する
(第2図−ハ)。
次に、後仕切板21の上固定板24及び上接続
突片32との貼着部に糊付けして、横折線nに従
つて後仕切板21を内側に折曲し、後中仕切板2
2及び後下蓋17′に重合された後仕切板21を
上固定板24及び上接続突片32を介して後中仕
切板22に固着した(第2図−ニ)のち、下固定
板23及び下接続突片31の裏面の貼着部に糊付
けして、横折線fに従つて後下蓋17′、後中仕
切板22及び後仕切板21内側に折曲し、後板5
に重合された後仕切板21を下固定板23及び下接
続突片31を介して固着する(第2図−ホ)。尚
後板5に固着された後仕切板21及び後中仕切板
22、偏平状から方形箱状にしたとき切込線20
の点連結が切れて後下蓋17′と切り離される。
続けて、横折線fに従つて前下蓋17及び下内
蓋8′を内側に折曲すると共に、斜折線l″に従つ
て固定片15′を外側に折曲して、固定片15′と
後中仕切板22の裏面との糊着部に糊付けしたの
ち、縦折線cに従つて後板5、上蓋18、後下蓋
17′、後中仕切板22及び後仕切板21を内側
に折曲し、重合された中仕切板12と後中仕切板
22との裏面同士、及び下内蓋8′の裏面と固定
片15′とを固着し(第2図−ヘ)、さらに折線f
に従つて下内蓋8を内側にまた折線lを介して固
定片15を外側に折曲して、固定片15と貼着板
6及び保持片12の裏面との糊着部に糊付けし、
縦折線aに従つて右側板2、上内蓋7及び下内蓋
8を内側へ折曲して、重合された下内蓋8と固定
片15、右側板2と貼着板6及び保持片12を
夫々固着して包装箱1を偏平状に組立て(第2図
−ト)られる。この包装箱1の糊着組立て工程
は、総て自動機で行なわれる。
この包装箱1は、偏平状のものを立てて左右か
ら斜方向に押圧すると第3図及び第6図の如く開
き方形立方体となり、箱本体34の内部に中仕切
壁36の両側へ5個並列した10個の区画が形成さ
れ、また第4図の如く固定片15と15′を介し
て下内蓋8と8′に連設され前下蓋17と17′と
が、下蓋片16と16′を介して互いに組込まれ
て底部35が形成され、横折線eに従つて両上内
蓋7,7′を内側に折曲し、さらに横折線e,m
に従つて上蓋18、差込片19を夫々内側に折曲
して、差込片19を前板3に重合された前支持板
9と両上内蓋7,7′の間に差込んで上蓋19を
両上内蓋7,7′に重合させて固定して組立てら
れる。また上蓋18を開き両上内蓋7,7′を立
てたのち、前・後下蓋17,17′を両下内蓋8,
8′とともに内側に折り曲げて誘導板14にそわ
せて摺動させて、開箱するときと反対斜方向に左
右から押圧すると偏平状に折畳むことができる。
この包装箱1は、箱本体34内部に各仕切片1
0……により形成された各区画に物品を嵌挿収納
して従来の箱と同様に使用される。
この場合、前・後仕切板11,21の各仕切片
10……を上・下固定板24,23で連結保持
し、そのうえ前・後仕切板11,21が前・後板
3,5に連設されているため、自動機で糊付け、
組立てなどの操作がやり易くなつたうえ完全な自
動機による組立てを可能にしたので、組立工数の
節減、作業能率の向上を計ることができる。
又包装箱1は、折畳まれていても底部35が形
成されているため、需要家が使用するさい従来の
ように手を加える必要がないので、包装作業を能
率的に行なうことができ、さらに底部35が形成
されていても折畳みができるので小形になり、輸
送や保管に場所をとられず保管管理などが容易で
ある。
又包装箱1は、前・後仕切板11,21に補強
部33を設けて、中仕切板13と後中仕切板22
との接着面積を大きくして両者の強度を高め、さ
らに中仕切板13を保持片12で右側板2に固着
したため、中仕切板13と後中仕切板22とを固
着して形成された中央の中仕切壁36の機械的強
度が著しく高められて、各区画に収納された物品
の破損などの事故発生を防止すると共に、収納す
る対象物品の範囲を拡大できる。
本考案の他の実施例を示す第7図〜第11図に
ついて以下詳述する。中仕切付き包装箱37の展
界図を示す第7図において、前下蓋17の下端に
点連結された切込線38を介して連設された、後
中仕切板22と略同形状の中仕切接続板39に、
一実施例における横折線hで前仕切板11から切
離された中仕切板13及び誘導板14を、横折線
h′を介して連設した形の中仕切板40及び誘導板
41を備えたものである。尚、各仕切片10……
を形成する切込線30の曲斜線28の形状が一実
施例の場合と若干異なるが、各仕切片10……に
より形成された仕切については一実施例の場合と
何等変ることがない。又説明のない符号に対する
名称及び機能は一実施例の場合と同様である。
包装箱37の組立て方法について以下説明す
る。組立ての要領は一実施例の場合と殆ど変らな
いが、先づ前支持板9の上方の貼着部に糊付けし
て横折線eに従つて前支持板9及び前仕切板11
を内側に折曲して、前板3に重合された前支持板
9を固着したのち、前仕切板11の下固定板23
及び下接続突片31の裏面の貼着部に糊付けして
横折線gに従つて前仕切板11を折り返して、前
支持板9の裏面に重合された前仕切板11を固着
する(第8図−イ)。さらに中仕切接続板39の
貼着部に糊付けして中仕切板40及び誘導板41
を横折線h′に従つて内側に折曲し、中仕切接続板
39に重合された中仕切板40を固着したのち、
前仕切板11の上固定板24の貼着部に糊付けし
て横折線fに従つて前下蓋17、中仕切接続板3
9、中仕切板40及び誘導板41を内側に折曲
し、上固定板24に重合された中仕切板40の裏
面を固着する(第8図−ロ)。
次に、後仕切板21、後中仕切板22、後下蓋
17′及び後板5については、一実施例の場合と
全く同様にして後中仕切板22に後仕切板21を
固着し、さらに後仕切板21を後板5に固着する
(第8図−ハ)。尚、前下蓋17と中仕切接続板3
9、及び後下蓋17′と後中仕切板22の切込線
38及び20は、偏平状から方形箱状にしたとき
切断されて連設された両者が切離される。
続けて、下内蓋8′を横折線fに従つて内側へ
折曲すると共に、固定片15′を斜折線に従つて
外側へ折曲して、固定片15′と後中仕切板22
の裏面の貼着部に糊付けしたのち、縦折線cに従
つて後板5などの右側全体を内側に折曲し、重合
された中仕切接続板39と後中仕切板22の裏面
同志、及び下内蓋8′の裏面と固定片15′とを固
着し(第8図−ニ)、さらに下内蓋8を横折線f
に従つて内側へ折曲すると共に、固定片15を斜
折線lに従つて外側に折曲して、固定片15及び
貼着板6裏面の貼着部に糊付けしたのち、縦折線
aに従つて右側板2などを内側へ折曲し、重合さ
れた下内蓋8と固定片15、及び右側板2と貼着
板6を夫々固着して包装箱37を偏平状に組立て
(第8図−ホ)られる。この組立て工程は一実施
例の場合と同様に総て自動機で行なわれる。
この包装箱37は、偏平状のものを立てて左右
から斜方向に押圧すると第9図及び第11図の如
く開き方形立方体となり、箱本体42の内部に中
仕切壁44の両側へ一実施例と同様に5個並列し
た10個の区画が形成され、また底部43は一実施
例の場合と同様に構成されている。
包装箱37は、一実施例の場合と同様にして両
上内蓋7,7′及び差込片19を有する上蓋18
で閉封組立てられ、また上蓋18及び両上内蓋
7,7′を開封したのち、一実施例の場合と同様
にして開箱するときと反対斜方向に左右から押圧
すると偏平状に折畳むことができる。
この場合、中仕切板40及び誘導板41を前下
蓋17側に設けたので、一実施例の場合と異な
り、箱用板紙から抜き取るとき板紙を節約するこ
とができるので、それだけ原価低減を計ることが
でき、また中央の中仕切壁44が一実施例の場合
より中仕切接続板39が増えているので強固にな
つている。それ以外の作用効果は一実施例の場合
と同様である。
上記の一実施例において、包装箱1,37の内
部に5個並列させて10個の区画を設けるため前・
後仕切板11,21に夫々仕切片10を4個設け
たが、使用目的によつてこの仕切片10の数を適
当に変更したり、また前・後仕切板11,21に
ある仕切片10の数を違うようにしても良い。
(考案の効果) 本考案は上記の構成を有するので次の効果を奏
する。
(1) 糊着組立てをやり易くしたうえ完全な自動機
による組立てを可能にしたので、組立工数の節
減、作業能率の向上を計つて原価低減に寄与す
る。
(2) 折畳まれていても底部が形成されているの
で、需要家が使用するさい何等手を加える必要
がなく、包装作業を能率的に行なうことができ
て包装経費の節減に貢献する。
(3) 底部が形成されているにもかかわらず折畳む
ことができるので小形になり、輸送や保管に場
所をとられず、間接経費の節減に寄与する。
(4) 中仕切壁の機械的強度が向上したので、収納
する物品の破損などの事故を防止すると共に、
収納する対象物品の範囲を拡大することができ
て販売増大に貢献する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の一実施例、第7図〜
第11図は本考案の他の実施例を示すもので、第
1図及び第7図は箱の展界図、第2図及び第8図
は組立方法を説明するための平面図、第3図及び
第9図は開蓋した平面図、第4図は底面図、第5
図は閉蓋したA−A断面図、第6図及び第11図
は斜視図、第10図は閉蓋したB−B断面図であ
る。 1,37……中仕切付包装箱、2……右側板、
3……前板、4……左側板、5……後板、6……
貼着板、7,7′……上内蓋、8,8′……下内
蓋、9……前支持板、10……仕切片、11……
前仕切板、12……保持片、13,40……中仕
切板、14,41……誘導板、15,15′……
固定片、16,16′……下蓋片、17……前下
蓋、17′……後下蓋、18……上蓋、19……
差込片、20,30,30′,30″,38……切
込線、21……後仕切板、22……後中仕切板、
23……下固定板、24……上固定板、25……
下水平線、26,28……曲斜線、27……垂直
線、29……上水平線、33……補強部、34,
42……箱本体、35,43……底部、36,4
4……中仕切壁、39……中仕切接続板、a,…
…d,j,o,p……縦折線、e,……i,m,
n,h′,……横折線、k,l,l″……斜折線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 右側板、前板、左側板、後板、貼着板を折線介
    して横一方向に順次連設し、さらに左・右側板に
    は、夫々上・下端に折線介して上・下内蓋を連設
    し、また前板には、上端に折線介して順次上方
    へ、前支持板と、上・下固定板の間に、並設され
    た上・下水平線の端部を中央に垂直線を挟んで両
    曲斜線で連結した複数の切込線、及び該垂直線の
    上下、両端の切込線の端部夫々に垂直に設けられ
    た縦折線により形成された複数の仕切片を有する
    と共に、右端に補強部を設けた前仕切板を連設
    し、下端に折線介して、左端へ斜折線介して連設
    した固定片と、右端附近下方へ延出した下蓋片と
    を有する前下蓋を連設し、さらに先端に折線介し
    て誘導板を付設した中仕切板を、前仕切板の上端
    へ折線介して連設するか、または前下蓋の下端に
    点連結された切込線を介して連設された中仕切接
    続板に折線介して連設し、また後板には、上端に
    折線介して先端へ差込片を付設した上蓋を連設
    し、下端に折線介して前記前下蓋と同形状の後下
    蓋を連設すると共に、後下蓋の下方に点連結され
    た切込線を介して、先端に前記前仕切板と殆ど同
    形状の後仕切板を折線介して連設した後中仕切板
    を連設し;各構成部を折線に従つて折曲し且つ各
    貼着部を固着して箱状にしたものにおいて、中仕
    切板と後中仕切板または中仕切板及び中仕切接続
    板と後中仕切板とを固着した、誘導板を備えた中
    仕切壁と、前・後板と該中仕切壁との間に各仕切
    片により複数の区画とを形成すると共に、隣接し
    た下内蓋と固定片を固着して底部を形成可能にし
    て、前・後下蓋を内側に折曲して該誘導板に摺動
    させることにより偏平状に折畳み可能としたこと
    を特徴とする中仕切付包装箱。
JP1989043242U 1988-09-06 1989-04-12 Expired - Lifetime JPH0528187Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989043242U JPH0528187Y2 (ja) 1988-09-06 1989-04-12

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11722188 1988-09-06
JP1989043242U JPH0528187Y2 (ja) 1988-09-06 1989-04-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0290223U JPH0290223U (ja) 1990-07-17
JPH0528187Y2 true JPH0528187Y2 (ja) 1993-07-20

Family

ID=31717920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989043242U Expired - Lifetime JPH0528187Y2 (ja) 1988-09-06 1989-04-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0528187Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0562537A1 (en) * 1992-03-27 1993-09-29 Takeda Chemical Industries, Ltd. Container with integral partitions and automatic unfolding bottom

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6217518B2 (ja) * 1980-02-07 1987-04-17 Kuraray Co

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH024891Y2 (ja) * 1985-07-17 1990-02-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6217518B2 (ja) * 1980-02-07 1987-04-17 Kuraray Co

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0290223U (ja) 1990-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5788081A (en) Compartmented tray
KR100691920B1 (ko) 카톤, 카톤 블랭크, 패키지 및 카톤 블랭크로부터 카톤을 조립하기 위한 방법
US6520898B1 (en) Process of making a compartmented container
US5447269A (en) Multiple unit box and blank therefor
US4671450A (en) Collapsible carton
RU2146214C1 (ru) Коробка для упаковки и демонстрации продуктов
JPH0528187Y2 (ja)
US20070145107A1 (en) Method for constructing a box from a flat blank
US4194617A (en) Nail polish kit
JP2000238779A (ja) 組立式紙製重箱
JPH0544267Y2 (ja)
JPH0110347Y2 (ja)
JPH0544266Y2 (ja)
GB2205083A (en) Boxes formed from blanks
JPH0411940Y2 (ja)
JPH0712251Y2 (ja) 仕切り付き紙箱
JPH074168Y2 (ja) 中仕切付き箱
JPS609148Y2 (ja) 支持補強片を備えた展示台兼包装箱
JPH0613061Y2 (ja) 中仕切付包装箱
JPS6134261Y2 (ja)
JPH09272530A (ja) 中仕切付き紙箱
JPH052424Y2 (ja)
JPS6348528Y2 (ja)
JP3021864U (ja) 包装箱
JPH10119956A (ja) 瓶等の円筒容器包装用仕切箱