JPH0239933Y2 - - Google Patents

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JPH0239933Y2
JPH0239933Y2 JP1984175659U JP17565984U JPH0239933Y2 JP H0239933 Y2 JPH0239933 Y2 JP H0239933Y2 JP 1984175659 U JP1984175659 U JP 1984175659U JP 17565984 U JP17565984 U JP 17565984U JP H0239933 Y2 JPH0239933 Y2 JP H0239933Y2
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JP1984175659U
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JPS6191518U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は数個の商品を個々に区分して収納し得
る商品収納用の紙箱に関するものである。
〈従来の技術〉 従来のこの種の技術としては、実開昭55−
129620号公報、或いは実開昭49−95029号公報に
示す技術が公知である。
先ず前者の技術は底部の四周辺に側壁を形成
し、一方の相対向する側壁の端縁には上面壁の支
持片と被蓋体の支持片とを嵌装し得る切欠部を有
する支持舌片を連設し、他方の相対向する側壁の
端縁には夫々窓孔を設けた上面壁及び支持片を連
設してなる箱本体のブランク板と、このブランク
板とは別個に窓孔を設けた被蓋壁の両端部に支持
片を有する被蓋体との組合せよりなり、底部の四
周辺に形成された側壁を起立させ、一方の相対向
する側壁の端縁に連設された支持舌片を内方に折
曲げて、上面壁の支持片及び被蓋体の支持片を
各々切欠部に嵌装して商品収納部を形成した箱を
構成する技術である。
次に後者の技術は前者のように箱本体のブラン
ク板と被蓋板のブランク板とを別個に設けるので
はなく、それ等のブランク板が連設された1枚の
ブランク板を形成して、そのブランク板を折込み
組立てることによつて商品収納部を形成した箱を
構成する技術である。
〈考案が解決しようとする課題〉 然るに、前述の両者の紙箱に於いて、前者は両
側に開口部が全くないので個々の収納商品の出し
入れが出来ず、また後者は片側にのみ開口部を有
するので個々の収納商品の出し入れが非常に困難
である問題があつた。
更に後者の紙箱に於いては、全体が一連に構成
されているので、必然的に収納部は限定される問
題があつた。
本考案に係る紙箱は従来のこれ等の問題点に鑑
み開発された全く新規な技術に関するものであ
る。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は前述の従来の問題点を根本的に改善し
た全く新規な技術であつて、その要旨は横長の底
板3を中心にして、その両側端には夫々外壁板
4、上面板6及び内壁板7を順に連設し、かつ該
底板3の上下端には先端に差込片8を有する複数
個の蓋板9を並列して連設してなる本体1のブラ
ンク板と、両端縁に舌片を有する内壁板4aを上
面板6aの両側に連設してなるカバー10のブラ
ンク板との組合せよりなり、前記底板3の両側端
に連設された外壁板4、上面板6及び内壁板7を
折曲げて底板3上に配設して形成した小ケースの
上下開口部を差込片8と蓋板9とで閉鎖し、かつ
底板3上の前記両小ケースの間に載置されたカバ
ー10を差込片8を有する蓋板9と各壁板4a,
7aに設けた舌片とによつて両側を保持して夫々
独立した開口部を有する複数個の商品収納部を構
成したものである。
〈作用〉 本考案に於いては上述の如く、本体とカバーと
を組合せることによつて収納部が個々に独立し、
かつこの収納部は舌片や蓋板等によつて保持され
ているので、多数の収納部を安定した状態で設け
ることが出来る。
また、収納部の上下開口部に夫々対応して蓋板
を設けたので、個々の収納部の上下どちらかでも
簡単に商品の出し入れが出来る。
〈実施例〉 図により本考案に係る紙箱の一実施例を具体的
に説明すると、第1図、第5図及び第6図は夫々
本願の紙箱の説明図、第2図は本考案に係る紙箱
の展開平面図、第3図及び第4図は紙箱の組立途
中を示す説明図である。
第1図乃至第6図に於いて、1は多数の商品収
納部を並列した本体であり、2はこの本体1に被
蓋し得る蓋である。本体1のブランク板は特に第
2図に示す如く、中央部に横長の底板3が設けら
れ、かつこの底板3の左右には夫々外壁板4、窓
5を有する中狭な上面板6及び内壁板7が順に連
設され、この底板3の上下端には先端に差込片8
を有しかつ上面板6の左右幅とほぼ等しい左右幅
を持つた蓋板9が5個夫々対応して並列に連設さ
れている。10は3個のカバーであつて、夫々前
記上面板6、外壁板4、内壁板7と同等の上面板
6a、内壁板4a,7aより構成されている。
上記実施例に於ける各壁板4,4a,7,7a
の夫々の上下端には第2図に明らかな如く舌片が
夫々連設されている。
本願の本体1のブランク板は上述の構造を有す
るので、これを組立構成するに当つては特に第3
図乃至第5図に示す如く、底板3の両側部上に外
壁板4、上面板6及び内壁板7を被蓋して底板3
の両側部に小ケースを形成し、かつ差込片8と蓋
板9とをこの小ケースの上下開口部に折込むこと
によつて、開口部を閉鎖して商品収納部を形成
し、次に3個のカバー10を上面板6aを中心に
して、内壁板4a,7aを下方に折曲げながら
夫々底板3の上に並列し、更にカバー10と底板
3とによつて形成された3個の小ケースの上下開
口部に差込片8と蓋板9とを折込むことによつて
開口部を閉鎖して商品収納部を形成することが出
来る。
従つて本体1には底板3を中心にして、その左
右側部には外壁板4、上面板6及び内壁板7より
なる2個の商品収納部が形成されると共に、これ
等の間には3個のカバー10と底板3とより構成
される3個の商品収納部が構成され、これ等の商
品収納部は夫々その開口部から商品を収納するこ
とが出来る。また本体1には直接蓋2を被蓋し
て、これを化粧箱として使用することが出来る。
上記実施例は3個のカバー10を使用して5個
の商品収納部を形成したが、この商品収納部は複
数個以上であれば何個でも連設することが可能で
ある。
〈考案の効果〉 本考案に係る紙箱は上述の如き構成と作用とを
有するので、本体を数個のカバー及びこれと係合
される蓋板等との組合わせによつて構成し、多数
の商品収納部を並列した状態で構成したので、全
体の構成が極めて簡単であり、従つて構成材料を
少なくすると共に、安価に大量生産することが出
来る。
更に相互に独立して構成された多数の商品収納
部の両側には夫々開口部を設けたので、左右いず
れの方向からも個合に商品を収納したり、取出し
たりすることが出来る。
また本体の底板に載置されたカバーは本体或い
はカバーに設けられた蓋板と舌片とによつて安定
した状態で保持して商品収納部を構成することが
出来、しかも接着剤を全く使用せずに構成出来、
更に商品の出し入れも簡単である等の特徴を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第5図及び第6図は夫々本願の紙箱の
説明図、第2図は本考案に係る紙箱の展開平面
図、第3図及び第4図は紙箱の組立途中を示す説
明図である。 1は本体、2は蓋、3は底板、4は外壁板、5
は窓、6,6aは上面板、4a,7,7aは内壁
板、8は差込片、9は蓋板、10はカバーであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横長の底板3を中心にして、その両側端には
    夫々外壁板4、上面板6及び内壁板7を順に連設
    し、かつ該底板3の上下端には先端に差込片8を
    有する複数個の蓋板9を並列して連設してなる本
    体1のブランク板と、両端縁に舌片を有する内壁
    板4a,7aを上面板6aの両側に連設してなる
    カバー10のブランク板との組合せよりなり、前
    記底板3の両側端に連設された外壁板4、上面板
    6及び内壁板7を折曲げて底板3上に配設して形
    成した小ケースの上下開口部を差込片8と蓋板9
    とで閉鎖し、かつ底板3上の前記両小ケースの間
    に載置されたカバー10を差込片8を有する蓋板
    9と各壁板4a,7aに設けた舌片とによつて両
    側を保持して夫々独立した開口部を有する複数個
    の商品収納部を構成したことを特徴とした紙箱。
JP1984175659U 1984-11-21 1984-11-21 Expired JPH0239933Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984175659U JPH0239933Y2 (ja) 1984-11-21 1984-11-21

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JP1984175659U JPH0239933Y2 (ja) 1984-11-21 1984-11-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6191518U JPS6191518U (ja) 1986-06-13
JPH0239933Y2 true JPH0239933Y2 (ja) 1990-10-25

Family

ID=30733260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984175659U Expired JPH0239933Y2 (ja) 1984-11-21 1984-11-21

Country Status (1)

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JP (1) JPH0239933Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333705Y2 (ja) * 1972-12-01 1978-08-19
JPS55129620U (ja) * 1979-03-09 1980-09-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6191518U (ja) 1986-06-13

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