JPH0544265Y2 - - Google Patents

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JPH0544265Y2
JPH0544265Y2 JP14378988U JP14378988U JPH0544265Y2 JP H0544265 Y2 JPH0544265 Y2 JP H0544265Y2 JP 14378988 U JP14378988 U JP 14378988U JP 14378988 U JP14378988 U JP 14378988U JP H0544265 Y2 JPH0544265 Y2 JP H0544265Y2
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walls
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、容易に分割できる二個のトレイ状
容器を連結した連結容器に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図〜第9図は、実公昭61−29620号公報に
記載のこの種の連結容器を示し、中央の中折線4
1を介して左右に対称のトレイ状箱体42を連結
形成するものであり、一枚に方形状展開形打抜基
板(第8図参照)から屈曲して作られている。
打抜基板は、中央縦方向の中折線41を介して
中間壁43、底壁44及び側壁45を順次連設
し、各底壁44の上下端縁に二重端壁となる外端
壁46、内端壁47を連設し、各中間壁43及び
側壁45の上下端縁に二重端壁内へ挿入する折込
片48,49をそれぞれ連設し、二重端壁の中央
の二条の折線50の一端に三角形状接続片51を
介して重合板52を連設したものである。
更に対の折込片48と対の内端壁47とに囲ま
れた空所には、切離して使用する仕切板53(第
7図参照)が設けられている。
対称のトレイ状箱体42には、重合状中間壁4
3に交差しスリツトを利用して仕切板53が嵌合
されて内部がそれぞれ二分割されている。
この連結容器は、例えば販売量が半分である場
合等単体の箱体に切離す必要があるときは、第9
図に示すように、仕切板53を引抜き中折線41
を切断すれば簡単に単独の箱体に分割することが
できる。
〔考案が解決しようとする課題〕
この従来の連結容器においては、側壁45が一
重であつて強度が小さく収容物品が重い場合には
変形しやすく、また分割した単独の箱体にした際
中間壁部分が弱く携行するのに持ちにくい等の問
題があつた。
この考案は、従来品の有するこのような問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、材料基板の増加を最小限にとどめ側壁の
強度を増大させると共に分割後の各箱体の取扱い
を容易にした連結容器を提供しようとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案における
連結容器は、各側壁の上端縁に側壁より高さ寸法
が小さく側壁の上部に重合する内側壁を連設し、
その両端部を内端壁に設けた切欠きに嵌合させ、
各底壁には中折線と交差する方向に設けた折線
と、この折線の両端を結ぶ略U字形切目線とで画
され、U字形切目線の内側に指掛孔を有する提げ
手を形成したものである。
〔作用〕
この様に構成された連結容器は、周壁の上部が
全部二重壁であつて強固なものとなり、提げ手を
起立させる(第4図参照)と持ち運びに便利であ
ると共にこれが中仕切板を兼ねる。
〔実施例〕
第1図〜第4図は、この考案の一実施例を示
し、この連結容器は、第1図に示すように、段ボ
ール等の厚紙からなり、中央の中折線1を介して
左右に対称のトレイ状箱体2が連設され、必要に
応じて中折線1を切断して単独の箱体に分割(第
4図参照)することができるものである。
この連結容器を形成する打抜基板は、第2図に
示すように、中央縦方向の中折線1を介して中間
壁3、底壁4、及び上部が二重構造の側壁となる
外側壁5、内側壁6が順次連結され、各中間壁3
の上下縁に横折線7を介して二重端壁内に挿入す
る折込片8が連設され、各底壁4の上下縁に横折
線7を介して二重端壁となる外端壁9及び内端壁
10が連設され、各外端壁9及び内端壁10の端
縁に上部が二重構造となる側壁内へ挿入する折込
片11がそれぞれ連設され、各折込片8と各内端
壁10とに囲まれた空所には、使用時切り離す台
形状の仕切板12が設けられている。
両中間壁3の中央には中折線1に直交して仕切
板挿入用スリツト13が設けられている。各底壁
4には中央に中折線1と交差する方向に設けた折
線14と、折線14の両端を結ぶU字形切目線1
5とで画され、使用時起立せしめる提げ手16が
交互に形成されており、起立状態のこの提げ手1
6の上部には指掛孔17が設けられている。
二重側壁となる外側壁5・内側壁6間には二条
の折線18が、また二重端壁となる外端壁9・内
端壁10間には二条の折線19がそれぞれ設けら
れている。外側壁5の両端部には折線18を介し
て係止片20を有する1/4円形状コーナ片21が
連設されている。
更に二重端壁の折線19上には、組立時係止片
20を嵌入する小さいスリツト22が設けられ、
内端壁10の自由端中央に小突片23が設けられ
ると共に底壁4の横折線7上にこの小突片23を
嵌入する小さいスリツト24が設けられ、内端壁
10とこれに連なる折込片11との境目に組立時
内側壁6の端と係合する小さいスリツト25が設
けられている。
仕切板12には、中間壁3のスリツト13に係
合する切込み26が垂直に設けられている。仕切
板の端から切込み26までの寸法lは、底壁4の
幅寸法とほぼ一致している。
上述の打抜基板から連結容器を組立てる場合
は、第3図に示すように、底壁4の四辺に中間壁
3、外側壁5及び外端壁9を起立させ、内側壁6
及び内端壁10を内側に折込みながら二重端壁の
中に折込片8を、またほぼ二重構造の側壁の中に
重合した2枚の折込片11をそれぞれ挿入し内端
壁のスリツト25に内側壁6の両端を嵌め込んで
トレイ状箱体が保形され、次に係止片20を二重
端壁上面のスリツト22に挿入して更にしつかり
と側壁・端壁が接合される。また重合状中間壁3
の上端開口状スリツト13に切込み26を嵌合
し、直交状に仕切板12を取付けることにより二
重状中間壁3がぴつたり重合し、これらが開くこ
とが防止できる。
この考案の連結容器を使用し、必要に応じて単
独の箱体に分割する場合には、第4図に示すよう
に、先ず仕切板12を取外し、中央の中折線1を
刃物等で切断して2個の箱体に切り離す。次に、
底壁面に折線14から提げ手16を起立させる
と、これが底壁面の中央部に位置して仕切板の役
目を兼用し、この提げ手を持つて携行することが
できて便利である。
なお、中央の中折線1はミシン目のある裂断線
にすることもできる。
第5図及び第6図は、この考案の他の実施例を
示し、内側壁6の中央部に小さいスリツト31が
設けられ、台形状仕切板12の先細となる端部に
は突片32が連設されると共に折込片8側の端縁
からスリツト13に係合する切込み33が設けら
れたものである。
この実施例では、連結状態の箱体に仕切板を嵌
合する際、内側壁のスリツト31に仕切板の突片
32が突入固定されるので内側壁の折返しが更に
安定すると共に仕切板も両端が固定されて安定性
が増す利点がある。
〔考案の効果〕 この考案は、上述の通り構成されているので、
次に記載する効果を奏する。
底壁の周縁の対向する側壁及び対向する端壁は
上端部がいずれも二重壁となり、強固な構造をな
しており、収容する品物の重合が重くても安全で
ある。また必要に応じて単独の箱体に分割して携
行する際底壁の中央に提げ手が出現でき且つこれ
が仕切板の役目も兼ねており便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す斜視図、
第2図は同上の展開図、第3図は組立手順を示す
説明図、第4図は分割した使用状態を示す斜視
図、第5図及び第6図はこの考案の他の実施例を
示す斜視図及び展開図である。また、第7図は従
来例を示す斜視図、第8図は同上の展開図、第9
図は分割した使用状態を示す斜視図である。 1,41……中折線、2,42……箱体、5…
…外側壁、6……内側壁、12,53……仕切
板、16……提げ手、21……コーナ片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中折線を介して左右にトレイ状箱体を形成する
    中間壁、底壁及び側壁を順次連設し、各底壁の両
    端縁に二重端壁となる外端壁及び内端壁を連設
    し、中間壁、二重端壁及び側壁の各端縁をつなぎ
    合せ、中間壁中央部に設けた上部開口のスリツト
    に仕切板を嵌合させてなる連結容器において、前
    記各側壁の上端縁に側壁より高さ寸法が小さく側
    壁の上部に重合する内側壁を連設し、その両端部
    を内端壁に設けた切欠きに嵌合させ、各底壁には
    中折線と交差する方向に設けた折線と、この折線
    の両端を結ぶ略U字形切目線とで画され、U字形
    切目線の内側に指掛穴を有する提げ手を形成した
    ことを特徴とする連結容器。
JP14378988U 1988-11-02 1988-11-02 Expired - Lifetime JPH0544265Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14378988U JPH0544265Y2 (ja) 1988-11-02 1988-11-02

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JP14378988U JPH0544265Y2 (ja) 1988-11-02 1988-11-02

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Publication Number Publication Date
JPH0266418U JPH0266418U (ja) 1990-05-18
JPH0544265Y2 true JPH0544265Y2 (ja) 1993-11-10

Family

ID=31410927

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JP14378988U Expired - Lifetime JPH0544265Y2 (ja) 1988-11-02 1988-11-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0739782Y2 (ja) * 1992-07-11 1995-09-13 東海森紙業株式会社 トレイ形包装用箱

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JPH0266418U (ja) 1990-05-18

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