JPH06336Y2 - 内部を仕切片で仕切った包装用容器 - Google Patents

内部を仕切片で仕切った包装用容器

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JPH06336Y2
JPH06336Y2 JP1989136682U JP13668289U JPH06336Y2 JP H06336 Y2 JPH06336 Y2 JP H06336Y2 JP 1989136682 U JP1989136682 U JP 1989136682U JP 13668289 U JP13668289 U JP 13668289U JP H06336 Y2 JPH06336 Y2 JP H06336Y2
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JP1989136682U
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JPH0375124U (ja
Inventor
末高 西川
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藤徳紙器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として複数個のコップを1セットにして
包装するために、内部を仕切片で仕切った包装用容器に
関するものである。
〔従来の技術〕
この種、四角形底板の各辺から2対の側板を立ち上げた
状態の箱であって、一対の側板の側縁より、それぞれ外
包片と仕切辺を連設したものは、例えば実開昭48−6
8025号公報(以下、従来技術1という。),実開昭
52−111029号公報(以下、従来技術2とい
う。)及び実公昭40−17836号公報(以下、従来
技術3という。)にそれぞれ開示されている。
従来技術1は、各側片に蓋片を介して縦仕切片を連設
し、また各側片には横仕切片挿入孔を開設し、一方、各
端側片の両側に外側覆片及び大外側覆片を介して横仕切
片を連設し、該横仕切片には上部に縦溝を設けた構成よ
りなり、前記横仕切片挿入孔に外側から横仕切片を差し
込み、上から該横仕切片の縦溝に縦仕切片を差し込んで
組み立てるようにしている。
従来技術2は、底壁の両側から立設する各側壁に長孔を
開設し、端壁の両側から突出壁を介して差し込み壁を連
設し、該差し込み壁の下端縁に小さい舌片を突設した構
成よりなり、長孔に差し込み壁と共に舌片を差し込んだ
後に、舌片を折り曲げ差し込み壁が抜けないようにして
組み立てている。
従来技術3は、前後両側板に仕抜孔を開設し、左右両側
板に補強板を介して間仕切板を連設し、各間仕切板の一
隅に切込みを入れて戻止片を設けた構成よりなり、切抜
孔に間仕切板を差し込んだ後、戻止片を折り曲げて組み
立てるようにしている。
[考案が解決すべき課題] しかるに、前記従来技術1では、横仕切片が側片と同幅
を有し比較的長く、しかも縦溝の角部が引っ掛かるなど
して、横仕切片挿入孔に差し込みくい。また、箱を組み
立てた状態では、上面が蓋片一枚なので比較的弱く、上
から衝撃が加わると、収容物を壊す危険性が有る。
従来技術2では、差し込み壁に舌片を重ねたままで長孔
に差し込まねばならないので、その差し込みが困難であ
る。しかも舌片が小さいことから、強度的に弱く、差し
込み時に切れる恐れが有り、切れると差し込み壁が長孔
から抜ける可能性が有る。
従来技術3では、戻止片が切り込みを入れて形成されて
いることから、間仕切板を切抜孔に差し込むとき、戻止
片の角部が引っ掛かって差し込みにくい場合が有り、と
もすると切れて脱落し、戻り防止の役目を果し得なくな
る。更に、箱を組み立てた状態では舌片が上面より下に
位置するので、箱型の収容物を収容する場合は邪魔にな
る恐れが有る。
そこで、本考案はこれら架台を総て解決すべくなされた
ものである。
[課題を解決するための手段] かかる従来技術の不具合を解消するため、本考案は四角
形の底板(2)の各辺から折線(3,3…)を介して側
板(4a,4a,4b,4b)を連設し、 底板(2)のコーナーを挟んで隣り合う側板(4a,4
b)のうち、一方の側板(4a)の側縁に外包片(5)
を折線(6)を介して連設し、 さらに、該外包片(5)の側縁に折線(7)を介して仕
切片(8)を連設して該仕切片(8)の上縁に折線
(9)を介して該仕切片(8)の横巾と同等巾の係止片
(10)を連設し、一方、他方の側板(4b)の側縁に
は、折線13を介して蓋片12を連設し、また、底板
(2)のコーナーから前記外包片(5)の横幅の長さに
相当する距離を置いて縦方向の貫通溝(11)を折線3
から蓋片12まで延長して設け、前記仕切片(8)と共
に係止片(10)が差し込める長さに形成し、各側板
(4a,4b)を起立した状態で外包片(5)を側板
(4b)の外側に重合させ、該側板(4b)の貫通溝
(11)に仕切片(8)と共に係止片(10)を外側か
ら差し込んで係止片(10)を水平に折曲する構成とし
た。
[作用] 先ず、各側板4a,4bを起立させ、側板4aの外包片
5を側板4bの外側に回し、仕切片8と共に係止片10
を貫通溝11に差し込んで外包片5を側板4bの外側面
に重合させる。これにより各側板4a,4bが相互に連
結され、これを全部の側板について行うことにより、各
側板4a,4a,4b,4bが起立状態にて保持され
る。
そして、仕切片8,8…で区画されたスペースに例え
ば、コップKを収容する。コップKを収容した状態で折
曲片10,10…をコップKの上面に向けて折曲げるこ
とにより、仕切片8,8…が貫通溝11,11…から抜
けなくなり、しかもコップKと蓋片12との間に介存し
て緩衝作用を果すと共に包装時及び、包装後の容器の形
態を安定化させる。
[実施例] 以下に本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は、本考案の包装用容器1の展開図を示すもので
ある。底板2は、例えば円柱状のコップKが3個宛2列
で並び得る大きさの長方形状である。該底板2の各辺か
ら折線3,3…を介してコップKが2個並び得る大きさ
の側板4a,4aとコップKが3個並び得る大きさの側
板4b,4bを連設し、底板2のコーナーを挟んで隣り
合う側板4a,4aと側板4b,4bのうち、一方の側
板4a,4aの側縁にコップK1個分の大きさの外包片
5,5…を折線6,6…を介して連設する。この外包片
5,5…の側縁に折線7,7…を介して仕切片8,8…
を連設する。そして、仕切片8,8…の上縁には折線
9,9…を介して仕切片8,8…の横幅と同等幅の係止
片10,10…が連設されている。
一方、他方の側板4b,4bには、底板2のコーナーか
ら前記外包片5の横幅の長さに相当するコップK1個分
の距離を置いて縦方向の貫通溝11,11…が形成され
る。該貫通溝11は、側板4bの高さ方向に真直ぐで、
かつ、後述する蓋片12,12の途中まで延長して設け
られていて、前記仕切片8が、その上の停止片10を真
直ぐにした状態で挿通し得るようになっている。
この貫通溝11,11…を設けた側板4b,4bの側縁
には、折線13,13…を介して蓋片12,12が連設
され、さらに、該蓋片12,12の側縁に折線14,1
4を介して曲込片15,15が連設されている。1つの
蓋片12は、底板2の略半分の大きさに形成されてお
り、2つの蓋片12,12が突き合わせ状になって起立
状態にある側板4a,4a,4b,4bの上面を被覆す
る。一方、曲込片15,15は、1つの曲込片15が側
板4bと略同じ大きさであり、他の曲込片15がそれよ
り小さく、大きい曲込片15の略中央に折線16を形成
し、他の曲込片15に半円形に切り抜いた指掛片17形
成してなる。
次に、包装用容器1の組立て手順について説明する。
先ず、第2図(イ)のように一方の側板4bと横の側板
4aを起立させる。そして、側板4aの外包片5を側板
4bの外側に折曲げる。このとき、仕切片8と共に係止
片10も側板4b側に折曲げて、貫通溝11から仕切片
8と共に係止片10を折り曲げずにそのまま差し込む。
仕切片8の紙厚と貫通溝11の幅は略一致するため、仕
切片8は貫通溝11から簡単に抜けることはないが、仕
切片8上の係止片10を水平方向に僅かに折り曲げてお
くことによって抜脱を有効に防止し得る。
次に、もう一方の側板4aも起立させ、同様にして仕切
片8と共に係止片10を貫通溝11に差し込む。そして
さらに、もう一方の側板4bも起立させ第2図(ロ)の
ように仕切片8と共に係止片10を貫通溝11に差し込
む。こうして包装用容器1の内部は、仕切片8,8…に
よって3つに区画されるから、各区画部分にコップKを
2個宛入れる。そして、大きい曲込片15を設けた蓋片
12を被せる(第2図(ハ))。このとき、曲込片15
は中央の折線16で若干曲げ気味にしてコップKとコッ
プKの間に差し込む。この曲込片15と仕切片8,8…
とにより包装用容器1の内部は第3図のようにコップK
毎に完全に仕切られる。そして、最後に残った蓋片12
をコップK上に被せながら小さい曲込片15を前記大き
い曲込片15に沿わせて差し込む。このように蓋片1
2,12を被せた状態では、仕切片8上の係止片10が
第4図のようにコップKの上面と蓋片12の間に挾まれ
て水平に折れ曲がっているため、これがストッパーとな
って仕切片8が外れない。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、仕切片8,8…の上縁に
仕切片8,8…の横幅と同等幅の係止片10,10…を
連設し、かつ貫通溝11,11…は仕切片8,8…と共
に係止片10,10…がそのまま差し込める長さに形成
したので、係止片10が引っ掛かることなく仕切片8を
貫通溝11に容易に差し込むことができ、その差し込み
作業が極めて簡単かつスムーズに行なえる。しかも、係
止片10は仕切片8と同幅を有するので強度的に強く、
切れて脱落するようなことなく、ストッパーとしての機
能を充分に発揮する。また箱を組み立てた状態では、コ
ップKなどの収容物と蓋片12との間に介在して上面か
らの衝撃に対しても緩衝作用を果し、収容物を保護する
といった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は包装用容器の展開図、第2図(イ)〜(ハ)は
組立て段階を示す斜視図、第2図(ニ)は包装用容器を
組み立て蓋片を被せた状態を示す斜視図第3図は組立て
後の横断平面図、第4図は第3図のX−X線断面図であ
る。 1…包装用容器、2…底板、3,3…折線、4a,4
a,4b,4b…側板、5,5…外包片、6,6…折
線、7,7…折線、8,8…仕切片、9,9…折線、1
0,10…係止片、11,11…貫通溝、K…コップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】四角形の底板(2)の各辺から折線(3,
    3…)を介して側板(4a,4a,4b,4b)を連設
    し、 底板(2)のコーナーを挟んで隣り合う側板(4a,4
    b)のうち、一方の側板(4a)の側縁に外包片(5)
    を折線(6)を介して連設し、 さらに、該外包片(5)の側縁に折線(7)を介して仕
    切片(8)を連設して該仕切片(8)の上縁に折線
    (9)を介して該仕切片(8)の横巾と同等巾の係止片
    (10)を連設し、一方、他方の側板(4b)の側縁に
    は折線13を介して蓋片12を連設し、また底板(2)
    のコーナーから前記外包片(5)の横幅の長さに相当す
    る距離を置いて縦方向の貫通溝(11)を折線3から蓋
    片12まで延長して設け、前記仕切片(8)と共に係止
    片(10)が差し込める長さに形成し、各側板(4a,
    4b)を起立した状態で外包片(5)を側板(4b)の
    外側に重合させ、該側板(4b)の貫通溝(11)に仕
    切片(8)と共に係止片(10)を外側から差し込んで
    係止片(10)を水平に折曲するようにしたことを特徴
    とする内部を仕切片で仕切った包装用容器。
JP1989136682U 1989-11-24 1989-11-24 内部を仕切片で仕切った包装用容器 Expired - Lifetime JPH06336Y2 (ja)

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JPS5235210Y2 (ja) * 1971-12-02 1977-08-11
JPS52111029U (ja) * 1976-02-16 1977-08-23

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