JPH0211285Y2 - - Google Patents

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JPH0211285Y2
JPH0211285Y2 JP1983126178U JP12617883U JPH0211285Y2 JP H0211285 Y2 JPH0211285 Y2 JP H0211285Y2 JP 1983126178 U JP1983126178 U JP 1983126178U JP 12617883 U JP12617883 U JP 12617883U JP H0211285 Y2 JPH0211285 Y2 JP H0211285Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として牛乳、飲料水などをパツク
した製品、その他各種の製品の一定数量を梱包し
て、運搬や保管するのに使用する紙パツク用外装
ケースを組立てる型紙に関するものである。
〔従来の技術〕
この種紙パツク用外装ケースには、ケースの内
部空間を縦横に仕切る仕切壁を設けたものが使用
されることが多いが、従来は、ケースを組立てた
後、仕切板をケースの内へ挿入し、仕切板の各端
縁をケースの内壁の所定位置へ接着剤などでいち
いち接着するなどして、仕切壁を設けるようにし
ていたから、ケースの組立に手間がかかるという
欠点があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、ケースの側壁、底、蓋の各部が折線
を介し連接した板紙にケースの内部空間を縦横に
仕切る仕切板を連接して、ケースの組立が完了す
ると同時に、ケース内の仕切壁の組立も完了し、
組立の手間が省ける紙パツク用外装ケースの型紙
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本考案は、ケース箱
の四方の側壁を形成する側壁板2A,2B,3
A,3Bにおいて、側壁板2A,2Bの下辺に
は、折線を介して側壁板3A,3Bの横幅の半分
の幅を有する底フラツプ19A,19Bが連接
し、側壁板3Aの下辺には、折線を介して底フラ
ツプ19A,19Bと同じ幅を有する底フラツプ
20Aが連接し、側壁板3Bの下辺には、折線を
介して側壁板2A,2Bの横幅から底フラツプ2
0Aの幅を差し引いた幅、あるいはその幅よりや
や狭い幅を有する底フラツプ20Bが連接し、底
フラツプ19A,19Bの下辺には、折線を介し
て側壁板2A,2Bの縦幅と同じ幅を有する縦仕
切板25A,25Bが連接し、この各縦仕切板2
5A,25Bには、その下辺中央部から上辺に向
けて切り込んだ切割部28,29と、底フラツプ
19A,19Bとの折線から底フラツプ19A,
19Bと同じ幅をとつた位置を通る折線30,3
1とが設けられ、底フラツプ20A,20Bに
は、各縦仕切板25A,25Bを重合して挿通で
きる幅を有する切割部が設けられ、底フラツプ2
0A,20Bのいずれか一方または両方の下辺に
は、切取線を介して側壁板2A,2Bの縦幅と同
じ幅を有する横仕切板22が連接し、この横仕切
板22には、その下辺中央部から上辺に向けて上
記各縦仕切板を重合して挿通できる幅をもつて切
り込んだ切割部が設けられるように構成するもの
である。
〔作用〕
以上の構成よりなる紙パツク用外装ケースの型
紙では、横仕切板を切取線により切り取つてか
ら、側壁板2A,2B,3A,3Bでケースの四
方の側壁を形成し、底フラツプ20A,20Bを
上記四方の側壁の底面を被うように折り曲げ、縦
仕切板25A,25Bを底フラツプ19A,19
Bから折り曲げ、この縦仕切板25A,25Bの
先端縁を底フラツプ20A,20Bの切割部へ挿
通して押し上げるとともに、底フラツプ19A,
19Bを底フラツプ20A,20Bの下面に押し
当てて、上記四方の側壁の内部空間を縦方向に仕
切る仕切壁を形成し、横仕切板22の切割部を上
記仕切壁を形成した縦仕切板25A,25Bの切
割部に嵌合させつつ横仕切板22を押し下げねそ
の下端縁を底フラツプ20Bに押し当てて上記四
方の側壁の内部空間を横方向に仕切る仕切壁を形
成するようにして紙パツク用外装ケースが組立て
られる。
〔実施例〕
以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明す
ると、1はダンボール紙を裁断した原型板で、ケ
ースの四方の側壁を形成する長、短一対ずつの側
壁板2A,2Bと3A,3Bとが交互に折線4,
5,6を介して連接し、側壁板2Aの端縁には折
線7を介して接着片8が連接し、各側壁2A,2
B,3A,3Bの上辺には、折線9,10,1
1,12を介して蓋フラツプ13A,13B,1
4A,14Bが連接し、各側壁板2A,2Bの下
辺には、折線15,16を介して側壁板3A,3
Bの横幅の半分の幅を有する底フラツプ19A,
19Bが連接し、側壁板3Aの下辺には、折線1
7を介して底フラツプ19A,19Bと同じ幅を
有する底フラツプ20Aが連接し、側壁板3Bの
下辺には、折線18を介して側壁板2A,2Bの
横幅から底フラツプ20Aの幅を差し引いた幅、
あるいはその幅よりやや狭い幅を有する底フラツ
プ20Bが連接し、底フラツプ20Aの下辺に
は、切取線21を介して側壁板2A,2Bの縦幅
と同じ幅を有する横仕切板22が連接し、底フラ
ツプ19A,19Bの下辺には、折線23,24
を介して側壁板2A,2Bの縦幅と同じ幅を有す
る縦仕切板25A,25Bが連接し、縦仕切板2
5A,25Bには、両側の隅角部を斜めに切欠し
た切欠縁26,26及び27,27と、下辺中央
部から上辺に向けて横仕切板22を挿通できる幅
をもつて切り込んだ切割部28,29と、折線2
3,24から底フラツプ19A,19Bと同じ幅
をとつた位置を通る折線30,31とが設けら
れ、横仕切板22には、下辺中央部から上辺に向
けて縦仕切板25A,25Bを重ねて挿通できる
幅をもつて切り込んだ切割部32が設けられ、底
フラツプ20A,20Bには、下辺中央部から折
線17,18の中央部にかけて縦仕切板25A,
25Bを重ねて挿通できる幅を有する切割部3
3,34が設けられている。35,36は側壁板
3A,3Bに手掛け用の孔を形成すべく設けられ
た切取線である。
上記の構成より成る原型板1は、折線5のとこ
ろで二つ折りにし、接着片8を側壁板3Bの端縁
の内側に接着剤で接着し、側壁板2Aの端縁を側
壁板3Bの端縁に接続し、いつでもケースの形体
に組立てられるようにしておく。
次に、上記原型板1による紙パツク用外装ケー
スの組立て方について説明すると、横仕切板22
を切取線21により切り取つてから、各側壁板2
A,2B,3A,3Bを折線4,5,6のところ
でそれぞれ直角方向に隣接するように折り曲げ
て、箱の側壁を形成する。次いで、底フラツプ2
0A,20Bを折線17,18により上記箱の側
壁の底面を被うように折り曲げ、底フラツプ20
A,20Bの端縁を第3図示のように接近させ
る。次いで縦仕切板25A,25Bを折線23,
30及び24,31により第2図示のように折り
曲げて、折線30,31より先の部分を互に重ね
合せ、その先端縁を底フラツプ20A,20Bの
切割部33,34へ挿通させる。次いで、縦仕切
板25A,25Bのうち折線23,30間と折線
24,31間の部分を押し上げるとともに底フラ
ツプ19A,19Bを底フラツプ20A,20B
の下面に押し当てて、第3図示のように箱の内部
空間を縦方向に仕切る側壁板37を形成する。次
いで横仕切板22の切割部32を縦仕切板25
A,25Bの切割部28,29に嵌合させつつ横
仕切板22を押し下げ、その下端縁を底フラツプ
20Bに押し当てて、第3図示のように箱の内部
空間において仕切壁37とその中央部で交差し、
同空間を横方向に仕切る仕切壁38を形成する。
仕切壁37,38は、切割部32が縦仕切板25
A,25Bのうち切割部28,29より下側の重
合部分に差し込まれるとともに、切割部28,2
9が横仕切板22のうち切割部32より上側の部
分に差し込まれるので、がたつくことなくしつか
りと固定される。次いで蓋フラツプ13A,13
B,14A,14Bを閉じて、紙パツク外装用ケ
ースの組立てを完了する。なお、底フラツプ19
A,19Bの合せ目に沿つてテープを接着するこ
ともある。また横仕切板22は、ケースのサイズ
に応じて数を増すこともある。
上記のようにして組立てられた紙パツク用外装
ケースは、その内部において縦横仕切壁37,3
8によつて仕切られた各空間へ牛乳、飲料水など
の各種紙パツク製品、あるいはその他の製品を格
納して、運搬や保管するのに使用する。
なお、切取線35,36で囲まれた部分を内側
へ切り起して手掛け用の孔39,40を設けて、
手指を差し込む場合、縦仕切壁37の隅角部が切
欠縁26,26及び27,27によつて斜めに切
欠されているので、縦仕切壁37が手指の差し込
みの障害になるようなことはない。
本考案は、上記実施例における縦横の方向が逆
になるように構成することもある。また組立てら
れるケースの形体は、縦長、横長、縦横同じのい
ずれかのサイズでもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、叙上のように構成したから、ケース
の形体組立が完了すると同時に、ケースの内部空
間を仕切る仕切壁の組立も完了するため、ケース
の組立後に仕切壁を形成する従来の組立て方に比
べて組立の手間が省け、各種製品の詰め込み作業
や梱包作業を能率化しうる。また、重合してケー
スの内部へ挿入された仕切板と交差する仕切板
が、底フラツプのうち切割部の設けられる一対の
底フラツプのいずれか一方または両方に切取線を
介して連接するように構成したから、外装部と仕
切部とが一工程で製作でき、両者を別々の工程で
製作する場合に比し、製作能率を向上させ、価格
を低下させることができ、しかも、縦仕切板が二
重に重合された状態で横仕切板により締め付けら
れるため、外装ケースの積圧強度を高めることが
できるなどの実用的諸効果を発揮するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る紙パツク用外装ケース入
り型紙の展開図、第2図は同型紙によるケースの
組立て途中における要部の断面図、第3図は組立
てられたケースの一部を切除した斜視図である。 2A,2B……一対の側壁板、3A,3B……
一対の側壁板、19A,19B……底フラツプ、
20A,20B……底フラツプ、22……横仕切
板、25A,25B……縦仕切板、28,29…
…切割部、32……切割部、33,34……切割
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースの四方の側壁を形成する側壁板2A,2
    B,3A,3Bにおいて、側壁板2A,2Bの下
    辺には、折線を介して側壁板3A,3Bの横幅の
    半分の幅を有する底フラツプ19A,19Bが連
    接し、側壁板3Aの下辺には、折線を介して底フ
    ラツプ19A,19Bと同じ幅を有する底フラツ
    プ20Aが連接し、側壁板3Bの下辺には、折線
    を介して側壁板2A,2Bの横幅から底フラツプ
    20Aの幅を差し引いた幅、あるいはその幅より
    やや狭い幅を有する底フラツプ20Bが連接し、
    底フラツプ19A,19Bの下辺には、折線を介
    して側壁板2A,2Bの縦幅と同じ幅を有する縦
    仕切板25A,25Bが連接し、この各縦仕切板
    25A,25Bには、その下辺中央部から上辺に
    向けて切り込んだ切割部28,29と、底フラツ
    プ19A,19Bとの折線から底フラツプ19
    A,19Bと同じ幅をとつた位置を通る折線3
    0,31とが設けられ、底フラツプ20A,20
    Bには、各縦仕切板25A,25Bを重合して挿
    通できる幅を有する切割部が設けられ、底フラツ
    プ20A,20Bのいずれか一方または両方の下
    辺には、切取線を介して側壁板2A,2Bの縦幅
    と同じ幅を有する横仕切板22が連接し、この横
    仕切板22には、その下辺中央部から上辺に向け
    て各縦仕切板25A,25Bを重合して挿通でき
    る幅をもつて切り込んだ切割部が設けられてなる
    紙パツク用外装ケースの型紙。
JP12617883U 1983-08-16 1983-08-16 紙パック用外装ケ−スの型紙 Granted JPS6035015U (ja)

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JPS6035015U JPS6035015U (ja) 1985-03-11
JPH0211285Y2 true JPH0211285Y2 (ja) 1990-03-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7395957B2 (ja) * 2019-10-25 2023-12-12 王子ホールディングス株式会社 包装箱

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4220577Y1 (ja) * 1964-06-03 1967-11-30

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JPS5649867Y2 (ja) * 1976-04-15 1981-11-20

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