JP2537292Y2 - 包装箱 - Google Patents
包装箱Info
- Publication number
- JP2537292Y2 JP2537292Y2 JP8648091U JP8648091U JP2537292Y2 JP 2537292 Y2 JP2537292 Y2 JP 2537292Y2 JP 8648091 U JP8648091 U JP 8648091U JP 8648091 U JP8648091 U JP 8648091U JP 2537292 Y2 JP2537292 Y2 JP 2537292Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fold lines
- walls
- end walls
- inner end
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Stackable Containers (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は包装箱、特に上下に積
み重ね可能なトレー状の包装箱に関する。
み重ね可能なトレー状の包装箱に関する。
【０００２】
【従来の技術と考案の課題】この種の包装箱には、図７
におよび図８に示すものがある。この包装箱は、底壁５
１の周縁に側壁５２および端壁５３が連設されたトレー
状の包装箱であり、側壁５２に連設された折込片５４を
端壁５３に連設された内端壁５５によって、端壁５３と
の間に挾み込んで形状を保持するようになっている。
におよび図８に示すものがある。この包装箱は、底壁５
１の周縁に側壁５２および端壁５３が連設されたトレー
状の包装箱であり、側壁５２に連設された折込片５４を
端壁５３に連設された内端壁５５によって、端壁５３と
の間に挾み込んで形状を保持するようになっている。
【０００３】また、端壁５３の側縁には、側壁５２に折
り重ねられる側面コーナー板５６が連設され、この側面
コーナー板５６には、端壁５３の上端に形成されたスリ
ット５７に差し込まれる舌片５９を有する上面コーナー
板５８が連設されている。
り重ねられる側面コーナー板５６が連設され、この側面
コーナー板５６には、端壁５３の上端に形成されたスリ
ット５７に差し込まれる舌片５９を有する上面コーナー
板５８が連設されている。
【０００４】従って、舌片５９をスリット５７に差し込
むことにより、上面コーナー板５８が上面開口の各コー
ナー部に保持され、包装箱を上下に積み重ねるための載
置部となる。
むことにより、上面コーナー板５８が上面開口の各コー
ナー部に保持され、包装箱を上下に積み重ねるための載
置部となる。
【０００５】しかし、このように、端壁５３と内端壁５
５との間に舌片５９を差し込んで上面コーナー板５８を
保持する構造であれば舌片５９が差し込まれる領域を確
保するために、折込片５４を切り欠くか、または小さく
する必要があり、包装箱の強度および保形力が低下する
おそれがある。
５との間に舌片５９を差し込んで上面コーナー板５８を
保持する構造であれば舌片５９が差し込まれる領域を確
保するために、折込片５４を切り欠くか、または小さく
する必要があり、包装箱の強度および保形力が低下する
おそれがある。
【０００６】そこで、この考案の課題は、包装箱の強度
および保形力を保持しつつ、上面コーナー板を確実に支
持することができるように、この種の包装箱を改良する
ことにある。
および保形力を保持しつつ、上面コーナー板を確実に支
持することができるように、この種の包装箱を改良する
ことにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案の包装箱は、底壁１１ａ、１１ｂの周縁に
折目線４３、４４ａ、４４ｂを介して対向する側壁１３
と対向する端壁１４ａ、１４ｂとを立設し、その端壁１
４ａ、１４ｂの上端縁には、折目線４５ａ、４５ｂを介
して内側に折り返される内端壁１５ａ、１５ｂを連設す
ると共に上面開口のコーナー部を被う上面コーナー板３
１ａ、３１ｂを折目線４６ａ、４６ｂを介して連設し、
端壁１４ａ、１４ｂの側縁には、前記側壁１３の外面に
折り重ねられる側面コーナー板３２ａ、３２ｂを折目線
４７ａ、４７ｂを介して連設し、この側面コーナー板３
２ａ、３２ｂの上端縁には、内側に張り出す折曲片３３
ａ、３３ｂを折目線３７ａ、３７ｂを介して連設し、こ
の折曲片３３ａ、３３ｂには、折目線３７ａ、３７ｂに
沿ってスリット３５ａ、３５ｂを形成すると共に前記上
面コーナー板３１ａ、３１ｂには、そのスリット３５
ａ、３５ｂに差し込まれる舌片３４ａ、３４ｂを連設
し、前記側壁１３の側縁には、端壁１４ａ、１４ｂと内
端壁１５ａ、１５ｂとの間に挾み込まれる折込片２２を
連設し、前記内端壁１５ａ、１５ｂには、その下端に突
起２４ａ、２４ｂを設けると共に前記底壁１１ａ、１１
ｂには、折目線４４ａ、４４ｂに沿って、その突起２４
ａ、２４ｂが係合するスリット２３ａ、２３ｂを形成し
たのである。
め、この考案の包装箱は、底壁１１ａ、１１ｂの周縁に
折目線４３、４４ａ、４４ｂを介して対向する側壁１３
と対向する端壁１４ａ、１４ｂとを立設し、その端壁１
４ａ、１４ｂの上端縁には、折目線４５ａ、４５ｂを介
して内側に折り返される内端壁１５ａ、１５ｂを連設す
ると共に上面開口のコーナー部を被う上面コーナー板３
１ａ、３１ｂを折目線４６ａ、４６ｂを介して連設し、
端壁１４ａ、１４ｂの側縁には、前記側壁１３の外面に
折り重ねられる側面コーナー板３２ａ、３２ｂを折目線
４７ａ、４７ｂを介して連設し、この側面コーナー板３
２ａ、３２ｂの上端縁には、内側に張り出す折曲片３３
ａ、３３ｂを折目線３７ａ、３７ｂを介して連設し、こ
の折曲片３３ａ、３３ｂには、折目線３７ａ、３７ｂに
沿ってスリット３５ａ、３５ｂを形成すると共に前記上
面コーナー板３１ａ、３１ｂには、そのスリット３５
ａ、３５ｂに差し込まれる舌片３４ａ、３４ｂを連設
し、前記側壁１３の側縁には、端壁１４ａ、１４ｂと内
端壁１５ａ、１５ｂとの間に挾み込まれる折込片２２を
連設し、前記内端壁１５ａ、１５ｂには、その下端に突
起２４ａ、２４ｂを設けると共に前記底壁１１ａ、１１
ｂには、折目線４４ａ、４４ｂに沿って、その突起２４
ａ、２４ｂが係合するスリット２３ａ、２３ｂを形成し
たのである。
【０００８】
【作用】以上のように構成された包装箱は、折曲片３３
ａ、３３ｂのスリット３５ａ、３５ｂに差込んだ舌片３
４ａ、３４ｂと側面コーナー板３２ａ、３２ｂとによっ
て側壁１３を挾み込むようにして保持するため、折込片
２２に切り欠き部を設けたり、小さくしたりする必要が
ない。
ａ、３３ｂのスリット３５ａ、３５ｂに差込んだ舌片３
４ａ、３４ｂと側面コーナー板３２ａ、３２ｂとによっ
て側壁１３を挾み込むようにして保持するため、折込片
２２に切り欠き部を設けたり、小さくしたりする必要が
ない。
【０００９】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。図１に示す包装箱は、図２に示す段ボール製のブラ
ンクから組み立てられる。このブランクは、折目線４２
によって２つ折りされる中間壁１２の両側に２分割され
た底壁１１ａ、１１ｂが折目線４１ａ、４１ｂを介して
連設されており、この底壁１１ａ、１１ｂには、それぞ
れ側壁１３および２分割された端壁１４ａ、１４ｂが折
目線４３、４４ａ、４４ｂを介して連設されている。
る。図１に示す包装箱は、図２に示す段ボール製のブラ
ンクから組み立てられる。このブランクは、折目線４２
によって２つ折りされる中間壁１２の両側に２分割され
た底壁１１ａ、１１ｂが折目線４１ａ、４１ｂを介して
連設されており、この底壁１１ａ、１１ｂには、それぞ
れ側壁１３および２分割された端壁１４ａ、１４ｂが折
目線４３、４４ａ、４４ｂを介して連設されている。
【００１０】前記端壁１４ａ、１４ｂには、先端縁に折
目線４５ａ、４５ｂおよび４６ａ、４６ｂを介して内端
壁１５ａ、１５ｂおよび上面コーナー板３１ａ、３１ｂ
が連設され、外側の側縁に側面コーナー板３２ａ、３２
ｂが折目線４７ａ、４７ｂを介して連設されている。
目線４５ａ、４５ｂおよび４６ａ、４６ｂを介して内端
壁１５ａ、１５ｂおよび上面コーナー板３１ａ、３１ｂ
が連設され、外側の側縁に側面コーナー板３２ａ、３２
ｂが折目線４７ａ、４７ｂを介して連設されている。
【００１１】各内端壁１５ａ、１５ｂには、先端に突起
２４ａ、２４ｂが設けられており、底壁１１ａ、１１ｂ
には、その突起２４ａ、２４ｂに係合するスリット２３
ａ、２３ｂが折目線４４ａ、４４ｂに沿って形成されて
いる。一方の内端壁１５ｂは、中間壁１２側に張り出し
ており、２つ折りされて起立した中間壁１２を挾み込む
切目２５ｂが形成されている。また、中間壁１２には、
両端部に前記切目２５ｂに係合できるように切り欠き部
２６が形成され、中央部にスリット２７が形成されてい
る。
２４ａ、２４ｂが設けられており、底壁１１ａ、１１ｂ
には、その突起２４ａ、２４ｂに係合するスリット２３
ａ、２３ｂが折目線４４ａ、４４ｂに沿って形成されて
いる。一方の内端壁１５ｂは、中間壁１２側に張り出し
ており、２つ折りされて起立した中間壁１２を挾み込む
切目２５ｂが形成されている。また、中間壁１２には、
両端部に前記切目２５ｂに係合できるように切り欠き部
２６が形成され、中央部にスリット２７が形成されてい
る。
【００１２】前記側面コーナー板３２ａ、３２ｂには、
折目線３７ａ、３７ｂを介して折曲片３３ａ、３３ｂが
連設され、その折目線３７ａ、３７ｂに沿ってスリット
３５ａ、３５ｂが形成されている。また、前記上面コー
ナー板３１ａ、３１ｂには、そのスリット３５ａ、３５
ｂに差し込まれる舌片３４ａ、３４ｂが折目線３６ａ、
３６ｂを介して連設されている。
折目線３７ａ、３７ｂを介して折曲片３３ａ、３３ｂが
連設され、その折目線３７ａ、３７ｂに沿ってスリット
３５ａ、３５ｂが形成されている。また、前記上面コー
ナー板３１ａ、３１ｂには、そのスリット３５ａ、３５
ｂに差し込まれる舌片３４ａ、３４ｂが折目線３６ａ、
３６ｂを介して連設されている。
【００１３】前記中間壁１２および側壁１３には、両側
縁に折目線４８、４９を介して折込片２１、２２が連設
されている。また、このブランクの内端壁１５ａ、１５
ｂ間の領域は、鎖線で示すように、仕切板１６として切
り取られるようになっており、この仕切板１６には、前
記中間壁１２のスリット２７に差し込んで中間壁１２に
係合する切目２９が形成されている。なお、中間壁１２
の折目線４２上には、破断用のミシン目２８が形成され
ている。
縁に折目線４８、４９を介して折込片２１、２２が連設
されている。また、このブランクの内端壁１５ａ、１５
ｂ間の領域は、鎖線で示すように、仕切板１６として切
り取られるようになっており、この仕切板１６には、前
記中間壁１２のスリット２７に差し込んで中間壁１２に
係合する切目２９が形成されている。なお、中間壁１２
の折目線４２上には、破断用のミシン目２８が形成され
ている。
【００１４】以上のように構成されたブランクから包装
箱を組み立てるには、図３に示すように、まず、中間壁
１２を２つ折りにして起立させると共に両側壁１３を起
こして、それぞれの折込片２１、２２を内側に折り曲げ
る。
箱を組み立てるには、図３に示すように、まず、中間壁
１２を２つ折りにして起立させると共に両側壁１３を起
こして、それぞれの折込片２１、２２を内側に折り曲げ
る。
【００１５】次に、図４に示すように、内端壁１５ｂを
内側に折り返してその切目２５ｂによって中間壁１２を
挾み込み、突起２４ｂをスリット２３ｂに係合させる。
そして、他方の内端壁１５ａを同様に折り返して突起２
４ａをスリット２３ａに係合させた後、折曲片３３ａ、
３３ｂのスリット３５ａ、３５ｂに舌片３４ａ、３４ｂ
を差し込んで、図５に示すように、側面コーナー板３２
ａ、３２ｂと舌片３４ａ、３４ｂとによって側壁１３を
挾み込む。
内側に折り返してその切目２５ｂによって中間壁１２を
挾み込み、突起２４ｂをスリット２３ｂに係合させる。
そして、他方の内端壁１５ａを同様に折り返して突起２
４ａをスリット２３ａに係合させた後、折曲片３３ａ、
３３ｂのスリット３５ａ、３５ｂに舌片３４ａ、３４ｂ
を差し込んで、図５に示すように、側面コーナー板３２
ａ、３２ｂと舌片３４ａ、３４ｂとによって側壁１３を
挾み込む。
【００１６】最後に、切り取った仕切板１６を中間壁１
２のスリット２７に差し込むと、図１に示すような組立
完了状態になる。
２のスリット２７に差し込むと、図１に示すような組立
完了状態になる。
【００１７】この包装箱は、内端壁１５ｂの切目２５ｂ
によって２つ折りされた中間壁１２が挾み込まれている
ため、中間壁１２を境にして包装箱が左右に開くことが
なく、また、ミシン目２８によって中間壁１２を破断す
ると共に内端壁１５ｂの切目２５ｂ上部を引きちぎるこ
とにより、２個の包装箱に分割することもできる。ま
た、ブランクのデッドスペースを仕切板１６として利用
しているので、非常に経済的な形態であるといえる。
によって２つ折りされた中間壁１２が挾み込まれている
ため、中間壁１２を境にして包装箱が左右に開くことが
なく、また、ミシン目２８によって中間壁１２を破断す
ると共に内端壁１５ｂの切目２５ｂ上部を引きちぎるこ
とにより、２個の包装箱に分割することもできる。ま
た、ブランクのデッドスペースを仕切板１６として利用
しているので、非常に経済的な形態であるといえる。
【００１８】なお、この包装箱は、２個に分割できるよ
うに、底壁１１ａ、１１ｂおよび端壁１４ａ、１４ｂ等
を分割すると共に中間壁１２を設けた構成になっている
が、２分割する必要のない場合は、図６に示すように、
連続した底壁１１および端壁１４によって形成される中
間壁のない形態にすればよい。
うに、底壁１１ａ、１１ｂおよび端壁１４ａ、１４ｂ等
を分割すると共に中間壁１２を設けた構成になっている
が、２分割する必要のない場合は、図６に示すように、
連続した底壁１１および端壁１４によって形成される中
間壁のない形態にすればよい。
【００１９】
【効果】以上のように、この考案の包装箱は、端壁１４
ａ、１４ｂに上面コーナー板３１ａ、３１ｂと側面コー
ナー板３２ａ、３２ｂとをそれぞれ連設し、側面コーナ
ー板３２ａ、３２ｂに連設された折曲片３３ａ、３３ｂ
のスリット３５ａ、３５ｂに、上面コーナー板３１ａ、
３１ｂに連設された舌片３４ａ、３４ｂを差し込んで上
面コーナー板３１ａ、３１ｂを保持するようにしたた
め、折込片２２に切り欠き部を設けたり、折込片２２を
小さくしたりする必要がなく、包装箱の強度および保形
力を十分に確保することができる。
ａ、１４ｂに上面コーナー板３１ａ、３１ｂと側面コー
ナー板３２ａ、３２ｂとをそれぞれ連設し、側面コーナ
ー板３２ａ、３２ｂに連設された折曲片３３ａ、３３ｂ
のスリット３５ａ、３５ｂに、上面コーナー板３１ａ、
３１ｂに連設された舌片３４ａ、３４ｂを差し込んで上
面コーナー板３１ａ、３１ｂを保持するようにしたた
め、折込片２２に切り欠き部を設けたり、折込片２２を
小さくしたりする必要がなく、包装箱の強度および保形
力を十分に確保することができる。
【図１】この考案に係る一実施例を示す斜視図
【図２】同上の組み立て用ブランクを示す平面図
【図３】同上の組み立て過程を示す断面図
【図４】同上の組み立て過程を示す断面図
【図５】同上の部分断面図
【図６】他の実施例の示す斜視図
【図７】従来例を示す斜視図
【図８】従来例を示す斜視図
１１、１１ａ、１１ｂ 底壁 １２ 中間壁 １３ 側壁 １４、１４ａ、１４ｂ 端壁 １５ａ、１５ｂ 内端壁 １６ 仕切板 ２１、２２ 折込片 ２３ａ、２３ｂ スリット ２４ａ、２４ｂ 突起 ２５ｂ 切目 ２６ 切り欠き部 ２７ スリット ２８ ミシン目 ３１ａ、３１ｂ 上面コーナー板 ３２ａ、３２ｂ 側面コーナー板 ３３ａ、３３ｂ 折曲片 ３４ａ、３４ｂ 舌片 ３５ａ、３５ｂ スリット ３６ａ、３６ｂ、３７ａ、３７ｂ 折目線 ４１ａ、４１ｂ、４２、４３、４４ａ、４４ｂ 折目線 ４５ａ、４５ｂ、４６ａ、４６ｂ、４７ａ、４７ｂ、４
８、４９ 折目線
８、４９ 折目線
Claims (1)
- 【請求項１】 底壁１１ａ、１１ｂの周縁に折目線４
３、４４ａ、４４ｂを介して対向する側壁１３と対向す
る端壁１４ａ、１４ｂとを立設し、その端壁１４ａ、１
４ｂの上端縁には、折目線４５ａ、４５ｂを介して内側
に折り返される内端壁１５ａ、１５ｂを連設すると共に
上面開口のコーナー部を被う上面コーナー板３１ａ、３
１ｂを折目線４６ａ、４６ｂを介して連設し、端壁１４
ａ、１４ｂの側縁には、前記側壁１３の外面に折り重ね
られる側面コーナー板３２ａ、３２ｂを折目線４７ａ、
４７ｂを介して連設し、この側面コーナー板３２ａ、３
２ｂの上端縁には、内側に張り出す折曲片３３ａ、３３
ｂを折目線３７ａ、３７ｂを介して連設し、この折曲片
３３ａ、３３ｂには、折目線３７ａ、３７ｂに沿ってス
リット３５ａ、３５ｂを形成すると共に前記上面コーナ
ー板３１ａ、３１ｂには、そのスリット３５ａ、３５ｂ
に差し込まれる舌片３４ａ、３４ｂを連設し、前記側壁
１３の側縁には、端壁１４ａ、１４ｂと内端壁１５ａ、
１５ｂとの間に挾み込まれる折込片２２を連設し、前記
内端壁１５ａ、１５ｂには、その下端に突起２４ａ、２
４ｂを設けると共に前記底壁１１ａ、１１ｂには、折目
線４４ａ、４４ｂに沿って、その突起２４ａ、２４ｂが
係合するスリット２３ａ、２３ｂを形成した包装箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8648091U JP2537292Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8648091U JP2537292Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 包装箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0535626U JPH0535626U (ja) | 1993-05-14 |
| JP2537292Y2 true JP2537292Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=13888140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8648091U Expired - Lifetime JP2537292Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 包装箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537292Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP8648091U patent/JP2537292Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0535626U (ja) | 1993-05-14 |
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