JP2002002667A - 段ボール製トレー - Google Patents
段ボール製トレーInfo
- Publication number
- JP2002002667A JP2002002667A JP2000187612A JP2000187612A JP2002002667A JP 2002002667 A JP2002002667 A JP 2002002667A JP 2000187612 A JP2000187612 A JP 2000187612A JP 2000187612 A JP2000187612 A JP 2000187612A JP 2002002667 A JP2002002667 A JP 2002002667A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- wall
- end wall
- cardboard tray
- bent plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Stackable Containers (AREA)
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 組み立てやすく、強度にも優れた段ボール製
トレーを提供する。 【解決手段】 底壁１の周縁に連設した各一対の側壁２
及び端壁３を起立させ、側壁２の上縁に連設した内側板
５を折り返し、端壁３の両端上部から延出したコーナー
片９の外端に係止爪１８を、側壁２と内側板５の稜部に
差込穴１９をそれぞれ設け、コーナー片９により端壁３
を内側に引き寄せ、係止爪１８を差込穴１９に差し込ん
で保形する段ボール製トレーにおいて、前記側壁２の両
側縁から延出した折曲板６及び内曲板８を重ねて内側に
折り曲げ、前記端壁３の中間上部から延出した内折板１
１を折り返し、折曲板６と内曲板８を端壁３と内折板１
１の間に挟む。
トレーを提供する。 【解決手段】 底壁１の周縁に連設した各一対の側壁２
及び端壁３を起立させ、側壁２の上縁に連設した内側板
５を折り返し、端壁３の両端上部から延出したコーナー
片９の外端に係止爪１８を、側壁２と内側板５の稜部に
差込穴１９をそれぞれ設け、コーナー片９により端壁３
を内側に引き寄せ、係止爪１８を差込穴１９に差し込ん
で保形する段ボール製トレーにおいて、前記側壁２の両
側縁から延出した折曲板６及び内曲板８を重ねて内側に
折り曲げ、前記端壁３の中間上部から延出した内折板１
１を折り返し、折曲板６と内曲板８を端壁３と内折板１
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、青果物の運搬等
に使用する簡易組立式の段ボール製トレーに関するもの
である。
に使用する簡易組立式の段ボール製トレーに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来より、図５に示すような段ボール製
トレーが提案されている。このトレーは、底壁５０の周
縁に各一対の連設した側壁５１及び端壁５２を起立さ
せ、側壁５１の上縁に連設した内側板５３を折り返し、
側壁５１と端壁５２とを抱込片５４で繋ぎ、この抱込片
５４から延出したコーナー片５５の外端に係止爪５６を
設けると共に、側壁５１と内側板５３の稜部に差込穴５
７を設け、抱込片５４を二つ折りして端壁５２を内側へ
引き寄せ、係止爪５６を差込穴５７に差し込んで保形す
るものである。
トレーが提案されている。このトレーは、底壁５０の周
縁に各一対の連設した側壁５１及び端壁５２を起立さ
せ、側壁５１の上縁に連設した内側板５３を折り返し、
側壁５１と端壁５２とを抱込片５４で繋ぎ、この抱込片
５４から延出したコーナー片５５の外端に係止爪５６を
設けると共に、側壁５１と内側板５３の稜部に差込穴５
７を設け、抱込片５４を二つ折りして端壁５２を内側へ
引き寄せ、係止爪５６を差込穴５７に差し込んで保形す
るものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような段ボール製トレーは、組み立てに際し、両方の側
壁５１と端壁５２とを同時に起立させなければならない
ので、作業性が悪いという問題がある。また、端壁５２
が一重であるため、強度が不足する場合もある。
ような段ボール製トレーは、組み立てに際し、両方の側
壁５１と端壁５２とを同時に起立させなければならない
ので、作業性が悪いという問題がある。また、端壁５２
が一重であるため、強度が不足する場合もある。
【０００４】そこで、この発明は、組み立てやすく、強
度にも優れた段ボール製トレーを提供しようとするもの
である。
度にも優れた段ボール製トレーを提供しようとするもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、底壁の周縁に連設した各一対の側壁及
び端壁を起立させ、側壁の上縁に連設した内側板を折り
返し、端壁の両端上部から延出したコーナー片の外端に
係止爪を、側壁と内側板の稜部に差込穴をそれぞれ設
け、コーナー片により端壁を内側へ引き寄せ、係止爪を
差込穴に差し込んで保形する段ボール製トレーにおい
て、前記側壁の両側縁から延出した折曲板を内側に折り
曲げ、前記端壁の中間上部から延出した内折板を折り返
し、折曲板を端壁と内折板の間に挟んだのである。
め、この発明は、底壁の周縁に連設した各一対の側壁及
び端壁を起立させ、側壁の上縁に連設した内側板を折り
返し、端壁の両端上部から延出したコーナー片の外端に
係止爪を、側壁と内側板の稜部に差込穴をそれぞれ設
け、コーナー片により端壁を内側へ引き寄せ、係止爪を
差込穴に差し込んで保形する段ボール製トレーにおい
て、前記側壁の両側縁から延出した折曲板を内側に折り
曲げ、前記端壁の中間上部から延出した内折板を折り返
し、折曲板を端壁と内折板の間に挟んだのである。
【０００６】この段ボール製トレーは、組み立てに際
し、側壁を起立させた後、端壁を起立させればよいの
で、簡単に組み立てることができ、また、コーナー片に
よる端壁の引き寄せだけでなく、折曲板の挟み込みによ
っても保形され、端壁の中間部が二重となるので、強度
にも優れたものとなる。
し、側壁を起立させた後、端壁を起立させればよいの
で、簡単に組み立てることができ、また、コーナー片に
よる端壁の引き寄せだけでなく、折曲板の挟み込みによ
っても保形され、端壁の中間部が二重となるので、強度
にも優れたものとなる。
【０００７】また、前記折曲板の上縁から延出した内曲
板を折り返し、折曲板と共に端壁と内折板の間に挟む
と、端壁の両端部も二重となるので、強度がさらに向上
する。
板を折り返し、折曲板と共に端壁と内折板の間に挟む
と、端壁の両端部も二重となるので、強度がさらに向上
する。
【０００８】さらに、前記側壁と端壁の稜部から上方へ
積上突起を突出させ、前記底壁隅部に積上穴を設ける
と、側壁及び端壁の撓みの影響を受けることなく、積上
突起を積上穴に差し込んで、安定して積み上げることが
できる。
積上突起を突出させ、前記底壁隅部に積上穴を設ける
と、側壁及び端壁の撓みの影響を受けることなく、積上
突起を積上穴に差し込んで、安定して積み上げることが
できる。
【０００９】そのほか、前記コーナー片の外端部を、積
上突起の内側に形成した逆折罫を軸に揺動可能とする
と、コーナー片を小さくしても積上突起を回避して係止
片を差込穴に差し込むことができるので、材料の使用量
を抑制することができる。
上突起の内側に形成した逆折罫を軸に揺動可能とする
と、コーナー片を小さくしても積上突起を回避して係止
片を差込穴に差し込むことができるので、材料の使用量
を抑制することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１は、この発明に係る段ボール
製トレーのブランクを示す。図示のように、このブラン
クでは、底壁１の周縁に各一対の側壁２及び端壁３が連
設され、側壁２の端縁には頂板４を介して内側板５が連
設されている。
製トレーのブランクを示す。図示のように、このブラン
クでは、底壁１の周縁に各一対の側壁２及び端壁３が連
設され、側壁２の端縁には頂板４を介して内側板５が連
設されている。
【００１１】側壁２の両側縁には折曲板６が連設され、
この折曲板６の端縁には頂板７を介して内曲板８が連設
されている。端壁３の端縁両端部にはコーナー片９が連
設され、その間には頂板１０を介して内折板１１が連設
されている。内側板５及び内折板１１の先端縁には係合
突起１２、１３がそれぞれ連設され、底壁１の周縁部に
は係合穴１４、１５が形成されている。
この折曲板６の端縁には頂板７を介して内曲板８が連設
されている。端壁３の端縁両端部にはコーナー片９が連
設され、その間には頂板１０を介して内折板１１が連設
されている。内側板５及び内折板１１の先端縁には係合
突起１２、１３がそれぞれ連設され、底壁１の周縁部に
は係合穴１４、１５が形成されている。
【００１２】側壁２と折曲板６の稜部には積上突起１６
が突設され、底壁１の隅部には積上穴１７が設けられて
いる。コーナー片９の外端には係止爪１８が設けられ、
頂板４の端部には差込穴１９が設けられている。また、
コーナー片９の外端部は端壁３から切り離され、その基
端に逆折罫２０が設けられている。
が突設され、底壁１の隅部には積上穴１７が設けられて
いる。コーナー片９の外端には係止爪１８が設けられ、
頂板４の端部には差込穴１９が設けられている。また、
コーナー片９の外端部は端壁３から切り離され、その基
端に逆折罫２０が設けられている。
【００１３】このブランクを組み立てるには、図２に示
すように、底壁１から側壁２を起立させ、頂板４及び内
側板５を折り返し、係合突起１２を係合穴１４に差し込
み、折曲板６を内側へ折り曲げ、頂板７及び内曲板８を
折り返し、折曲板６と内曲板８とを重ねる。
すように、底壁１から側壁２を起立させ、頂板４及び内
側板５を折り返し、係合突起１２を係合穴１４に差し込
み、折曲板６を内側へ折り曲げ、頂板７及び内曲板８を
折り返し、折曲板６と内曲板８とを重ねる。
【００１４】次に、底壁１から端壁３を起立させ、頂板
１０及び内折板１１を折り返し、折曲板６と内曲板８の
一段低くなった端部を端壁３と内折板１１の間に挟み、
係合突起１３を係合穴１５に差し込む。この状態で、側
壁２及び端壁３の起立状態は維持され、逆折罫２０は積
上突起１６の内側に位置する。
１０及び内折板１１を折り返し、折曲板６と内曲板８の
一段低くなった端部を端壁３と内折板１１の間に挟み、
係合突起１３を係合穴１５に差し込む。この状態で、側
壁２及び端壁３の起立状態は維持され、逆折罫２０は積
上突起１６の内側に位置する。
【００１５】そして、コーナー片９の外端部を逆折罫２
０を軸にはね上げつつ、コーナー片９を内側水平方向へ
折り曲げ、係止片１８を差込穴１９に差し込むと、図３
に示すトレーＴが完成する。
０を軸にはね上げつつ、コーナー片９を内側水平方向へ
折り曲げ、係止片１８を差込穴１９に差し込むと、図３
に示すトレーＴが完成する。
【００１６】上記のように、このトレーＴは、組み立て
に際し、側壁２を起立させた後、端壁３を起立させれば
よいので、簡単に組み立てることができるほか、コーナ
ー片９を小さくしても、積上突起１６を回避して係止片
１８を差込穴１９に差し込むことができるので、材料の
使用量を抑制することができる。
に際し、側壁２を起立させた後、端壁３を起立させれば
よいので、簡単に組み立てることができるほか、コーナ
ー片９を小さくしても、積上突起１６を回避して係止片
１８を差込穴１９に差し込むことができるので、材料の
使用量を抑制することができる。
【００１７】また、コーナー片９による端壁３の引き寄
せだけでなく、折曲板６と内曲板８の挟み込みによって
も保形され、端壁３の中間部が二重となるので、強度に
も優れたものとなる。
せだけでなく、折曲板６と内曲板８の挟み込みによって
も保形され、端壁３の中間部が二重となるので、強度に
も優れたものとなる。
【００１８】そのほか、図４に示すように、側壁２及び
端壁３の撓みの影響を受けることなく、積上突起１６を
積上穴１７に差し込むことができるので、安定して積み
上げることができる。
端壁３の撓みの影響を受けることなく、積上突起１６を
積上穴１７に差し込むことができるので、安定して積み
上げることができる。
【００１９】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る段ボール
製トレーは、側壁及び端壁を順次起立さて簡単に組み立
てることができ、コーナー片による引き寄せ及び折曲板
の挟み込みによって保形され、端壁が二重となるので、
強度にも優れたものとなり、コーナー片を小さくして材
料の使用量を抑制することもできる。
製トレーは、側壁及び端壁を順次起立さて簡単に組み立
てることができ、コーナー片による引き寄せ及び折曲板
の挟み込みによって保形され、端壁が二重となるので、
強度にも優れたものとなり、コーナー片を小さくして材
料の使用量を抑制することもできる。
【図１】この発明に係る段ボール製トレーのブランクを
示す図
示す図
【図２】同上の組立過程を示す斜視図
【図３】同上の組立状態を示す斜視図
【図４】同上の積上状態を示す斜視図
【図５】従来の段ボール製トレーの組立過程を示す斜視
図
図
１ 底壁 ２ 側壁 ３ 端壁 ５ 内側板 ６ 折曲板 ８ 内曲板 ９ コーナー片 １１ 内折板 １７ 積上板 １８ 係止爪 １９ 差込穴 ２０ 逆折罫
Claims (4)
- 【請求項１】 底壁１の周縁に連設した各一対の側壁２
及び端壁３を起立させ、側壁２の上縁に連設した内側板
５を折り返し、端壁３の両端上部から延出したコーナー
片９の外端に係止爪１８を、側壁２と内側板５の稜部に
差込穴１９をそれぞれ設け、コーナー片９により端壁３
を内側に引き寄せ、係止爪１８を差込穴１９に差し込ん
で保形する段ボール製トレーにおいて、前記側壁２の両
側縁から延出した折曲板６を内側に折り曲げ、前記端壁
３の中間上部から延出した内折板１１を折り返し、折曲
板６を端壁３と内折板１１の間に挟んだことを特徴とす
る段ボール製トレー。 - 【請求項２】 前記折曲板６の上縁から延出した内曲板
８を折り返し、折曲板６と共に端壁３と内折板１１の間
に挟んだことを特徴とする請求項１に記載の段ボール製
トレー。 - 【請求項３】 前記側壁２と端壁３の稜部から上方へ積
上突起１６を突出させ、前記底壁１の隅部に積上穴１７
を設けたことを特徴とする請求項１又は２に記載の段ボ
ール製トレー。 - 【請求項４】 前記コーナー片９の外端部を、積上突起
１７の内側に形成した逆折罫２０を軸として揺動するよ
うにしたことを特徴とする請求項３に記載の段ボール製
トレー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000187612A JP2002002667A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 段ボール製トレー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000187612A JP2002002667A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 段ボール製トレー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002002667A true JP2002002667A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18687563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000187612A Pending JP2002002667A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 段ボール製トレー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002002667A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007075511A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Sheen Man Co Ltd | 医療用トレイ |
| US7551768B2 (en) | 2003-01-09 | 2009-06-23 | Panasonic Corporation | Image recognition apparatus and method for surface discrimination using reflected light |
| JP2013199310A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Kamata:Kk | ブランクシート、中間組立品、中間組立品の梱包形態及び包装箱 |
| JP2013199308A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Kamata:Kk | ブランクシート、中間組立品、中間組立品の梱包形態及び包装箱 |
| JP2015054720A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | グリコ乳業株式会社 | 段ボール製ケース |
| SE1951424A1 (en) * | 2019-12-10 | 2021-06-11 | Stora Enso Oyj | Blank configured to be erected to form a stackable box and such a box |
-
2000
- 2000-06-22 JP JP2000187612A patent/JP2002002667A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7551768B2 (en) | 2003-01-09 | 2009-06-23 | Panasonic Corporation | Image recognition apparatus and method for surface discrimination using reflected light |
| JP2007075511A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Sheen Man Co Ltd | 医療用トレイ |
| JP2013199310A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Kamata:Kk | ブランクシート、中間組立品、中間組立品の梱包形態及び包装箱 |
| JP2013199308A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Kamata:Kk | ブランクシート、中間組立品、中間組立品の梱包形態及び包装箱 |
| JP2015054720A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | グリコ乳業株式会社 | 段ボール製ケース |
| SE1951424A1 (en) * | 2019-12-10 | 2021-06-11 | Stora Enso Oyj | Blank configured to be erected to form a stackable box and such a box |
| WO2021116848A1 (en) * | 2019-12-10 | 2021-06-17 | Stora Enso Oyj | Blank configured to be erected to form a stackable box and such a box |
| SE543859C2 (en) * | 2019-12-10 | 2021-08-17 | Stora Enso Oyj | Blank configured to be erected to form a stackable box and such a box |
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