JPH0635930Y2 - 容 器 - Google Patents

容 器

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JPH0635930Y2
JPH0635930Y2 JP1653988U JP1653988U JPH0635930Y2 JP H0635930 Y2 JPH0635930 Y2 JP H0635930Y2 JP 1653988 U JP1653988 U JP 1653988U JP 1653988 U JP1653988 U JP 1653988U JP H0635930 Y2 JPH0635930 Y2 JP H0635930Y2
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JP
Japan
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folds
container
panel
panels
fold
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JP1653988U
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文彦 世代
利幸 大森
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Kao Corp
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Kao Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、板紙、段ボール紙、合成樹脂等の1枚の基板
より組み立てられる容器に関し、特に内部に小収容部を
有し、且つ密閉性に優れた容器に関する。
〔従来の技術〕
1枚の基板より組み立てられ小収容部を有する容器に関
する従来の技術としては、実公昭55-27532号公報、実公
昭57-14179号公報、実開昭48-32418号公報に記載のもの
等が知られている。
上記公報に記載されている従来の技術について説明する
と、実公昭55-27532号公報には、左側面形成部に罫線を
介して連設された左フラップの一部の左フラップ内部片
を屈折して小収容室を設けた包装箱が記載されている。
また、実公昭57-14179号公報には、隣接する2個の底板
に折れ目を介して連設された内側板を設け複数の区画を
形成し得るようにした包装用容器が記載されている。
また、実開昭48-32418号公報には、側面に折れ目を介し
て側板を連設し、さらに側板を介して中仕切り板を設け
た包装箱が記載されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の従来の技術は以下のような問題点
を有していた。
即ち、実公昭55-27532号公報又は実開昭48-32418号公報
に記載の包装箱は、1個の側面パネル(左側面形成部、
側面)に折れ目を介して内面パネル(左フラップ、左フ
ラップ内部片、側板、中仕切り板)が連設され、且つ連
設されている折り返し折れ目の長さに比べ内面パネルの
長さが長いため、内面パネルを折り返したときに折り返
し折れ目(罫線)通り折れず(折り返し折れ目に対して
斜めに折れ)、4個の側面パネルの形成する筒状胴部上
縁に形成される開口部に凸凹が生じていた。
また、実公昭57-14179号公報に記載の包装用容器は、内
面パネルが底板に連設されているものであり、側面パネ
ルに直接内面パネルを連設することについては記載され
ておらず、何らの示唆もない。
従って本考案の目的は、筒状胴部を形成する側面パネル
に内面パネルを折り返して開口部を形成しても、該開口
部に凸凹が生じることなく密閉性に優れ、しかも内面パ
ネルによって筒状胴部に小収容部を画成することのでき
る容器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、折れ目を介して連設された複数の側面パネル
によって形成される筒状胴部と、各側面パネルに折り返
し折れ目を介して連設された複数の内面パネルとを備
え、該内面パネルを上記折り返し折れ目で折り返すこと
によって、内面パネルを側面パネルに重合させ且つ開口
部を形成する容器であって、上記複数の側面パネルのう
ち隣接する2個の側面パネルに対応した2つの内面パネ
ルを中央折れ目を介して連設し、且つ該中央折れ目両側
に一対の画成用折れ目を設けるとともに、該一対の画成
用折れ目で挟まれた、上記折り返し折れ目の延長部位を
切れ目となし、上記中央切れ目を上記筒状胴部内方に突
出させて小収容部を容器内に形成することを特徴とする
容器を提供することにより、上記目的を達成することが
できた。
〔作用〕
本考案によれば、互いに一体的に連設された2つの内面
パネルは、切れ目を除いた両端部近傍が折り返し折れ目
を介して側面パネルに連設されているために、側面パネ
ルに内面パネルを折り返しても、折り返し部によって形
成された筒状胴部の開口部には凸凹が形成されず平坦に
なる。また、内面パネルを折り返す際、内面パネルの中
央折れ目を筒状胴部内に突出させることにより、容器内
には突出した内面パネルの中央折れ目と画成用折れ目間
に形成される画壁とこの画壁に対向する側面パネルの隅
角部とによって小収容部が形成される。
〔実施例〕
以下第1図〜第3図に示す実施例に基づいて本考案につ
いて説明する。第1図は本実施例の容器を示す斜視図で
あり、同図によれば、本実施例の容器1は、矩形状を呈
した有底筒状に形成された容器で、該容器1の縦方向隅
角部には、該隅角部に沿う断面矩形状の小収容部2が画
成されている。
而して上記容器1は、第2図に展開して示した一枚の基
板を組み立てて形成される。基板としては板紙、段ボー
ル紙、合成樹脂等が用いられる。該基板には、第2図か
らも明らかなように、同図中左側から右側に亘り、幅広
の側面パネル3、狭小の側面パネル4、幅広の側面パネ
ル5及び狭小の側面パネル6が順次連設され、各パネル
間にはそれぞれ縦方向の縦折れ目7、8、9が形成され
ている。該縦折れ目7、8、9は容器1の隅角部を形成
する部位で、該隅角部が明瞭になるような罫線からなる
折れ目として形成されておればよく、後述する他の折れ
目についても同様である。また、左端に位置する側面パ
ネル3の外端縁には縦折れ目10を介して胴貼パネル11が
形成され、側面パネル3〜6を各縦折れ目7〜9を介し
て折曲して筒状胴部を形成する際、第2図における右端
に位置する側面パネル6の外端縁に胴貼パネル11を貼着
するよう構成されている。
更に本実施例の容器1は、上記各側面パネル3〜6上端
側に横方向の折り返し折れ目12を介してそれぞれ内面パ
ネル13〜16が連設されている。特に本実施例では内側に
位置する内面パネル14、15は縦方向折れ目としての中央
折れ目17を介して一体的に連設されている。この中央折
れ目17は側面パネル4、5間にある縦折れ目8の延長線
上に位置して形成されている。更に内面パネル14、15間
の中央折れ目17の両側には略等寸法を隔てて縦折れ目と
しての画成用折れ目18、18が並設され、更に該画成用折
れ目18、18間に位置し、折り返し折れ目12の延長上に位
置する部位に切れ目19が切り込まれている。而して側面
パネル4、5に内面パネル14、15を折り返し折れ目12を
介して折り返した後、これら3つの中央折れ目17及び画
成用折れ目18、18で切れ目19を介して折曲するこによっ
て上述した小収容部2を容器1内に画成するよう構成さ
れている。また、内面パネル13、14間及び内面パネル1
5、16間には中央折れ目17に平行するスリット20,21がそ
れぞれ切り込まれ、各内面パネル13〜16を第3図に示し
たように側面パネル3〜6内側に折り返して重合し、も
って側面パネル3〜6を補強することができるよう構成
されている。また、本実施例では、折り返しを良好にし
て折り返し部に凸凹が形成されないようにするために折
り返し折れ目12は半切り線として形成されている。ここ
でいう半切り線とは、基板肉厚の中央位迄で切り込んだ
状態をいう。
また、各側面パネル3〜6下端には、横方向折れ目22を
介してそれぞれ底フラップ23〜26が連設され、各底フラ
ップ間にはそれぞれスリット27〜29が切り込まれて、組
立て時にこれらを折曲することによって容器1の底面を
形成するよう構成されている。
而して、第2図に示した内面パネル13〜16を折り返し折
れ目12を介して側面パネル3〜6に折り返すと折れ目に
は凸凹なく折り返される。この際内面パネル14、15の画
成用折れ目18、18間を残して、内面パネル13〜16を側面
パネル3〜6に接着剤により貼着するようにすることが
好ましい。次いで側面パネル3〜6を各縦折れ目7〜9
で折曲し、更に胴貼パネル11を縦折れ目10を介して折曲
し側面パネル6外端縁に貼着すると、筒状胴部が形成さ
れる。この際、内面パネル14、15の中央折れ目17を画成
用折れ目18、18で折曲して筒状胴部内に突出させると、
中央折れ目17と画成用折れ目18間の部位がそれぞれ容器
1内における小収容部2を画成する画壁となる。その後
底フラップ23〜26を折曲すると容器1の底面が形成され
て、第1図に示した容器1が形成されることになる。
従って本実施例によれば、互いに一体的に連設された内
面パネル14、15は、切れ目19を除いた両端部近傍が折り
返し折れ目12を介して側面パネル4、5に一体的に連設
されているために、側面パネル4、5に内面パネル14、
15を折り返しても、筒状胴部の開口部には凸凹が形成さ
れず開口部を平坦に形成することができる。
そのため封緘材によって確実に開口部を密封することが
できる。
尚、内面パネル13〜16を側面パネル3〜6内側に折り返
すとともに、内面パネル14、15の中央折れ目17を画成用
折れ目18、18で折曲して筒状胴部内に突出させた場合に
は、単に内面パネル13〜16を側面パネル3〜6内側に折
り返したのみの場合に比べて、圧縮強度が更に約20%向
上することを確認している。
また、容器1を洗剤用容器として使用する場合には、小
収容部2は計量用スプーン等を収容する区画として利用
できる。
更に、本実施例の容器1は一枚の基板から構成されてい
るため、使用時以外では平面状に積み重ねることがで
き、輸送・管理上の利便が得られる。また、印刷を簡単
に施すことができ商品価値を高めることができる。
以上本考案の容器の実施例について説明したが、これら
に制限されるものではない。例えば、中央折れ目17は半
切りのミシン目を含む罫線であっても良い。又、画成用
折れ目18はミシン目を含む罫線であっても良い。又、内
面パネル13、16は必ずしも有していなくても良い。
〔考案の効果〕
本考案の容器は、筒状胴部を形成する側面パネルに内面
パネルを折り返して開口部端を形成しても、該開口部に
凸凹が生じることなく密閉性に優れ、しかも内面パネル
によって筒状胴部に小収容部を画成することができ、更
に輸送・管理上の利便性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す容器の斜視図、第2図
は第1図に示す容器を展開して示す図、第3図は第2図
のパネルを側面パネルに折り返した状態を示す図であ
る。 1……容器 2……小収容部 3〜6……側面パネル 7〜10……縦折れ目 12……折り返し折れ目 13〜16……内面パネル 17……中央折れ目 18……画成用折れ目 19……切れ目

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】折れ目を介して連設された複数の側面パネ
    ルによって形成される筒状胴部と、各側面パネルに折り
    返し折れ目を介して連設された複数の内面パネルとを備
    え、該内面パネルを上記折り返し折れ目で折り返すこと
    によって、内面パネルを側面パネルに重合させ且つ開口
    部を形成する容器であって、上記複数の側面パネルのう
    ち隣接する2個の側面パネルに対応した2つの内面パネ
    ルを中央折れ目を介して連設し、且つ該中央折れ目両側
    に一対の画成用折れ目を設けるとともに、該一対の画成
    用折れ目で挟まれた、上記折り返し折れ目の延長部位を
    切れ目となし、上記中央切れ目を上記筒状胴部内方に突
    出させて小収容部を容器内に形成することを特徴とする
    容器。
JP1653988U 1988-02-10 1988-02-10 容 器 Expired - Lifetime JPH0635930Y2 (ja)

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JP1653988U JPH0635930Y2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 容 器

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JP1653988U JPH0635930Y2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 容 器

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JPH01126921U JPH01126921U (ja) 1989-08-30
JPH0635930Y2 true JPH0635930Y2 (ja) 1994-09-21

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JP1653988U Expired - Lifetime JPH0635930Y2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 容 器

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Families Citing this family (2)

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JP6359936B2 (ja) * 2014-09-30 2018-07-18 花王株式会社 箱形容器及び箱形容器詰め商品
JP6523744B2 (ja) * 2015-03-31 2019-06-05 広瀬 康男 包装箱

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JPH01126921U (ja) 1989-08-30

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