JPH11139426A - 封止機能付き箱状容器 - Google Patents

封止機能付き箱状容器

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JPH11139426A
JPH11139426A JP9308861A JP30886197A JPH11139426A JP H11139426 A JPH11139426 A JP H11139426A JP 9308861 A JP9308861 A JP 9308861A JP 30886197 A JP30886197 A JP 30886197A JP H11139426 A JPH11139426 A JP H11139426A
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JP
Japan
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plate
container
side plates
box
plates
Prior art date
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Pending
Application number
JP9308861A
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English (en)
Inventor
Kazuo Togashi
一夫 冨樫
Kazue Kurokawa
和江 黒川
Kazuhiro Sakamoto
和比路 坂本
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SANAI PACK KK
Toppan Inc
Original Assignee
SANAI PACK KK
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内容物を収納包装した後の運搬保管時や販売時
には容器部Aと蓋部Bとを開封離脱し難くすることがで
きるとともに開封する際には比較的容易に開封。 【解決手段】四つの側面板と底面板とからなり、該四つ
の側面板のうち少なくとも対向する一対の側面板が孔設
部を貫設した外面板と内面板とによる二重側面板である
四角形状容器部Aと、四つの側壁板と上面板とからな
り、該四つの側面板のうち少なくとも1対の側面板に前
記容器部Aの外面板に貫設した孔設部50内に係合され
る折り返し板40を設けた該容器部Aを施蓋する四角形
状蓋部Bとにより構成する箱状容器において、蓋部Bの
少なくとも前記一対の側面板に、前記折り返し板40を
切離部20を介して該側面板より切り離し可能に連設し
た開封部10を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厚紙、ダンボール
などにより形成された少なくとも1対の二重側面板を備
えた四角形状容器部と、該容器部に施蓋する蓋部とによ
り構成される箱状容器に関し、特に容器部二重側面板に
貫設した孔設部に蓋部側面板の折り返し板を係合して開
封防止機能を付与した封止機能付き箱状容器に関する。
【0002】
【従来の技術】容器部の二重側面板に貫設した孔設部
に、蓋部の側面板の折り返し板を係合して開封防止機能
を付与した従来の封止機能付き箱状容器としては、図7
(a)〜(b)に示すようなものがある。
【0003】図7(a)は、四角形状の容器部Aの斜視
図であり、矩形状底面板51の周囲に、外面板54と内
面板55とによる一対の対向する二重側面板52と、外
面板56と内面板57とによる一対の対向する二重側面
板53とを備え、対向する一対の前記外面板56、56
には孔設部50が貫設されている。
【0004】他方、図7(b)は、上記容器部Aにその
上部開口部より施蓋する四角形状の蓋部Bの斜視図であ
り、矩形状上面板1の周囲に、四つの側面板2、2、
3、3を備え、一対の側面板3、3には、それぞれ下向
きコの字形状の切込線Fを刻切することにより形成され
た折り返し板40を備え、その切込線Fの両端を結んで
折目線H(刻切されたミシン目線など)が形成されてい
る。
【0005】そして、上記容器部Aにその上部開口部よ
り上記蓋部Bを施蓋した後、図8に示すように、蓋部B
の側面板3、3に設けた前記折り返し板40を折目線H
を介して容器部Aの外側板56に貫設されている孔設部
50内に折り込んで、上向きに折り返す。これによって
蓋部Bは容器部Aに対して容易には開封、離脱できない
ようになっているものである。
【0006】従来の開封防止機能を付与した上記封止機
能付き箱状容器は、上記のようにして容器部Aと蓋部B
とを開封、離脱し難くすることができるために、内容物
を収納包装した後の運搬保管時や店頭販売時における容
器部Aからの蓋部Bの不用意な開封や離脱を防止できる
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の開
封防止機能を付与した上記封止機能付き箱状容器は、開
封を必要とする際は、狭い孔設部50内に無理に手指を
入れて二重側面板の内側に折り返されている前記折り返
し板40を真っ直ぐな元の状態に戻す必要があるために
開封が容易でなく、また、孔設部50を破損したり、容
器部Aや蓋部Bの側面板を変形させたり歪めたりし易い
不都合があった。
【0008】本発明の課題は、内容物を収納包装した後
の運搬保管時や販売時には、容器部Aと蓋部Bとを開
封、離脱し難くすることができるとともに、開封する際
には、比較的容易に開封できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、四つの側面板
と底面板とからなり、該四つの側面板のうち少なくとも
対向する一対の側面板が孔設部を貫設した外面板と内面
板とによる二重側面板である四角形状容器部Aと、四つ
の側壁板と上面板とからなり、該四つの側面板のうち少
なくとも1対の側面板に前記容器部Aの外面板に貫設し
た孔設部50内に係合される折り返し板40を設けた該
容器部Aを施蓋する四角形状蓋部Bとにより構成する封
止機能付き箱状容器において、蓋部Bの少なくとも前記
一対の側面板に、前記折り返し板40を切離部20を介
して該側面板より切り離し可能に連設した開封部10を
備えることを特徴とする封止機能付き箱状容器である。
【0010】また本発明は、上記発明の封止機能付き箱
状容器において、前記容器部Aの全ての四つの側面板が
外面板と内面板とによる二重側面板であり、該四つの側
面板のうち少なくとも対向する一対の側面板が孔設部5
0を貫設した外面板を備える封止機能付き箱状容器であ
る。
【0011】また本発明は、上記発明の封止機能付き箱
状容器において、前記切離部20が1本の断続的な刻切
線Gにより形成された線状の切離部である封止機能付き
箱状容器である。
【0012】また本発明は、上記発明の封止機能付き箱
状容器において、前記切離部20が2本の略平行な断続
的な刻切線Gにより形成されたテープ状の切離部である
封止機能付き箱状容器である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の封止機能付き箱状容器
を、実施の形態にしたがって以下に詳細に説明すれば、
図1(a)は、四角形状の容器部Aの一例を示す斜視図
であり、矩形状底面板1の端部に対向する一対の側面板
52、52と、対向する他の一対の側面板53、53と
を備え、該四つの側面板のうち、少なくとも対向する一
対の側面板53、53は、孔設部50を貫設した外面板
56と内面板57とによる二重側面板となっている。な
お、他の対向する一対の側面板52、52も同様に外面
板54と内面板55とによる二重側面板であってもよ
く、図中、54a、56aはそれぞれ二重側面板の上端
部の幅折部である。なお、本発明における上記四角形状
の容器部Aは、四つの側面板と底面板とからなり、該四
つの側面板のうち少なくとも対向する一対の側面板が二
重側面板であって、その二重側面板を構成する外面板と
内面板のうち少なくとも外面板に、又は外面板と内面板
とに、孔設部50が貫設された二重側面板であれば、そ
の四角形状の容器部Aの構造の詳細は特に限定されるも
のではない。
【0014】図1(b)は、四角形状の蓋部Bの一例を
示す斜視図であり、矩形状上面板1の端部に対向する一
対の側面板2、2と、他の対向する一対の側面板3、3
とを備え、該四つの側面板のうち、少なくとも1対の側
面板3、3には、前記容器部Aの外面板56に貫設した
孔設部50内に折目Hに沿って折り返して係合される折
り返し板40を切離部20を介して該側面板3、3より
切り離し可能に連設した開封部10を備える。なお、図
1(b)中、a、bは折目であり、dは側面板2、2に
立体形状の四角形状の蓋部Bを偏平形状に折り畳む際に
使用する必要に応じて設けた45度の傾斜折目であり、
2aは折り畳み三角形板である。
【0015】開封部10は、それぞれ側面板3、3に、
折目b、bの方向に開口する略コの字型形状線として刻
切した連続若しくは断続の切込線F(半切り線若しくは
全切り線)と、略コの字型の該切込線Fの両端部(折目
b方向に向かう略コの字型形状線の開口両端部)を結ぶ
1本線又は平行な2本線による断続の切込線Gとにより
形成され、開封部10の連続若しくは断続の切込線Fと
断続の切込線Gとにより囲まれた領域内には、折目bに
平行に折り返し板40の折目Hが設けられている。
【0016】前記容器部Aの側面板53の上端部から孔
設部50の上端部までの距離と、蓋部Bの側面板3の上
端部から開封部10の折目Hまでの距離は、それぞれ略
等しい距離Mに設定されている。
【0017】図2(a)〜(d)は蓋部Bに設けた連続
又は断続の切込線F及び断続の切込線Gと、折目H(折
目Hには必要に応じて押し罫線又はミシン目が刻設され
ている)とにより形成される開封部10の各種形状の詳
細図である。
【0018】図2(a)は、切込線Fの両端を結ぶ1本
の断続の切込線Gを刻切することによって線状の切離部
20を形成し、その下側に平行に折目Hを形成したもの
であり、図2(b)は、切込線Fの両端を結ぶ1本の断
続の切込線Gを刻切し、切込線Fの両端線の少なくとも
上半分線を断続の切込線とし、その下半分線の両端部を
結ぶように折目Hを形成したものである。
【0019】また図2(c)は、切込線Fの両端とその
両端の下側とを結ぶ平行な2本の断続の切込線G、Gを
刻切することによってテープ状の切離部20を形成し、
その下側に平行に折目Hを形成したものであり、図2
(d)は、切込線Fの両端とその両端の下側とを結ぶ平
行な2本の断続の切込線G、Gを刻切することによって
テープ状の切離部20を形成して、その下側に平行に折
目Hを形成したものである。
【0020】図1(a)に示す本発明の上記容器部Aに
は、図1(b)に示す上記蓋部Bが施蓋されるものであ
るが、内容物を適宜に入れて施蓋した後は、図3に示す
ように、蓋部Bの側面板3、3に設けた折り返し板40
を、折目線Hを介して容器部Aの二重側面板53の外側
板56に貫設されている孔設部50内に折り込み、その
内面板56と外面板57との間に上向きに折り返す。こ
れによって蓋部Bは容器部Aに対して容易には開封、離
脱できないように施蓋封止することができる。
【0021】そして、封止を解除する際は、図4(a)
に示すように、例えばテープ状の切離部20を切込線G
に沿ってカッティングして切り離し、蓋部Bの側面板3
に連設されて折り込まれている前記折り返し板40を該
側面板3より切り離すことによって、図4(b)に示す
ように容器部Aと蓋部Bとの係合封止を解除するもので
ある。
【0022】図5は、蓋部Bのブランクシートの一例を
示す平面図であり、矩形状(例えば図中では正方形状)
の上面板1と、その対向する一対の端部に折目a、aを
介して側面板2、2が連設され、該側面板2、2のそれ
ぞれ両端部には折目a、aの両端より延びる45度角度
の傾斜折目d、dを介して三角コーナー板2a、2aが
連設され、前記上面板1の他の対向する一対の端部には
折目b、bを介してそれぞれ側面板3、3が連設され、
その側面板3、3には前述の開封部10が設けられてい
る。
【0023】また、図5に示すように前記一対の側面板
3、3のそれぞれ両端には折目c、cを介して、後に三
角コーナー板2a、2aと貼着される貼着フラップ3
a、3aが連設されている。なお、他の実施例として、
前記貼着フラップ3a、3aには折目a、aの両端より
延びる45度角度の直線e、eを介して、補助フラップ
3b、3bが連設され、該貼着フラップ3aは三角コー
ナー板2aと重ね合わせ貼着される貼着領域、該補助フ
ラップ3bは非貼着領域となっていてもよい。また、そ
の他に前記直線e、eを折目線として貼着フラップ3a
は三角コーナー板2aと重ね合わせ貼着される貼着領
域、補助フラップ3bは側面板2と重ね合わせ貼着され
る貼着領域としてもよい。
【0024】上記ブランクシートから立体に四角形状蓋
部Bを組み立て形成する順序の一例としては、まず、各
々貼着フラップ3a、3aを折目cを介して、及び各々
側面板2、2、3、3を折目a、bを介してそれぞれ同
一方向に折り曲げて上面板1上に折り重ねた後、一旦折
り曲げを解除して、各側面板2、2、3、3、及び各貼
着フラップ3aを元の状態に戻し、各折目a、b、cに
折り癖を付ける。
【0025】次に、それぞれ三角コーナー板2aを傾斜
折目dを介して同一方向に折り曲げて側面板2上に折り
重ねた後、それぞれ側面板3、3を折目bを介して同一
方向に折り曲げて上面板1上に折り重ね、及び補助貼着
フラップ3a、3aを前記三角コーナー板2a上にそれ
ぞれ折り重ね、三角コーナー板2aと貼着フラップ3a
との重ね合わせ内面を糊付けなどにて接合する。そして
最後に各折目a、bを介して側面板2、2、3、3を上
面板1より垂直に立ち起こすことにより、図1(b)に
示すような蓋部Bが形成される。
【0026】図6は、容器部Aのブランクシートの一例
を示す平面図であり、矩形状(例えば図中では正方形
状)の下面板51と、その対向する一対の端部に折目
a、aを介して対向する一対の二重側面板側面板52の
それぞれ外面板54、54が連設され、該外面板54の
外側に平行折目b1 、b2 を介してそれぞれ内面板5
5、55が連設され、該各々内面板55の外側に各折目
hを介してそれぞれ押圧板55a、55aが連設されて
いる。
【0027】また、前記下面板51の対向する他の一対
の端部に折目c、cを介して対向する一対の二重側面板
側面板53の孔設部50が貫設されたそれぞれ外面板5
6、56が連設され、該外面板56の外側に平行折目d
1 、d2 を介してそれぞれ内面板57、57が連設さ
れ、該各々内面板57の外側に各折目iを介してそれぞ
れ押圧板57a、57aが連設されている。
【0028】また、図6に示すように、前記各々外面板
54、56を連結する各々連結コーナー板58、58、
58、58が各折目e、fを介して連設されている。
【0029】また、前記各々内面板55の両端には各折
目jを介してそれぞれサイドフラップ板59、59が連
設され、該各フラップ板59の端部には、各々フラップ
板59同士を互いに差し込み連結するための切欠部59
aが形成されている。なお、前記各々折目jの外端部に
はそれぞれ切込線kが設けられている。
【0030】上記ブランクシートから立体に四角形状容
器部Aを組み立て形成する順序の一例としては、まず、
各押圧板55aを折目hを介して外方に折り曲げ、各内
面板55を平行折目b1 、b2 を介してそれと反対方向
の内方に折り返して外面板54上に折り重ねる。
【0031】そして、該各外面板54を各折目aを介し
て下面板51上に垂直に折り立て、続いて各サイドフラ
ップ板59を各折目jを介して内方に直角に折り曲げ
て、その端部の各切込部59a同士を差し込み嵌合して
連結する。
【0032】次に、各折目e、fと折目gとを互いに反
対方向に折り曲げて、四角隅部にある各連結コーナー板
58を内方に折り込みながら、各折目cを介して各外面
板56を下面板51に垂直に折り立てることにより、各
連結コーナー板58を各外面板56と各サイドフラップ
板59との間に折り込み重ね合わせる。
【0033】次に、各押圧板57aを折目iを介して外
方に折り曲げるとともに、各内面板57を平行折目
1 、d2 を介してそれと反対方向の内方に折り返し
て、前記外面板56と連結コーナー板58とサイドフラ
ップ板59とを、内面板57と外面板56との間に挟み
込む。そして、各内面板57をその両側に突出する係止
凸部57bを各切込線k内に嵌合して固定することによ
り、図1(a)に示すような容器部Aを組み立てる。
【0034】
【発明の効果】本発明の封止機能付き箱状容器は、内容
物を収納包装した後の運搬保管時や販売時には、容器部
と蓋部とを開封部にある折り返し板を簡単に折り返すこ
とによって、蓋部を開封し難く、また容器部と蓋部とを
離脱し難くすることができるとともに、開封する際には
開封部にある切離部を切り離すことにより容易に開封す
ることができる効果がある。
【0035】また、本発明の封止機能付き箱状容器は、
板紙シート、ダンボールシート、あるいはプラスチック
シートなどによって作製でき、板紙やダンボールシート
にあってはシートに防水性を施すことによって、魚介類
など水産物や野菜など青果物や生鮮品をはじめとして冷
凍製品などの運搬、保存、販売用の包装箱や包装ケース
として高い利用価値があるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の封止機能付き箱状容器の容器
部の外観斜視図、(b)は本発明の封止機能付き箱状容
器の蓋部の外観斜視図。
【図2】(a)〜(d)は本発明の封止機能付き箱状容
器の蓋部に設けた各種開封部の構造を説明する正面図。
【図3】本発明の封止機能付き箱状容器の容器部と蓋部
とを施蓋封止した状態を説明する部分側断面図。
【図4】(a)は本発明の封止機能付き箱状容器におい
て、開封部にある切離部を切除した状態を説明する部分
側断面図、(b)は本発明の封止機能付き箱状容器にお
いて、施蓋封止状態を解除した状態を説明する部分側断
面図。
【図5】本発明の封止機能付き箱状容器の蓋部のブラン
クシートの一例を説明する平面図。
【図6】本発明の封止機能付き箱状容器の容器部のブラ
ンクシートの一例を説明する平面図。
【図7】(a)は従来の封止機能付き箱状容器の容器部
の外観斜視図、(b)は従来の封止機能付き箱状容器の
蓋部の外観斜視図。
【図8】従来の封止機能付き箱状容器において容器部と
蓋部とを施蓋封止した状態を説明する部分側断面図。
【符号の説明】
A…容器部 B…蓋部 F…切込線 G…切込線 H
…折目 a〜d…折目 e…直線(又は折目) f〜j…折目
k…切込線 1…上面板 2、3…側面板 10…開封部 20…切離部 30…開孔部 40…折
り返し板 50…孔設部 51…下面板 52、53…側面板 54、56…外面
板 55、57…内面板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 和比路 北海道札幌市西区二十四軒四条5丁目24番 地 三愛パック株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】四つの側面板と底面板とからなり、該四つ
    の側面板のうち少なくとも対向する一対の側面板が孔設
    部を貫設した外面板と内面板とによる二重側面板である
    四角形状容器部Aと、四つの側壁板と上面板とからな
    り、該四つの側面板のうち少なくとも1対の側面板に前
    記容器部Aの外面板に貫設した孔設部50内に係合され
    る折り返し板40を設けた該容器部Aを施蓋する四角形
    状蓋部Bとにより構成する箱状容器において、蓋部Bの
    少なくとも前記一対の側面板に、前記折り返し板40を
    切離部20を介して該側面板より切り離し可能に連設し
    た開封部10を備えることを特徴とする封止機能付き箱
    状容器。
  2. 【請求項2】前記容器部Aの全ての四つの側面板が外面
    板と内面板とによる二重側面板であり、該四つの側面板
    のうち少なくとも対向する一対の側面板が孔設部50を
    貫設した外面板を備える請求項1記載の封止機能付き箱
    状容器。
  3. 【請求項3】前記切離部20が、1本の断続的な刻切線
    Gにより形成された線状の切離部である請求項1又は請
    求項2記載の封止機能付き箱状容器。
  4. 【請求項4】前記切離部20が、2本の略平行な断続的
    な刻切線Gにより形成されたテープ状の切離部である請
    求項1又は請求項2記載の封止機能付き箱状容器。
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