JP3235368U - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示部等として使用できる補助板を有し、筒体の側面を開封した後、再封して使用することができ、シンプルで組み立てやすい構造の包装箱を提供する。【解決手段】包装箱は、組み立て状態で、第一の糊付け板34が第四の筒体形成板32の内面側に糊付けされ、第一、第二、第三及び第四折罫線20、22、24、36が折れ曲がって筒体が形成される。第一の補助板40は、切り離し用破断線42が折れ曲がって第一の筒体形成板26と面一な角度に配される。第二の補助板44は、第六折罫線46が折れ曲がって第一の補助板40に重なり、糊付け領域44bが第一の補助板40に糊付けされる。切り離し用破断線42と第七折罫線50とが互いに重なり、第二の糊付け板48は、第一及び第二の補助板40、44と面一な角度で第一の筒体形成板26の外面側に重なって、開封領域26aに糊付けされる。開封時は、差し込み領域44aの端部を摘まんで引き上げる。【選択図】図2

Description

本考案は、吊り下げ部や表示部として使用できる補助板を有した包装箱に関する。
従来、例えば特許文献1の図2、図3に開示されているように、吊り下げ板、天面板、正面板、底面板、背面板が順次連接され、天面板、正面板、底面板、背面板で四角形の筒体が形成され、筒体の両端部が複数の側面板等で構成される一対の側壁部で閉鎖され、吊り下げ板が筒体から上向きに突出しているハンガーディスプレイカートンがあった。このカートンは、正面板と底面板との境界部に切り込み線が設けられ、この切り込み線の両端から正面板の天面板近傍に向けて、正面板を区画するつなぎ付き引き裂き線が設けられている。したがって、開封する時は、切り込み線の部分を指で摘まんで引き上げ、つなぎ付き引き裂き線を破断させて正面板を広く開放させ、中の商品等を取り出す。
特開2007−91282号公報
特許文献1のハンガーディスプレイカートンは、再封構造を備えておらず、開封した後、商品等を箱体の中に戻して保管したり携帯したりすることは考慮されていない。また、吊り下げ板は、商品等に関する様々な情報が表示される場合が多いので、購入者が箱体から切り離して情報カードとして使用できると便利である。しかしながら、特許文献1のハンガーディスプレイカートンは、吊り下げ板を切り離して使用することは考慮されていない。
本考案は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、表示部等として使用できる補助板を有し、筒体の側面を開封した後、再封して使用することができ、シンプルで組み立てやすいな構造の包装箱を提供することを目的とする。
本考案は、四角形の筒体の両端が一対の側壁部で閉鎖された包装箱であって、一枚の箱体形成片から成り、前記箱体形成片は、第一、第二及び第三折罫線を介して順に一列に連接された第一、第二、第三及び第四の筒体形成板と、前記第一の筒体形成板の連接方向の端部に第四折罫線を介して連接された第一の糊付け板と、前記第四の筒体形成板の連接方向の端部に第五折罫線を介して連接された第一の補助板と、前記第一の補助板の連接方向の端部に第六折罫線を介して連接された第二の補助板と、前記第二の補助板の連接方向の端部に第七折罫線を介して連接された第二の糊付け板と、前記第一及び第二の側壁部を構成する複数の蓋板とを備え、
前記第一の筒体形成板の内側に、前記第一折罫線の途中の2箇所を起点とする破断線であって、一部が前記第四折罫線に沿うように配置された第一破断線が設けられ、前記第一の筒体形成板は、前記第一破断線により、前記第一破断線及び前記第一折罫線で囲まれた開封領域とその他の領域である本体領域とに区切られ、
前記第二の補助板の内側に、前記第七折罫線の両端を起点とする第二破断線が設けられ、前記第二の補助板は、前記第二破断線により、前記第二の糊付け板に連続する差し込み領域と、前記第一の補助板に連続する糊付け領域とに区切られ、
組み立て状態で、前記第一の糊付け板が前記第四の筒体形成板の内面側に糊付けされ、前記第一、第二、第三及び第四折罫線が折れ曲がって前記筒体が形成され、複数の前記蓋板が互いに重なって前記側壁部が一対に形成され、前記第一の補助板は、前記第五の折罫線が折れ曲がって前記第一の筒体形成板と面一な角度に配され、前記第二の補助板は、前記第六折罫線が折れ曲がって前記第一の補助板に重なり、前記糊付け領域が前記第一の補助板に糊付けされ、前記第五折罫線と前記第七折罫線とが互いに重なり、前記第二の糊付け板は、前記第一及び第二の補助板と面一な角度で前記第一の筒体形成板の外面側に重なって、前記開封領域に糊付けされており、
開封する時は、前記差し込み領域の端部を指で摘まんで引き上げることにより、前記第一及び第二破断線が破断し、前記筒体及び前記側壁部が立体構造を維持しつつ、前記開封領域が、前記第二の補助板から切り離された前記差し込み領域及び前記第二の糊付け板と一体に開閉可能になり、前記開封領域を開くことによって、前記筒体の中の収容物を出し入れすることができ、
再封する時は、前記開封領域を閉じて、前記差し込み領域を前記第一の糊付け板の内面側に差し込んで再封することにより、前記差し込み領域が前記第一の糊付け板により係止され、前記開封領域が閉じた状態に保持される包装箱である。
前記第五折罫線が切り離し用破断線により構成され、前記開封の後、前記切り離し用破断線を破断させることによって、前記筒体から前記第一の補助板及び前記糊付け領域を切り離すことができる構成にしてもよい。
前記第七折罫線が途中で中断され、前記差し込み領域の内側に、前記第七折罫線の中断された部分と切り込み線とで囲まれた再封用摘み部が設けられ、再封した状態で、前記摘み部は、前記第四の筒体形成板を超えて側方に突出する構成にすることが好ましい。また、前記第二破断線の途中の位置に透孔が設けられ、前記差し込み領域の端縁部に、前記透孔の内側に向かって突出する開封用摘み部が設けられている構成にすることが好ましい。
本考案の包装箱は、構造がシンプルで組み立てやすく、開封する時は、第一及び第二破断線を破断させ、第一の筒体形成板の開封領域を広く開放させることにより、中の商品等を容易に取り出すことができる。そして、開封領域及び第二の糊付け板を蓋片として元の位置に戻し、第二の補助板の差し込み領域を第一の糊付け片の内面に係止させることによって、開放した部分を閉じた状態に保持させることができる。従って、開封した後、商品等を箱体の中に戻し、再封して保管したり携帯したりする使い方ができる。
また、第一及び第二の補助板を箱体から切り離すための切り離し用破断線を設けることによって、開封した後、第一及び第二の補助板を情報カード等として使用することが可能になる。しかも、第一及び第二の補助板が切り離されても箱体の形状は維持され、蓋片の開閉や再封も支障なく行うことができるので、商品等を箱体に入れた状態でコンパクトに携帯することができる。
本考案の包装箱の一実施形態の組み立て状態を、第一の補助板の側から見た斜視図(a)、第二の補助板の側から見た斜視図(b)である。 この実施形態の包装箱を展開した箱体形成片を表面側から見た平面図である。 この実施形態の包装箱の組み立て途中の状態を示す斜視図である。 この実施形態の包装箱の組み立て途中の状態を示す斜視図である。 この実施形態の包装箱の組み立て途中の状態を示す斜視図である。 この実施形態の包装箱の組み立て状態の、側方から見た縦断面図である。 この実施形態の包装箱が開封された状態を示す斜視図(a)、側方から見た縦断面図(b)である。 この実施形態の包装箱が再封された状態を示す斜視図(a)、側方から見た縦断面図(b)である。
以下、本発明の包装箱の一実施形態について、図面に基づいて説明する。この実施形態の包装箱10は、図1(a)、(b)に示すように、四角形の筒体12の両端が一対の側壁部14a,14bで閉鎖され、吊り下げ部や表示部として使用されるポップ部16が筒体12から延出している包装箱である。
包装箱10は、厚紙等で成る一枚の箱体形成片18を組み立てることによって形成される。箱体形成片18は、図2に示すように、第一、第二及び第三折罫線20,22,24を介して順に一列に連接された第一、第二、第三及び第四の筒体形成板26,28,30,32を有している。各筒体形成板は四角形の筒体12を形成するための板で、連接方向と直角な幅方向の長さが同じで、連接方向の長さは、第一及び第三の筒体形成板26,30が少し長くて互いにほぼ等しく、第二及び第四の筒体形成板28,32が少し短くて互いにほぼ等しい。さらに、第一の筒体形成板26の連接方向の端部には、第一の糊付け板34が連接され、第四折罫線36で第一の筒体形成板と区切られている。第一の糊付け板34は、4つの筒体形成板26,28,30,32で筒体12を形成するため、第四の筒体形成板2の端部に糊付けされる板である。
また、第一の筒体形成板26の内側には、第一折罫線20の途中の2箇所を起点とする破断線であって、一部が第四折罫線36に沿うように配置された第一破断線38が設けられ、第一の筒体形成板26は、第一破断線38によって、第一破断線38及び第一折罫線20で囲まれた開封領域26aと、その他の領域である本体領域26bとに区切られている。開封領域26aは開封時に開放され、再封する時に蓋片として使用される。
第四の筒体形成板32の連接方向の端部には、ポップ部16等を形成するための複数の部材が設けられており、以下、これらについて順に説明する。
第四の筒体形成板32の連接方向の端部には、略長方形の第一の補助板40が連接され、切り離し用破断線42で第四の筒体形成板32と区切られている。さらに、第一の補助板40の連接方向の端部には、第一の補助板40とほぼ同じ大きさの第二の補助板44が延設され、第六折罫線46で第一の補助板40と区切られている。そして、第二の補助板44の連接方向の端部には、第一及び第三の筒体形成板26,30とほぼ同じ大きさの第二の糊付け板48が延設され、第七折罫線50で第二の補助板44と区切られている。
第二の補助板44の内側には、第七折罫線50の両端を起点とする第二破断線52が設けられ、第二の補助板44は、第二破断線52によって、第二の糊付け板48に連続する差し込み領域44aと、第一の補助板40に連続する糊付け領域44bとに区切られている。また、第七折罫線50が途中で中断され、差し込み領域44aの内側に、第七折罫線50の中断された部分と切り込み線54とで囲まれた再封用摘み部56が設けられている。さらに、第二破断線52の途中の位置に透孔58が設けられ、差し込み領域44aの端縁部に、透孔58の内側に向かって突出する開封用摘み部60が設けられている。その他、第一及び第二の補助板40,44の、第六折罫線46を挟んで対応する位置に、吊り下げ孔62が一対に設けられている。
各筒体形成板の、図2における上側の端部には、図1に示す側壁部14aを形成するための複数の部材が設けられ、下側の端部には側壁部14bを形成するための複数の部材が設けられており、以下これらについて順に説明する。
第一の筒体形成板26の上側の端部には、略長方形の内壁片64が延設され、折罫線66で第一の筒体形成板26と区切られている。内壁片64の延出長さは、第二及び第四の筒体形成板28,32の連接方向の長さよりも少し短い。また、下側の端部にも、内壁片64とほぼ同じ大きさの内壁片68が延設され、折罫線70で第一の筒体形成板26と区切られている。
第二の筒体形成板28の上側の端部には、台形状のサイドフラップ72が延設され、折罫線74で第二の筒体形成板28と区切られている。また、下側の端部にも、サイドフラップ72とほぼ同じ大きさのサイドフラップ76が延設され、折罫線78で第二の筒体形成板28と区切られている。
第三の筒体形成板30の上側の端部には、略長方形の外壁片80が延設され、折罫線82で第三の筒体形成板30と区切られている。外壁片80の延出長さは、第二及び第四の筒体形成板28,32の連接方向の長さとほぼ同じか僅かに短い。また、下側の端部にも、外壁片80とほぼ同じ大きさの外壁片84が延設され、折罫線86で第三の筒体形成板30と区切られている。
第四の筒体形成板32の上側の端部には、台形状のサイドフラップ88が延設され、折罫線90で第四の筒体形成板32と区切られている。また、下側の端部にも、サイドフラップ88とほぼ同じ大きさのサイドフラップ92が延設され、折罫線94で第四の筒体形成板28と区切られている。
次に、包装箱10の組み立て方法の一例を説明する。ここでは、図2に示す箱体形成片18の各折罫線及び破断線の折り曲げ方について、表面が凸になる折り方を正折り、裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
まず、第一の糊付け板34を第四の折罫線36で正折りし、第一の筒体形成板26の裏面に重ねる。そして、第一の糊付け板34の表面に糊96を塗布した後、第二の折罫線22を正折りし、第一の糊付け板34、第一及び第二の筒体形成板26,28を第三及び第四の筒体形成板30,32の裏面に重ね、第一の糊付け板34を第四の筒体形成板32の端部に糊付けする。これで図3に示す状態になる。
さらに、第二の補助板44の糊付け領域44bの裏面の中央部及び第二の糊付け板48の裏面に中央部に糊98,100を各々塗布した後、第六の折罫線46を正折りし、糊付け領域44bを第一の補助板40に重ねて糊付けし、第二の糊付け板48を第一の筒体形成板26の開封領域26aに重ねて糊付けする。これで図4に示す状態になり、箱体形成片18は、この折り畳み状態で包装箱10の製造工場等から出荷される。
次に、収容物を包装する工場等において、図5に示すように、第一〜第四折罫線20,22,24,36を各々90度に正折りし、四角形の筒体12を形成する。この時、切り離し用破断線42も同時に90度に逆折りして、第一及び第二の補助板40,44を、第一の筒体形成板26及び第二の糊付け板48と面一な角度に配置させる。
その後、筒体12の一端部を閉鎖するため、サイドフラップ72,88を折罫線74,90で各々90度に正折りし、内壁片64を折罫線66で90度に正折りし、内壁片64の表面に糊(図示せず)を塗布した後、外壁片80を折罫線82で90度に正折りし、外壁片80を内壁片64に糊付けする。これで筒体12の一端部が側壁部14aで閉鎖され、反対側の開放している端部から商品等を入れる。
商品等を入れると、筒体12の他方の端部を閉鎖するため、サイドフラップ76,92を折罫線78,94で各々90度に正折りし、内壁片68を折罫線70で90度に正折りし、内壁片68の表面に糊(図示せず)を塗布した後、外壁片84を折罫線86で90度に正折りし、外壁片84を内壁片68に糊付けする。これで筒体12の他端部も側壁部14bで閉鎖される。
これで図1(a)、(b)示す組み立て状態となり、四角形の筒体12の両端が一対の側壁部14a,14bで閉鎖され、吊り下げたり情報を表示したりためのポップ部16が筒体12から延設している包装箱10が形成される。
組み立て状態の包装箱10の内部構造は、図6に示すように、第一の糊付け板34が第四の筒体形成板32の内面側に糊付けされ、第一、第二、第三及び第四折罫線20,22,24,36が折れ曲がって筒体12が形成される。第一の補助板40は、切り離し用破断線42で折れ曲がって第一の筒体形成板26と面一な角度に配される。第二の補助板44(差し込み領域44a及び糊付け領域44b)は第六折罫線46で折れ曲がって第一の補助板40に重なり、糊付け領域44bが第一の補助板40に糊付けされ、切り離し用破断線42と第七折罫線50とが互いに重なる。そして、第二の糊付け板48は、第一及び第二の補助板40,44と面一な角度で第一の筒体形成板26の外面側に重なって、開封領域26aに糊付けされる。
包装箱10を開封する時は、第二の補助板44の透孔58から見えている開封用摘み部60を指で摘まんで少し引き上げる。これにより、最初に第二破断線52が破断して差し込み領域44aが糊付け領域44bから分離する。さらに開封用摘み部60が引き上げられると、差し込み領域44aに連続する第二の糊付け板48及び第一の筒体形成板26の開封領域26aが一緒に引っ張られて第一破断線38が破断し、開封領域26aが本体領域26bから分離する。これで図7(a)、(b)に示すように、第一の筒体形成板26の開封領域26aが広く開放され、中の商品等を取り出すことができる。
包装箱10を再封する時は、図8(a)、(b)に示すように、開封領域26a及び第二の糊付け板48を蓋片として元の位置に戻し、差し込み領域44aを第七折罫線50で90度に折り曲げ、糊付け片34の内面側に差し込んで係止させ、開放した部分を閉じた状態に保持させる。
また、この再封状態にすると、再封用摘み部56が差し込み領域44aから抜け出して第四の筒体形成板32を超えて側方に突出するので、再封用摘み部56を利用すると、蓋片を繰り返し開いたり再封したりする時に便利である。また、ポップ部16は、切り離し用破断線42を破断させることによって、筒体12から簡単に分離させることができる。
以上説明したように、包装箱10は、構造がシンプルで組み立てやすく、開封する時は、第一及び第二破断線38,52を破断させ、第一の筒体形成板26の開封領域26aを広く開放させることにより、中の商品等を容易に取り出すことができる。そして、開封領域26a及び第二の糊付け板48を蓋片として元の位置に戻し、差し込み領域44aを第一の糊付け片34の内面に係止させることによって、開放した部分を閉じた状態に保持させることができる。つまり、開封した後、商品等を箱体の中に戻し、再封して保管したり携帯したりする使い方ができる。
また、ポップ部16(第一の補助板40及び第二の補助板44の糊付け領域44b)を箱体から切り離すための切り離し用破断線42を備えているので、開封した後、ポップ部16を箱体から切り離して情報カード等として使用することができる。しかも、ポップ部16が切り離されても箱体の形状が維持され、蓋片の開閉や再封も支障なく行うことができるので、商品等を箱体に入れた状態でコンパクトに携帯することができる。
なお、本考案の包装箱は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、包装箱10のポップ部16には、吊り下げ機能を持たせるために吊り下げ孔62が設けてあるが、必要なければ吊り下げ孔62は省略してもよい。また、ポップ部16を箱体から切り離して使用できるように切り離し用破断線42を設けているが、切り離す必要がなければ、切り離し用破断線42を折罫線(第五折罫線42)に置き換えればよい。
その他、箱体の大きさは商品等の大きさに合わせて適宜変更することができ、ポップ部となる部分の大きさや形状も自由に設定することができる。
10 包装箱
12 筒体
14a,14b 側壁部
18 箱体形成片
20 第一折罫線
22 第二折罫線
24 第三折罫線
26 第一の筒体形成板
26a 開封領域
26b 本体領域
28 第二の筒体形成板
30 第三の筒体形成板
32 第四の筒体形成板
34 第一の糊付け板
36 第四折罫線
38 第一破断線
40 第一の補助板
42 切り離し用破断線(第五折罫線)
44 第二の補助板
44a 差し込み領域
44b 糊付け領域
46 第六折罫線
48 第二の糊付け板
50 第七折罫線
52 第二破断線
54 切り込み線
56 再封用摘み部
58 透孔
60 開封用摘み部
96,98,100 糊

Claims (4)

  1. 四角形の筒体の両端が一対の側壁部で閉鎖された包装箱であって、
    一枚の箱体形成片から成り、前記箱体形成片は、第一、第二及び第三折罫線を介して順に一列に連接された第一、第二、第三及び第四の筒体形成板と、前記第一の筒体形成板の連接方向の端部に第四折罫線を介して連接された第一の糊付け板と、前記第四の筒体形成板の連接方向の端部に第五折罫線を介して連接された第一の補助板と、前記第一の補助板の連接方向の端部に第六折罫線を介して連接された第二の補助板と、前記第二の補助板の連接方向の端部に第七折罫線を介して連接された第二の糊付け板と、前記第一及び第二の側壁部を構成する複数の蓋板とを備え、
    前記第一の筒体形成板の内側に、前記第一折罫線の途中の2箇所を起点とする破断線であって、一部が前記第四折罫線に沿うように配置された第一破断線が設けられ、前記第一の筒体形成板は、前記第一破断線により、前記第一破断線及び前記第一折罫線で囲まれた開封領域とその他の領域である本体領域とに区切られ、
    前記第二の補助板の内側に、前記第七折罫線の両端を起点とする第二破断線が設けられ、前記第二の補助板は、前記第二破断線により、前記第二の糊付け板に連続する差し込み領域と、前記第一の補助板に連続する糊付け領域とに区切られ、
    組み立て状態で、前記第一の糊付け板が前記第四の筒体形成板の内面側に糊付けされ、前記第一、第二、第三及び第四折罫線が折れ曲がって前記筒体が形成され、複数の前記蓋板が互いに重なって前記側壁部が一対に形成され、前記第一の補助板は、前記第五の折罫線が折れ曲がって前記第一の筒体形成板と面一な角度に配され、前記第二の補助板は、前記第六折罫線が折れ曲がって前記第一の補助板に重なり、前記糊付け領域が前記第一の補助板に糊付けされ、前記第五折罫線と前記第七折罫線とが互いに重なり、前記第二の糊付け板は、前記第一及び第二の補助板と面一な角度で前記第一の筒体形成板の外面側に重なって、前記開封領域に糊付けされており、
    開封する時は、前記差し込み領域の端部を指で摘まんで引き上げることにより、前記第一及び第二破断線が破断し、前記筒体及び前記側壁部が立体構造を維持しつつ、前記開封領域が、前記第二の補助板から切り離された前記差し込み領域及び前記第二の糊付け板と一体に開閉可能になり、前記開封領域を開くことによって、前記筒体の中の収容物を出し入れすることができ、
    再封する時は、前記開封領域を閉じて、前記差し込み領域を前記第一の糊付け板の内面側に差し込んで再封することにより、前記差し込み領域が前記第一の糊付け板により係止され、前記開封領域が閉じた状態に保持されることを特徴とする包装箱。
  2. 前記第五折罫線が切り離し用破断線により構成され、前記開封の後、前記切り離し用破断線を破断させることによって、前記筒体から前記第一の補助板及び前記糊付け領域を切り離すことができる請求項1記載の包装箱。
  3. 前記第七折罫線が途中で中断され、前記差し込み領域の内側に、前記第七折罫線の中断された部分と切り込み線とで囲まれた再封用摘み部が設けられ、
    再封した状態で、前記摘み部は、前記第四の筒体形成板を超えて側方に突出する請求項1又は2記載の包装箱。
  4. 前記第二破断線の途中の位置に透孔が設けられ、前記差し込み領域の端縁部に、前記透孔の内側に向かって突出する開封用摘み部が設けられている請求項1乃至3のいずれか記載の包装箱。
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