JPH0728101Y2 - 分割包装箱 - Google Patents

分割包装箱

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JPH0728101Y2
JPH0728101Y2 JP8977490U JP8977490U JPH0728101Y2 JP H0728101 Y2 JPH0728101 Y2 JP H0728101Y2 JP 8977490 U JP8977490 U JP 8977490U JP 8977490 U JP8977490 U JP 8977490U JP H0728101 Y2 JPH0728101 Y2 JP H0728101Y2
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box
side plate
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line
boxes
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正敏 柴田
照人 磯永
智治 千田
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Kirin Brewery Co Ltd
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Kirin Brewery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本案は、一対に連結した箱を多分割し、分割された最終
段階の各箱がそれぞれ堤げ手を有して携行できるように
した分割包装箱に係るもので、飲食品入りの容器類を所
定の単位数量毎に区分して包装するのに用いられる。
〔従来の技術〕
このような包装箱としては、例えば実開昭55−173426号
のごときものがある。これは、箱の中央部に切断用のミ
シン目を設け、これを挾んで対向する表裏の両側面部に
は3辺にミシン目を入れて把手部を形成したもので、前
記切断用ミシン目により箱を2分割させ、各箱の表裏両
面の把手部をミシン目から切り離して上方に折り曲げ、
分割開口面上で咬合させるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前述した分割包装箱は、分割面に臨んでなんら
の仕切り壁も有していないから、分割される箱に対応し
て所定の数量毎に区分包装することができないほか、2
分割する際に収納物品が内部から転がり出るおそれがあ
る。
また、分割される箱の表裏両面部には切離可能な把手部
が設けられ、これを切り離して上方に折り曲げ分割開口
面上で咬合させるものであるから、箱の全体的な強度が
低下するとともに、携行時には把手部を咬合させる面倒
な操作を必要としていた。
本案は、上記の問題点を解決するもので、多分割された
最終段階における各箱がそれぞれ固定された堤げ手を有
し、しかも、この堤げ手が分割前には仕切り壁として作
用し、したがって所定の単位数量毎に区分して包装する
ことのできる分割包装箱を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本案の分割包装箱は、前後両端に蓋片フラッ
プを有し箱の四周側壁を構成する側板の一端に接着片を
連設してそれらの中央部に横断する切離線を設け、この
一端の側板には切離線を挾んで基部のみが連続する切離
可能な堤げ手を対称的に形成し、他端部の側板の端縁
は、前記切離線を境として一方には適宜な幅の切欠を介
在させて切離線を有する2個の接着固定片を突出させ、
他方には前記切欠と接着固定片に対応させて残り端縁と
凹み切欠を設け、 他端部の側板の一方の端縁と他方の残り端縁を接着片に
接着し、且つ、切り離した堤げ手の先端部をそれぞれ対
向する側板の切離線近くの内面に接着して箱を構成し、 蓋片フラップを閉じた包装後の2個の箱を、相互に接着
固定片を他方の箱の凹み切欠内に挿入し接着片に接着さ
せて一対に連結し、側板中央の切離線又は/及び固定接
着片の切離線を切り離して所望の個数に多分割すること
を要旨としている。
〔作用〕
この箱は、中央部の切離線に臨んで架設された堤げ手が
仕切り壁となるため、それぞれ両端の開口部から所定の
数量の物品を区分して収納することができ、蓋片フラッ
プを適宜に重ね合わせて接着することにより、各開口部
を閉じて包装される。
包装した箱は、2個の箱をそれぞれ接着固定片を有する
側が対向するようにして隣接させ、相互に側板の端縁の
切欠内に他方の箱の残り端縁を挿入するとともに、その
凹み切欠内に他方の箱の接着固定片を挿入し、これをそ
れぞれ他方の箱の接着片に接着させると、2個の箱は一
対となって連結される。この状態では、堤げ手を切り離
した側板は内部側で対向しているから、堤げ手を分離さ
せた側板の空間部は外側に露出しない。
上記の連結状態から中央部の切離線を破断すると、一対
の箱はそれぞれ中央部で分離され、固定的に連結された
ままの箱が分割される。このとき、各箱の分割切断面が
露出して開口するが、この部分には前述のように堤げ手
が架設されているため、内部の収納物品が転がり出るこ
とは防止されている。
さらに、分割された箱を連結している接着固定片の切離
線を裂断すると、箱の連結が解かれてそれぞれの各箱に
分割される。こうして分割された最終段階の各箱は、切
断面の開口部に前述のように堤げ手が架設されているか
ら、これを持って携行することができる。この場合、堤
げ手は1つの側板のみから切り離されているとともに、
その先端部が対向する側板の内面に接着され、また、そ
の底部は4枚の蓋片フラップを折り重ねて接着してある
ため、箱全体の強度はきわめて強固に構成され、前記堤
げ手を持って携行しても容易には破損しない。
なお、分割の態様としては、前述した連結状態から、ま
ず接着固定片の切離線を裂断させて一対の箱を分離させ
てもよい。この場合には、堤げ手を分離させた側板の空
間部が外側に露出することとなる。次いで、中央部の切
離線を破断させ、最終段階の各箱に分割させることもで
きるもので、この場合の作用は前記と同様である。
〔実施例〕
以下、本案の一実施例を示す図面について具体的にこれ
を説明する。
第1図は本案の分割包装箱の展開図を示し、段ボール又
は強靱な厚紙に平行な折目(1),(2)を刻設し、さ
らにこれに直交する折目(3),(4),(5),
(6)を設けて箱の四周側壁を構成する側板(A),
(B),(C),(D)をこの順に連設してあり、一端
の側板(A)には折目(3)から接着片(7)を連設
し、これら各側板と接着片(7)の中央部には、ミシン
目などからなる切断用の切離線(8)が横断的に設けら
れている。
前記側板(A)には、切離線(8)を挾んで対向する折
目(9)が適宜な長さに刻設され、その両端部からミシ
ン目(10)を入れて切り離し可能にした堤げ手(11)が
対称に形成されており、各堤げ手(11)の先端部に折目
(12)を設けてある。
また、他端部の側板(D)の端縁は、前記切離線(8)
を境として凹凸の形状を逆に形成してある。すなわち、
一方の端縁には、所定の幅の切欠(13)を間において2
個の接着固定片(14),(15)を突出させるとともに、
その基部にミシン目などの切離線(16)を設けてあり、
他方の端縁には、中央に前記切欠(13)と同一の幅の残
り端縁(17)を有し、その両側を前記接着固定片(1
4),(15)と同一の幅でこれが挿入できる凹み切欠(1
8),(19)が形成されている。
なお、前記各側板の前後の端部には、折目(1),
(2)から蓋片フラップ(a),(b),(c),
(d)がそれぞれ連設してある。
上記の箱形紙は、第2図に示すように、各側板を折目
(3),(4),(5),(6)からそれぞれ内方に折
り曲げ、他端部の側板(D)の一方の側における連続し
た端縁と、他方の側における残り端縁(17)を折曲した
接着片(7)に接着し、従来と同じような角筒状に形成
する。次いで、堤げ手(11)をミシン目(10)から切り
離して箱内に折り曲げ、その先端部(11a)を折目(1
2)から折曲して対向する側板(C)の切離線(8)近
くの内面に接着する。これにより、蓋片フラップを有す
る前後両端が開口し、内部には切離線(8)を中間にし
て堤げ手(11)が平行に架設された箱が構成される。
この箱は、堤げ手(11)が仕切り壁としても作用するか
ら、両端の開口部から所定の数量の物品を収納させるこ
とができ、蓋片フラップ(a),(b),(c),
(d)を適宜に重ね合わせて接着し、各開口部を閉じて
包装される。
包装した箱は、2個の箱が一対として連結される。第3
図はこの連結状態を示しており、2個の箱(M),
(m)をそれぞれ接着固定片(14),(15)を有する側
が対向するようにして隣接させ、相互に側板(D)の端
縁の切欠(13)内に他方の箱の残り端縁(17)を挿入
し、且つ、その凹み切欠(18),(19)内に他方の箱の
接着固定片(14),(15)を挿入し、これをそれぞれ他
方の箱の接着片(7)に接着させると、2個の箱
(M),(m)が一対に連結される。この状態では、堤
げ手(11)を切り離した側板(A)は内側で対向するた
め、この堤げ手(11)を分離させた側板の空間部が外側
に露出することはない。
上記の連結状態から中央部の切離線(8)を破断する
と、一対の箱(M),(m)はそれぞれ中央部で分離さ
れ、第4図に示すように、箱(M1)と(m1)、箱(M2
と(m2)(図示しない)が固定的に連結されたまま2分
割される。このとき、箱(M),(m)は分割切断面が
露出して開口するが、この部分には前述のように堤げ手
(11)が架設されているので、内部の収納物品が転がり
出ることはない。
さらに、2分割された箱(M1)と(m1)を連結している
接着固定片(14),(15)の切離線(16)を裂断すると
箱(M1)と(m1)が分離される。これは2分割された他
方にの箱(M2)と(m2)も同様であるから、最終的には
4分割されたこととなる。第5図及び第6図はこうして
4分割された1個の箱(m1)を示したもので、切断面の
開口部には堤げ手(11)が架設されているから、直ちに
これを持って携行することができる。この最終的に分割
された箱は、堤げ手(11)を1つの側板(A)のみから
切り離し、その先端部(11a)を対向する側板(C)の
内面に接着させてあり、また、その底部は4枚の蓋片フ
ラップを折り重ねて接着してあるため、箱全体の強度が
きわめて強固で、堤げ手(11)を持って携行しても容易
には破損しない。
また、第7図は上記のように連結された一対の箱
(M),(m)の他の分割例を示すもので、まず、接着
固定片(14),(15)の切離線(16)を裂断すると、一
体に構成された箱(M)と(m)が分離され、この各箱
には堤げ手(11)を切り離した側板(A)の空間部が外
側に露出する。次いで、第8図に示すように、中央部の
切離線(8)を破断すると、一体の箱(m)が中央部で
分離され、箱(m1)と(m2)に分割される。これは他の
箱(M)についても同様であり、最終的に分割された箱
の作用も前述した通りである。
具体的に、本実施例の箱(M),(m)を、例えば350m
lのビール缶1ダース入りの大きさに設定すると、2個
の箱(M),(m)を一対に連結した場合にはビール缶
2ダース入りの箱が一体に得られ、また、4分割される
箱(M1)と(M2)、(m1)と(m2)には、切離線(8)
に臨んで架設された堤げ手(11)が仕切り壁となるた
め、それぞれ6本のビール缶を区分して収納することが
でき、これを包装したまま必要に応じて所望の個数に分
割することができる。
〔効果〕
上記のごとく、本案は箱の中央部に横断する切離線を設
け、1つの側板に前記切離線を挾み基部のみが連続する
堤げ手を対称的に形成してその先端部をそれぞれ対向す
る側板の切離線近くの内面に接着し、これに直交する側
板の端縁は、適宜な幅の切欠をその間に有し切離線を備
えた2個の突出する接着固定片と、この切欠及び接着固
定片に対応する残り端縁と凹み切欠とを前記切離線を境
にして対称的に設けたので、前記堤げ手を仕切り壁とし
てそれぞれ所定の数量の物品を区分して収納できるとと
もに、接着固定片を他方の箱に接着して2個の箱を一対
に連結でき、また、中央部の切離線又は/及び接着固定
片の切離線を選択的に裂断して所望の個数に多分割する
ことができるもので、所定の数量の物品を区分包装した
状態で分割できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の分割包装箱の展開図、第2図は組み立て
過程の一部切欠した斜面図、第3図は本案の2個の箱を
一対に連結した状態の斜面図、第4図は2分割した状態
の一方の箱の斜面図、第5図は4分割した状態の1個の
箱の斜面図、第6図は第5図I−I線の断面図、第7図
及び第8図は他の分割態様の斜面図である。 7…接着片、8…切離線、11…堤げ手、11a…先端部、1
3…切欠、14、15…接着固定片、16…切離線、17…残り
端縁、18,19…凹み切欠、A,B,C,D…側板、a,b,c,d…蓋
片フラップ、M,m…2個の箱、M1,M2,m1,m2…最終段階
の分割箱。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 5/54 F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後両端に蓋片フラップを有し箱の四周側
    壁を構成する側板の一端に接着片を連設してそれらの中
    央部に横断する切離線を設け、この一端の側板には切離
    線を挾んで基部のみが連続する切離可能な堤げ手を対称
    的に形成し、他端部の側板の端縁は、前記切離線を境と
    して一方には適宜な幅の切欠を介在させて切離線を有す
    る2個の接着固定片を突出させ、他方には前記切欠と接
    着固定片に対応させて残り端縁と凹み切欠を設け、 他端部の側板の一方の端縁と他方の残り端縁を接着片に
    接着し、且つ、切り離した堤げ手の先端部をそれぞれ対
    向する側板の切離線近くの内面に接着して箱を構成し、 蓋片フラップを閉じた包装後の2個の箱を、相互にその
    接着固定片を他方の箱の凹み切欠内に挿入し接着片に接
    着させて一対に連結し、側板中央の切離線又は/及び固
    定接着片の切離線を切り離して所望の個数に多分割する
    ことを特徴とする分割包装箱。
JP8977490U 1990-08-28 1990-08-28 分割包装箱 Expired - Fee Related JPH0728101Y2 (ja)

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