JPH0747310Y2 - 小分け包装箱 - Google Patents

小分け包装箱

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JPH0747310Y2
JPH0747310Y2 JP1989059141U JP5914189U JPH0747310Y2 JP H0747310 Y2 JPH0747310 Y2 JP H0747310Y2 JP 1989059141 U JP1989059141 U JP 1989059141U JP 5914189 U JP5914189 U JP 5914189U JP H0747310 Y2 JPH0747310 Y2 JP H0747310Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、物品を包装して必要に応じて分割することが
できる小分け包装箱において、該包装箱を開函する際に
包装箱の一部をトレイ状に破断して箱内の物品を容易に
ディスプレイすることができる小分け包装箱に関する。
(従来の技術) 従来、この種の小分け包装箱にあっては、例えば実開昭
62−105121号公報等に見られる包装箱が知られている。
この包装箱は、第7図のように、段ボール等の板紙から
外観が略直方体に形成されており、必要に応じて2つの
独立した包装箱に分割して分離することができるととも
に、該包装箱内に包装されている物品を店頭に陳列する
際は、第8図に示すように、包装箱を引き裂いてその底
部をトレイ状に形成することにより、箱内の物品はその
ままの状態で容易に陳列することができるように構成さ
れている。
上記包装箱の構成は、分離自在に接着された一対の隔壁
板21,21と、両隔壁板21,21の両側縁に設けられた側片22
とから成る中仕切体23と、底壁板24の両側縁に設けられ
た側壁板25と、両側壁板25,25の上端に設けられた蓋片2
6と、底壁板24と両側壁板25,25と両蓋片26,26とのそれ
ぞれの前後縁に設けられた耳片27とから成る外装板28と
から構成され、各耳片27を各側片22に接着して一体の箱
に形成されている。底壁板24とその両耳片27とには、両
隔壁板21,21の下縁が位置するところに沿って破断線29
が施されており、該包装箱を分割して分離するときは、
両隔壁板21,21を引き剥がすと共にこの破断線29を引き
裂くことにより分割に分離される。
両側壁板25,25の下方位置には横方向に横断する破断線3
0と、両隔壁板21,21を各側片22との折り目に破断線31と
が施され、更に各側片22に前記折り目に平行して上縁部
から下方に向かい各側片22の下部で屈折して側縁部に至
る略L字形の破断線32が設けられている。
そして、該包装箱を破断してその底部をトレイ状に形成
する場合には、両側壁板25,25の破断線30を引き裂くと
共に、折り目の破断線31と略L字形状の破断線32とを下
方まで引き裂いた後、残りの略L字形の破断線32を横方
向に引き裂き、第8図に示すように、該包装箱の上部が
分断されてその底部をトレイ状にすることができる。
しかしながら、上記包装箱は、このようにしてトレイ状
に破断する際に、各破断線30,31,32の分断をそれぞれ各
面ごとに、即ち4片の各側片22及び両側壁板25,25ごと
に別々に行わなければならなず、連続的な一連の作業で
行うことができないため、トレイ状への形状が面倒であ
り、迅速に行うことができないという問題があった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、かかる不都合を解消して、1つの包装箱を必
要に応じて複数に分割して分離することができる小分け
包装箱において、該包装箱をトレイ状に設ける際、簡単
な作業で行うことができる小分け包装箱を提供すること
を目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記の目的を達成するために、方形状の底壁
板の前後縁に側壁板が設けられ、更に両側壁板の前縁に
は蓋片が設けられ、前記底壁板,両側壁板,両蓋片との
それぞれの両側縁に接着剤を塗布した耳片が設けられ、
底壁板とその両側の耳片とに亘ってこれらを分割する破
断線が施された外装板と、一対の隔壁板が対面して分離
自在に接着され、各隔壁板の両側縁に側片が設けられ、
互い隣接する側片を相反する方向に屈折させた中仕切体
とから成り、該外装板の底壁板の破断線に両隔壁板の下
縁を一致させると共に該底壁板の両耳片を両隔壁板の側
片に接着して中仕切体を起立させ、外装板の両側壁板を
屈折させて起立させると共に両側壁板の各耳片を中仕切
体の各側片に接着させ、外装板の両蓋片を互いに対面す
る側に屈折させて両蓋片の各耳片を中仕切体の各側片に
接着して閉塞された包装箱において、前記包装箱の各側
片及び両側壁板とその両側縁の各耳片とに亘る下縁に沿
って易破断部を設け、両隔壁板と各側片との折り目にそ
の下縁側から易破断部に至る切れ込みを設け、易破断部
と切れ込みとの交差位置から易破断部に沿って該切れ込
みに連続して切り込み形成された破断開始部を設けたこ
とを特徴とする。
(作用) 本考案の小分け包装箱は、中仕切体の両隔壁板を互いに
離反させるだけで底壁板とその両側の耳片とに亘って設
けた破断線を介して破断され、小分け状態となる。
更に、前記包装箱の各側片及び両側壁板とその両側縁の
各耳片とに亘る下縁に沿って易破断部を設けることによ
り、該包装箱の4側面の全周を破断可能とする。また、
両隔壁板と各側片との折り目に沿ってその下縁側から各
側片の易破断部にかけて形成した切れ込みにより、両隔
壁板は易破断部からその下縁までが遊離した状態とな
る。該切れ込みは、易破断部との交差位置から易破断部
に沿って前記破断開始部に連続する。これにより、該破
断開始部は、前記小分け状態とする際に互いに離反され
る両隔壁板の各側片との境界に位置し、この境界から易
破断部の破断を開始するので包装箱の4側面全周におい
て円滑な易破断部の破断を可能とすると共に、小分け状
態とされた後の夫々の包装箱の易破断部を容易に破断開
始可能とする。
そして、前記破断開始部より前記易破断部に沿って破断
が行われたとき、該易破断部を境にして包装箱本体の上
部が両隔壁板を伴って分断され、該包装箱の底部がトレ
イ状となって該包装箱は開包される。
(実施例) 本考案の実施の一例を第1図乃至第6図を参照して説明
する。
本実施例の小分け包装箱1は、第1図に示すように、2
つに区画された独立する収納部を備え、第2図のよう
に、必要に応じて箱内に物品を収納したままの状態でそ
の区画されている部分から2分割に分離することがで
き、また、店頭等に箱内の物品を陳列する際には、第3
図のように、箱内に物品を収納したままの状態で該箱の
上部を引き裂いてトレイ状に形成してそのまま陳列する
ことができるように構成したものである。
以下その構成について、先ず、2分割に分離するための
構成を説明し、次いで該箱をトレイ状に形成するための
構成について説明する。
小分け包装箱1は、第4図に示すように、段ボール等の
板紙から成る外装板2と中仕切体3とから成る。
外装板3は、略方形状に形成された底壁板4の前後縁に
これと同じ幅の側壁板5,5を折り目を介して連ねて設
け、更に両側壁板5,5の前縁に底壁板4と同じ幅の蓋片
6,6を設けて一連に形成されている。底壁板4の両側縁
には耳片7,7が折り目を介して設けられており、同様に
両側壁板5,5の両側縁に耳片8,8と両蓋片6,6の両側縁に
耳片9,9とが設けられている。上記各耳片にはいづれも
接着剤10が塗布されている。そして、底壁板4とその耳
片7,7とに亘って破断線11が該底壁板4と両側壁板5,5と
の折り目に平行して設けられている。
中仕切板4は、前記両側壁板5,5と同寸法に形成された
一対の隔壁板12,12を互いに対面させて分離自在に接着
し、両隔壁板12,12の両側縁に側片13を折り目を介して
連ねて設け、互いに隣接する各側片13が相反する方向に
屈折して折り曲げられて構成されている。
このように構成した外装板2と中仕切体3とを第4図の
ように、両隔壁板12,12の下縁を底壁板4の破断線11上
に一致させて、第5図のように、底壁板4の両耳片7,7
を各側片13に向かって折り曲げて接着し、中仕切板3を
底壁板4に起立させる。次いで、両側壁板5,5をそれぞ
れ折り目で屈折させて起立させると共に両側壁板5,5の
各耳片8を各側片13に向かって折り曲げて接着して、四
面が両側壁板5,5及び各側片13とで囲まれ、2つの分割
された独立する収納部を備えた包装箱が形成される。そ
して、該包装箱に物品を収納して包装するときは、両蓋
片6,6を互いに対向する側に折り目で屈折させ、それぞ
れの各耳片9を各側片13に向かって折り曲げて接着し閉
蓋する。
次に、上記の包装箱を開函して、その底部をトレイ状に
形成するための構成について説明する。
第4図に示すように、中仕切板3の各側片13の下方位置
に下縁に平行し一定間隔の2本の第1破断線14,14を、
各側片13の側縁から隔壁板12との折り目に至るように施
した。更に、外装板3の両側壁板5,5とその両側の各耳
片8とに亘って、平行する2本の第2破断線15,15を施
し、該第2破断線15,15は、包装箱に組み立てたとき前
記第1破断線14,14に接続する位置に合わせ、包装箱本
体の四面全周を第1破断線14,14及び第2破断線15,15と
で結ぶように設ける。また、第1破断線14,14及び第2
破断線15,15を施した部分を引き裂く際に、破断線と破
断線との間の部分が切断されることを防止するため、そ
の間の部分には、包装箱の内側となる面に帯状の接着テ
ープ16を貼り付けた。
上記の第1破断線14,14、第2破断線15,15、接着テープ
16によって易破断部が形成される。
次に、両隔壁板12,12と各側片13との折り目にその下縁
側から上記第1破断線14,14に亘る切れ込み17を設け、
両隔壁板12,12の第1破断線14,14から下の部分を各側片
13から切り離して分離させた。また、各側片13には、第
1破断線14,14を引き裂く際に、破断線と破断線との間
を摘んで引き裂き易くするため、切れ込み17から第1破
断線14,14上に切り込みを入れて破断開始部としての遊
離片部18を形成した。
このように構成した小分け包装箱1を開函してその底部
をトレイ状に形成する場合には、第6図に示すように、
相隣接する側片13の各遊離片部18を手前側に引いて側片
16の第1破断線14,14を引き裂き、引き続き連続して側
壁板5の第2破断線15,15を引き裂いて、更に対面側の
側片13の第1破断線14,14を引き裂くことによって、該
包装箱の側片13から側壁板5を経て対向する側片13に至
るまで部分が連続的に引き裂かれ、第3図のように、第
1破断線14,14及び第2破断線15,15を境にして包装箱の
上部が両側壁板5を伴って分断されて底部がトレイ状と
なる。
(考案の効果) 本考案は、前記説明から明らかなように、前記中仕切体
の両隔壁板を互いに離反し底壁板とその両側の耳片とに
亘る破断線を介して2分割して、分割された箱の夫々の
外壁の一部を隔壁板によって形成することができるもの
であり、両隔壁板が対面して接着状態であるときに、4
側面の全周に設けられた易破断部を前記破断開始部から
破断することにより底部をトレイ状に形成して容易且つ
迅速に開包することができる。このとき、両隔壁板の各
側片は前記切れ込みにより易破断部より下方が遊離して
いるので、易破断部の破断に伴って両隔壁板を底壁板か
ら離反させることができ、更に、前記破断開始部は、両
隔壁板と各側片との夫々の折り目から易破断部に沿って
形成されていることから、両隔壁板の各隣接する側片の
境界位置から易破断部の破断を開始することができるの
で、易破断部を前記破断開始部から4側面の全周に沿っ
て連続的に円滑に破断することができる。また、前記破
断開始部は、両隔壁板と各側片との夫々の折り目から易
破断部に沿って形成されているので、両隔壁板を互いに
離反し包装箱を2分割した後であっても、夫々の小分け
された包装箱において破断開始部を備えた状態とするこ
とができ、小分け後に各包装箱の易破断部を破断開始部
から破断すれば、小分け状態であっても容易且つ迅速に
底部をトレイ状に形成して開包することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は、本考案の実施の一例を示し、第1
図は小分け包装箱の斜視図、第2図は小分け包装箱を分
割した状態の斜視図、第3図は小分け包装箱の上部を分
断してトレイ状に形成したときの斜視図、第4図及び第
5図は外装板と中仕切体とから箱体への組み立てを説明
する斜視図、第6図は小分け包装箱の上部を分断してト
レイ状への形成を説明する斜視図である。 また、第7図及び第8図は従来例を示し、第7図は従来
例の小分け包装箱の斜視図、第8図は従来例の小分け包
装箱をトレイ状に形成したときの斜視図である。 1……小分け包装箱、2……外装板 3……中仕切体、4……底壁板 5……側壁板、6……蓋片 7,8,9……耳片、10……接着剤 11……破断線、12……隔壁板 13……側片、14……第1破断線 15……第2破断線、17……切れ込み 18……遊離片部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形状の底壁板の前後縁に側壁板が設けら
    れ、更に両側壁板の前縁には蓋片が設けられ、前記底壁
    板,両側壁板,両蓋片とのそれぞれの両側縁に接着剤を
    塗布した耳片が設けられ、底壁板とその両側の耳片とに
    亘ってこれらを分割する破断線が施された外装板と、一
    対の隔壁板が対面して分離自在に接着され、各隔壁板の
    両側縁に側片が設けられ、互い隣接する側片を相反する
    方向に屈折させた中仕切体とから成り、該外装板の底壁
    板の破断線に両隔壁板の下縁を一致させると共に該底壁
    板の両耳片を両隔壁板の側片に接着して中仕切体を起立
    させ、外装板の両側壁板を屈折させて起立させると共に
    両側壁板の各耳片を中仕切体の各側片に接着させ、外装
    板の両蓋片を互いに対面する側に屈折させて両蓋片の各
    耳片を中仕切体の各側片に接着して閉蓋された包装箱に
    おいて、前記包装箱の各側片及び両側壁板とその両側縁
    の各耳片とに亘る下縁に沿って易破断部を設け、両隔壁
    板と各側片との折り目にその下縁側から易破断部に至る
    切れ込みを設け、易破断部と切れ込みとの交差位置から
    易破断部に沿って該切れ込みに連続して切り込み形成さ
    れた破断開始部を設けたことを特徴とする小分け包装
    箱。
JP1989059141U 1989-05-24 1989-05-24 小分け包装箱 Expired - Fee Related JPH0747310Y2 (ja)

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