JP3472129B2 - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JP3472129B2
JP3472129B2 JP09896198A JP9896198A JP3472129B2 JP 3472129 B2 JP3472129 B2 JP 3472129B2 JP 09896198 A JP09896198 A JP 09896198A JP 9896198 A JP9896198 A JP 9896198A JP 3472129 B2 JP3472129 B2 JP 3472129B2
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packaging box
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英文 仁木
康志 中谷
昌義 大谷
崇 小林
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Rengo Co Ltd
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Rengo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、商品の輸送用包
装に使用すると共に、店頭で一部を切り取って商品を露
出させた状態で積み上げることにより大量陳列するため
の包装箱に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、この種の包装箱として、実開
平7−31620号公報に記載されたものが知られてい
る。この包装箱では、図6に示すように、一方の側壁5
0が各端壁51から延出した側板50a、50bを繋ぎ
合わせて形成され、これらのうち一方の側板50aから
延びる仕切壁52の先端部が他方の側壁50に固定され
ている。そして、陳列に際し、他方の側壁50と天壁5
3の一部を切り取って開口させた状態で積み上げると、
上段側の包装箱は、天壁53の残存部分と仕切壁52と
で受架される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記包
装箱では、陳列用開封状態において、側壁50の開口部
が仕切壁52で分割され、視覚的に煩わしい印象を与え
るほか、両側壁50、50を開口させて陳列することも
できない。 【0004】また、開口部を大きくすると天壁53の残
存面積が小さくなり、この下に支持構造がないため、積
上状態が不安定になる。 【0005】そこで、この発明は、陳列時における商品
の視認性に優れ、安定して積み上げることができる包装
箱を提供しようとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、底壁、天壁並びに各一対の側壁及び端
壁と、箱内を2分する仕切壁とから成り、前記天壁を、
端壁から延出した蓋フラップに、側壁から延出した蓋板
を重ね合わせた構成とし、前記側壁及び天壁を開口させ
る切取手段を備えた包装箱において、前記一方の端壁
を、各側壁から延出した端板を繋ぎ合わせて形成すると
共に、この端壁側の蓋フラップを、各端板の上端縁から
延出した蓋フラップ片を繋ぎ合わせて形成し、前記切取
手段として、各一対の側壁及び端壁を巡る切離帯と、こ
の切離帯を起点として各側壁の両側部を上方へ延び、側
壁と蓋板との稜線の両端に至る断続切目線とを設け、前
記仕切壁を一方の端板から延出してその先端部を前記切
離帯の上側で他方の端壁に固定したのである。 【0007】この包装箱に収納された商品を大量陳列す
る際には、切離帯の断続切目線に挟まれた部分を切断
し、次いで断続切目線を切断して、側壁の上部と蓋板と
を除去する。この除去は、両方の側壁及び蓋板について
可能である。 【0008】このように開口させた包装箱を積み上げ、
最上段となる包装箱については、切離帯の残りの部分を
切断し、その上方に位置する端壁、蓋フラップ及び側壁
の残存部と、仕切壁とを除去することにより、トレー状
態とする。 【0009】上記のように大量陳列すると、最上段の包
装箱では商品を全方向から視認でき、その下方の包装箱
でも、側壁の開口部が仕切壁で分断されることがなく、
また両側壁を開口させることができるので、商品を広い
角度からすっきりと見せることができる。 【0010】また、最上段以外の包装箱には蓋フラップ
が切断されることなく残存し、その下面が仕切壁に当接
して受架されるので、上段側の包装箱が広い面積で受圧
され、確実に支持される。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図5に基づいて説明する。図1に示す段ボール製
ブランクにおいて、一対の側壁1、1が端壁2を介して
連結されている。一方の側壁1の外側縁には端板2a及
び仕切壁3が順次連設され、他方の側壁1の外側縁には
端板2bが連設されている。各側壁1の上端縁には蓋板
4が、下端縁には底板5がそれぞれ連設され、端壁2の
上端縁には蓋フラップ6が、下端縁には底フラップ7が
連設されている。端板2aの上端縁には蓋フラップ片6
aが、下端縁には底フラップ片7aが連設され、端板2
bの上端縁には蓋フラップ片6bが、下端縁には底フラ
ップ片7bが連設されている。 【0012】また、上記ブランクには、側壁1、1、端
壁2、端板2a、2b及び仕切壁3に亘って横一列に延
びる切離帯8と、この切離帯8を起点として各側壁1の
両側部を上方へ延び、側壁1と蓋板4との稜線の両端に
至るジッパ状の断続切目線9とが設けられている。切離
帯8には、各側壁1の一方の断続切目線9との交点に摘
み部8aが、他方の断続切目線9との交点に切終線8b
が形成され、端壁2の中央部及び端板2a、2bの外側
部にも摘み部8aが形成されている。そして、切離帯8
の上方において、仕切壁3の先端縁には糊代片3aが設
けられている。 【0013】上記ブランクからの包装箱の組立過程を図
2に、包装状態を図3に示す。その組立に際しては、側
壁1、1が対向するように折り曲げると共に、端壁2と
端板2a、2bとが対向するように折り曲げ、また、仕
切壁3を端壁2へ向けて折り曲げ、糊代片3aを切離帯
8の上側で端壁2に貼着する。 【0014】そして、端板2a、2b、蓋フラップ片6
a、6b、底フラップ片7a、7bをぞれぞれ繋ぎ合わ
せ、上記端壁2、蓋フラップ6及び底フラップ7と対を
なす端壁2、蓋フラップ6及び底フラップ7を形成す
る。次いで、底フラップ7に底板5を重ね合わせて底壁
10を形成し、商品を内部に収納した後、蓋フラップ6
に蓋板4を重ね合わせて天壁11を形成する。 【0015】このように包装された商品を大量陳列する
際には、摘み部8aを引いて切離帯8を側壁1の摘み部
8aから切終線8bまで切断し、次いで断続切目線9を
切断して、図4に示すように、側壁1の上部と蓋板4と
を除去する。この除去は、両方の側壁1、1及び蓋板
4、4について行う。 【0016】そして、上記のように開口させた包装箱を
積み上げ、最上段となる包装箱については、端壁2の摘
み部8aを引いて切離帯8の残りの部分を切断し、その
上方に位置する端壁2、蓋フラップ6及び側壁1の残存
部と、仕切壁3とを、図5に示すように除去することに
より、トレー状態とする。 【0017】上記のように大量陳列すると、最上段の包
装箱では商品を全方向から視認でき、その下方の包装箱
でも、側壁1の開口部が仕切壁3で分断されることがな
く、また両側壁1、1を開口させることができるので、
商品を広い角度からすっきりと見せることができる。 【0018】また、最上段以外の包装箱には蓋フラップ
6が切断されることなく残存し、その下面が強度に優れ
たL字構造の仕切壁3に当接して受架され、上段側の包
装箱が広い面積で受圧されるので、少々ずれても崩れる
ことがない。 【0019】そのほか、この包装箱は、段ボール工場の
一般の機械で製造でき、包装箱の使用業者における組み
立てに際しても、通常の製函機械で対応できる。 【0020】 【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る包
装箱は、積み上げて商品を大量陳列する際、最上段の包
装箱をトレー状にすることができるほか、その下方の包
装箱も両側壁を仕切りなく開口させることができるの
で、商品を視認性よく陳列でき、消費者に訴求力のある
陳列とすることができる。 【0021】また、最上段以外の包装箱には蓋フラップ
が切断されることなく残存し、その下面が仕切壁に当接
して受架されるので、安定して積み上げることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明に係る包装箱のブランクを示す図 【図2】同上の組立過程を示す斜視図 【図3】同上の包装状態を示す斜視図 【図4】同上の陳列用開封状態の第1段階を示す斜視図 【図5】同上の陳列用開封状態の第2段階を示す斜視図 【図6】従来の包装箱の陳列用開封状態を示す斜視図 【符号の説明】 1 側壁 2 端壁 2a、2b 端板 3 仕切壁 3a 貼着片 4 蓋板 6 蓋フラップ 6a、6b 蓋フラップ片 8 切離帯 9 断続切目線 10 底壁 11 天壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 崇 川口市領家5丁目14番8号 レンゴー株 式会社包装技術センター内 (56)参考文献 実開 昭59−178222(JP,U) 実開 昭57−13431(JP,U) 実公 平6−13064(JP,Y2) 実用新案登録2581658(JP,Y2) 登録実用新案3046950(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 5/52 B65D 5/54 301 B65D 21/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 底壁10、天壁11並びに各一対の側壁
    1及び端壁2と、箱内を2分する仕切壁3とから成り、
    前記天壁11を、端壁2から延出した蓋フラップ6に、
    側壁1から延出した蓋板4を重ね合わせた構成とし、前
    記側壁1及び天壁11を開口させる切取手段を備えた包
    装箱において、 前記一方の端壁2を、各側壁1から延出した端板2a,
    2bを繋ぎ合わせて形成すると共に、この端壁側の蓋フ
    ラップ6を、各端板2a,2bの上端縁から延出した蓋
    フラップ片6a,6bを繋ぎ合わせて形成し、前記切取
    手段として、各一対の側壁1及び端壁2を巡る切離帯8
    と、この切離帯8を起点として各側壁1の両側部を上方
    へ延び、側壁1と蓋板4との稜線の両端に至る断続切目
    線9とを設け、前記仕切壁3を端板2a,2bの一方か
    ら延出してその先端部を前記切離帯8の上側で他方の端
    壁2に固定したことを特徴とする包装箱。
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