JPH055143Y2 - - Google Patents

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JPH055143Y2
JPH055143Y2 JP1492088U JP1492088U JPH055143Y2 JP H055143 Y2 JPH055143 Y2 JP H055143Y2 JP 1492088 U JP1492088 U JP 1492088U JP 1492088 U JP1492088 U JP 1492088U JP H055143 Y2 JPH055143 Y2 JP H055143Y2
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wall
end wall
folding piece
packaging box
piece
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、複数の単位包装箱を連結した状態
でその頂壁等を引裂いて陳列形態とすることがで
き、また必要に応じて分割できる連結包装箱に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の連結包装箱の一例として、第12
図及び第13図に示すように、底壁上面に側壁3
1を起立させ、この側壁31の上縁に頂壁32を
形成し、底壁の両端縁に下端壁33をまた頂壁3
2の両端縁に上端壁34をそれぞれ連設し、各側
壁31の両端縁に折込片35を突設した単位包装
箱Aを2個並べ側壁31を重合させ一方の上端壁
34及び下端壁33に延長連設した連結片36を
交互に相手に貼着してなるものがあり、分割する
際には刃物等で連結片36を切断していた。
またこのほかに、重合する側壁を接着剤で直接
接合して2個の単位包装箱を連結するものや、一
枚の底板上に複数のトレイ状包装箱を逆向きにし
て並べ接合してなるもの等が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、この従来の連結包装箱は、店頭にお
いて、単位包装箱を連結した状態で陳列して商品
を見せる場合、頂壁を切り開いても単位包装箱の
連結部に折込片が残り収納商品がよく見えない問
題点があつた。またこの折込片を切り除くのにか
なり手間取り刃物等を用いると刃物の先で収納商
品を傷付けることがある等の問題点があつた。
この考案は、従来の連結包装箱のこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、所要に破断線を設け刃物を使うこと
なしに容易に且つ美しく頂壁、上端壁及び単位包
装箱連結部の折込片の一部を取り除いて収納商品
がよく見える陳列に適した形態にでき、また必要
に応じて単位包装箱にも分割できる連結包装箱を
提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案における
連結包装箱は、重合した側壁に連なる折込片に上
端壁の外縁に沿つた破断線を設け、頂壁に両端縁
に至る2本の頂部開口用破断線を所要間隔あけて
設け、2本の頂部開口用破断線のうち一方の頂部
開口用破断線を重合した側壁の上端位置に設け、
他方の頂部開口用破断線を上端壁の端部に達する
ように設け、上記折込片と上端壁又は下端壁との
重合部に前記折込片に達する指掛部を形成したも
のである。
〔作用〕
この考案は、指掛部に指先を突入させて上端壁
と共にこれに重合している折込片を引張ると各破
断線が引裂かれて頂部、上端壁及び折込片の所要
部分が取除かれ商品を収納したまま陳列に適した
形態とすることができる。
〔実施例〕
第1図〜第4図は、この考案の第1実施例を示
すものである。この連結包装箱は、2個の単位包
装箱Aからなるもので、各単位包装箱Aは段ボー
ル等の厚紙製抜ブランクB(第3図参照)から形
成されている。
抜ブランクBは方形状底壁1の両側縁に縦折目
線2を介して側壁3が連設され、一方の側壁3の
側縁に縦折目線4を介して底壁1と同形の頂壁5
が連設され、頂壁5の側縁に縦折目線6を介して
小幅ののり代7が連設され、底壁1の両端縁に横
折目線8を介して下端壁9が連設され、頂壁5の
両端縁に横折目線8を介して上端壁10が連設さ
れ、各側壁3の両端縁に横折目線8を介して折込
片11が連設されている。
またのり代7が貼着される一方の側壁3の内側
面には、略中央部に縦折目線2に平行にカツトテ
ープ13が折込片11まで延長して設けられ、カ
ツトテープ13上にI字形切込口14が設けられ
ている。
頂壁5には、縦折目線4上にミシン目状破断線
15が刻設され、これと反対側には中央部で縦折
目線6に至るくの字形のミシン目状破断線16が
刻設されこの破断線16は上端壁10の自由端ま
で延長して刻設されている。
対の下端壁9の一方のものには、縦折目線2を
延長して設けたミシン目17を介して台形状連結
片12が突設され、他方の下端壁9には連結片1
2と同形の台形状切除部18が設けられている。
上端壁10の自由端には指掛部となる小さい半
円形状切欠き19が設けられている。カツトテー
プ13が存在しない側壁3に連なる折込片11に
は、縦折目線4と横折目線8との交点を起点とし
一端が横折目線8上に沿つて頂壁5に達すると共
に他端が自由端にいたるL字形のミシン目状破断
線20が刻設されており、組立状態で切欠き19
と重なる位置には半円形状指掛切目21が設けら
れている。
カツトテープ13が存在する側壁3に連なる折
込片11には箱体形成時頂壁5に近い自由端部の
コーナに大きな方形状切除部22が設けられてお
り、上端壁切取後の端面の開口を大きくしてい
る。
なお、前記連結包装箱において、頂壁5に刻設
した一方の破断線16をくの字形にしてあるた
め、両コーナに切残し部があつて箱体強度を維持
し、運搬保管時積重ねた際の荷重により不用意に
破断線が破れることが防止できると共に店頭で陳
列時頂壁が取除かれた状態で商品が保護できる利
点がある。
また、連結片は、下端壁に限定するものではな
く上端壁に設けることもできる。
この連結包装箱を作成する場合には、展開形抜
ブランクBを各縦折目線から屈曲させのり代7を
カツトテープ13のある側壁3の外面に貼着し、
各折込片11を折込みこれに下端壁9及び上端壁
10を折の重ね接着すると単位包装箱Aが出来上
がる。この際連結片12は下端壁9から突出した
状態である。
2個の単位包装箱Aは、カツトテープ13の存
在しない側壁3同志を重ね合せると丁度連結片1
2が互い違いとなり、この連結片12を切除部1
8に嵌め合せるように相手方の折込片11にそれ
ぞれ貼着すると連結包装箱となる。
なお、商品は単位包装箱作成時適宜収納され
る。
連結包装箱を店頭等において陳列する場合は、
第4図に示すように、指掛部となる切欠き19及
びその内側に位置する指掛切目21を利用すると
よく、切欠き19より指先を挿入し指掛切目21
を突破つて指先を入れ上方に力を加えると、折込
片11のL字形破断線20から折込片11がまた
破断線16から上端壁10が破断されると共に引
続いて破断線15及び破断線16が引裂かれて頂
壁5が取除かれ収納商品の上半分がそのままの姿
で露出される。
なお、切欠き19と指掛切目21とが重合して
いるため突入させた指先で上端壁10と折込片1
1とが同時に破り取ることができる。
また左右両端には、側壁3及び上端壁10の切
残し部とこれに重合している折込片、頂壁5の切
残し部からなる箱形壁部が残つているが、これを
除去したい時は切込口14からカツトテープ13
を引張つて不要部分の側壁3を破断するとよい。
更に必要に応じてミシン目17を引裂くと2個
の単位包装箱Aに分割することができる。
第5図〜第7図は、この考案の第2実施例を示
し、重合する側壁3をホツトメルト接着剤23で
接合して2個の単位包装箱Aが連結されてなるも
のである。
単位包装箱Aは、各側壁3の内側面にカツトテ
ープ13がそれぞれに設けられ、下端壁9の自由
端に指掛用の半円形状切欠き19が設けられ、折
込片11には、この切欠き19と重なる位置に半
円形状指掛切目21が刻設されている。
第8図〜第11図は、この考案の第3実施例を
示し、広い一個の底壁1の上に複数のトレイ状単
位包装箱Aが逆向きに載置されのり代24を利用
しホツトメルト接着剤23で接合されてなるもの
である。
底壁1には両端縁にミシン目25を介して下端
壁9が連設され、中央部即ち各単位包装箱Aの接
合線に対応する位置に二条の破断線26が下端壁
9まで延長して設けられている。
単位包装箱Aは、対の側壁3の上縁に頂壁5が
連設され、頂壁5の両端縁に上端壁10が連設さ
れ、各側壁3の両端縁に折込片11が連設される
と共に下縁にのり代24が連設されており、各折
込片11には重合する端壁の外縁に沿つて正面略
L字形の破断線20が刻設されると共に側壁3の
上端に頂部開口用破断線15が刻設されている。
更に上端壁10の下端中央には折込片に達する
指掛用の半円形状切欠き19が設けられ、折込片
11には切欠き19と重なる位置に1/4円形状指
掛切目21がそれぞれ設けられている。
この第3実施例においては、切欠き19及び指
掛切目21に指先を突入させ力を加えて引上げ各
破断線を引裂いて(第11図参照)頂壁を切り開
いて陳列に供し、また必要に応じて破断線26を
引張つて底壁を破断すると2個の単位包装箱Aに
分割させることができる。
なお、この第3実施例においては、底壁上に3
個以上のトレイ状包装箱を接合することもでき
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように、この考案に係る連結包装箱
は、頂壁、上端壁及び折込片に所要の破断線を設
けると共に端壁面を形成する上端壁又は下端壁及
びこれに重合する折込片に指掛部を設けてあり、
店頭において、指掛部に指先を突入させここから
破断線を引裂くだけで容易に且つ美しく頂壁、上
端壁及び折込片の要部が取除かれて収納商品を露
出できて陳列に適した形態となり、また必要に応
じて単位包装箱に分割できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の第1実施例を示す分解斜
視図、第2図は同上の端面図、第3図はその単位
包装箱の展開図、第4図は同上の開口手順を示す
説明図、第5図はこの考案の第2実施例を示す分
解斜視図、第6図及び第7図は同上の単位包装箱
の展開図及び開口手順を示す説明図、第8図はこ
の考案の第3実施例を示す分解斜視図、第9図及
び第10図は同上の底壁の展開図及び単位包装箱
の展開図、第11図は同上の開口手順を示す説明
図である。また第12図及び第13図は従来例を
示す斜視図及びその単位包装箱を示す斜視図であ
る。 1……底壁、3,31……側壁、5,32……
頂壁、9,33……下端壁、10,34……上端
壁、11,35……折込片、15,16,20…
…破断線、19……切欠き、21……指掛切目、
A……単位包装箱。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 底壁上に対の側壁を起立させ、この側壁の上
    縁に頂壁を形成し、底壁の両端縁に下端壁を、
    頂壁の両端縁に上端壁を、また両側壁の両端縁
    に折込片をそれぞれ連設し、各折込片に上下の
    端壁を固着した単位包装箱を形成し、各単位包
    装箱の側壁を重合させて複数個並べ所要の接合
    手段で連結した連結包装箱において、重合した
    側壁に連なる折込片に上端壁の外縁に沿つた破
    断線を設け、頂壁に両端縁に至る2本の頂部開
    口用破断線を所要間隔あけて設け、2本の頂部
    開口用破断線のうち一方の頂部開口用破断線を
    重合した側壁の上端位置に設け、他方の頂部開
    口用破断線を対向する上端壁の端部に達するよ
    うに設け、上記折込片と上端壁又は下端壁との
    重合部に前記折込片に達する指掛部を形成した
    ことを特徴とする連結包装箱。 (2) 対の側壁の上縁に頂壁を連設し、頂壁の両端
    縁に上端壁を連設し、各側壁の両端縁に折込片
    を連設し、かつ各側壁の下縁にのり代を連設
    し、前記各折込片に上端壁を固着して下面が開
    口する単位包装箱を形成し、一個の底壁の上
    に、複数個の単位包装箱を側壁が重合するよう
    に並べて底壁と前記のり代とを固着し、前記底
    壁の両端縁に、各単位包装箱の折込片の下部に
    固着する下端壁を形成し、この底壁と下端壁
    に、各単位包装箱の接合線に対応する破断線を
    連続して設けた連結包装箱において、重合した
    側壁に連なる折込片に上端壁の外縁に沿つた破
    断線を設け、頂壁に両端縁に至る2本の頂部開
    口用破断線を所要間隔あけて設け、2本の頂部
    開口用破断線のうち一方の頂部開口用破断線を
    重合した側壁の上端位置に設け、他方の頂部開
    口用破断線を上端壁の端部に達するように設
    け、上記折込片と上端壁又は下端壁との重合部
    に前記折込片に達する指掛部を形成したことを
    特徴とする連結包装箱。
JP1492088U 1987-09-22 1988-02-03 Expired - Lifetime JPH055143Y2 (ja)

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JP14455887 1987-09-22
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JPH01116128U JPH01116128U (ja) 1989-08-04
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JP2013018506A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Nippon Tokan Package Kk 梱包装置および梱包方法
JP6811527B2 (ja) * 2015-11-20 2021-01-13 株式会社トーモク 包装箱
JP7272311B2 (ja) * 2020-04-22 2023-05-12 王子ホールディングス株式会社 収容箱

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