JP3186500U - 梱包箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】対向する一対の第1側板と、対向する第2側板とを底板の四周辺からそれぞれ折り上げてなる箱本体と、上向きに開放された前記箱本体に上方から被せられて連結される上蓋とからなる梱包箱において、上蓋を取り除いて開封した際に、箱本体からの品物の取り出しを容易にするとともに、複数個の箱本体を平面スペース少なく並べて店頭展示することができる梱包箱を提供する。
【解決手段】箱本体1における第1側板4の両端部に側部フラップ6bを連設するとともに、内折りした側部フラップ6bに箱本体1における第2側板5を外側から重ねて接着連結し、第1側板4の上端にミシン目fを介して内フラップ7を連設するとともに、内折りした内フラップ7に上蓋2を上方から重ねて接着連結してある。
【選択図】図5

Description

本考案は、段ボール紙あるいは厚紙を折り上げて構成する梱包箱に関する。
上記梱包箱としては、底板の四周辺から側板を立ち上げてなる上方開放の箱本体に上蓋を被せ、上蓋の両端部から折り下げた側面フラップを、箱本体の対向する一対の側板の上端部に外側から重ねて接着固定し、また、側面フラップの接着を剥がして上蓋を取り外すことで、箱本体を開封するよう構成したものが知られている(例えば特許文献1参照)。
実開昭54−97340号公報
上記構成の梱包箱においては、底板の四周辺から立ち上げた側板のうち、上蓋が貼着連結されない側板の上端に内フラップを連設し、内折りした内フラップの上に上蓋を重ねることで、この側板の上端と上蓋との間の封止機能が高められるとともに、内フラップのリブ機能によって側板の剛性が高められている。
上記構成においては、上蓋を剥がし取って箱本体を開封した状態では、対向する一対の側板の上端に内フラップが露出することになり、箱本体に収容した品物を取り出す際に内フラップが邪魔になりやすく、内フラップに邪魔されることなく品物の取り出しを行うには、内フラップを外側に折り返しておく煩わしさがあった。
また、特許文献1に示された梱包箱は、対向する2組の側板が同じ高さに構成されているので、品物が縦姿勢で並べて収納されているような場合には、取り出さないと品物の種類を判別することができないものであり、開封した箱本体をそのままで店頭展示することが困難であった。
このような場合、前方の側板の上半部をカッタ−ナイフなどで切り取って、収納した品物が前方から見やすい状態にて店頭展示することが一般的に行われている。
上記のように店頭展示するにしても、品物の取り出しの邪魔になる内フラップは外側に折り返しておくことが望ましく、複数個の箱本体を並べて店頭展示する場合には、内フラップの外側へ折返すための間隔を空けて箱本体を並べる必要があり、その分、複数個の箱本体を並列展示するための平面スペースが大きくなるものであった。
本考案は、このような実情に着目してなされたものであって、上蓋を取り外す開封操作によって内フラップをも取り除くようにして、開封した箱本体からの品物の取り出しを容易にするとともに、複数個の箱本体を平面スペース少なく並べて店頭展示することができる梱包箱を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案では次のように構成している。
(1)本考案は、対向する一対の第1側板と、対向する一対の第2側板とを底板の四周辺からそれぞれ折り上げてなる箱本体と、上向きに開放された前記箱本体に上方から被せられて連結される上蓋とからなる梱包箱において、前記箱本体における前記第1側板の両端部に側部フラップを連設するとともに、内折りした前記側部フラップに前記第2側板を外側から重ねて接着連結し、前記第1側板の上端にミシン目を介して内フラップを連設するとともに、内折りした前記内フラップに前記上蓋を上方から重ねて接着連結するよう構成してある、ことを特徴とする。
この構成によると、上蓋をめくり取って開封すると、上蓋の端部に貼着連結された内フラップがミシン目で切り裂かれて側板から切り離され、上蓋と一体に取り除かれる。
従って、開封された箱本体の開口部には内フラップがなく、収納した品物を取り出す際に内フラップを外側に折り返すような手間は必要なくなる。
また、開封した複数個の箱本体を並べて店頭展示するような場合、外側に折り返す内フラップの無い箱本体は、互いの側板同士を密着させて並べることができ、展示のための平面スペースが最少限度で済む。
(2)本考案の好ましい実施態様では、
前記第2側板を第1側板より低く構成するとともに、前記側部フラップに下半フラップ部と上半フラップ部とを形成し、前記第2側板を前記下半フラップ部に重ねて貼着連結し、前記上蓋の端部に連設された側板部を前記上半フラップ部に重ねて貼着連結するよう構成してある。
この構成によると、上蓋をめくり取る開封操作を行うと、背の低い第2側板の上方に在った上蓋側板部が無くなることで、第2側板の上方に、箱内に臨む空間が形成されることになる。従って、この第2側板の在る側を前方にして店頭展示することで、品物を容易に目視できるとともに、品物を内フラップに邪魔されることなく取り出すことが可能な展示状態を得ることができる。
(3)本考案の他の実施態様においては、前記内フラップ及び上蓋に、めくり取り誘起用の折り線を形成してある。
この構成によると、、上蓋及びこれに貼着連結された内フラップは折り線において容易に上方に折り曲げることができ、この折り曲げによって内フラップのミシン目に切り裂き応力が効率よく伝達し、上蓋のめくり上げに伴って内フラップをミシン目に沿って円滑かつ確実に切り裂いてゆくことができる。
(4)本考案の他の実施態様においては、前記側部フラップにおける上半フラップ部を、ミシン目を介して第1側板に連設するとともに、側部フラップにおける上半フラップ部と下半フラップ部との間にミシン目を設けてある。
この構成によると、上蓋をめくり取り除去する際に、上蓋の側板部と側部フラップにおける上半フラップ部との接着が剥がれ、上半フラップ部が残されることになっても、この上半フラップ部を手指で摘んで2つのミシン目に沿って切り裂き操作することで、上半フラップ部を第1側板及び下半フラップ部から、カッターナイフなどの工具を要することなく簡単容易に切り離し除去することができる。
このように、上半フラップ部を取り除くと、第2側板の上に第2側板の横幅いっぱいの大きい開口が形成されることになって、収納した品物が一層見やすいものとなり、店頭展示に好適な状態となる。また、残存した上半フラップには、上蓋側板部の接着跡が露出しているので、展示した場合の見栄えを低下させるおそれもあるが、上半フラップを取り除くことでこのような不具合もなくなる。
(5)本考案の他の実施態様においては、一対の前記第1側板の一方に前記内フラップを連設し、組上げた2個の箱本体を、内フラップを備えた第1側板がそれぞれ外端に位置する姿勢で並列し、並列した箱本体に前記蓋体を被せて連結するよう構成してある。
この構成によると、並べた2個の箱本体を共通の上蓋で連結して一体化することができ、個々の箱本体ごとに上蓋を被せて連結する場合に比べて、梱包作業を効率よく行うことができる。また、箱本体を2個単位で梱包して取り扱うので、多数個の箱本体を梱包して、運搬、管理する場合の取扱い性が向上する。
(6)本考案の他の実施態様においては、前記上蓋における内面に、並列した箱本体の境界に沿うカットテープを備えるとともに、上蓋における側板部に、前記カットテープを挟むように切り裂き誘導用の切込みを形成してある。
この構成によると、上蓋側板部における両切込みの間を摘み上げて、カットテープを含む小幅の帯状部をテープ長手方向にめくり取ってゆくことで、カットテープの誘導作用によって上蓋を両箱本体の境界に沿って正しく引き裂き分断することができ、2個の箱本体を容易に分離することができる。
(7)本考案の他の実施態様においては、並列配置する2個の箱本体を同一の寸法仕様に構成してある。
この構成によると、並列方向に勝手違いに並べられる2個の箱本体を、同一の素材で組上げることができ、素材打ち抜き加工用の金型を一種類で済ますことができ、素材加工コストの節減に有効となる。
このように、本考案によれば、上蓋を取り外す開封操作によって内フラップをも取り除くようにして、開封した箱本体からの品物の取り出しを容易にするとともに、複数個の箱本体を平面スペース少なく並べて店頭展示することができる梱包箱を提供することができる。
第1例における箱本体の素材を示す展開平面図である。 第1例における蓋体の展開平面図である。 箱本体の組上げ工程を示す斜視図である。 品物収容工程の斜視図である。 梱包工程の分解斜視図である。 梱包された梱包箱の斜視図である。 箱本体の分離工程を示す斜視図である。 分離された箱本体の斜視図である。 開封工程の斜視図である。 開封工程の斜視図である。 開封された箱本体の斜視図である。 展示状態を示す斜視図である。 第2例における箱本体の素材を示す展開平面図である。 第2例における蓋体の展開平面図である。 梱包工程の分解斜視図である。 梱包された梱包箱の斜視図である。 開封工程の斜視図である。 開封された箱本体の斜視図である。 展示状態を示す斜視図である。 他の実施例における素材の展開平面図である。 他の実施例における箱本体の組上げ工程を示す斜視図である。 上蓋めくり上げ構造の他の実施例を示す斜視図である。
以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態によって本考案が限定されるものではない。
〔第1例〕
図1〜図12に、本考案に係る梱包箱Aの第1例が示されている。
図6に示すように、この梱包箱Aは、並べた2個の箱本体1を、上方から被せた蓋体2で連結したものであり、2個の箱本体1を一体化した状態で運搬、保管、等を行い、ユーザー先で2個の箱本体1に分離して開封するようになっている。なお、以降において、説明の便宜上、箱本体1の並列方向を左右方向、これと直交する水平方向を前後方向と呼称する。
図1に、各箱本体1が組上げられる箱素材の展開した平面図が示されている。なお、各箱本体1は左右勝手違いの姿勢に並べられて、後述のように一個の梱包箱Aに組上げられるが、前後には対称であるので、各箱本体1の箱素材としては同一のものを使用することができる。
図1に示すように、この箱素材は、段ボール紙を型抜きして形成されたものであって、底板3の対向する左右の二辺(長辺)に背の高い第1側板4が、型押し形成された折り線aを介して連設されるとともに、底板3の対向する前後の二辺(短辺)に背の低い第2側板5が、型押し形成された折り線bを介して連設されている。
第1側板4の両前後の端辺には、側部フラップ6が連設されるとともに、この側部フラップ6は、幅広に形成された下半フラップ部6aと、幅狭に形成された上半フラップ部6bとで構成されている。
そして、下半フラップ部6aは、型押し形成された折り線cを介して第1側板4に連設されるとともに、幅狭の上半フラップ部6bは、への字形の切り込みを一列状に断続形成したミシン目dを介して第1側板4に連設され、かつ、下半フラップ部6aと上半フラップ部6bとの間には同様なミシン目eが形成されている。また、第1側板4の上端辺には、ミシン目fを介して内フラップ7が連設されている。
上記のように構成された箱素材は、図3に示すように、側部フラップ6を内折りした状態で第1側板4を起立させ、次に、第2側板5を折り上げて側部フラップ6の下半フラップ部6aに外側から重複させ、塗布した接着剤、あるいは、両面テープなどの接着部sを介して第2側板5と下半部フラップ6aとを貼着連結する。これによって、上方が全面的に開放された箱本体1が組上げられる。
図4に示すように、組上げられた2つの箱本体1のそれぞれに所定数の品物wを、縦姿勢で前後に並べて収納する。
次に、図5に示すように、内フラップ7が左右外端に位置する左右勝手違いの姿勢で両箱本体1を並べるとともに、左右の内フラップ7を内折りして、両箱本体1の上部開口を塞ぐように共通の上蓋2を被せて以下のように接着固定する。
図2に、前記上蓋7の展開した平面図が示されている。この上蓋2は、並べられた両箱本体1の上部開口に相当する大きさに形成された主部2aの前後両端に、型押し形成された折り線gを介して側板部2bを連設して形成されている。
そして、折り下げた側板部2bを、並列した両箱本体1における側部フラップ6の上半部6bに外側から重ねて、接着剤、あるいは、両面テープなどの接着部sを介して貼着連結する。また、これと同時に、被せた上蓋2における主部2aの左右側端部を内折りした内フラップ7に上方から重ねて接着部sを介して貼着連結する。
これによって、梱包処理は終了し、図6に示すように、上蓋2を介して両箱本体1を一体化した梱包箱Aが組み上がり、この状態で運搬、保管され、販売店などのユーザーに供給される。
ユーザー側においては、2個の箱本体1を分離及び開封して、箱ごと展示することができるようになっている。
すなわち、上蓋2における内面の左右中心に沿って、丈夫な樹脂シート材からなる幅数mmのカットテープ8が貼着装備されるとともに、上蓋2における前後の側板部2bの外端近傍には、カットテープ8を挟むように断続的な2列の切込みhが形成されており、図7に示すように、左右の切込み線hの間を摘み上げて、カットテープ8を含む小幅の帯状部2cをテープ長手方向にめくり取ってゆくことで、カットテープ8の誘導機能によって、並列された箱本体1の境界に沿って上蓋2を左右に分断することができ、これによって、図8に示すように、2個の箱本体1を分離することができる。
また、上蓋2における両側板部2bの前後の端部には、左右一対づつの指掛け部9が切り込み形成されており、図9に示すように、前方の指掛け部9を指先で押し込んで指を掛け、側板部2bの端部をめくり上げてゆくと、この側板部2bと側部フラップ6の上半部6bとの接着部位が剥離し、側板部2bだけがめくり上げられてゆく。
そして、図10に示すように、上蓋2における側板部2bのめくり上げが進行して主部2aの端部にまで及ぶと、主部2aに接着連結された内フラップ7のミシン目fでの切り裂きが開始され、上蓋2のめくり取りに伴って内フラップ7の切り裂きが進行する。
なお、上蓋2における主部2aの前後方向での端部近くには、左右方向沿って型押した折り線iが形成されるとともに、内フラップ7の端部近くにも、この折り線iに対応して折り線jが予め形成されており、これら折り線i,jを介して上蓋2の主部2a及び内フラップ7が上方に折り曲げ易くなっており、この折り曲げによってミシン目fの始端部へ切り裂き応力(剪断応力)が効率よく作用し、ミシン目fに沿った切り裂きが円滑に進行する。
そして、上蓋2のめくり取りが反対側の側板部2bにまで進行して上蓋2が取り除かれると、図11に示すように、箱本体1は、内フラップ7が無い状態で上方に全面的に開放されるとともに、前後の側面が上半部の多くが開放された状態となる。これによって、収納した品物wを上方からのみならず前方、あるいは、後方からも目視できる展示状態を得ることができるのである。
ここで、上蓋2を取り除いただけでは、箱本体1の前後面には側部フラップ6の上半フラップ部6bが露出しており、このままの状態で店頭展示しても特に差し障りはないが、上半フラップ部6bには接着部位の剥離跡s’が露出して見栄えが悪くなることがある。このような場合には、上半フラップ部6bを手指で摘んで、ミシン目d,eに沿って切り裂くことで、図12に示すように、上半フラップ部6bが取り除かれた見栄えの良い状態で店頭展示することができる。
図11、あるいは、図12に示される展示状態では、内フラップ7が取り除いてあるので、内フラップ7に邪魔されることなく品物wを上方に容易に取り出すことが可能となる。また、内フラップ7の無い箱本体1は、複数個を並列展示する場合、第1側板4同士を密着して並べることができ、並列展示のための平面スペースを最少限度に済ますことができる。
因みに、内フラップ7が残っている場合、内フラップ7を外側に折り返しておくことで品物wの取り出しを容易なものにすることができるが、これによると、複数の箱本体1を並べた際、並列した箱本体1の間に、外側に折り返した内フラップの収まる間隔を空ける必要があり、その分、多くの箱本体1を並べて展示する際に必要な平面スペースが大きくなってしまう。
〔第2例〕
図13〜図19に、本考案に係る梱包箱の第2例が示されている。
この例の梱包箱Aは、単一の箱本体1に蓋体2を被せて接着連結する基本構成は第1例と同様であり、第1例と共通の部位には第1例と同じ符号を付して、その説明は省略する。
単一の箱本体1を利用するこの例では、対向する第1側板4のそれぞれに内フラップ7が備えられて、被せた蓋体2における主部2aの左右側辺部に接着部sを介して接着連結される。また、この例では、蓋体2を左右に分断する必要がないので、第1例のカットテープ8や切込み9は不要となっている。
第1例と同様に、収納する品物wが扁平なものである場合には、図15に示すように、縦姿勢で前後に並べるとともに、左右2列に収納する。
品物wの収納が完了すると、上蓋2を箱本体1に被せて、折り下げた側板部2bを側部フラップ6の上半フラップ部6bに接着部sを介して貼着連結し、これによって、図16に示される梱包箱Aが組み上がる。
開封操作は、上記第1例と同様であり、図17に示すように、上蓋2における一方の側板部2aをその端部からめくり上げることで、左右の内フラップ7を貼着連結したままで上蓋2をめくり取り除去することになる。これによって、図18に示すように、上方が前面開放されるとともに、前後面における上半部の多くが開放された状態がもたらされる。
また、必要に応じて、残った側部フラップ6の上半フラップ部6bを切り裂き除去し、図19に示すように、箱本体1における前後面の上半部を大きく露出解放した見栄えの良い状態にして店頭展示などを行う。
〔他の実施例〕
本考案は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)上記第1例においては、並列配備する2個の箱本体1を同一寸法仕様のものに構成して、箱素材を共通のものとしているが、第2側板5の横幅を互いに異なったものにして、収納空間の横幅が異なった2個の箱本体1を上蓋2で一体連結する形態で実施することもできる。
(2)上記第1例の形態を発展させれば、3個以上の箱本体1を並列配備して、共通の上蓋で連結して実施することも可能である。この場合、並列方向での両端に位置する箱本体1における外側の第1側板4にのみ内フラップ7を備えることになり、中間の箱本体1には内フラップ7を備えない仕様になる。
(3)箱本体1を単体で使用して梱包する場合、図20,図21に示すように、一方の第1側板4の上端に内フラップ7を備え、他方の第1側板4の上端に、ミシン目kを介して上蓋2を連設する形態で実施することも可能である。これによると、梱包箱Aを構成する素材は1種類だけとなり、素材打ち抜き加工用の金型を一種類で済ますことができるとともに、箱本体1の上端開口を上蓋体2で塞ぐ際に、上蓋2の特別な位置決め手間が不要となり、組上げ作業性が高いものとなる。
(4)上記実施例では、上蓋2のめくり取によって残された側部フラップ6の上半フラップ部6bを、別操作で引き裂き除去するようにしているが、例えば、図22に示すように、下半フラップ部6aと上半フラップ部6bの境界に設けるミシン目eの向きを傾斜させるとともに、上半フラップ部6bと側板部2bとの接着部sを極力ミシン目eの近くまで設けことによって、側板部2bのめくり取りに伴って、ミシン目eの始端部に引き裂き応力を集中させ、ミシン目e,dに沿って順次切り裂いて、上半フラップ部6bを側板部2bと一体に取り除くことも可能となる。
1 箱本体
2 蓋体
2a 主部
2b 側板部
3 底板
4 第1側板
5 第2側板
6 側部フラップ
6a 下半フラップ部
6b 上半フラップ部
7 内フラップ
8 カットテープ
9 切込み
d ミシン目
e ミシン目
f ミシン目
i 折り線
j 折り線

Claims (7)

  1. 対向する一対の第1側板と、対向する一対の第2側板とを、底板の四周辺からそれぞれ折り上げてなる箱本体と、上向きに開放された前記箱本体に上方から被せられて連結される上蓋とからなる梱包箱において、
    前記箱本体における前記第1側板の両端部に側部フラップを連設するとともに、内折りした前記側部フラップに前記第2側板を外側から重ねて接着連結し、
    前記第1側板の上端にミシン目を介して内フラップを連設するとともに、内折りした前記内フラップに前記上蓋を上方から重ねて接着連結するよう構成してある、
    ことを特徴とする梱包箱。
  2. 前記第2側板を前記第1側板より低く構成するとともに、
    前記第1側板の両端部の前記側部フラップを下半フラップ部と上半フラップ部とで形成し、
    前記第2側板を前記下半フラップ部に重ねて貼着連結し、前記上蓋の端部に連設された側板部を前記上半フラップ部に重ねて貼着連結するよう構成してある、
    請求項1に記載の梱包箱。
  3. 前記内フラップ及び前記上蓋に、めくり取り誘起用の折り線を形成してある、
    請求項1または2に記載の梱包箱。
  4. 前記側部フラップにおける前記上半フラップ部を、ミシン目を介して前記第1側板に連設するとともに、前記側部フラップにおける上半フラップ部と下半フラップ部との間にミシン目を設けてある、
    請求項2または3に記載の梱包箱。
  5. 一対の前記第1側板の一方に前記内フラップを連設し、
    組上げた2個の箱本体を、内フラップを備えた第1側板がそれぞれ外端に位置する姿勢で並列し、
    並列した箱本体に前記蓋体を被せて連結するよう構成してある、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の梱包箱。
  6. 前記上蓋における内面に、並列した箱本体の境界に沿うカットテープを備えるとともに、上蓋における側板部に、前記カットテープを挟むように切り裂き誘導用の切込みを形成してある、
    請求項5に記載の梱包箱。
  7. 並列配置する2個の箱本体を同一の寸法仕様に構成してある、
    請求項5または6に記載の梱包箱。
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