JP7217923B2 - 製函前ボックス及び包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、製函前ボックス及び包装箱に関する。
従来より、包装箱の側面に周設されたジッパーと呼ばれる破断線により、包装箱の上部を取り除く機能を有する紙箱が利用されている。近年、スーパーやドラッグストアなどの小売店では、店員の手間を省くため、包装箱に商品を入れたまま包装箱の上部を取り除いた状態で売り場に陳列する方法が多用されている。
売り場に陳列する際には、包装箱に入れたままで商品がなるべく見えるように、特に商品の正面の破断線が底面に近い位置に設けられているものがある。
しかし、側面に破断線が設けられていると包装箱の強度が下がるため、このような包装箱を用いると、中に入れた商品の重み又は圧迫で側面が破断し易くなるという問題がある。中でも重量があるレトルト食品等を入れると、包装箱の下部に負荷がかかりやすく、流通過程で包装箱が破断線で破れてしまうことがある。
そこで、本発明は、側面に破断線が設けられていても強度に優れた包装箱を提供する。
本発明の製函前ボックスは、複数の側板部を組み立てて形成される筒体と、この筒体の一方の開口部を塞ぐ天板フラップと、前記筒体の他方の開口部を塞ぐ底板フラップとを備え、前記筒体にこの筒体の上部と下部とを分離する破断線が周状に設けられ、前記筒体の内側で前記破断線を覆うカバー片を有し、前記カバー片と前記側板部とが、前記破断線より天板フラップ側の領域でのみ接着されているか、又は前記破断線より底板フラップ側の領域でのみ接着されている。
本明細書において、「周状」とは、「筒体の中心線を取り囲む状態」を意味している。
この構成によれば、取り外しが容易なカバー片によって側板部に形成された破断線の周辺を補強することができる。
本発明の製函前ボックスの前記カバー片は、切断線を介して前記底板フラップに連接しており、前記カバー片が連接している前記底板フラップは、前記側板部の下辺で前記筒体の内側に向かって折り曲げられていてもよい。
この構成によれば、分離が容易なカバー片を有した製函前ボックスを容易に作製することができる。
本発明の製函前ボックスの前記カバー片が切断線を介して前記天板フラップに連接しており、前記カバー片が連接している前記天板フラップは、前記側板部の上辺で前記筒体の内側に向かって折り曲げられていてもよい。
この構成によれば、分離が容易なカバー片を有した製函前ボックスを容易に作製することができる。
本発明の製函前ボックスの前記底板フラップは、ワンタッチ底であってもよい。
この構成によれば、製函前ボックスから側板部にカバー片を設けた包装箱を簡便に組み立てることができる。
本発明の製函前ボックスの前記側板部の前記カバー片が重なっている領域に、破断線の一部を含む孔が形成されていてもよい。
この構成によれば、包装箱を密閉した状態で、ジッパーを開封する開け口を側板部に設けることができる。
本発明の包装箱は、上記いずれかの製函前ボックスを用いて形成されている。
この構成によれば、上記いずれかの作用を奏する。
本発明の製函前ボックス及び包装箱は、破断線を設けた側板部をカバー片で補強しつつ、包装箱を簡便に上部と下部とに容易に分離することができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る包装箱を示した斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るブランクシートを内表面から視た図である。 本発明の第1の実施形態に係るブランクシートを折り畳んで偏平に形成した製函前ボックスを示した正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る製函前ボックスの作成方法を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る包装箱の開封方法を示した斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る包装箱の開封方法を示した斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る包装箱が開封された状態を示した斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るブランクシートを内表面から視た図である。 本発明の第2の実施形態に係る製函前ボックスを一方の面から視た図である。 本発明の第2の実施形態に係る製函前ボックスを図9と反対側の面から視た図である。 本発明の第2の実施形態に係る包装箱を天板フラップを開けて示した斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るブランクシートの変形例を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明の製函前ボックス及び包装箱の実施形態について説明する。なお、以下の説明で用いる図の各部分の寸法は実際のものと同一とは限らず、適宜変更することができる。
また、本実施形態において、本発明の各部を上辺、下辺、側辺等と称することがあるが、これらは特に断りのない限り、底板フラップを下面としてブランクシート、製函前ボックス又は包装箱を視た場合の各部の相対的な位置関係を示すためのものであり、必ずしも包装箱の向き等を定めるものではない。
図1に示すように、第1の実施形態の包装箱X1は、筒体2を形成する複数の側板部3,4,5,6と、筒体2の一方の開口部7を塞ぐ天板フラップ8と、筒体2の他方の開口部9を塞ぐ第1底板フラップ10から第4底板フラップ13とを備えている。そして、図3に示す製函前ボックス1A及び図1に示す包装箱X1は、筒体2の上部30と下部40とを分離する破断線Kを筒体2の周方向(すなわち筒体2の内部を取り囲む側面板が連なる方向)に設けており、筒体2の内側に破断線Kの少なくとも一部を覆うカバー片14を有している。
図2は、図3に示す製函前ボックス1Aを展開したブランクシート1aを内表面から視た図である。図2に示すように、ブランクシート1aは、第1側板部3,第2側板部4,第3側板部5,第4側板部6及び接合代15をこの順で、側辺2aを境に一連に配列したものであり、図1に示す略直方体の筒体2を形成可能となっている。
接合代15は、第1側板部3と第4側板部6とを連結させる接着部となっている。
第1側板部3及び第3側板部5は、側辺2aと、これに直交する上辺2b及び下辺2cとに囲まれた矩形に形成されている。第2側板部4及び第4側板部6は、側辺2aと、これに直交する上辺2d及び下辺2eとに囲まれた矩形に形成されている。
ブランクシート1aには、第1側板部3から第4側板部6及び接合代15に亘って破断線Kが一続きに設けられている。
破断線Kは、第1側板部3において上下方向の略中央部分に形成されたミシン目K1と、第2側板部4において略山形に形成されたミシン目K2と、第3側板部5に形成されたミシン目K3と、第4側板部6において略山形に形成されたミシン目K4とを備えている。
ミシン目K1は、第1側板部3の側縁2sの中心よりもやや上辺2b側から下辺2cに向かって緩やかに傾斜する直線状に延び、幅方向略中央部で上方にわずかに湾曲するアーチ形に延び、更に、第2側板部4に向かって上辺2b側に向かって緩やかに傾斜する直線状に延びている。
ミシン目K2は、第2側板部4に向かって斜め上方に延びる直線状のミシン目K1の延長線上に延び、第2側板部4の幅方向の中央を超えた第3側板部5寄りの位置で下方に折れ曲がり、第3側板部5に向かって下方に傾斜しつつ直線状に延びている。ミシン目K2は、第2側板部4の上下方向の中央よりも上辺2d側の部分で折れ曲がっている。
ミシン目K3は、第3側板部5に向かって斜め下方に延びる直線状のミシン目K2の延長線上に延び、第3側板部5において、幅方向の中央部分で下方にわずかに湾曲しつつ略水平方向に延び、更に第4側板部6に向かって上方に傾斜しつつ直線状に延びている。ミシン目K3の水平方向に延びた部分は、第3側板部5の上下方向の下から4分の1から2分の1の位置付近に形成されている。
ミシン目K4は、第4側板部6に向かって斜め上方に延びる直線状のミシン目K3の延長線上に延び、第4側板部6において、第3側板部5寄りの位置で下方に緩やかに傾斜して直線状に延びている。ミシン目K4は、第4側板部6の上下方向の中央よりも上辺2d側の部分で折れ曲がっている。
ミシン目K2及びミシン目K4は、第3側板部5を挟んで対称に形成されており、製函時に向かい合う略平行な線となるように形成されている。
第1側板部3には、ミシン目K1のアーチ形に延びた部分の両端付近から、第1側板部3の下辺2cに向かって略垂直に延びるスリット16a,16aと、スリット16a,16aの下端間に延びる折り曲げ線16cとに囲まれた、略U字状の押え部16が形成されている。押え部16は、折り曲げ線16cを軸として図1に示す筒体2の内側に折ることができる。
図2に示すように、第1側板部3、第2側板部4、第4側板部6及び接合代15には、破断線Kにおいて筒体2を破断する際に、筒体2を角筒状から変形させて破断し易くするための折り曲げ線3c,4c,6c,15cが形成されている。
第1側板部3上の折り曲げ線3c,3cは、第1側板部3の上辺2bの両端付近から、ミシン目K1のアーチ形状の両端付近に向かって徐々にすぼむように延びている。折り曲げ線3c,3cは、第1側板部3の側縁2s及び側辺2aに平行な中心線を軸とする略対称に形成されている。
第2側板部4の折り曲げ線4cは、第2側板部4の上辺2dの第1側板部3側の端部から、ミシン目K2の頂点付近に向かって、ミシン目K2まで延びている。
第4側板部6の折り曲げ線6cは、第4側板部6の上辺2dの接合代15側の端部から、ミシン目K4の頂点付近に向かって、ミシン目K4まで延びている。
折り曲げ線4cと折り曲げ線6cとは、製函時に互いに対向し略平行になるように設けられている。
接合代15の折り曲げ線15cは、第4側板部6の折り曲げ線6cの上辺2d側の端部から、接合代15の側縁2sに向かって、第1側板部3の折り曲げ線3cと平行になるように形成されている。
折り曲げ線3cと折り曲げ線15cとは、第1側板部3から第4側板部6を組み立てて筒体2を形成した時に重なり合うように設けられている。
第4側板部6の上辺2dには、天板フラップ8が連設している。
天板フラップ8は、図1に示す筒体2の開口部7の全体を覆い得る面積を有する矩形に形成されている。
天板フラップ8には、製函時に第2側板部4の内表面に沿って差し込まれる差し込み片17が折り曲げ線17cに沿って形成されている。差し込み片17の先端角部は、製函時に筒体2内への差し込みを容易にするよう円弧状に湾曲している。
第1側板部3及び第3側板部5の上辺2bには、略台形の短フラップ18がそれぞれ設けられている。
第1側板部3から第4側板部6の各下辺2c,2eには、第1底板フラップ10から第4底板フラップ13がそれぞれ連接している。第1底板フラップ10から第4底板フラップ13は、図1に示す筒体2を立体形状にする動作に伴って立ち上がり、図1に示す開口部9を閉じるいわゆるワンタッチ底となっている。
図2に示すように、第1底板フラップ10は、下辺2cを下底辺とし、第1側板部3に連接する略台形に形成されている。第1底板フラップ10は、下辺2cから先端縁に向けて徐々にすぼむ形状を有している。
第2底板フラップ11は、第2側板部4の下辺2eを下底辺とし、緩やかな傾斜辺20dに段差部20cが形成された略台形のベース部20と、ベース部20から突出し、第1底板フラップ10と接合してこれと連動可能となる連動接合部21とを備えている。
ベース部20は、下底辺となる下辺2eと、その一端から急峻に立ち上がる傾斜辺20aと、下辺2eに略平行に延びる上底辺20bと、上底辺20bの端から下辺2eに対して、段差部20cを挟んで2段階に緩やかに傾斜する傾斜辺20dとに囲まれている。
傾斜辺20dの下辺2e側は、第1底板フラップ10側に連動接合部21を突出させるとともに、連動接合部21をベース部20の外面に重ね合わせる際の折り曲げ線となっている。
連動接合部21は、製函時に第1底板フラップ10の一部と重なり接着により連結できるように形成されている。
第3底板フラップ12は、第3側板部5の下辺2cを下底辺とする略台形のベース部25と、ベース部25から突出する突出部26とを備えている。
ベース部25は、下辺2cを下底辺として、下辺2cに略平行な上底辺25bに向かって徐々にすぼむ略台形に形成されている。
上底辺25bは、その中央部が下辺2cに向かって緩やかな凸状となっている円弧状に形成されている。
上底辺25bの第4底板フラップ13側の傾斜辺25dは、第4底板フラップ13側に突出部26を突出させるとともに、ブランクシート1aの折り畳み時に突出部26と第4側板部6とが干渉することを回避させ得る折り曲げ線となっている。
以上の構成を有する第3底板フラップ12は、下辺2cにおいて第3側板部5側に折り畳んだ際に、第3底板フラップ12の上底辺25bがミシン目K3の略水平な部分に達しない程度となるように形成されている。
第3底板フラップ12のベース部25には、上底辺25bを介してカバー片14が連接している。
カバー片14は、下辺2cの延在方向には下辺2cよりも短く、側辺2aの延在方向には第3底板フラップ12を第3側板部5側に折り畳んだ際に、ミシン目K3の水平な部分を含んで第3側板部5の上下方向の略中央まで覆い得る長さで、矩形に形成されている。
カバー片14と第3底板フラップ12とは一体的に形成されている。カバー片14と第3底板フラップ12との境となっている上底辺25bには、カバー片14と第3底板フラップ12との分離を容易にするスリット(切断線)が間欠的に形成されている。
第4底板フラップ13は、第2底板フラップ11と略同形状に形成されている。第4底板フラップ13において第2底板フラップ11と同一の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
以上の構成によって形成されているブランクシート1aは、剛性のある紙又は合成樹脂等の1枚のシートを打ち抜き、各部分又はその境に折り曲げの罫線や破断線K等を設けて形成されている。
次に、ブランクシート1aを折り畳んで偏平に折り畳まれた状態の製函前ボックス1Aを作成する方法について説明する。
図4に示すように、第1底板フラップ10を第1側板部3の内面(すなわち図2及び図4で見えている面)に、第3底板フラップ12を第3側板部5の内面に、それぞれ対向するように下辺2cで折り曲げる。カバー片14は、第3底板フラップ12に連接しているので、カバー片14も第3側板部5の内面に対向して重なる。
なお、カバー片14については、第3側板部5に重ね合わせた際にミシン目K3の水平な部分よりも上側に対向する箇所(例えば破線の矩形部分)にのみ接着剤を塗布しておき、第3底板フラップ12の折り畳み時にカバー片14を第3側板部5の内面に貼着させる。
第2底板フラップ11は第2側板部4の内面に、第4底板フラップ13は第4側板部6の内面にそれぞれ対向するように、それぞれの下辺2eで折り曲げる。第2底板フラップ11及び第4底板フラップ13の連動接合部21は、ベース部20,20のそれぞれの外面(すなわち図4で見えている面)に重なるように傾斜辺20dにおいて折り曲げる。
この状態で、連動接合部21の内面(すなわち図4で見えている面)に接着剤を塗布する。第4底板フラップ13の連動接合部21には、第3底板フラップ12と重なる部分にのみ接着剤を塗布する。
その上で、第3側板部5及び第4側板部6の間の側辺2aにおいてブランクシート1aを矢印T1方向に折り曲げ、第4側板部6を第3側板部5の内面に重ねる。この状態で接合代15の外面側に接着剤を塗布しておく。
次いで、第1側板部3及び第2側板部4の間の側辺2aにおいてブランクシート1aを矢印T2方向に折り曲げ、接合代15の外面上に第1側板部3の端部を重ね、接着する。
前述したようにブランクシート1aを折り曲げ、図1に示す包装箱X1を形成可能に偏平に折り畳まれた製函前ボックス1Aとし、第2側板部4及び第3側板部5の外表面が見えるように裏返した状態が図3に示されている。
図3においては、内部に折り曲げられた底板フラップとして、同図で手前側に向けた第2側板部4に連接している第2底板フラップ11及び第3側板部5に連接している第3底板フラップ12のみを図示している。なお、製函前ボックス1Aの状態で、第1底板フラップ10から第4底板フラップ13は、筒体2の内側に折り畳まれた状態で、第1底板フラップ10及び第2底板フラップ11、第3底板フラップ12及び第4底板フラップ13が連動する状態となっている。
製函前ボックス1Aを立体の包装箱X1にするには、図3に示す製函前ボックス1Aの折り曲げ箇所となっている側辺2a,2a同士を近づけるようにして筒体2を立体にする。
この際、第3底板フラップ12は第3側板部5に対して直角に広がろうとするが、カバー片14は第3側板部5の内面に貼り付いているので、カバー片14が、上底辺25bに沿って第3底板フラップ12と分離する。
そして、第1底板フラップ10から第4底板フラップ13が全て起き上がり、図1に示すように筒体2の開口部9を隙間なく閉じる。カバー片14は、第3側板部5のミシン目K3を覆った状態でミシン目K3よりも上側に貼り付けられているので、第3底板フラップ12から切り離されたカバー片14は、第3側板部5と共に筒体2を形成する。
以上により、開口部7が開口した包装箱X1になる。
開口部7から適宜物品を収容し、短フラップ18,18を筒体2の内側に折り曲げた後に、天板フラップ8を閉じる。この際、差し込み片17を折れ線17cにおいて内面側に折り曲げておき、天板フラップ8が開口部7を閉じた際に、差し込み片17を第2側板部4の内側に挿入する。
以上により、直方体で積み上げが可能な状態の包装箱X1となる。
包装箱X1を開封して収納した物品を見せつつ陳列するには、以下に説明するように包装箱X1を上部30と下部40とに分離して、上部30を取り外す。
まず、図1に示す第1側板部3の押え片16を筒体2の内側に向かって押して、ミシン目K1のアーチ形の部分及びスリット16a,16aを破断し、押え片16を回動させて筒体2の内側に押し込む。これにより、ミシン目K1の下側に指を入れるスペースが形成されるので、ミシン目K1の下端に指を掛ける。
ミシン目K1の下端を筒体2の外側に引っ張ることにより、第1側板部3の折り曲げ線3c,3cが山折りになり易くなって、第1側板部3の上部30が徐々に外側に引っ張られて変形し、ミシン目K1が第2側板部4及び第4側板部6に向かって容易に破れていく。
その後、図5に示すように、ミシン目K1のアーチ形の部分の下端を徐々に引き上げることにより、ミシン目K2及びミシン目K4に沿って第2側板部4及び第4側板部6が破断していく。この際、ミシン目K2,K4が山形に形成されているため、第3側板部5のミシン目K3を軸として上部30を回転させようとする力がミシン目K2,K4のより破断し易い方向に作用し、包装箱X1の上部30と下部40とを非常に円滑に破断することができる。
更に、包装箱X1の上部30を第3側板部5のミシン目K3を中心に回転させ、筒体2の外側に引っ張ることにより、図6に示すようにミシン目K3の傾斜した直線部分が破断し、更にミシン目K3の水平部分が破れて、包装箱X1が上部30と下部40とに分離する。
カバー片14は、ミシン目K3よりも上側に貼着しているので、包装箱X1の上部30と共に、下部40から離れる。
このようにして包装箱X1の上部30を切り離すと、図7に示すように、包装箱X1の下部40に物品Gが収納された状態で物品Gの上側が露出し、この状態で物品Gを陳列することができる。
以上のように、包装箱X1は、ミシン目K3及び第3側板部5のミシン目K3よりも上側をカバー片14によって筒体2の内側から覆うため、物品Gの重み又は圧迫によるミシン目K3の破断を効果的に防止することが出来るという効果を奏する。
また、包装箱X1の上部30を下部40から分離する際にカバー片14を上部30と共に取り去るため、包装箱X1の下部40に収納された物品の表示をカバー片14で隠してしまうことなく外部に露出させることができるという効果を奏する。
また、カバー片14は、1枚のシートによって第3底板フラップ12に分離可能に一体的に形成されている。従って、製函前ボックス1Aは、図2に示すブランクシート1aの第3底板フラップ12をカバー片14と共に第3側板部5の内側に折り畳み、カバー片14と第3側板部5とを接着するだけで、カバー片14を第3側板部5に極めて容易に取り付けることができる。即ち、製函前ボックス1Aは、カバー片14をブランクシート1aと別に用意し第3側板部5に貼り付けるという工程を回避して、接着剤を付ける以外は従来と同じワンタッチ底の作成方法でカバー片14付きの製函前ボックス1Aを容易に作成することができる。
更に、製函ボックスX1は、製函前ボックス1Aを立体にしてワンタッチ底を組み立てるだけで、カバー片14を第3底板フラップ12から自動的に分離させ、カバー片14を第3側板部5のミシン目K3を覆って補強した状態を極めて容易に作成できるという効果を奏する。
次に、図8-図11を用いて、本発明の第2の実施形態のブランクシート1b,製函前ボックス1B及び包装箱X2について説明する。なお、本実施形態において第1の実施形態のブランクシート1a,製函前ボックス1A及び包装箱X1と概ね同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略し、主として第1の実施形態と異なる構成について説明する。
図8から図10に示すように、製函前ボックス1Bが製函前ボックス1Aと異なる点は、主として第1底板フラップ10から第4底板フラップ13の全てにカバー片14を連接している点である。
また、図9及び図10に示すように、製函前ボックス1Bは、筒体2の周方向の一部において破断線K,Lを二本平行に形成し、破断線K,Lの間に開封孔45を形成している点においても製函前ボックス1Aと異なっている。
具体的には、ブランクシート1bは、図2に示すブランクシート1aの第3底板フラップ12及びカバー片14と略同様の底板フラップ及びカバー片14を第1側板部3及び第3側板部5の各下辺2cに有している。カバー片14の側辺2aの延在方向の長さは、ブランクシート1aのカバー片14の側辺2aの延在方向の長さよりも長く形成されている。
ブランクシート1bの第2底板フラップ11及び第4底板フラップ13は、図2に示すブランクシート1aの第2底板フラップ11及び第4底板フラップ13と略同一であり、それぞれの先端縁にカバー片14よりも幅広なカバー片14を有している。
第2底板フラップ11とカバー片14との間の、第2底板フラップ11の先端縁11tには、カバー片14を第2底板フラップ11から容易に分離させるスリット(切断線)が形成されている。第4底板フラップ13とカバー片14との間も同様に、第4底板フラップ13の先端縁13tに、カバー片14を第4底板フラップ13から容易に分離させるスリット(切断線)が形成されている。
第1底板フラップ10,第2底板フラップ11及び第4底板フラップ13のいずれに連接したカバー片14も、各底板フラップ10,11,13を折り返した際に次の段落で説明する破断線K又は破断線K,Lを覆って各側板部3,4,6を補強できるようになっている。
なお、第3底板フラップ12及びカバー片14は、ブランクシート1aのものと略同様である。
ブランクシート1bには、筒体2を始点及び終点なく一周する(すなわち周状の)破断線Kと、破断線Kの上方において破断線Kの一部と平行に延びる破断線Lとが形成されている。
具体的には、破断線Kが、図3に示す製函前ボックス1Aと略同様に筒体2を連続で一周するように設けられている。破断線Lは、第2側板部4の幅方向の略中央から第3側板部5を横切って、第4側板部6の幅方向の略中央までの部分に形成された破断線Kに対して、その上辺2a,2d側に、一定の間隔を空けて形成されている。
破断線K及び破断線Lは、第3側板部5の幅方向中央を中心として対称に形成されている。破断線K,Lの中心部分には、破断線K,Lの一部を開口端縁として含む開封孔45が形成されている。
なお、破断線Kは、第1側板部3の幅方向の全体で下方に膨らむ緩やかな弧を描くように形成されており、図11に示す包装箱X2の上部30を第1側板部3側に倒すだけで容易に破断可能となっている。
第1天板フラップ18x,第2天板フラップ8x,第3天板フラップ18x及び第4天板フラップ8xは、略矩形に形成され、第1側板部3~第4側板部6の各上辺2b,2dに連接している。
ブランクシート1bを折り畳んで製函前ボックス1Bにする方法は、第1の実施形態と同様である。なお、第2底板フラップ11及び第4底板フラップ13の連動接合部21,21には、それぞれ先端縁11t,13t上のスリットを介してカバー片14が連接しているが、連動接合部21,21とカバー片14,14との間は、連動接合部21,21の折り曲げ時に容易に破断するようになっている。
図9及び図10に示す製函前ボックス1Bを立体状にして図11に示す包装箱X2にする方法は、第1の実施形態の方法と同様である。
図11に示す包装箱X2への物品の収納後、包装箱X2の上部30を分離して商品を陳列する手順は以下のとおりである。
図11に示す開封孔45の開口端縁に指を掛けて、上下の破断線K,Lの間の帯部分50を引き起こす。なお、開封孔45が形成されている箇所は内面側がカバー片14に覆われているが、カバー片14は、破断線Kよりも下辺2c側で第3側板部5に貼着していないので、開封孔45からカバー片14を筒体2の内部にわずかに押し込むことを妨げない。
破断線K,Lの一部を裂くと帯部分50の端部50aが立ち上がるので、帯部分50の端部50aを掴んで破断線K,Lを第2側板部4に向かってに引っ張ると、開封孔45から第2側板部4の幅方向中央まで破れる。開封孔45から第4側板部6までの間も同様にして、破断線K,Lの間の帯部分50を引っ張って破断線K,Lを裂く。
帯部分50の他端部50bに至ったら、第1側板部3上の破断線Kを軸として包装箱X2の上部30を下部40と引き離すように回動させると、第2側板部4及び第4側板部6が分離し、次いで第1側板部3が破断線Kに沿って破れ、包装箱X2が上部30と下部40とに分離する。
本実施形態においても、カバー片14は全て破断線Kよりも上辺2b側で接着しているため、カバー片14は上部30と一体となって、下部40から離れる。
以上のように、包装箱X2は、カバー片14が全ての側板部の破断線K又は破断線K,Lを覆っているので、包装箱X2がより強固になり、破断線K,Lにおいて破れ難いという効果を奏する。そして、開封孔45が設けられているので、包装箱X2の内側いっぱいに物品が収納されていて押え部16が筒体2の内側に押せない場合でも、開封孔45から破断線K,Lを破り、筒体2を上部30と下部40とに容易に分離することができるという効果を奏する。また、その他、第1実施形態と同様の作用及び効果を奏する。
以上、製函前ボックス1A,1B及び包装箱X1,X2について説明したが、本発明は、前述した好ましい実施形態に限定されず、破断線Kを筒体2の内側から覆って不用意な破断を防止し得る取り外し自在のカバー片14を有する他の実施形態を含む。
具体的には例えば、製函前ボックス1A,1Bは、カバー片14を第3底板フラップ12に連接する代わりに、図12に示すように、第3天板フラップ18xの先端縁に連接し、破断線K,Lよりも上側で第3側板部5に貼着させていてもよい。
この場合、第3天板フラップ18xは、例えば図1に示す開口部7の一部を覆い得る大きさで、カバー片14と共に第3底板フラップ12の内面に折り畳んでおくことができる形状であればよい。また、カバー片14は、破断線Kを覆って、物品の収納時に破断し易い部分を覆い得る大きさであればよい。
本変形例では、製函時に第3天板フラップ18xが自動的に立ち上がらないので、筒体2を形成した後に、第3側板部5に重ねられた第3天板フラップ18xを手で引き起こしてカバー片14と分離する。本変形例においても、製函時にカバー片14で破断線Kを覆うことができるため、製函前ボックス1A,1Bと同様に、包装箱X1,X2の破断線Kが不用意に破れることを防止することができるという効果を奏する。
また、カバー片14は、ブランクシート1a,1bのように、底板フラップ又は天板フラップと一体的に形成されていることが好ましいが、カバー片14は、底板フラップ又は天板フラップとは別個に形成され、製函前ボックスの形成時に破断線Kの破れやすい箇所に貼り合わされたものであってもよい。このような構成によっても、カバー片14でミシン目K3を覆うことによって包装箱X1,X2のミシン目K3が不用意に破れることを防止することができるという効果を奏する。
また、製函前ボックス1A,1Bにおいて、それぞれ異なる天板フラップを用いた例を示したが、天板フラップの構成は、天板フラップにカバー片14を連接するものでない限り、特に限定されるものではない。
また製函前ボックス1A,1B及び包装箱X1,X2は、カバー片14を破断線Kよりも上側に接着した例を示したが、カバー片は破断線Kの上下いずれか一方にのみ接着していれば、底板フラップ側に接着していてもよい。カバー片14を底板フラップ側に残した場合には、カバー片14に物品の特徴を記載するなどして、販売促進に利用することができるという効果を奏する。
また、底板フラップにカバー片14を連接させる場合は、第1実施形態で説明したように底板フラップとしてワンタッチ底組式を用いることが好ましいが、ワンタッチ底に代えてキャラメル箱形式、地獄底等を採用していてもよい。
また、ブランクシート1a,1bにおけるカバー片14の取り付け位置は、全てが底板フラップ又は天板フラップのいずれかに連接していなくてもよい。例えば、4枚のカバー片のうち2枚が底板フラップに連接され、残り2枚が天板フラップに連接させていてもよい。
1a,1b ブランクシート
1A,1B 製函前ボックス
3,4,5,6 側板部
2 筒体
8 天板フラップ
10,11,12,13 底板フラップ
14 カバー片
K,L 破断線
X1,X2,X3 包装箱

Claims (5)

  1. 複数の側板部を組み立てて形成される筒体と、この筒体の一方の開口部を塞ぐ天板フラップと、前記筒体の他方の開口部を塞ぐ底板フラップとを備え、
    前記底板フラップは隣り合う2つの底板フラップが連結することで前記筒体を立体形状にする動作によって立ち上がり、前記他方の開口部を閉じるワンタッチ底であり、
    前記筒体にこの筒体の上部と下部とを分離する破断線が周状に設けられ、
    前記筒体の内側で前記破断線を覆うカバー片を有し、
    前記カバー片と前記側板部とが、前記破断線より天板フラップ側の領域でのみ接着されているか、又は前記破断線より底板フラップ側の領域でのみ接着され、
    前記カバー片は、切断線を介して前記底板フラップに連接しており、
    前記カバー片が連接している前記底板フラップは、前記側板部の下辺で前記筒体の内側に向かって折り曲げられ、
    前記カバー片は、前記側板部の下辺の延在方向に前記下辺よりも短く形成され、
    前記切断線は、前記底板フラップを前記側板部に対して直角に引き起こして立体にする動作によって前記カバー片を前記底板フラップから分離させるものである製函前ボックス。
  2. 前記破断線は、少なくとも1つの側面板において、少なくとも幅方向の中央部分で、同側板部の上下方向の下から2分の1よりも下方に形成され、
    前記カバー片は、前記破断線が少なくとも幅方向の中央部分で、同側板部の上下方向の下から2分の1よりも下方に形成されている側面板に貼着されている請求項1に記載の製函前ボックス。
  3. 前記切断線は、少なくともその中央部が円弧状に形成されている請求項1又は2に記載の製函前ボックス。
  4. 前記側板部の前記カバー片が重なっている領域に、破断線の一部を含む孔が形成されている請求項1からのいずれか一項に記載の製函前ボックス。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載の製函前ボックスを用いて形成された包装箱。
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