JP2009298463A - 表示片付包装箱 - Google Patents

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Takahiro Hirakawa
高広 平川
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Abstract

【課題】片面印刷でも十分な記載面積を確保でき、説明文書の添付漏れを防止し、包装コストを削減できる表示片付包装箱を提供する。
【解決手段】角筒状の周壁15を形成する側板1,2,3,4と、端面を閉じる端板8,9a,9b,9と、商品の説明文等、所要の事項を記載した表示片6とを連設した表示片付包装箱において、表示片6は、側板4に連設した継代片5を延長して形成し、表示片6の基端に切取線12を入れ、継代片5を側板1の内側に貼り付け、表示片6を周壁15の内側に沿ってスリーブ状に巻き込み、周壁15に開封線10a,10bを入れて、その上方を蓋部16とし、開封線10a,10bを切断して蓋部16を開いたとき、表示片6の上部が周壁15の残存部から突出し、その突出部を摘んで引き上げると、切取線12が切断されて、表示片6を周壁15から取り出せるようにする。
【選択図】図6

Description

この発明は、医薬品や食品、化粧品等の商品の包装に使用され、用法・用量の説明文等を記載した表示片を有する表示片付包装箱に関するものである。
一般に、医薬品の包装箱には、外周表面に効能、用法・用量等の簡易な説明が記載されるが、詳細な説明文は、記載量が多いことから、大判の薄紙に印刷され、この説明文書が細かく折り畳まれて、包装箱に医薬品と共に収納される。
ところが、このように説明文書を添付する場合、包装箱とは別に説明文書を印刷する必要があり、印刷コストがかかるほか、商品の包装に際し、説明文書を挿入する工程で説明文書の添付漏れが発生するおそれがある。
その対策として、所要の事項を記載した表示片を有する包装箱を使用することが考えられており、この種の表示片付包装箱として、下記特許文献1には、図9に示すようなものが記載されている。
この表示片付包装箱は、角筒状の周壁51を側板52,53から形成し、端面を端板54で閉じ、周壁51の一側に表示片55を連設したものである。
表示片55は、表示部56と貼付部57とを備え、表示部56の裏面及び側板52の表面に医薬品の説明文が印刷されている。表示部56の基端には、切取線58が入れられ、側板53には、厚さ方向の半分程度切り込んだ円形の半切線59が入れられている。
そして、包装状態において、表示部56及び貼付部57は、側板52,53の外側に巻き付けられ、貼付部57は、半切線59の内側で側板53に貼り付けられている。
一方、医薬品の使用に際しては、貼付部57を側板53から引き剥がすと、側板53の半切線59の内側の表層が剥がれて貼付部57の裏面に付着した状態で、表示片55を開いて、側板52の表面及び表示部56の裏面の説明文を読むことができる。また、必要に応じて、切取線58を切断し、表示片55を周壁51から分離することもできる。
特開平10−250718号公報
しかしながら、上記のような表示片付包装箱では、ブランクの両面に印刷する必要があるほか、表示片55の貼付部57には、説明文を印刷することができず、また、表示片55を切り取ると、説明文が分割されてしまうという問題がある。
そこで、この発明は、片面印刷でも十分な記載面積を確保でき、説明文書の添付漏れを防止し、包装コストを削減できる表示片付包装箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、角筒状の周壁を形成する側板と、端面を閉じる端板と、所要の事項を記載した表示片とを連設した表示片付包装箱において、前記表示片は、側板に連設した継代片を延長して形成し、表示片の基端に切取線を入れ、継代片を側板の内側に貼り付け、表示片を周壁の内側に沿ってスリーブ状に巻き込み、周壁に開封線を入れて、その上方を蓋部とし、開封線を切断して蓋部を開いたとき、表示片の上部が周壁の残存部から突出し、その突出部を摘んで引き上げると、切取線が切断されて、表示片を周壁から取り出せるようにしたのである。
上記構成は、周壁の側板に、開封線に連続して、蓋部の下縁をなすヒンジ線を入れ、このヒンジ線を軸として、蓋部が揺動に伴い開くものに適用するとよい。
また、製函及び包装時の機械適性向上等のため、表示片の上方に、継代片を延長した内蓋片を連設し、表示片と内蓋片との境界及び継代片に内切線を入れ、内蓋片を表示片と共に蓋部の内側に巻き込み、蓋部を開くと、内切線が切断されるようにするとよい。
この発明に係る表示片付包装箱では、表示片を周壁の内側全周に亘って設けることができ、表示片を周壁に貼り付ける必要もないので、片面印刷でも表示片に十分な記載面積を確保でき、医薬品等に必要な詳細な説明を記載できる。
そして、説明文書として別紙片を挿入する必要がなくなるので、説明文書の添付漏れを防止することができ、添付工程の削減により包装コストを抑制することができる。
また、蓋部を開いて表示片の周壁からの突出部を引き上げるだけで、表示片を容易に取り出すことができ、表示片を見やすい状態で保管しておくことができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この表示片付包装箱は、図1に示すような板紙のブランクから形成される。
このブランクでは、側板1乃至4が順次連設され、側板1,3は幅が狭く、側板2,4は幅が広くなっている。側板4の外側には、継代片5及び表示片6が順次連設され、表示片6の上方には、継代片5から延びる内蓋片7が連設されている。側板1,3の上下端には端板8が連設され、また、側板2の上端には端板9bが、下端には端板9がそれぞれ連設され,側板4の上端には端板9aが、下端には端板9がそれぞれ連設されている。
表示片6には、表示部6a,6b,6c,6dが基端側から順次設けられ、これらはそれぞれ対応する側板2,3,4,1よりやや幅が狭くなっている。内蓋片7には、表示部6a,6bの上方にそれぞれ内蓋部7a,7bが設けられ、内蓋部7aの上端には、内蓋部7cが連設されている。
側板1,3には、側板2に向かって低くなるように傾斜した開封線10bが入れられ、開封線10bは、直線の切目と複数の繋部とから成るものとされている。
側板2には、2本の並行する開封線10aが入れられ、その間に引裂帯10cが形成されている。引裂帯10cの上側の開封線10aは、側板1,3の開封線10bに続き、各開封線10aは、鉤状の切目と繋部とが断続するジッパ型とされている。
側板4には、側板3の開封線10bに続いて水平に延びるヒンジ線11が入れられ、ヒンジ線11は、押罫から成るものとされている。
表示片6の基端となる継代片5との境界には、切取線12が入れられ、切取線12は、直線の下端が鉤状に曲がった切目と複数の繋部とから成るものとされている。
表示片6と内蓋片7との境界には、表示部6a,6bと内蓋部7a,7bとの境界に対応して、内切線13a,13bが入れられている。これらは、直線の切目と複数の繋部とから成るものとされ、組立状態では、それぞれ開封線10a,10b及びヒンジ線11の上方に位置するようになっている。
継代片5には、側板1の開封線10bに一致する内切線13cがヒンジ線11に続いて入れられ、内切線13cは、直線の切目と複数の繋部とから成るものとされている。内切線13aの継代片5側の端部は、内切線13cに続くように下方へ曲げられ、表示部6dの上縁は、内切線13bと対称とされている。
また、表示片6の表面には、医薬品等の説明文が詳細に印刷されている。継代片5の表面には、側板1に貼り合わせるため、接着部14に接着剤が塗布される。
このブランクを、例えば、サックマシンで胴貼りする際には、まず、図1のA位置及びB位置で順次巻き込むように折り曲げ、図2に示す状態とする。
次に、C位置及びD位置で順次巻き込むように折り曲げ、側板1の裏面と継代片5の表面とを貼り合わせ、図3に示す折畳状態とする。この表示片付包装箱は、上記のような折畳状態で薬品メーカー等に出荷される。
そして、薬品メーカー等で商品を箱詰めする際には、カートニングマシンを用いて、図4に示すように、側板1,2等の稜部が直角をなす四角筒状の周壁15を形成し、下方の端板8,9を順次内側へ折り曲げ、端板9同士を貼り合わせて底面を閉止する。
その後、商品を箱内に挿入して、上方の端板8を先に折り、内蓋部7c、端板9bを同時に内側へ折り曲げ、次に端板9aを内側へ折り曲げ、端板9a,9bを貼り合わせて天面を閉止し、封緘状態とする。
これにより、引裂帯10cの上側の開封線10aと、これに続く開封線10b及びヒンジ線11の上方に蓋部16が形成される。また、周壁15の内側に沿って表示片6がスリーブ状に巻き込まれ、蓋部16の内面に内蓋片7が重なった状態となる。
このように、上記表示片付包装箱では、表示片6を周壁15の内側全周に亘って設けることができ、表示片6を周壁15に貼り付ける必要もないので、片面印刷でも表示片6に十分な記載面積を確保できる。
そして、説明文書として別紙片を挿入する必要がなくなるので、説明文書の添付漏れを防止することができ、別紙片の調達・印刷や添付工程の削減により、包装コストを抑制することができる。
また、ブランクにおいて、内蓋片7の内蓋部7a,7bの上縁が側板1乃至4の上縁にほぼ揃っていることから、サックマシンによる製函工程やカートニングマシンによる包装工程において、位置決めのずれ等によるトラブルが生じにくい。
一方、商品を購入した消費者が箱内の医薬品等を使用する際には、図5に示すように、引裂帯10cを一方の端部から引っ張って切り取り、蓋部16を引裂帯10cの切断縁に指を掛けて起こすと、図6に示すように、開封線10b及び内切線13a,13b,13cの繋部が切断されて、蓋部16を開くことができる。
このように蓋部16を開くと、表示片6の上部が周壁15の残存部から突出し、その突出部を摘んで表示片6を引き上げるだけで、切取線12の繋部が切断されて、図7に示すように、表示片6を周壁15から取り出すことができる。
そして、図8に示すように、表示片6の折り曲げを伸ばすと、表示片6に記載された説明文を一覧して読むことができ、その後、表示片6は、再びスリーブ状に巻き込み、図6に示すように、箱内に収納して、保管しておくことができる。
なお、表示片6は、上記のような医薬品等の説明文書としてだけでなく、例えば、菓子等の食品の包装において、各種広告やキャラクター等を印刷して、キャンペーン用カードとして使用する等、他の用途に活用することもできる。
この発明に係る表示片付包装箱のブランクを示す表面図 同上の製函時の折畳過程を示す平面図 同上の折畳状態を示す平面図 同上の包装時の封緘状態を示す斜視図 同上の開封過程を示す斜視図 同上の蓋部を開いた状態を示す斜視図 同上の表示片を取り出した状態を示す斜視図 同上の表示片を伸ばした状態を示す斜視図 従来の表示片付包装箱の(a)表示片を閉じた状態を示す斜視図、(b)表示片を開いた状態を示す斜視図
符号の説明
1乃至4 側板
5 継代片
6 表示片
6a乃至6d 表示部
7 内蓋片
7a乃至7c 内蓋部
8,9a,9b,9 端板
10a,10b 開封線
10c 引裂帯
11 ヒンジ線
12 切取線
13a乃至13c 内切線
14 接着部
15 周壁
16 蓋部

Claims (3)

  1. 角筒状の周壁(15)を形成する側板(1,2,3,4)と、端面を閉じる端板(8,9a,9b,9)と、所要の事項を記載した表示片(6)とを連設した表示片付包装箱において、前記表示片(6)は、側板(4)に連設した継代片(5)を延長して形成し、表示片(6)の基端に切取線(12)を入れ、継代片(5)を側板(1)の内側に貼り付け、表示片(6)を周壁(15)の内側に沿ってスリーブ状に巻き込み、周壁(15)に開封線(10a,10b)を入れて、その上方を蓋部(16)とし、開封線(10a,10b)を切断して蓋部(16)を開いたとき、表示片(6)の上部が周壁(15)の残存部から突出し、その突出部を摘んで引き上げると、切取線(12)が切断されて、表示片(6)を周壁(15)から取り出せるようにしたことを特徴とする表示片付包装箱。
  2. 前記周壁(15)の側板(4)に、開封線(10a,10b)に連続して、蓋部(16)の下縁をなすヒンジ線(11)を入れ、このヒンジ線(11)を軸として、蓋部(16)が揺動に伴い開くようにしたことを特徴とする請求項1に記載の表示片付包装箱。
  3. 前記表示片(6)の上方に、継代片(5)を延長した内蓋片(7)を連設し、表示片(6)と内蓋片(7)との境界及び継代片(5)に内切線(13a,13b,13c)を入れ、内蓋片(7)を表示片(6)と共に蓋部(16)の内側に巻き込み、蓋部(16)を開くと、内切線(13a,13b,13c)が切断されるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示片付包装箱。
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Cited By (3)

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