JPH0426335Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0426335Y2
JPH0426335Y2 JP1986133118U JP13311886U JPH0426335Y2 JP H0426335 Y2 JPH0426335 Y2 JP H0426335Y2 JP 1986133118 U JP1986133118 U JP 1986133118U JP 13311886 U JP13311886 U JP 13311886U JP H0426335 Y2 JPH0426335 Y2 JP H0426335Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition
flat plate
cut
folding
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986133118U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6340320U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986133118U priority Critical patent/JPH0426335Y2/ja
Publication of JPS6340320U publication Critical patent/JPS6340320U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0426335Y2 publication Critical patent/JPH0426335Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は梅酒壜等の広口の大型壜を壜本体と壜
蓋とに分離してカートンに多数本包装するのに使
用するカートンの中仕切の改良に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来のこの種中仕切は第6図に示すように紙厚
と略同幅の切り込み51を上側に設けた仕切板5
2と、同様の切り込み53を下側に設けた仕切板
54とを、これらの切り込み52,53を互いに
係合させて十字状に組み合わせて所要の壜本体収
納部55と壜蓋収納部56に区画したものが普通
であるが、このような従来の包装用の中仕切は仕
切板54が上方に抜け易いうえ、組み立てた後も
箱の内部で仕切板52と仕切板54とを直交状態
に保つことが難しく、箱詰めする場合に種々のト
ラブルを生じていた。
また、梅酒壜を2〜3本入りで搬送する場合に
は、カートンの傾きによつては壜の重さにより仕
切板が回転し壜同士が接触するなど種々の問題が
あつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記したような従来の問題点を解決し
て、各仕切板を箱の内部で直交状態に保つことが
でき、これにより大型の壜体と壜蓋とを分離した
状態でカートン内に確実に保持することができる
うえ、折り畳み容易なカートン用中仕切を目的と
して完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、長方形状の平板を横方向にほぼ等分
する各垂直線上の上下位置に所要の間隔をおいて
2本の折曲線を設け、該平板の各折曲線の片側を
2本の折曲線の各外側端縁に続く切込線により切
起こして平板に舌片部を残した2股状の仕切片部
を形成するとともに、各折曲線の反対側を2本の
折曲線の各内側端縁に続く切込線により切起こし
て前記仕切片部の基端に続く短い接合片部を形成
し、このようにして得られた2枚の仕切板を、各
仕切片部と接合片部を折曲線を中心に直角に折り
曲げたうえ一方を逆向き状態として短い接合片部
同士を接合することにより、2枚の仕切板の外側
に大きい壜本体収納部を形成し、2枚の仕切板の
内側に小さい壜蓋収納部を形成したことを特徴と
するものである。
(実施例) 次に本考案の実施例を第1図〜第5図に基づい
て説明する。本実施例は6本の梅酒壜を壜本体と
壜蓋とに分離してカートンに包装する際に使用す
るカートンの中仕切に関するものである。
1,1は段ボール紙よりなる同一形状の2枚の
仕切板で、各仕切板1は長方形状の平板2を横方
向に略等間隔に3つに区分する各垂直線上に夫々
縦方向に所要の間隔をおいて上下に2本の折曲線
4,4を設け、前記平板2の折曲線4の片側を平
板2の上下両端側に位置する各折曲線4の外側端
縁に続く切込線5により切起こして平板2に仕切
用の舌片部6を残した2股状の仕切片部7を形成
するとともに、平板2の該折曲線4,4の反対側
を2本の折曲線4の各内側端縁に続く切込線9に
より切起こして前記仕切片部7の基端に続く接合
片部8を形成したものである。なお、本実施例で
は2股状の仕切片部7の一方は先方に位置する接
合片部8と距離を持たせるため前拡り状に形成さ
れている。この接合片部8の長さは2股状の仕切
片部7の長さよりも小さくされている。
このような2枚の仕切板1,1の夫々の仕切片
部7およびこの基端に続く接合片部8を折曲線
4,4を中心に平板2に対して直角に折曲げ、両
仕切板1の一方を逆向きかつ平行にして接合片部
8同士を接着材10をもつて接合する。これによ
つて2枚の仕切板1の外側には2股状の仕切片部
7により大きい壜収納部23が形成され、2枚の
仕切板1の内側にはこれよりも小さい壜蓋収納部
24が形成されることとなる。
なお、11は各仕切板1の両端縁の上中下段に
突設した突片であり、カートン21の対向する壁
面22間に仕切板1を強く狭持させることにより
その離脱、移動を防止するためのものである。
(作用) このように構成されたものは、第4図に示すよ
うにカートン21内に組込めば、平板2を横方向
にほぼ等分する位置にある折曲線4,4の片側に
形成された2股状の仕切片部7が平板2に対して
直角に保持され、平板2および仕切片部7とカー
トン21の壁面22により囲まれた部分に比較的
大きい壜本体収納部23が形成される。そこでこ
の壜本体収納部23に壜本体31を収納すれば、
仕切片部7は2股状に形成されているのでこれに
よつて隔離された他の壜本体31と接触すること
はない。また、両仕切板1の前記仕切片部7の基
端に続く接合片部8同士を接合して該接合片部8
および平板2とカートン21の壁面22により比
較的幅の狭い壜蓋収納部24が形成されるので、
この壜蓋収納部24に壜蓋32を2個ずつ収納す
ることができる。また壜蓋収納部24と壜本体収
納部23とを区画する仕切板1の平板2には仕切
片部7が抜け出た窓孔25が形成されることとな
るが、該仕切片部7は2股状のもので平板2に舌
片部6を残しているので該壜蓋収納部24に収納
した壜蓋32はこの窓孔25から抜け出ることは
なく、隣合う壜本体31とも接触する虞れないも
のである。
また、2枚の仕切板1を平行にして仕切片部7
の基端に続く接合片部8同士を接合したものであ
るので、両仕切板1の両端をカートン21の対向
壁面22間に固定するように狭持すれば、平板
2,2に対して仕切片部7も同時に確実に固定さ
れてカートン21内で回転することがなく、一部
の壜本体収納部23のみを使用する場合にカート
ン21が傾いても該壜本体収納部23に収納した
壜本体31は適確に保持されることとなる。さら
にこのように構成されたものは平板2に切込線お
よび折曲線を巧妙に配置した同一形状の仕切板1
の一方を逆向きとして接合するだけでよいので製
造が容易なうえ、材料が少なくてすみコストを低
くすることができ、また、折畳んで保管する場合
には第3図に示すように仕切片部7および接合片
部8が平板2へ埋込み一体とされるので嵩張るこ
ともなく保管することができる。
(考案の効果) 本考案は以上の説明によつて明らかなように、
仕切板及びその仕切片部がカートンに対して回転
することなく、カートン内を大きい壜本体収納部
と小さい壜蓋収納部よに適確に区画することがで
きるうえ、嵩張ることなく折畳み保管することも
できるものである。よつて本考案は安価に量産で
きることと相俟つて実用的価値極めて大なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図はその分解状態を示す斜視図、第3図
はその折畳状態を示す斜視図、第4図はカートン
に組込んだ状態を示す平面図、第5図は仕切板素
板を示す正面図、第6図は従来のこの種カートン
の中仕切を示す一部切欠斜視図である。 1……仕切板、2……平板、4……折曲線、5
……切込線、6……舌片部、7……仕切片部、8
……接合片部、9……切込線、23……壜本体収
納部、24……壜蓋収納部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長方形状の平板2を横方向にほぼ等分する各垂
    直線上の上下位置に所要の間隔をおいて2本の折
    曲線4,4を設け、該平板2の各折曲線4の片側
    を2本の折曲線4の各外側端縁に続く切込線5に
    より切起こして平板2に舌片部6を残した2股状
    の仕切片部7を形成するとともに、各折曲線4の
    反対側を2本の折曲線4の各内側端縁に続く切込
    線9により切起こして前記仕切片部7の基端に続
    く短い接合片部8を形成し、このようにして得ら
    れた2枚の仕切板1を、各仕切片部7と接合片部
    8を折曲線4を中心に直角に折り曲げたうえ一方
    を逆向き状態として短い接合片部8同士を接合す
    ることにより、2枚の仕切板1の外側に大きい壜
    本体収納部23を形成し、2枚の仕切板1の内側
    に小さい壜蓋収納部24を形成したことを特徴と
    するカートンの中仕切。
JP1986133118U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH0426335Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986133118U JPH0426335Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986133118U JPH0426335Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6340320U JPS6340320U (ja) 1988-03-16
JPH0426335Y2 true JPH0426335Y2 (ja) 1992-06-24

Family

ID=31033136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986133118U Expired JPH0426335Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0426335Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222373B2 (ja) * 1973-06-12 1977-06-17

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS555502Y2 (ja) * 1975-08-02 1980-02-07
JPS577643Y2 (ja) * 1979-09-22 1982-02-13
JPS57199519U (ja) * 1981-06-12 1982-12-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222373B2 (ja) * 1973-06-12 1977-06-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6340320U (ja) 1988-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5839649A (en) Trapezoidal cartons with an inner partition
US4903892A (en) Fragile article carton
JPH0426335Y2 (ja)
JPH024029Y2 (ja)
JPS62110119U (ja)
JPS607309Y2 (ja) 仕切付の段ボ−ル箱
JP2573423Y2 (ja) 包装用箱
JPS6335953Y2 (ja)
JPS6333791Y2 (ja)
JPS6128742Y2 (ja)
JPS6226342Y2 (ja)
JPH0544260Y2 (ja)
JPS6233697Y2 (ja)
JPS6012451Y2 (ja) 商品陳列箱
JPH0635930Y2 (ja) 容 器
JPS6244903Y2 (ja)
JPH0130349Y2 (ja)
JPH0354012Y2 (ja)
JPH0110351Y2 (ja)
JPH038572Y2 (ja)
JPS5836660Y2 (ja) 紙箱
JPS6346361Y2 (ja)
JPH0126573Y2 (ja)
JPH0318336Y2 (ja)
JPH0326092Y2 (ja)