JPH09110031A - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JPH09110031A
JPH09110031A JP7293543A JP29354395A JPH09110031A JP H09110031 A JPH09110031 A JP H09110031A JP 7293543 A JP7293543 A JP 7293543A JP 29354395 A JP29354395 A JP 29354395A JP H09110031 A JPH09110031 A JP H09110031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging box
flaps
flap
plate
bending line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7293543A
Other languages
English (en)
Inventor
Maki Aoki
真樹 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH09110031A publication Critical patent/JPH09110031A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】底板を内側に折込んで偏平に折畳むことができ
るとともに、ワンタッチで直方体状に組立てることが可
能な構造の底板を有する包装箱において、底板の段差を
吸収することができるとともに、必要に応じて内部空間
を仕切る仕切り板を設けることができるようにした包装
箱を提供することを目的とする。 【解決手段】底板を構成する底部フラップ21、22の
先端部にそれぞれ折曲げ線29を介して突片30を連設
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装箱に係り、とく
に各種の物品を収納して物流に供するのに用いて好適な
包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】偏平に折畳んだ状態で供給されるととも
に、ワンタッチで直方体状に組立てることができるよう
にした段ボール箱が知られている。このような包装箱は
図4に示すように、4枚の側板11〜14を筒状に組立
てるとともに、接合片16を側板14と接合し、しかも
底部開口を底部フラップ21、22と補助フラップ25
とによって構成される底板で閉塞するようにしている。
【0003】底部フラップ21、22の一側端には斜め
に延びる折曲げ線23が形成されるとともに、この折曲
げ線23の先端側の部分が接合部24に構成されてお
り、接合部24の表面に糊27を塗って隣接する補助フ
ラップ25と接合するようにしている。
【0004】このような包装箱は図5に示すように、直
方体状に組立てることができ、内部に各種の物品を収納
し、補助フラップ46および蓋板35によって上部開口
を閉じて物流に供することができるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような包装箱は、
底部フラップ21、22に設けられている斜めの折曲げ
線23によって、底部フラップ21、22および両側の
補助フラップ25から成る底板を内側に折込んで包装箱
を偏平に折畳むことが可能になるとともに、偏平に折畳
んだ状態で供給される包装箱をワンタッチで直方体状に
組立てることが可能になるという利点を有している。
【0006】ところがこのような包装箱は、その底板の
接合部24と補助フラップ25とが重合う部分において
は2重になるものの、他の部分は1重になっており、材
質の厚さ分の段差が発生し、完全な平面とはなり得ない
欠点がある。
【0007】またこのような包装箱において、その内部
に仕切り板を設ける場合には、図4に示すように一方の
側板12の上端に互いに平行な2本の折曲げ線51を介
して接合板52を連設し、この接合板52の先端部に折
曲げ線53を介して連結板54を形成する。この連結板
54は例えば側板13、14の横幅のほぼ半分の長さで
あってよい。そして連結板54の先端側に折曲げ線55
を介して仕切り板56を連設するようにしている。仕切
り板56の両側には必要に応じて折曲げ線57を介して
フラップ58が形成される。
【0008】仕切り板56によって包装箱の内部を仕切
る場合には、一対の折曲げ線51のところで接合板52
を側板12の内側に接合するように折曲げるとともに、
折曲げ線53のところで連結板54を底板と平行になる
ように折曲げ、さらに連結板54の先端側の折曲げ線5
5によって仕切り板56を包装箱の内部に直立するよう
に折曲げる。また仕切り板56の両側のフラップ58を
折曲げ線57によって側板13、14の内側に重合うよ
うに折曲げる。これによって包装箱の内部が仕切り板5
6によって2分割されることになる。
【0009】ところがこのような仕切り板56を設ける
ようにした場合には、仕切り板56によって包装箱の内
部を仕切るために多くの折曲げ工数を必要とし、これに
よって包装箱の組立てが面倒になる欠点がある。またこ
のような仕切り板56を連設した包装箱によれば、底板
を内側に折込んで偏平に折畳んだ状態において、その上
部に仕切り板56が突出した状態で供給されることにな
るために、折畳んだ状態で包装箱がかさばる欠点があ
る。
【0010】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、底部の段差を軽減してほぼ平面となす
ことができるとともに、ワンタッチで組立てが可能な底
板を構成する底部フラップの形状を工夫することによっ
て、内部に仕切りを設け得るようにした包装箱を提供す
ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに対向す
る一対の側板の下端にそれぞれ折曲げ線を介して他の一
対の側板の横幅のほぼ半分の長さの底部フラップを連設
するとともに、該底部フラップの一方の側端に斜めの折
曲げ線を介して接合部を設け、該接合部を前記他の一対
の側板の下端に折曲げ線を介して連設されている補助フ
ラップと接合し、前記一対の底部フラップと前記一対の
補助フラップとによって底板を組立てて底部開口を閉塞
するとともに、前記底部フラップの斜めの折曲げ線のと
ころで前記底板を内側に折込んで偏平に折畳み得るよう
にした包装箱において、前記底部フラップの先端部に折
曲げ線を介して突片を連設するようにしたことを特徴と
する包装箱に関するものである。
【0012】互いに対向する一対の側板にそれぞれ連設
されている底部フラップの突片が互いにずれるように形
成した構成によれば、これらの突片によって包装箱の底
面の段差を吸収してほぼ平面とすることが可能になる。
【0013】突片が底部フラップの先端部との間に介在
される折曲げ線によって折曲げられ、内部空間を仕切る
仕切り板にした構成によれば、底部フラップの形状を工
夫することによって内部空間が仕切られることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る包装箱を組立てるための段ボール原紙を展開した状態
を示すものであって、この段ボール原紙は4枚の側板1
1、12、13、14を備え、これらが11、13、1
2、14の順に折曲げ線15を介して互いに折曲げ可能
に連結されている。また側板11の左端には折曲げ線1
5を介して接合片16が連設されている。
【0015】側板11、12の下端にはそれぞれ折曲げ
線20を介して底部フラップ21、22が折曲げ可能に
連結されている。これらの底部フラップ21、22の右
端側には斜めの折曲げ線23を介してほぼ3角形をなす
接合部24が連設されている。
【0016】これに対して幅の狭い他の互いに対向する
側板13、14の下端にはそれぞれ補助フラップ25が
折曲げ線26を介して折曲げ可能に連設されている。そ
して上記底部フラップ21、22と補助フラップ25と
によって底板が組立てられるようになっている。 底部
フラップ21、22の先端部であってその左端側の部分
には折曲げ線29を介して長方形の突片30が連結され
ている。
【0017】側板11の上端には折曲げ線34を介して
蓋板35が連設されるとともに、蓋板35の上端には折
曲げ線36を介して係止片37が連設されている。そし
てこの係止片37の根元部分には折曲げ線36とほぼ平
行な切込み38が形成されている。そしてこのような切
込み38に対応して反対側の側板12の上端にはロック
片39が形成されている。ロック片39は側板12に対
して折曲げ線40によって折曲げ可能に連結されるとと
もに、ロック片39の根元部分にはもう1本の折曲げ線
41が形成されている。
【0018】幅の狭い側板13、14の上端にはそれぞ
れ折曲げ線45を介して補助フラップ46が連設されて
いる。これらの補助フラップ46は蓋板35の内側に折
曲げて挿入されるようになっている。
【0019】次に以上のような構成になる段ボール原紙
によって包装箱を組立てる動作を説明する。折曲げ線1
5のところで4枚の側板11〜14を互いに4角筒状に
組立てるとともに、接合片16に予め糊27を塗布し、
接合片16を反対側の側板14の端部に糊付けして接合
する。これによって4枚の側板11〜14によって4角
筒状に組立てられる。
【0020】上記4角筒の底部を閉塞するように底板を
組立てる。底板の組立ては底部フラップ21、22の側
端であって斜めの折曲げ線23の先端側の接合部24に
糊27を塗布し、この糊27によって接合部24を補助
フラップ25に糊付けする。これによって包装箱の底部
が底部フラップ21、22と両側の補助フラップ25と
によって組立てられる底板で閉塞されることになる。
【0021】このようにして図2に示すように底部開口
が閉塞された包装箱が組立てられることになる。このよ
うな包装箱内には各種の物品が収納されるとともに、補
助フラップ46を折曲げ線45によって内側へ閉じ、さ
らに折曲げ線34によって蓋板35を内側へ閉じる。そ
して係止片37を折曲げ線36によって側板12の内側
へ折曲げるようにして挿入し、この後にロック片39を
係止片37の切込み38に挿入することによって蓋板3
5で上部開口が閉塞されることになる。
【0022】このような包装箱において、底板を構成す
る底部フラップ21、22の先端部にそれぞれ折曲げ線
29を介して連設されている突片30を折曲げないでそ
のままにしておくと、これらの突片30が底部フラップ
21のみから成る1重の部分に重合うようになる。従っ
て接合部24と補助フラップ25とから成る2重の部分
との間の段差を吸収することが可能になり、これによっ
てこの包装箱の底板をほぼ平面状にすることが可能にな
る。
【0023】底部フラップ21、22の先端部に連設さ
れている突片30を折曲げ線29のところで折曲げて内
側へ直立させると、図2に示すように包装箱の内部に仕
切りが形成されることになる。従ってこのような突片3
0から成る仕切りによって包装箱を仕切ることが可能に
なる。
【0024】このような仕切りは上述の如く底部フラッ
プ21、22の先端部の突片30を折曲げ線29のとこ
ろで折曲げるだけで形成されるために、組立てが非常に
容易になり、折込みの工数が多くなることもなく、フラ
ップの形状が複雑になることもない。
【0025】このように本実施の形態に係る包装箱は、
底部フラップ21、22の先端部に折曲げ線29を介し
て突片30を連設するようにしたものであって、組立て
られた状態で両側の突片30は互いにずれるように設け
られている。このような突片30は折曲げ線29のとこ
ろで折曲げることによって仕切り板として用いられ、あ
るいはまた折曲げ線29のところで折曲げることなく底
板の段差をなくすように用いるとともに、強度の向上と
製品の保持のために用いられてよい。
【0026】従ってこのような包装箱は、折曲げ線29
を根元側に有する突片30によって底面の段差を軽減す
ることができるとともに、必要に応じて箱の内部空間を
仕切る仕切りを組立てることができ、箱の1フラップ当
りの折込み数を削減できるようになる。また突片30に
よって包装箱の強度を向上することが可能になる。
【0027】またこのような包装箱は、底板を構成する
底部フラップ21、22の斜めの折曲げ線23によって
底板を内側に折込むようにし、包装箱を全体として図3
に示すように偏平に折込むことが可能になる。従って底
板を接合部24によって糊付けした状態で折畳んで提供
することが可能になる。しかもワンタッチで直方体状に
組立てることが可能になる。そして包装箱を偏平に折畳
んだときに、底部フラップ21、22の先端部に連設さ
れている突片30は箱の外側へ突出することがなく、側
板11〜14の間に収納された状態になっている。従っ
て突片30を設けても偏平に折畳んだ包装箱がかさばる
ことがない。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明は、底部フラップの
先端部に折曲げ線を介して突片を連設するようにしたも
のである。このような突片によって、底板の段差を吸収
し、底板をほぼ平面状とすることが可能になる。とくに
互いに対向する一対の側板にそれぞれ連設されている底
部フラップの突片が互いにずれるように形成された場合
には、より効果的に底板の段差が吸収される。
【0029】突片を折曲げ線のところで折曲げて内側へ
直立させると、包装箱の内部空間を仕切る仕切り板が組
立てられ、これによって包装箱の内部が仕切られること
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装箱を構成する段ボール原紙の展開平面図で
ある。
【図2】同包装箱を組立てた状態の外観斜視図である。
【図3】偏平に折畳んだ状態の包装箱の外観斜視図であ
る。
【図4】従来の包装箱を示す展開平面図である。
【図5】同組立て斜視図である。
【符号の説明】
11〜14 側板 15 折曲げ線 16 接合片 20 折曲げ線 21、22 底部フラップ 23 斜めの折曲げ線 24 接合部 25 補助フラップ 26 折曲げ線 27 糊 39 折曲げ線 30 突片 34 折曲げ線 35 蓋板 36 折曲げ線 37 係止片 38 切込み 39 ロック片 40、41 折曲げ線 45 折曲げ線 46 補助フラップ 51 折曲げ線 52 接合板 53 折曲げ線 54 連結板 55 折曲げ線 56 仕切り板 57 折曲げ線 58 フラップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向する一対の側板の下端にそれぞ
    れ折曲げ線を介して他の一対の側板の横幅のほぼ半分の
    長さの底部フラップを連設するとともに、該底部フラッ
    プの一方の側端に斜めの折曲げ線を介して接合部を設
    け、該接合部を前記他の一対の側板の下端に折曲げ線を
    介して連設されている補助フラップと接合し、 前記一対の底部フラップと前記一対の補助フラップとに
    よって底板を組立てて底部開口を閉塞するとともに、前
    記底部フラップの斜めの折曲げ線のところで前記底板を
    内側に折込んで偏平に折畳み得るようにした包装箱にお
    いて、 前記底部フラップの先端部に折曲げ線を介して突片を連
    設するようにしたことを特徴とする包装箱。
  2. 【請求項2】互いに対向する一対の側板にそれぞれ連設
    されている前記底部フラップの前記突片が互いにずれる
    ように形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の包装箱。
  3. 【請求項3】前記突片が前記底部フラップの先端部との
    間に介在される折曲げ線によって折曲げられ、内部空間
    を仕切る仕切り板を構成することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の包装箱。
JP7293543A 1995-10-17 1995-10-17 包装箱 Pending JPH09110031A (ja)

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JP7293543A JPH09110031A (ja) 1995-10-17 1995-10-17 包装箱

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JP7293543A JPH09110031A (ja) 1995-10-17 1995-10-17 包装箱

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ID=17796116

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JP7293543A Pending JPH09110031A (ja) 1995-10-17 1995-10-17 包装箱

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002079039A1 (en) * 2001-03-30 2002-10-10 Frediano Moretti Shoe box and blank therefor
KR100788399B1 (ko) * 2006-04-07 2008-01-02 김용률 물품 포장용 종이 상자
JP2011126555A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Marukin Insatsu Kk 包装箱
JP2016113162A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 株式会社ホンダアクセス 梱包箱の組立構造

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