JPH052422Y2 - - Google Patents

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JPH052422Y2
JPH052422Y2 JP16724888U JP16724888U JPH052422Y2 JP H052422 Y2 JPH052422 Y2 JP H052422Y2 JP 16724888 U JP16724888 U JP 16724888U JP 16724888 U JP16724888 U JP 16724888U JP H052422 Y2 JPH052422 Y2 JP H052422Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、底壁に3個の品物を仕切る仕切壁
を連設した箱に関するものである。
〔従来の技術〕
従来3個の品物、例えばびんAを一列に収容す
る箱は、第6図に示すように、公知の折畳自在の
上部が開口した箱体41であり、底壁上に略U字
形の仕切板42を嵌め込んでびんの衝突を防止し
ていた。
第7図は、この箱体の展開図であり、一方向で
対向する側壁43と、他方向で対向する端壁44
とにより角筒体を形成し、各側壁43の下縁に交
差用切欠部45を有し先端部がお互いに噛合可能
な半底壁46をそれぞれ連設し、各端壁44の下
縁に止着片47を連設すると共に、各半底壁の一
方の自由端コーナに斜目折目線48で画された三
角形状貼着部49を設けたものであり、隣接する
貼着部と止着片とをそれぞれ固着して折畳自在に
なつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来6個の品物を収容して1個ずつを仕切る仕
切壁付きの箱は存在しているが、3個の品物を仕
切る仕切壁付きの箱はなかつた。そこで、上述の
ような3個の品物を収容する折畳自在な箱におい
ては、別にU字形の仕切板が必要であり、2部材
からなるため使用前の保管運搬に手間がかかり、
また組立時に一々箱体内の仕切板を嵌め込まなけ
ればならず包装作業能率が低い等の問題点があつ
た。
この考案は、従来品の有するこのような問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、仕切壁を底壁に連設した一枚の打板基板
からなり、一挙動の操作で組み上がる仕切壁付き
の箱を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案における
箱は、各半底壁を組立時先端縁が対向する側壁の
下端に達するように形成し、この先端縁には起立
する起立板を連設し、起立板の側縁に連結固着板
を連設し、止着片の先端部に設けた起立する仕切
壁に上記連結固着板を固着してなるものである。
〔作用〕
この様に構成された箱は、半底壁の三角形状貼
着部の上に止着片を貼着すると共に、仕切壁に連
結固着板を貼着すると底面及びこの底面に連なる
2個の仕切壁が組み上がり、箱体内を3つに仕切
ることができ、更に一挙動で箱体と仕切壁が偏平
体に折畳まれる。
〔実施例〕
第1図〜第5図は、この考案の実施例を示し、
この箱は、段ボール等の厚紙からなり、第1図に
示すように、一方向で対向する広い側壁1と、こ
れに直交する他方向で対向する狭い端壁2とによ
り角筒体が形成され、角筒体の下縁に底壁が形成
されていると共に、底壁上に仕切壁が起立してな
るものであり、一枚の打抜基板X(第2図参照)
から屈曲して作成される。
打抜基板Xを詳細に説明すると、第2図のよう
に、2個の側壁1と2個の端壁2とが縦折目線3
を介して交互に連設され、端の側壁1の端縁にの
り代4がまた上縁に差込片5を備えた蓋フラツプ
6がそれぞれ連設され、各端壁の上縁に折込片7
が連設されている。
各側壁1の下縁には、組立時噛合つて底面を形
成する平面略L字形状の半底壁8がそれぞれ連設
されている。この半底壁8は、底面中央P(第3
図参照)で交差しこの交差点の片方が端壁2の幅
lの略1/2寸法幅mの狭幅底9となり、他方が端
壁2の幅lと略同じ寸法幅lの広幅底10となつ
ており、広幅底10の自由端コーナに縦折目線3
の端を起点とする45度傾斜した斜目折目線11で
画された直角三角形状貼着部12が設けられてい
る。
半底壁の広幅底10の貼着部12を除いた自由
端縁には、起立板13が連設されている。また起
立板13の側縁には組立時直角方向に屈曲する
(第1図参照)連結固着板19が折目線18を介
して連設されている。
端壁2の下縁には、広幅底の貼着部12の上面
に貼着する長さ寸法lの台形状止着片14が、ま
た止着片14の先端縁に組立時起立する方形状の
仕切壁15が順次延長して連設されている。
側壁1の横幅寸法3lは、端壁の横幅lの略3倍
の長さを有しており、角筒体内には円筒形状のび
んを3本一列に収容することができる大きさにな
つている。
半底壁8には、組立時交差点となる中央部に向
けてV字状切込み16が形成されており、この切
込みの斜縁の奥に小さい係止片17が突設されて
いる。両半底壁8は組立時向き合い、狭幅底の上
に相手の広幅底がそれぞれ重合して切込み16を
噛合せるようになり、係止片17が相手の端縁に
係合して平らな底面が保形できる。
なお、半底壁の三角形状貼着部12に、止着片
14を貼着して底面を形成し(第3図参照)、斜
目に押し倒すと(第5図参照)箱体と共に底面が
一挙動で折畳まれることは公知の技術である。
起立板13には、斜目折目線11の端を起点と
する折目線18を介して連結固着板19が連設さ
れており、箱体に組立時には連結固着板19は折
目線18から屈曲し仕切壁を端壁2に並行するよ
うに固定している。なお、折目線18から縦折目
線3の延長線までの寸法lは端壁2の幅とほぼ同
じになつている。
前記打抜基板より本実施例の箱を組立てる場合
は、先ず底面を作るべく三角形状の各貼着部12
の上面に止着片14をそれぞれ貼着すると共に各
仕切壁15に起立状の連結固着板19を貼着し、
更にのり代4を他方の端壁2の内面に貼着すると
組み上がる。
この箱を使用する場合は、第5図に示すよう
に、上部開口部の蓋フラツプ及び折込片を開放さ
せておき、両半底壁8が離れる方向に押し潰し両
側壁1を近接させると一挙動が偏平体に折畳まれ
保管運搬に有利な形態となる。また逆に両端壁2
のコーナを持つて押し寄せると一挙動で箱体に組
み上がる。
〔考案の効果〕
この考案は、上述の通り構成されているので、
次に記載する効果を奏する。
一枚の打抜基板から屈曲して作成されており、
偏平体に折畳まれると共に一挙動の操作で組み上
がり非常に便利なもので、無駄な組立作業がない
ので品物の包装能率が向上する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示す一部切欠き
斜視図、第2図は同上の展開図、第3図は同上の
組立時の横断平面図、第4図は同上の組立時の縦
断側面図、第5図は折畳む途中を示す横断面図で
ある。また、第6図は従来例を示す斜視図、第7
図は同上箱体の展開図である。 A……びん、X……基板、1,43……側壁、
2,44……端壁、8,46……半底壁、13…
…起立板、14,47……止着片、15……仕切
壁、19……連結固着板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方向で対向する側壁と、他方向と対向する端
    壁とにより角筒体を形成し、角側壁の下縁に切欠
    部を有し先端部がお互いに噛合可能な半底壁を連
    設し、各端壁の下縁に止着片を連設すると共に、
    各半底壁の一方の自由端コーナに斜目折目線で画
    された三角形状貼着部を設け、この貼着部と止着
    片とを固着してなる折畳自在の箱において、各半
    底壁を組立時先端縁が対向する側壁の下端に達す
    るように形成し、この先端縁には起立する起立板
    を連設し、起立板の側縁に連結固着板を連設し、
    止着片の先端部に設けた起立する仕切壁に上記連
    結固着板を固着してなる箱。
JP16724888U 1988-12-23 1988-12-23 Expired - Lifetime JPH052422Y2 (ja)

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JP16724888U JPH052422Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23

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Publication Number Publication Date
JPH0287721U JPH0287721U (ja) 1990-07-11
JPH052422Y2 true JPH052422Y2 (ja) 1993-01-21

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JP16724888U Expired - Lifetime JPH052422Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23

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JPH0287721U (ja) 1990-07-11

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