JPH10129769A - 植物収容箱 - Google Patents

植物収容箱

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JPH10129769A
JPH10129769A JP29020696A JP29020696A JPH10129769A JP H10129769 A JPH10129769 A JP H10129769A JP 29020696 A JP29020696 A JP 29020696A JP 29020696 A JP29020696 A JP 29020696A JP H10129769 A JPH10129769 A JP H10129769A
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plant
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Yoshio Shimizu
好生 清水
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Nichirei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段ボール箱のような箱本体と、棚を形成する
中仕切とからなる植物収容箱において、当該箱本体と中
仕切とが別部材であることから生ずる問題点を解決しう
る植物収容箱を提供すること。 【解決手段】 側壁の一つを他の側壁から分離して、折
り曲げることにより中仕切を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる鉢植え植
物を鉢ごと収容し、主として搬送を目的として使用され
る植物収容箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉢植え植物の搬送は、段ボール箱
に鉢ごと植物を収容することにより行なわれている。こ
の際、搬送中に段ボール箱内で鉢が転倒しないように、
当該段ボール箱内に別途の中仕切を配置して棚を形成
し、その棚に鉢が嵌合する孔を設けて、鉢を支持するよ
うにしている。かかる従来の植物収容箱を図7(a)に
より説明する。
【0003】植物収容箱100は、一般的なダンボール
箱101と、その内部に設置された中仕切102とから
なる。中仕切102は、図7(b)に示す展開図に形ど
られたダンボール紙102aの四方の片部102bを点
線102cから各々直角に折り曲げて台形状としたもの
を、そのまま段ボール箱101内に設置したものであ
る。片部102bに囲まれた棚部102dには、鉢を嵌
合する孔103を施し、これに鉢104を挿入し、支持
させ、鉢104の搬送等を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の植物収
容箱は、ダンボール箱と、棚を形成する中仕切とが別部
材であるため、材料費、製造コストさらに個別に組み立
てる手間がかかる。また、ダンボール箱のサイズも多様
化した今日では、各サイズに合わせて複数種類の中仕切
を用意する必要もある。
【0005】従って、本発明の目的は、上述した段ボー
ル箱のような箱本体と、棚を形成する中仕切とが別部材
であることから生ずる問題点を解決しうる植物収容箱を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、4つの
側壁と底部とを一体に備え、上方が開放した方形の箱で
あって、前記側壁の1つを前記底部から所定の高さを置
いて内側に折り曲げることにより前記底部から所定間隔
離隔した棚部形成し、当該棚部には鉢を挿入して支持さ
せるための孔を設けたことを特徴とする植物収容箱が提
供される。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明にかかる植物収容箱A(図4(a)参
照)の展開図に相当する基板1の平面図である。基板1
は、型抜きと共に所定の折り目Q、ミシン目P及び切れ
目Sを有する1枚の平板であり、その素材としては、コ
スト及び強度の点からダンボール等の厚手の紙材が好ま
しい。また、基板1は折り目を介しながら左右に連続す
る側板2(a、b、c)及び棚部板3を有し、また、側
板2(a、b、c)及び棚部板3の各々下部には、折り
目Q(2、4、6、11)を介して底板4(a、b、
c、d)を有する。
【0008】棚部板3は、折り目Q(8、9)を介し
て、差し込み部3aと、鉢を挿入する2つの孔10を有
する棚部3bと、側壁部3cとに区分される。棚部板3
において、各々の部分の長さ3a、3b、3c及び側板
2の幅dとは、ほぼa=c、b=dの関係を満たすよう
に定められる。棚部3bは、その左右両端においてミシ
ン目P1を有する突出片6を介して側板2bおよび2c
と一体化される。一体化されることにより、組立て前に
おいて、棚部3bがぶらぶらすることを防止するもので
ある。孔10は、貫通した孔である小径部10aと、当
該小径部10aと中心を共通にする大径部10bとの間
を所定間隔で切り抜いて形成した小片10cとからな
る。
【0009】側板2(b、c)は、その中心付近に切れ
目S1及びミシン目P2を各々有する。また、側板2c
の右側端部には折り目Q12により区分される貼りしろ
5を有する。底板4aと4c、及び4bと4dは、各々
同一形状のものであり、底板4a(4c)は、折り目Q
1(Q7)に区画された貼りしろ(斜線部)、および凸
部T(1、2)を有する。
【0010】基板1は以下の手順で組み立てる。最初
に、折り目Q(3、5、10、12)において、側板及
び棚部板を各々直角に折り曲げ、貼りしろ5を側板2a
の端部に貼着することにより、方形筒状とする。そし
て、折り目Q(2、4、6、11、)において、底板4
(a、b、c、d)を内側に折り込み箱底を形成し、上
方が開放した箱状とする(図2参照)。 底の組立てで
は、まず板4aと4d、及び底板4cと4bをそれぞれ
一部貼着して一体化する。図3(a)に示したとおり、
底板4cと4bの場合によりこの一体化を具体的に説明
すると、底板4cの折り目Q7に縁取られた斜線の領域
のみにおいて、底板4bを箱の内側、底板4cを外側に
して重ね合わせて、糊等で貼着する。この時、底板4c
の辺S1と、底板4bの辺S2とがピッタリ重なるよう
にする。同様に、底板4aと4dも同様に折り目Q7に
縁取られた斜線領域において(図1参照)、底板4dを
箱の内側に、底板4aを外側にして重ね合わせて貼着す
る。次に、相互に貼着された2組の底板4(aとd及び
cとb)を組み合わせて箱の底を完成させる(図3
(b))。当該組合せは、底板4a及び4dの凸部T1
及びT2を、各々の底板4a、4dの内側に互い違いに
はめこんだものである。
【0011】本発明にかかる植物収容箱Aの保管、運
搬、販売時等においては、市販の段ボール箱が畳まれて
平板状にして保管等されているのと同様に、図2の箱状
の状態から畳んで平板状にする。畳む場合には、対抗す
る1対の折り目Q(3と10)を180度まで折り込む
一方で、他対の折り目Q(5、12)を伸ばした状態と
する。その際、底板4()は、底の中心を上方に突き上
げるようにして、折り目Q(2、4、6、11)を更に
90度折り曲げると共に、折り目Q(1、7)を山折り
して、貼着して一体化した底板4(aとd及びcとb)
をその組ごとに折り畳むことにより、全体として平板状
となる。図2の姿態に戻す場合は、折り目Q(3、5、
10、12)を再び直角に折り曲げると同時に底板4
(aとd及びcとb)の組を下方に押し下げれば自然に
相互に組み合い、底が形成される。
【0012】次に、図4(a)のを参照して、鉢を支持
し運搬する際の姿態への組立てについて説明する。図2
の姿態から、ミシン目P(1、2)を切り離して、折り
目Q(8、9)において、それぞれ棚部板3を90度内
側に折り曲げて、差し込み部3aを側壁2aに沿わせる
様にして、箱の底に突き当たるまで差し込み、略水平な
棚3bを形成して、組立てが完了する(図4(a))。
なお、突出片6は、屈曲して側板2b及び2cを押圧し
て当接し、棚3bが上下に移動しないように抵抗する。
【0013】棚3bに設けた孔10には、鉢7を挿入し
て支持させる。図4(b)に示すとおり、孔10の小片
10cが鉢の大きさに応じて下方に屈曲し、鉢7の側面
を押圧して当接するので、複数種類の鉢のサイズに対応
できると共に、小片10cと鉢7との間の摩擦力で鉢7
をしっかりと支持する。なお、図4(a)の姿態では、
孔10は2つ設けてあるが鉢7を一方の孔10にだけ挿
入した態様である。植物の展示や、販売時には、図4
(a)の姿態のままで行なうことができる。そして、植
物の運搬時には、図4(a)の姿態のまま、切り込みS
1及びミシン目P2から形成される取ってを把持して、
運搬することができる。
【0014】図5は、別の植物収容箱Bを示す外観図で
あり、側板2b’及び2c’は、切れ目8a及び折り目
8bとにより形成されるひっかけ片8を有する。植物収
容箱Bでは、図5に図示するようにひっかけ片8を箱の
内側に折り曲げて突出させることにより、この上に他の
植物収容箱を積み上げることができる。図6(a)およ
び(b)は、棚の他の形成方法を示す図であり、便宜上
棚の部分のみの構造を図示したものである。図6(a)
の態様において、棚50は、棚部板51の先端の突片5
0aを側板51のスリット51aに挿入して形成され
る。他の基本的構造は、上述した植物収容箱Aと同様で
ある。図6(b)の態様において、棚60は、棚部板6
1を、折り目61a及び61bとにおいて2回直角に折
り曲げることにより形成される。他の基本的構造は、上
述した植物収容箱Aと同様である。
【0015】
【発明の効果】以上述べてきたとおり、本発明の植物収
容箱では、側壁の1つを折り曲げて棚部を形成するよう
にし、箱本体と棚とを一体化したので、簡単かつ迅速に
組み立てることができ、また、使用しないときには、折
り畳むことができるので、置場所にも不都合はない。さ
らに、従来品と比して材料費、製造コストを低下するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基板1の展開図である。
【図2】基板1を組み立てた中間姿態を示す外観図であ
る。
【図3】(a)底板4bと4cとの貼着の態様を示す図
である。 (b)底板4(a、b、c、d)の組上がりを示す図で
ある。
【図4】(a)植物収容箱Aを示す一部透視外観図であ
る。 (b)孔4における鉢7の支持状態を示す図である。
【図5】植物収容箱Bを示す外観図である。
【図6】(a)棚の他の形成方法を示す図である。 (b)棚の他の形成方法を示す図である。
【図7】(a)従来の植物収容箱100を示す外観図で
ある。 (b)中仕切102の展開図である。
【符号の説明】
A.植物収容箱 B.植物収容箱 P.ミシン目 Q.折り目 S.切れ目 1.基板 2.側板 3.棚部板 7.鉢

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4つの側壁と底部とを一体に備え、上方
    が開放した方形の箱であって、前記側壁の1つを前記底
    部から所定の高さを置いて内側に折り曲げることにより
    前記底部から所定間隔離隔した棚部を形成し、当該棚部
    には鉢を挿入して支持させるための孔を設けたことを特
    徴とする植物収容箱。
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