JP3216742U - 仕切部材 - Google Patents

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【課題】収容する物品の大きさに対応して区切られる収容空間の大きさを変更可能とする仕切部材を提供する。【解決手段】シート部材を折り曲げて組み立てられ、包装容器内に設置される仕切部材1で、シート部材に折線を介して第一側板23と、第一頂部L2と、第二側板24とからなる第一仕切板と、第二側板24と、第二頂部L3と、第三側板25とからなる第二仕切板を備え、第一仕切板の起立時には第三側板25が倒伏し、第二仕切板の起立時には第一側板23が倒伏する仕切部材である。【選択図】図1

Description

本考案は、包装容器の内部を複数に区切る仕切部材に関する。
従来から、包装容器内に収容される物品を位置決めるため、板紙等の素材で形成された仕切部材が用いられており、例えば、下記のような先行文献が存在する。
実用新案登録第3010338号公報
前記従来の仕切板は、一枚の台紙を用いて多数の仕切りを形成したものであり、底板部と、底板部の左右に谷折り目線を介して連設された山状部を備え、底板部を横切る谷折り目線と、底板部の切り目線と、斜面部の谷折り目線と、斜面部の切り目線とによって仕切板が規定される。しかしながら、このような仕切りに入れる物品の大きさは一定であることを前提としたものであり、異なる大きさの物品に対応することはできなかった。
本考案は前記課題に鑑みてなされたものであって、収容する物品の大きさに対応して区切られる収容空間の大きさを変更可能とする仕切部材の提供を課題とする。
本考案の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
第1の考案では、シート部材を折り曲げて組み立てられ、包装容器内に設置される仕切部材であって、前記仕切部材は、シート部材に折線を介して第一側板と、第一頂部と、第二側板とからなる第一仕切板と、第二側板と、第二頂部と、第三側板とからなる第二仕切板を備え、前記第一仕切板の起立時には前記第三側板が倒伏し、前記第二仕切板の起立時には前記第一側板が倒伏することを特徴とする仕切部材である。
第2の考案では、第1の考案であって、シート部材に略コの字形状の切線により形成される舌状部と、前記切線の始端から終端を結ぶ折線によって形成される基部と、前記舌状部に設けられ、前記基部と略平行な調整折線とからなる第三仕切板を備えることを特徴とする仕切部材である。
本考案によれば、収容する物品の大きさに対応して区切られる収納空間の大きさを変更することができる。
仕切部材1の展開体を示す平面図。 仕切部材1の組立工程を示す斜視図。 仕切部材1を組み込んだ包装箱41に物品Aを収容した状態を示す斜視図。 仕切部材1の組立工程を示す斜視図。 仕切部材1を組み込んだ包装箱41に物品B、物品Cを収容した状態を示す斜視図。 仕切部材1の組立工程を示す斜視図。 仕切部材1を組み込んだ包装箱41に物品A、物品Dを収容した状態を示す斜視図。 仕切部材1及び仕切部材2の組立工程を示す斜視図。 仕切部材1及び仕切部材2を組み込んだ包装箱51に物品A、物品B、物品C、Dを収容した状態を示す斜視図。
本考案の実施形態に係る仕切部材1について説明する。
本考案の仕切部材1は、包装容器内に設置され、包装容器内の収納空間を区切る部材である。
仕切部材1は、図1に示す展開体を折り曲げて組み立てられ、包装箱41に設置される。
仕切部材1は、板紙を用いて作成されるものであるが、段ボールシートやプラスチックシートなど他のシート部材を用いて作成することもできる。
まず、仕切部材1の構成について、図1に従って説明する。
展開体は上下方向に延びる折線L1、L2、L3、L4を備え、これらを折り曲げて組み立てることにより第一仕切板21又は第二仕切板22が起立する。本実施形態においては展開体の右側及び左側に夫々折線L1、L2、L3、L4を設けている。
展開体を組み立てて第一仕切板21を起立させた状態において、折線L2は第一頂部を構成する部分であり、折線L1と折線L2とに挟まれた領域は第一仕切板21の第一側板23を構成する部分であり、折線L2と折線L3とに挟まれた領域は第二側板24を構成する部分である。
展開体を組み立てて第二仕切板22を起立させた状態において、折線L3は第二頂部を構成する部分であり、折線L2と折線L3とに挟まれた領域は第二仕切板22の第二側板24を構成する部分であり、折線L3と折線L4とに挟まれた領域は第三側板25を構成する部分である。
折線L2と折線L3とに挟まれた領域である第二側板24の上端及び下端には突部26を備える。
また、展開体はコの字形状の切線Kと、切線Kの始端から終端を結ぶ折線L5を備える。切線Kと折線L5とによって区切られた領域は、第三仕切板31の舌状部32を構成する部分である。折線L5は第三仕切板31の基部を構成する部分である。舌状部32には、折線L5と平行な折線L6を備える。折線L6は第三仕切板31の調整折線を構成する部分である。
次に、組み立てについて説明する。
まず、図2に示すように、仕切部材1を用いて物品Aを12個収容する場合について説明する。
この場合は、展開体の物品Aの左右幅に対応する位置にある右側の第一仕切板21、左側の第一仕切板21を起立させる。具体的には折線L1を谷折りし、折線L2を山折りし、折線L3を谷折りすることで、第一側板23、第一頂部L2、第二側板24を備える第一仕切板21が起立する。このとき、第三側板25は倒伏した状態である。
次に、第三仕切板31を起立させる。具体的には基部である折線L5を折り曲げて舌状部32を起立させればよい。
そして、包装箱41に仕切部材1を載置する。本実施形態の包装箱41は板紙を折り曲げて組み立てられた箱であり、内壁には仕切部材1の突部26に対応するスリットS1、スリットS2が設けられている。本実施形態では第一仕切板21を起立させているため、第一仕切板21の位置に対応した位置のスリットS1に突部26を挿入して起立を保持する。
このようにして、包装箱41の内部を仕切部材1によって物品Aの大きさに対応する収容空間に仕切ることができる。
物品Aを収容した状態を図3に示す。このとき、第一仕切板21及び第三仕切板31は物品Aの大きさに対応する収納空間に仕切っているので物品Aは適切に保持される。
次に、図4に示すように、仕切部材1を用いて物品B及び物品Cを収容する場合について説明する。物品Bは左右幅が物品Aよりも大きな寸法である。また、物品Cは左右幅が物品Aよりも小さな寸法である。
まず、展開体の、物品B及び物品Cの左右幅に対応する位置にある右側の第二仕切板22及び左側の第二仕切板22を起立させる。具体的には折線L2を谷折りし、折線L3を山折りし、折線L4を谷折りすることで、第二側板24、第二頂部L3、第三側板25を備える第二仕切板22が起立する。このとき、第一側板23は倒伏した状態である。
次に、上記と同様に基部である折線L5を折り曲げて第三仕切板31を起立させる。
そして、包装箱41に仕切部材1を載置し、第二仕切板22の位置に対応した位置のスリットS2に突部26を挿入して起立を保持する。
このようにして、包装箱41の内部を仕切部材1によって物品B及び物品Cの大きさに対応する収容空間に仕切ることができる。
物品B及び物品Cを収容した状態を図5に示す。このとき、第二仕切板22及び第三仕切板31は物品B、物品Cの大きさに対応する収納空間に仕切っているので物品B,物品Cは適切に保持される。
次に、図6に示すように、物品A及び物品Dを収容する場合について説明する。物品Dの左右幅は物品Aと同じであるが、厚み幅が薄い寸法である。
この場合は展開体の物品A及び物品Dの左右幅に対応する位置にある右側の第一仕切板21、左側の第一仕切板21を上記と同様に折り曲げて起立させ、基部である折線L5を折り曲げて第三仕切板31を起立させる。そして、物品Dの厚み幅に合わせて調整折線L6を略L字形状に折り曲げる。
そして、包装箱41に仕切部材1を載置し、第一仕切板21の位置に対応した位置のスリットS1に突部26を挿入して起立を保持する。
このようにして、包装箱41の内部を仕切部材1によって物品A及び物品Dの大きさに対応する収容空間に仕切ることができる。
物品A及び物品Dを収容した状態を図7に示す。このとき、第一仕切板21、第三仕切板31は、物品A、物品Dの大きさに対応する収納空間に仕切っているので、物品A、物品Dは適切に保持される。
このように、本実施形態の仕切部材1は、シート部材である展開体を折り曲げて組み立てられ、包装容器内に設置される仕切部材であって、折線を介して第一側板23と、第一頂部L2と、第二側板24とからなる第一仕切板21と、第二側板24と、第二頂部L3と、第三側板25とからなる第二仕切板22を備え、第一仕切板21の起立時には第三側板25が倒伏し、第二仕切板22の起立時には第一側板23が倒伏するものである。このため、異なる位置に起立可能に構成した第一仕切板21と第二仕切板22のいずれを起立させるかの選択をすることが可能となり、収容する物品の大きさに対応して仕切られる収容空間の大きさを変更することができる。
また、仕切部材1は、シート部材である展開体に略コの字形状の切線Kにより形成される舌状部32と、切線Kの始端から終端を結ぶ折線によって形成される基部L5と、舌状部32に設けられ、基部L5と略平行な調整折線L6とからなる第三仕切板31を備える。このため、収容する物品の大きさに対応して調整折線L6を折り曲げて収容空間の大きさを変更することができる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、収容物品の大きさに対応して様々な態様で使用することができる。
上記実施態様では、右側及び左側の第一仕切板21を起立させた場合や、右側及び左側の第二仕切板22を起立させた場合について説明したが、右側は第一仕切板21を起立させ、左側は第二仕切板22を起立させることも可能である。
また、上記実施形態では、右側及び左側の2箇所に折線L1〜L4を設けたが、使用態様によって増減させることができる。
また、上記実施形態では、調整折線L6を1本設けているが、複数本設けてもよい。
また、仕切部材を複数用意して組み合わせることもできる。例えば、図8に示すように仕切部材1と仕切部材2とを包装箱51に設置することもできる。仕切部材2の基本的な構成は仕切部材1と同様であるが、第三仕切板31の数を増やしている。この実施形態では、仕切部材1では右側及び左側の第二側板22を起立させている。また、仕切部材2では右側及び左側の第一仕切板21を起立させている。
また、仕切部材1と仕切部材2との間には保持パーツ52を配置している。保持パーツにもスリットS1及びスリットS2を設けている。
また、包装箱51の内壁にも、スリットS1及びスリットS2を設けている。
そして、第一仕切板21の位置に対応した位置のスリットS1に突部26を挿入し、第二仕切板22の位置に対応した位置のスリットS2に突部26を挿入し起立を保持している。
このようにして、包装箱51の内部を仕切部材1、仕切部材2によって物品A、物品B、物品C、物品Dに対応する収容空間に仕切ることができる。
物品A、物品B、物品C、物品Dを収容した状態を図9に示す。このとき、第一仕切板21、第二仕切板22、第三仕切板31は、物品A、物品B、物品C、物品Dの大きさに対応する収納空間に仕切っているので、物品A、物品B、物品C、物品Dは適切に保持される。
1 仕切部材
21 第一仕切板
22 第二仕切板
23 第一側板
24 第二側板
25 第三側板
26 突部
31 第三仕切板
32 舌状部
41 包装箱
51 包装箱
52 保持パーツ
A 物品
B 物品
C 物品
D 物品
K 切線
L1 折線
L2 折線、第一頂部
L3 折線、第二頂部
L4 折線
L5 折線、基部
L6 折線、調整折線
S1 スリット
S2 スリット

Claims (2)

  1. シート部材を折り曲げて組み立てられ、包装容器内に設置される仕切部材であって、前記仕切部材は、シート部材に折線を介して第一側板と、第一頂部と、第二側板とからなる第一仕切板と、前記第二側板と、第二頂部と、第三側板とからなる第二仕切板を備え、前記第一仕切板の起立時には前記第三側板が倒伏し、前記第二仕切板の起立時には前記第一側板が倒伏することを特徴とする仕切部材。
  2. 前記仕切部材は、シート部材に略コの字形状の切線により形成される舌状部と、前記切線の始端から終端を結ぶ折線によって形成される基部と、前記舌状部に設けられ、前記基部と略平行な調整折線とからなる第三仕切板を備えることを特徴とする、請求項1に記載する仕切部材。
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