JP3129310U - 仕切り体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 組み立てに手数を要さず、迅速に組み立てることができ、しかも外箱に収容しない状態で菓子等の物品を載置しても形態を保持することができる仕切り体を提供する。
【解決手段】 底板の両側に側板が立設され、前記両側板間に仕切り板が架設されるとともに、外箱に収容して使用される仕切り体であって、前記仕切り板31、32、33、34は底板31、32、33、34に対して所定の立上げ角度を成す折目線を介して各側板23、24に連設されており、前記一方の折目線を谷折りとし、他方の折目線を山折りとすることで、前記仕切り板31、32、33、34が前記底板31、32、33、34に対して所定の立上げ角度を成して両側板23,24間に架設されるようにする。
【選択図】図5

Description

本考案は、仕切り体に関し、より詳細には、化粧箱等の外箱に収容されて使用される仕切り体に関する。
従来、菓子店等において、商品である菓子等の物品を化粧箱等の外箱内に見栄え良く整列させるために、紙板等の素材で形成された仕切り体が用いられている。仕切り体は、使用前は、嵩張らないように平坦な状態として積み重ねられて保管されており、使用時には、店頭でワンタッチで迅速に組み立てられるようにしている。
仕切り体のうち、外箱とは別に組み立てられ、外箱に収容して使用されるタイプの仕切り体として、底板に対して複数の横仕切り板が立ち上げられており、隣接する横仕切り板間に縦仕切り板を組み合わせた構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。前記従来の仕切り体は、横仕切り板と縦仕切り板とを別個の部材で構成しており、横仕切り板に形成されたスリットに、縦仕切り板に形成されたスリットを差し込むことによって組み立てられていた。
ところで仕切り体は、顧客の注文を受けてから組み立てるようにすると、その間顧客を待たせてしまうことになる。このため仕切り体は、顧客の注文の前に組み立てた状態でストックしておき、顧客の注文に応じて仕切り体を外箱に収容し、すぐに菓子等を載置できるようにすることが好ましい。仕切り体を組み立てた状態でストックしておくためには、外箱に入れない状態でも仕切り体の形態が保持される必要がある。
また、仕切り体を組み立てて、更に菓子等も予め載置した状態にしてストックしておき、顧客の注文に応じて菓子等を載せた仕切り体を外箱に収容するようにすれば、顧客の注文から商品の手渡しまでの時間を更に短縮できるため、より好ましい。この場合、仕切り体に菓子等を載置した状態でストックしておくためには、外箱に入れない状態で菓子等を載置しても仕切り体の形態が保持されるようにする必要がある。
特開2001−58629号公報
しかしながら、前記従来の仕切り体は、横仕切り板と縦仕切り板とが別個の部材であること、相互に形成したスリットの差し込みによって横仕切り板と縦仕切り板を組み合わせていることから、組み立てに手数を要し、迅速に組み立てることができないという問題があった。また、スリットの差し込みだけでは、折曲させた部分の復元力を抑えたり、載置した菓子等の重量を支えることができないため、外箱に収容されていない状態では、仕切り体の形態が崩れ易く、仕切り体を組み立てた状態でストックしておいたり、菓子等を載置した状態でストックしておくことは困難であった。
本考案は前記課題に鑑みてなされたものであって、組み立てに手数を要さず、迅速に組み立てることができ、しかも外箱に収容しない状態で菓子等の物品を載置しても形態を保持することができる仕切り体の提供を課題とする。
本考案の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載の考案では、底板の両側に側板が立設され、前記両側板間に仕切り板が架設されるとともに、外箱に収容して使用される仕切り体であって、
前記仕切り板は底板に対して所定の立上げ角度を成す折目線を介して各側板に連設されており、前記一方の折目線を谷折りとし、他方の折目線を山折りとすることで、前記仕切り板が前記底板に対して所定の立上げ角度を成して両側板間に架設されることを特徴とする仕切り体とした。
請求項2に記載の考案では、請求項1において、仕切り板の一方の縁部に山折目線を介して第1側板が連設され、前記第1側板に折目線を介して第1底板が連設されており、
前記仕切り板の他方の縁部には谷折目線を介して、内側板と外側板とからなる第2側板が連設され、前記第2側板には折目線を介して第2底板が連設されており、
前記各折目線を折曲させて、前記第1底板と前記第2底板とを相互に対向させるとともに、連結手段により前記第1底板と前記第2底板とを連結させて組み立てられることを特徴とする仕切り体とした。
請求項3に記載の考案では、請求項1または2のいずれか1項に記載の考案において、第1底板に第1側板折目線を介して第1側板の下縁部が連設され、前記第1側板の上縁部には、前記第1側板折目線に対して所定の立上げ角度を成す山折目線を介して仕切り板の一方の縁部が連設されており、
第2底板に第2側板折目線を介して第2側板の外側板の下縁部が連設され、前記外側板に第3側板折目線を介して第2側板の内側板の上縁部が連設され、前記内側板の下縁部には、前記第2側板折目線に対して所定の立上げ角度を成す谷折目線を介して前記仕切り板の他方の縁部が連設されており、
前記各折目線を折曲させ、前記第1底板と前記第2底板とを連結させて組み立てられることを特徴とする仕切り体とした。
請求項4に記載の考案では、請求項2または3のいずれか1項に記載の考案において、第1底板と第2底板のいずれか一方に差込用舌片が形成され、他方に差込用切目線が形成されており、前記差込用舌片が、前記差込用切目線に対して、仕切り板の山折目線と谷折目線の復元する方向に向けて差し込まれることにより、第1底板と第2底板とが連結されることを特徴とする仕切り体とした。
請求項5に記載の考案では、請求項1から4のいずれか1項に記載の考案において、仕切り板を複数設け、前記各仕切り板の形状及び/又は形成高さを相互に変えることにより、仕切り板の上縁部の高さを変化させたことを特徴とする仕切り体とした。
請求項6に記載の考案では、請求項1から5のいずれか1項に記載の考案において、仕切り板を複数設け、仕切り板の上縁部の高さを前方から後方に向けて漸次高くしたことを特徴とする仕切り体とした。
請求項7に記載の考案では、請求項1から5のいずれか1項に記載の考案において、仕切り板を複数設け、仕切り板の上縁部の高さを後方から前方に向けて漸次高くしたことを特徴とする仕切り体とした。
請求項8に記載の考案では、請求項1から7のいずれか1項に記載の考案において、仕切り板の上縁部の形状を、載置する物品の形状に適合させたことを特徴とする仕切り体とした。
請求項9に記載の考案では、請求項1から8のいずれか1項に記載の考案において、仕切り板の上縁部に、載置する物品の形状に適合させた物品受け部を形成したことを特徴とする仕切り体とした。
本考案の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1に記載の考案によれば、仕切り板は底板に対して所定の立上げ角度を成す折目線を介して各側板に連設されており、前記一方の折目線を谷折りとし、他方の折目線を山折りとなるように折曲すれば、前記仕切り板が前記底板に対して所定の立上げ角度を成して両側板間に架設された状態となるため、組み立てに手数を要さず、迅速に組み立てることができる。また、仕切り板は両側板間に架設されるように連設されているため、側板と仕切り板とを別部材で構成した場合に比較すると強度が高く、外箱に収容しない状態でも仕切り体の形態を保持することができるとともに、外箱の外で菓子等の物品を載置しても仕切り体の形態を保持することができる。
請求項2に記載の考案によれば、各折目線を折曲させることにより、仕切り板は第1側板と第2側板間に架設された状態となり、第1底板と第2底板は連結手段により連結された状態となるため、組み立てに手数を要さず、迅速に組み立てることができる。また、第1側板と第2側板間とが仕切り板及び第1底板と第2底板とで連結された構造であり、強度の高い構造となるため、外箱に収容しない状態でも仕切り体の形態を保持することができるとともに、外箱の外で菓子等の物品を載置しても仕切り体の形態を保持することができる。
請求項3に記載の考案によれば、仕切り体を構成する各部材は折目線を介して一体化されており、第1底板と第2底板を連結することによって組み立てられるため、仕切り体は少ない部材で構成され、組み立てに手数を要さず、迅速に組み立てることができる。また、各部材が一体化されていて強度の高い構造であるため、外箱に収容しない状態でも仕切り体の形態を保持することができるとともに、外箱の外で菓子等の物品を載置しても仕切り体の形態を保持することができる。
請求項4に記載の考案によれば、第1底板と第2底板のいずれか一方に差込用舌片が形成され、他方に差込用切目線が形成されており、前記差込用舌片が、前記差込用切目線に対して、仕切り板の山折目線と谷折目線の復元する方向に向けて差し込まれることにより、第1底板と第2底板とが連結される。このため、第1底板と第2底板との連結が容易であるとともに確実に連結が行われ、かつ、部材の復元力による連結部分の分離が発生しにくい。
請求項5に記載の考案によれば、仕切り板を複数設け、前記各仕切り板の形状及び/又は形成高さを相互に変えることにより、仕切り板の上縁部の高さを変化させたため、仕切り体に載置する菓子等の物品の姿勢を変化させることができ、見栄え良く菓子等の物品を仕切り体内に整列させることができる。
請求項6に記載の考案によれば、仕切り板を複数設け、仕切り板の上縁部の高さを前方から後方に向けて漸次高くしたことにより、仕切り体に載置する菓子等の物品の姿勢を前方から後方に向けて漸次立ち上げることができ、見栄え良く菓子等の物品を仕切り体内に整列させることができる。
請求項7に記載の考案によれば、仕切り板を複数設け、仕切り板の上縁部の高さを後方から前方に向けて漸次高くしたことにより、仕切り体に載置する菓子等の物品の姿勢を後方から前方に向けて漸次立ち上げることができ、見栄え良く菓子等の物品を仕切り体内に整列させることができる。
請求項8に記載の考案によれば、仕切り板の上縁部の形状を、載置する菓子等の物品の形状に適合させるようにしたため、菓子等の物品を仕切り体内に安定した状態で載置することができる。また、菓子等の物品を載置する姿勢を一定に揃えることができるため、見栄え良く菓子等の物品を仕切り体内に整列させることができる。
請求項9に記載の考案によれば、仕切り板の上縁部に、載置する菓子等の物品の形状に適合させた物品受け部を形成したため、菓子等の物品を仕切り体内に安定した状態で載置することができる。また、菓子等の物品を載置する姿勢を一定に揃えることができるため、見栄え良く菓子等の物品を仕切り体内に整列させることができる。
次に、考案の実施の形態について図を用いて説明する。
本考案の実施例1に係る仕切り体11について、図1から図6を用いて説明する。
実施例1に係る仕切り体11は、図1に示す仕切り体展開形成体を組み立てて形成されるものであり、化粧箱等の外箱に収容されて使用されるものである。仕切り体11は、板紙、段ボールなどの厚紙で形成されている。図示一点鎖線は山折目線とし、破線は谷折目線とする。図1に示す仕切り体展開形成体を組み立てて完成した状態の仕切り体11を図5、図6に示している。本実施例に係る仕切り体11の仕切り板は4枚形成され、図6に示すように、菓子等の物品Aを各仕切り板31、32、33、34で支えるようにして載置する。説明のために仕切り体11の長手方向を前後とし、短手方向を左右とし、外箱に収容した場合に正面となる側を前方とすると、図1、図5、図6では図示左側が前方となる。また、上下方向は、仕切り体11を組み立てて、底板を下にして載置した場合に、底板側を下方とする。尚、本実施例の仕切り体11の平面形状は長方形であるが、正方形等の他の形状に変更してもよい。
まず、図1に示す仕切り体展開形成体に従って説明すると、第1底板21は、後記第2底板22と連結されて仕切り体11の底板を構成する部分である。第1底板21の一方の縁部には第1側板折目線41を介して第1側板23が連設されている。前記第1底板21の他方の縁部には、第2底板22と連結させるための差込用舌片36が図示左方に向けて形成されている。差込用舌片36の付け根部分には、挟持用切目線37が形成されている。
前記第1側板23は、仕切り体11の側壁を構成するとともに後記各仕切り板31、32、33、34が連設される部分である。前記第1底板21に連設されている部分が仕切り体11の下縁部となる。第1側板23は後記各仕切形成用切目線51、52、53と後記各仕切形成用山折目線61、62、63、64によって上方に向けて4箇所の山形の部分が形成される形状となる。
前記第1側板23には、第1仕切り板31、第2仕切り板32、第3仕切り板33及び第4仕切り板34が連設されている。前記各仕切り板31、32、33、34は、それぞれ、第1仕切形成用切目線51、第2仕切形成用切目線52及び第3仕切形成用切目線53によって隣接する各仕切り板31、32、33、34と分離されている。また、前記第1仕切り板31は第1仕切形成用山折目線61を介して前記第1側板23に連設されており、以下同様に、前記第2仕切り板32は第2仕切形成用山折目線62、前記第3仕切り板33は第3仕切形成用山折目線63、前記第4仕切り板34は第4仕切形成用山折目線64を介して前記第1側板23に連設されている。第4仕切り板34の後縁部にはフラップ35が連設されている。
また、前記各仕切り板32、33、34の上縁部となる、各仕切り板32、33、34の図示左側の縁部には、仕切り体11に載置される菓子等の物品Aを受けるための物品受け部39が形成されている。本実施例では物品受け部39の形状は円弧状の凹部であるが、載置される物品Aの形状に適合させた形状とすることが好ましい。物品受け部39の形状を、載置する菓子等の物品Aの形状に適合させれば、菓子等の物品Aを仕切り体11内に安定した状態で載置することができる。また、菓子等の物品Aを載置する姿勢を一定に揃えることができるため、見栄え良く菓子等の物品Aを仕切り体11内に整列させることができる。
一方、第2底板22は、前記第1底板21と連結されて仕切り体11の底板を構成する部分である。第2底板22の一方の縁部には第2側板折目線42を介して第2側板24の外側板25が連設されている。前記第2底板22の略中央部には、前記第1底板21に形成された差込用舌片36が差し込まれる差込用切目線38が図示左方に向けて形成されている。
前記第2側板24の外側板25は、2重に形成される第2側板24のうち、外壁を構成する部分である。第2側板24の他方の縁部には第3側板折目線43を介して第2側板24の内側板26が形成されている。
前記第2側板24の内側板26は、2重に形成される第2側板24のうち、内壁を構成する部分であるとともに前記各仕切り板31、32、33、34が連設される部分である。内側板26のうち、前記外側板25に連設されている部分が仕切り体11の上縁部となる。内側板26は前記各仕切形成用切目線51、52、53と後記各仕切形成用谷折目線71、72、73、74によって下方に向けて3箇所の山形の部分が形成される形状となる。
前記内側板26には、前記第1仕切り板31、前記第2仕切り板32、前記第3仕切り板33及び前記第4仕切り板34が連設されている。前記第1仕切り板31は第1仕切形成用谷折目線71を介して前記内側板26に連設されており、以下同様に、前記第2仕切り板32は第2仕切形成用谷折目線72、前記第3仕切り板33は第3仕切形成用谷折目線73、前記第4仕切り板34は第4仕切形成用谷折目線74を介して前記内側板26に連設されている。
ここで、前記各仕切り板31、32、33、34の形状と位置関係について説明する。まず、各仕切り板31、32、33、34の左右方向の幅であるが、それぞれ第1仕切り板31の幅は第1仕切形成用山折目線61と第1仕切形成用谷折目線71との間隔、第2仕切り板32の幅は第2仕切形成用山折目線62と第2仕切形成用谷折目線72との間隔、第3仕切り板33の幅は第3仕切形成用山折目線63と第3仕切形成用谷折目線73との間隔、第4仕切り板34の幅は第4仕切形成用山折目線64と第4仕切形成用谷折目線74との間隔となる。そして、各仕切り板31、32、33、34の左右方向の幅は等しいものとしており、仕切り体11を組み立てた状態で第1側板23と第2側板24とが平行に立設されるようにしている。
また、各仕切り板31、32、33、34の上縁部の高さ位置は、仕切り体11を組み立てた状態では、第1仕切り板31の上縁部の高さ位置は第1仕切形成用山折目線61の図示左上端部と第1仕切形成用谷折目線71の図示左上端部、第2仕切り板32の上縁部の高さ位置は第2仕切形成用山折目線62の図示左上縁部と第2仕切形成用谷折目線72の図示左上端部、第3仕切り板33の上縁部の高さ位置は第3仕切形成用山折目線63の図示左上縁部と第3仕切形成用谷折目線73の図示左上端部、第4仕切り板34の上縁部の高さ位置は第4仕切形成用山折目線64の図示左上縁部と第4仕切形成用谷折目線74の図示左上端部である。そして、各仕切り板31、32、33、34の上縁部の高さ位置は、第1仕切り板31から第4仕切り板34まで、前方から後方に向けて漸次高くなるようにしている。
また、第1側板折目線41と第1仕切形成用山折目線61とが成す角度及び、第2側板折目線42と第1仕切形成用谷折目線71の延長線とが成す角度が第1仕切り板31の立上げ角度となる。この角度は第1仕切り板31の左右において略等しい角度とする。同様に、第1側板折目線41と第2仕切形成用山折目線62とが成す角度及び、第2側板折目線42と第2仕切形成用谷折目線72の延長線とが成す角度が第2仕切り板32の立上げ角度となり、第1側板折目線41と第3仕切形成用山折目線63とが成す角度及び、第2側板折目線42と第3仕切形成用谷折目線73の延長線とが成す角度が第3仕切り板33の立上げ角度となり、第1側板折目線41と第4仕切形成用山折目線64とが成す角度及び、第2側板折目線42と第4仕切形成用谷折目線74の延長線とが成す角度が第4仕切り板34の立上げ角度となる。各仕切り板31、32、33、34の立上げ角度は略等しい角度であるものとする。
次に、上記仕切り体展開形成体によって仕切り体11を組み立てる場合について説明する。まず、図2に示すように、第2側板24の内側板26に対して、第1側板23を平行状態のまま持ち上げるようにすると、第1仕切形成用山折目線61、第2仕切形成用山折目線62、第3仕切形成用山折目線63及び第4仕切形成用山折目線64がそれぞれ山折りされ、第1仕切形成用谷折目線71、第2仕切形成用谷折目線72、第3仕切形成用谷折目線73及び第4仕切形成用谷折目線74がそれぞれ谷折りされる。各山折目線61、62、63、64と各谷折目線71、72、73、74はそれぞれ略直角になるまで折曲していき、各仕切り板31、32、33、34が第1側板23と第2側板24の内側板26に対して略直角に起き上がるようにする。
次に図3に示すように、第2側板折目線42を山折りして第2底板22を第2側板24の外側板25に対して折曲するとともに、第3側板折目線43を山折りして第2側板24の外側板25を内側板26に対して折曲する。また、第1側板折目線41を山折りして第1底板21を第1側板23に対して折曲する。
第1底板21と第2底板22の連結は、図4に示すように、第1底板21に形成された差込用舌片36を、第2底板22に形成された差込用切目線38に差し込むことにより連結する。差し込む方向は図示左方向である。上記説明したように、各仕切り板31、32、33、34を第1側板23と第2側板24に対して起こす際に、各仕切形成用山折目線61、62、63、64を山折りにし、各仕切形成用谷折目線71、72、73、74を谷折りにしているため、素材の復元力が作用して、第1底板21は第2底板22に対して左方向に戻ろうとする性質がある。差込用舌片36を差込用切目線38に差し込む際には、素材の復元力に対抗して第1側板23を操作する必要があるが、一旦差し込むと復元力が差込用舌片36を深く差し込む方向に作用するため、差込用舌片36と差込用切目線38の差し込みが確実に行われ、連結部分の分離は発生しにくく、第1底板21と第2底板22の連結状態が維持されることとなる。また、差込用舌片36に連続して形成された挟持用切目線37が前記差込用切目線38の側縁部を挟持するため、より確実に第1底板21と第2底板22の連結状態が維持されることとなる。
図5に示すように、上記手順に従って組み立てられた仕切り体11には、図6に示すように菓子等の物品Aが載置され、この状態で化粧箱等の外箱(図示せず)に収容される。図6に示すように、各仕切り板31、32、33、34の上縁部の高さを前方から後方に向けて漸次高くしているため、仕切り体11に載置する菓子等の物品Aの姿勢を前方から後方に向けて漸次立ち上げることができ、見栄え良く菓子等の物品Aを仕切り体11内に整列させることができる。
以上説明した実施例1に係る仕切り体11によれば、各仕切り板31、32、33、34は第1底板21及び第2底板22に対して所定の立上げ角度を成す各山折目線61、62、63、64、谷折目線71、72、73、74を介して第1側板23及び第2側板24に連設されており、前記各山折目線61、62、63、64を山折りとし、前記各谷折目線71、72、73、74を谷折りとなるように折曲すれば、前記各仕切り板31、32、33、34が前記第1底板21及び第2底板22に対して所定の立上げ角度を成して両側板間に架設された状態となるため、組み立てに手数を要さず、迅速に組み立てることができる。
また、第1側板23と第2側板24間とが各仕切り板31、32、33、34及び第1底板21と第2底板22とで連結された構造であり、強度の高い構造となるため、外箱に収容しない状態でも仕切り体11の形態を保持することができるとともに、外箱の外で菓子等の物品Aを載置しても仕切り体11の形態を保持することができる。
本考案に係る仕切り体11は上記実施例に限定されず、以下のようにすることもできる。
各仕切り板31、32、33、34の形状及び/又は形成高さを相互に変えるようにする。この場合、各山折目線61、62、63、64、各谷折目線71、72、73、74の形成位置を変えることなく、仕切り板31、32、33、34の上縁部の高さが変化するため、仕切り体11に載置する菓子等の物品Aの姿勢を変化させることができ、見栄え良く菓子等の物品Aを仕切り体11内に整列させることができる。また、仕切り板31、32、33、34の上縁部の高さを後方から前方に向けて漸次高くしてもよい。この場合、仕切り体11に載置する菓子等の物品Aの姿勢を後方から前方に向けて漸次立ち上げることができ、見栄え良く菓子等の物品Aを仕切り体11内に整列させることができる。
尚、仕切り板31、32、33、34の形状は全て同じ形状としたが、仕切り板毎に形状を変えてもよい。
以上説明した本考案の技術的範囲は、上記の実施例に限定されるものではなく、上記実施例の形状に限定されない。本考案の技術的範囲は、本明細書及び図面に記載した事項から明らかになる本考案が真に意図する技術的思想の範囲全体に、広く及ぶものである。
実施例1に係る仕切り体11の仕切り体展開形成体の平面図。 実施例1に係る仕切り体11の組み立て状態を示す斜視簡略図。 実施例1に係る仕切り体11の組み立て状態を示す斜視簡略図。 組み立て状態の仕切り体11を第1底板21、第2底板22側から見た側面簡略図。 実施例1に係る仕切り体11を示す斜視簡略図。 仕切り体11に菓子等の物品Aを載置した状態を示す斜視簡略図。
符号の説明
11 仕切り体
21 第1底板
22 第2底板
23 第1側板
24 第2側板
25 外側板
26 内側板
31 第1仕切り板
32 第2仕切り板
33 第3仕切り板
34 第4仕切り板
35 フラップ
36 差込用舌片
37 挟持用切目線
38 差込用切目線
39 物品受け部
41 第1側板折目線
42 第2側板折目線
43 第3側板折目線
51 第1仕切形成用切目線
52 第2仕切形成用切目線
53 第3仕切形成用切目線
61 第1仕切形成用山折目線
62 第2仕切形成用山折目線
63 第3仕切形成用山折目線
64 第4仕切形成用山折目線
71 第1仕切形成用谷折目線
72 第2仕切形成用谷折目線
73 第3仕切形成用谷折目線
74 第4仕切形成用谷折目線
A 菓子等の物品

Claims (9)

  1. 底板の両側に側板が立設され、前記両側板間に仕切り板が架設されるとともに、外箱に収容して使用される仕切り体であって、
    前記仕切り板は底板に対して所定の立上げ角度を成す折目線を介して各側板に連設されており、前記一方の折目線を谷折りとし、他方の折目線を山折りとすることで、前記仕切り板が前記底板に対して所定の立上げ角度を成して両側板間に架設されることを特徴とする仕切り体。
  2. 仕切り板の一方の縁部に山折目線を介して第1側板が連設され、前記第1側板に折目線を介して第1底板が連設されており、
    前記仕切り板の他方の縁部には谷折目線を介して、内側板と外側板とからなる第2側板が連設され、前記第2側板には折目線を介して第2底板が連設されており、
    前記各折目線を折曲させて、前記第1底板と前記第2底板とを相互に対向させるとともに、連結手段により前記第1底板と前記第2底板とを連結させて組み立てられることを特徴とする請求項1に記載の仕切り体。
  3. 第1底板に第1側板折目線を介して第1側板の下縁部が連設され、前記第1側板の上縁部には、前記第1側板折目線に対して所定の立上げ角度を成す山折目線を介して仕切り板の一方の縁部が連設されており、
    第2底板に第2側板折目線を介して第2側板の外側板の下縁部が連設され、前記外側板に第3側板折目線を介して第2側板の内側板の上縁部が連設され、前記内側板の下縁部には、前記第2側板折目線に対して所定の立上げ角度を成す谷折目線を介して前記仕切り板の他方の縁部が連設されており、
    前記各折目線を折曲させ、前記第1底板と前記第2底板とを連結させて組み立てられることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の仕切り体。
  4. 第1底板と第2底板のいずれか一方に差込用舌片が形成され、他方に差込用切目線が形成されており、前記差込用舌片が、前記差込用切目線に対して、仕切り板の山折目線と谷折目線の復元する方向に向けて差し込まれることにより、第1底板と第2底板とが連結されることを特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載の仕切り体。
  5. 仕切り板を複数設け、前記各仕切り板の形状及び/又は形成高さを相互に変えることにより、仕切り板の上縁部の高さを変化させたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の仕切り体。
  6. 仕切り板を複数設け、仕切り板の上縁部の高さを前方から後方に向けて漸次高くしたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の仕切り体。
  7. 仕切り板を複数設け、仕切り板の上縁部の高さを後方から前方に向けて漸次高くしたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の仕切り体。
  8. 仕切り板の上縁部の形状を、載置する物品の形状に適合させたことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の仕切り体。
  9. 仕切り板の上縁部に、載置する物品の形状に適合させた物品受け部を形成したことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の仕切り体。
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