JP2015129007A - 収納箱 - Google Patents

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Yuji Uneno
裕司 畝野
正文 堀
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正文 堀
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Abstract

【課題】収納箱の内面にハニカムシートを貼り付けてなる収納箱について、収納された物品を上下方向、前後方向および左右方向のいずれの方向にもずれ動きにくくし、かつ不使用時に簡単にコンパクトに折り畳めるようにする。【解決手段】ハニカムシートで形成された緩衝部20として、横罫線10dに軸線が一致し、頂点同士が対向する左右一対の内向きハニカム部分円錐体21を各板11〜15内に設ける。同様に、各板の境界にある横罫線10aに軸線が一致し、底同士が対向する左右一対の外向きハニカム部分円錐体22を隣接する各板にまたがって設ける。組み立てられた収納箱本体10の内部で、物品は上下、前後、左右のいずれからも挟み込まれる。交差罫線10c、横罫線10dおよび横罫線10aを折り曲げることで、収納箱本体10は蛇腹状に折り畳むことができ、ハニカム部分円錐体21、22はその蛇腹の間に収容される。【選択図】図4

Description

本発明は、収納箱に関する。
より詳しくは、本発明は、収納された物品がずれ動きにくく、かつ折り畳みの容易な収納箱に関する。
収納箱に物品を収納して運搬する際には、物品の破損を防止するために発泡スチロールなどからなる緩衝材を同封することがよくおこなわれている。
これら発泡スチロールなどからなる緩衝材は、運搬後に不要となった際に折り畳む等してコンパクトにするのが困難であるため、保管するとなると嵩張る。
また、発泡スチロールなどは石油製品であるため、焼却処分するとなると有毒ガスが発生するなどして環境に悪影響を及ぼすおそれがある。
そのため、特許文献1の収納箱のように、ハニカムシートと通称されている積層体を緩衝材として利用する試みもなされている。
ここでハニカムシートとは、複数のシートを重ね合わせ、隣接するシート同士を所定の規則的なパターンから構成される接着箇所により断続的に貼り合せた積層体であって、その最外層の両シートが離れる向きに引っぱることで展開可能なものであり、その展開に伴って現れた面がおおむねはちの巣模様を呈するものをいう。
この特許文献1の収納箱では、上下一対のハニカムシートを準備し、その上側のハニカムシートを収納箱本体の蓋部内面に、その下側のハニカムシートを収納箱本体の底部内面に、それぞれ展開された状態で貼り付けることで構成されている。
そして、そのハニカムシートが展開されて嵩高になった状態で発揮される緩衝性を利用し、収納箱本体に収納された物品を、上下一対のハニカムシート間に挟み込むような態様で保持するものである。
このように緩衝材としてハニカムシートを用いた場合、収納箱本体から分離するなどした後、最外層のシート同士が離反した展開状態から、最外層のシート同士が接近した折り畳み状態へと変形することで、嵩張らないようにすることができる。
またハニカムシートは一般に紙製であるため、焼却処分しても有毒ガスが発生等することがなく、環境への負荷が小さい。
特開平6−286746号公報
しかし特許文献1の収納箱では、収納された物品が緩衝部としての一対のハニカムシートで上下から挟み込まれているに過ぎないため、その物品は収納箱の上下方向には拘束されているものの、左右方向および前後方向には拘束されていない。
したがって、物品が前後方向および左右方向へとずれ動きやすく、それに伴う物品の破損が懸念される。
また特許文献1の収納箱では、収納箱本体とハニカムシートを一体的に折り畳むことに関して特別な工夫がなされておらず、収納箱本体とハニカムシートの折り畳み可能な範囲が、その構造上、相互に大きく制約されている。
したがって、収納箱本体とハニカムシートを分離しないと、両者を折り畳むことができず手間がかかるか、あるいは収納箱本体にハニカムシートを貼り付けたまま両者を折り畳めるとしても、コンパクトには折り畳むことができない問題がある。
そこで本発明の解決すべき課題は、収納箱の内面に緩衝材として利用されるハニカムシートを貼り付けてなる収納箱について、収納された物品を上下方向、前後方向および左右方向のいずれの方向にもずれ動きにくくすることである。
また本発明の解決すべき課題は、収納箱の内面に緩衝材として利用されるハニカムシートを貼り付けてなる収納箱について、不使用時に簡単にかつコンパクトに折り畳めるようにすることである。
上記した課題を解決するため、本発明の収納箱では、収納箱本体と緩衝部とを以下のように構成したのである。
まず収納箱本体はブランクの状態で、上下方向に並列する平行な複数の組み立て用横罫線および左右方向に並列する平行な一対の組み立て用縦罫線により、前記一対の組み立て用縦罫線間の領域が、前板、上板、後板および下板へと区画されている。
また収納箱本体はブランクの状態で、左方の前記組み立て用縦罫線よりも左方の領域が、前記前板、上板、後板および下板のいずれかに連設される左板へと少なくとも区画され、右方の前記組み立て用縦罫線よりも右方の領域が、前記前板、上板、後板および下板のいずれかに連設される右板へと少なくとも区画されている。
収納箱本体は、前記各組み立て用横罫線を同一方向に約90度折り曲げることで、前記前板が前面、前記上板が上面、前記後板が後面および前記下板が下面となり、前記各組み立て用縦罫線を同一方向に約90度折り曲げることで、前記左板が左面および前記右板が右面となって、物品を収納可能な直方体形へと組み立て可能である。
さらに収納箱本体は、前記前板、上板、後板および下板に、その対角線に沿って形成された折り畳み用交差罫線をそれぞれ有し、かつその左辺と右辺の中点を結ぶ折り畳み用横罫線をそれぞれ有する。前記左板および右板には、それが連設された前記前板、上板、後板または下板の前記折り畳み用横罫線が左辺と右辺の中点を結ぶように延長されている。
収納箱本体は、前記各折り畳み用交差罫線を同一方向に約180度、前記各折り畳み用横罫線を前記折り畳み用交差罫線とは逆方向に約180度、前記各組み立て用横罫線を前記折り畳み用交差罫線とは逆方向に約180度折り曲げることで蛇腹状へと折り畳み可能である。
一方、前記緩衝部は、それぞれ複数の内向きハニカム部分円錐体と外向きハニカム部分円錐体とからなる。
これら各内向きおよび外向きハニカム部分円錐体は、三角形のシートを複数重ね合わせ、隣接するシート同士を所定の規則的なパターンからなる接着箇所により断続的に貼り合せた積層体から形成されている。この積層体は、その最外層の一方のシートを三角形の三辺のうちの一辺を中心軸として最外層の他方のシートに対して回転させると、円錐をその軸線に沿った面で分割した部分円錐の形状へと展開されるようになっている。
各内向きハニカム部分円錐体は、前記積層体が円錐を軸線に沿って等分してなる半円錐の状態で、前記収納箱本体のブランクの前板、上板、後板および下板のそれぞれに対して、その半円錐の軸線が各板上の折り畳み用横罫線に一致するように、かつ左側の内向きハニカム部分円錐体の頂点と右側の内向きハニカム部分円錐体の頂点とが対向するように、左右一対に貼り付けられている。
また各外向きハニカム部分円錐体は、前記積層体が円錐を軸線に沿って等分してなる半円錐の状態で、前記収納箱本体のブランクの前板と上板にまたがって、上板と後板にまたがって、後板と下板にまたがって、および下板と前板にまたがって、その半円錐の軸線が各組み立て用横罫線に一致するように、かつ左側の外向きハニカム部分円錐体の底と右側の外向きハニカム部分円錐体の底とが対向するように、左右一対に貼り付けられている。
組み立てられた収納箱本体に収納された物品は、上板および下板に貼り付けられて半円錐形に展開する内向きハニカム部分円錐体により上下から挟み込まれる。
同様に、前板および後板に貼り付けられた半円錐形に展開する内向きハニカム部分円錐体により、前後から挟み込まれる。
前板と上板にまたがって、上板と後板にまたがって、後板と下板にまたがって、および下板と前板にまたがって、それぞれ貼り付けられた外向きハニカム部分円錐体は、収納箱本体の組み立て状態において組み立て用横罫線の約90度の折り曲げに伴って、積層体の最外層の両シートが接近する向きに回転して1/4円錐形へと変形するとともに、内向きハニカム部分円錐体と対向する。内向きハニカム部分円錐体と外向きハニカム部分円錐体とは、収納箱本体の左右方向に対して逆向きに傾斜しているため、収納された物品は、対向する内向きハニカム部分円錐体と外向きハニカム部分円錐体により、左右からも挟み込まれる。
したがって、収納箱に収納された物品が、上下方向、前後方向および左右方向のいずれの方向にもずれ動くことが防がれる。
収納箱本体のブランクにおける折り畳み用交差罫線と折り畳み用横罫線および組み立て用横罫線との位置関係から、折り畳み用交差罫線を折り曲げると、これに連動して折り畳み用横罫線および組み立て用横罫線は折り畳み用交差罫線とは逆方向に折れ曲がり、収納箱本体は自動的に蛇腹状へと折り畳まれる。
さらにこれと連動して、内向きハニカム部分円錐体は、折り畳み用横罫線の約180度の折り曲げに伴って、積層体の最外層の両シートがその他のシートを間に挟んでほぼ重なり合うまで回転することで扁平に折り畳まれ、かつ折り畳まれた収納箱本体の蛇腹の間に収容される。
同様に、外向きハニカム部分円錐体は、組み立て用横罫線の約180度の折り曲げに伴って、積層体の最外層の両シートがその他のシートを間に挟んでほぼ重なり合うまで回転することで扁平に折り畳まれ、かつ折り畳まれた収納箱本体の蛇腹の間に収容される。
したがって、収納箱は不使用時に簡単にかつコンパクトに折り畳むことができる。
収納箱の組み立て状態を示す斜視図 図1の縦断面図 図2のA−A線断面図 収納箱を展開した状態を示す斜視図 収納箱本体を展開した状態を示す平面図 収納箱の組み立て途中を示す斜視図 収納箱の組み立て途中を示す斜視図 収納箱の組み立て途中を示す斜視図 収納箱の折り畳み状態を示す斜視図 図9のB−B線断面図 収納箱本体の折り畳み途中を示す斜視図
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1から図11に示す、実施形態の収納箱は、収納箱本体10と、緩衝部20とからなる。
収納箱本体10は、段ボール、厚紙、プラスチックシートなどから形成された図5に示すブランクを折り曲げることで、使用時には図1のように、上下面、前後面および左右面からなる直方体状に組み立てられ、不使用時には図10のように蛇腹状に折り畳まれる。
緩衝部20は、後述するようなハニカムシートにより構成されて、図4のように、収納箱本体10のブランクの片面に貼り付けられる。そして、収納箱本体10が組み立てられた状態では、図2および図3のように、その収納箱本体10の内部の収納空間内において展開され、収納箱本体10に収納された物品の緩衝材として機能する。
また緩衝部20は、収納箱本体10が蛇腹状に折り畳まれた状態では、図10のように折り畳まれて蛇腹の間に収容される。
図5に示す収納箱本体10のブランクは、同図において一点鎖線で示された上下方向に等間隔で並列する平行な5本の組み立て用横罫線10aと、同図において実線で示された左右方向に並列する平行な2本の組み立て用縦罫線10bとにより、複数の領域に区画されている。
緩衝部20は、収納箱本体10のブランクの両面のうち、図5に現わされる側の面に対して、貼り付けられている。
これらブランク内に区画された複数の領域のうち、図5の左右一対の組み立て用縦罫線10bの間の領域は、収納箱本体10を組み立てた際に上面、後面、下面および前面を構成する。
その領域は、上から順に、内前板11、内上板12、後板13、下板14、外前板15および外上板16となる。
ここで収納箱本体10の組み立て状態においてその前面は、内前板11と外前板15とからなる内外二層の前板で構成され、その上面は、内上板12と外上板16とからなる内外二層の上板で構成され、その後面および下面は、それぞれ単層の後板13および下板14で構成される。
同図のように、内前板11、内上板12、後板13、下板14および外前板15の形状は、ほぼ同形の長方形であってその長辺同士が接している。
このうち内前板は、前記した長方形の左上の頂点と両対角線の交点を結ぶ線と、その長方形の右上の頂点と両対角線の交点を結ぶ線をそれぞれ等辺とする、二等辺三角形の形状の切り欠き部11aを有する。
また内上板12は、左下の頂点と右上の頂点とを結ぶ対角線に沿ってその対角線の左右のほぼ中間地点に形成されたスリット12aを有する。
一方、外上板16の形状は、上記内前板11等と同形の長方形を、その長方形の左下の頂点と右上の頂点とを結ぶ対角線により上下に等分し、その上側となる直角三角形であり、その斜辺上の左右のほぼ中間地点において、下方へと突出する差し込み片16aを有する。
またこれら複数の領域のうち、図5の左側の組み立て用縦罫線10bよりも左方の領域および右側の組み立て用縦罫線10bよりも右方の領域は、収納箱本体10を組み立てた際にそれぞれ左面および右面を構成する。
これらの領域は、上から順に、それぞれ左右一対をなす内折り込み板17、中折り込み板18、外折り込み板19、ならびに左板14aおよび右板14bとなる。
図5からわかるように、内折り込み板17は内前板11の左右に、中折り込み板18は内上板12の左右に、外折り込み板19は後板13の左右に、左板14aは下板14の左側に、右板14bは下板14の右側に、それぞれ位置している。
また同図のように、内折り込み板17、中折り込み板18、外折り込み板19、左板14aおよび右板14bの形状は、ほぼ同形の正方形であり、その各辺の長さは、長方形の形状の内上板12等の短辺の長さとおおむね一致している。
内折り込み板17、中折り込み板18、および外折り込み板19は、図5において破線で示された組み立て用斜め罫線17a、18a、19aをそれぞれ有する。
図5のように、各組み立て用斜め罫線17a、18a、19は、左側の各板においては、その左上の頂点とその右下の頂点を結ぶ対角線に沿って形成され、右側の各板においては、その右上の頂点とその左下の頂点を結ぶ対角線に沿って形成されている。
すなわち、左側の各板に形成された組み立て用斜め罫線17a、18a、19は互いに平行であり、右側の各板に形成された組み立て用斜め罫線17a、18a、19も互いに平行となっている。
また左側の中折り込み板18は、その右上の頂点から組み立て用縦罫線10bに沿って、右上の頂点と右下の頂点のほぼ中間地点にかけて延びるスリット18bを有する。同様に、右側の中折り込み板18は、その左上の頂点から組み立て用縦罫線に沿って、左上の頂点と左下の頂点のほぼ中間地点にかけて延びるスリット18bを有する。
左板14aは、その左辺上の下半部に左方へと突出する差し込み片14cを有し、右板14bは、その右辺上の下半部に右方へと突出する差し込み片14cを有する。
左側の内折り込み板17の左上の角隅部および右側の内折り込み板17の右上の角隅部は、収納箱本体10の組み立て時に、内折り込み板17の角隅部がブランクの他の板に干渉するのを防止するために、ひし形状に微小に切り欠かれている。
また、左側の中折り込み板18の左下の頂点から組み立て用横罫線10aに沿って、左下の頂点と右下の頂点のほぼ中間地点にかけて、細長形状に微小に切り欠かれている。
同様に、右側の中折り込み板18の右下の頂点から組み立て用横罫線10aに沿って、右下の頂点と左下の頂点のほぼ中間地点にかけて、細長形状に微小に切り欠かれている。
さらに左側の外折り込み板19の左上の頂点から組み立て用横罫線10aに沿って、右上の頂点と左上の頂点のほぼ中間地点にかけて、細長形状に微小に切り欠かれている。
同様に、右側の外折り込み板19の右上の頂点から組み立て用横罫線10aにそって右上の頂点と左上の頂点のほぼ中間地点にかけて、細長形状に微小に切り欠かれている。
これら細長形状の切り欠きは、収納箱本体10の組み立て時に、後述するように中折り込み板18のスリット18bに対して差し込まれる左板14aおよび右板14bの差し込み片14cが、中折り込み板18や外折り込み板19と干渉するのを防止するために設けられている。
図5のように、収納箱本体10のブランクにはさらに、同図において破線で示された上下方向に等間隔で並列する5列の折り畳み用交差罫線10c、および同図において二点鎖線で示された上下方向に等間隔で平行に並列する5本の折り畳み用横罫線10dが形成されている。
このうち各折り畳み用交差罫線10cは、内前板11、内上板12、後板13、下板14および外前板15の各内部において、両対角線に沿って交差した状態に形成されている。
また、最も上側の折り畳み用横罫線10dは、左側の内折り込み板17の左辺の中点と右側の内折り込み板17の右辺の中点を結ぶ線に沿って形成されている。
同様に、その他の折り畳み用横罫線10dは、左側の中折り込み板18の左辺の中点と右側の中折り込み板18の右辺の中点を結ぶ線、左側の外折り込み板19の左辺の中点と右側の外折り込み板19の右辺の中点を結ぶ線、および外前板15の左辺の中点と右辺の中点を結ぶ線、にそれぞれ沿って形成されている。
この折り畳み用横罫線10dと組み立て用横罫線10aとを合わせると、収納箱本体10のブランクの上下方向には、等間隔で並列する平行な10本の罫線が形成されていることになる。
図4のように、緩衝部20は、収納箱本体10のブランクの片面に貼り付けられた複数のハニカム部分円錐体21、22からなる。
各ハニカム部分円錐体21、22は、薄紙または薄手のプラスチックシートからなる直角三角形の形状のシートを複数層に重ね合わせ、隣接するシート同士を所定の規則的なパターンからなる接着箇所でもって断続的に貼り合わせた、ハニカムシートと通称される積層体から構成されている。
その直角三角形のシートの形状は、収納箱本体10のブランクにおいて、組み立て用横罫線10aまたは折り畳み用横罫線10dと、組み立て用縦罫線10bおよび折り畳み用交差罫線10cとで囲まれる直角三角形の領域の形状とほぼ相似形である。またその直角三角形のシートの大きさは、このようなブランクに形成される直角三角形の領域の大きさよりも若干小さくなっている。
各ハニカム部分円錐体21、22をなす積層体は、一対の最外層のシートの一方を、その直角三角形の斜辺を除いた二辺のうち長いほうの辺を中心軸として、他方の最外層のシートに対して任意の角度だけ回転させると、円錐をその軸線に沿った面で分割した部分円錐の形状へと展開される。またその展開により現れた外面が、上記したシート同士の接着箇所のパターンを反映したおおむね蜂の巣模様を呈する。
すなわち、その積層体の最外層の両シートが、その他のシートを間に挟んで向い合わせに重なり合う状態(両シートのなす角度が0度)から、その最外層の両シートがその他のシートを間に挟まずに背中合わせに重なり合う状態(両シートのなす角度が360度)へと回転させると、円錐の全体形状へと展開される。
また、その積層体の最外層の両シートが、平行でありかつ重なり合わない状態(両シートのなす角度が180度)に回転させると、上記円錐をその軸線に沿った面で半分に分割した半円錐形へと展開される。
各ハニカム部分円錐体21、22は、上記した構造を有する積層体を、図4のように、最外層の両シートのなす角度が180度の状態、すなわち半円錐形に展開された状態で、収納箱本体10のブランクの片面にそれぞれ貼り付けることで構成されている。
各ハニカム部分円錐体21、22は、図5で示された収納箱本体10のブランクに対して、図4のように、左右方向に対しては左右一対の半円錐が逆向きに配列されている。
またハニカム部分円錐体21、22は、上下方向に対しては右方向を向く半円錐と左方向を向く半円錐とが交互に配列されている。
このように各ハニカム部分円錐体21、22が、規則的なパターンに則って貼り付けられている。したがって、組み立てられた収納箱本体10を開いてその内部の緩衝部20を見た場合には、非常に美的に優れた印象を与える。
図4のように、ハニカム部分円錐体21、22は、内向きハニカム部分円錐体21と外向きハニカム部分円錐体22とからなる。
内向きハニカム部分円錐体21では、左右一対の半円錐のうち、図4において左側の半円錐の頂点が右側を向き、右側の半円錐の頂点が左側を向いており、その結果、半円錐の頂点同士が対向している。
収納箱本体10のブランクとの位置関係では、内向きハニカム部分円錐体21では、各半円錐がブランクの左右方向に対して内側を向いていることになる。
図4および図5からわかるように、各内向きハニカム部分円錐体21は、それぞれ内前板11、内上板12、後板13および下板14に対して貼り付けられ、ブランクの上下方向に四列に並列している。
その半円錐の頂点は、これら内前板11、内上板12、後板13および下板14の対角線の交点におおむね一致している。
また図4のように、その半円錐の底が、左側の内向きハニカム部分円錐体21については、おおむね各板の左辺上に位置し、右側の内向きハニカム部分円錐体21については、おおむね各板の右辺上に位置している。
さらに同図のように、その半円錐の母線が、おおむね各板の折り畳み用交差罫線10c上に位置している。
このことから、左側の内向きハニカム円錐体21については、各板11〜14の左上および左下の頂点ならびに各板の対角線の交点を三つの頂点とする二等辺三角形の領域内に収まっている。同様に右側の内向きハニカム円錐体21については、各板11〜14の右上および右下の頂点ならびに各板の対角線の交点を三つの頂点とする二等辺三角形の領域内に収まっている。
ここで各内向きハニカム部分円錐体21は、その半円錐の軸線が収納箱本体10の折り畳み用横罫線10dと一致している。
図示のように、これら内向きハニカム部分円錐体21の軸線方向下半部は、周縁が異形円筒形に切り欠かれて切り欠き部21aが形成されている。
これにより、内向きハニカム部分円錐体21は、内向きの軸長の長い円錐と外向きの軸長の短い円錐とが、背中合わせになったような外観を呈している。
一方、外向きハニカム部分円錐体22では、左右一対の半円錐のうち、同図において左側の半円錐の頂点が左側を向き、右側の半円錐の頂点が右側を向いており、その結果、半円錐の底同士が対向している。
収納箱本体10のブランクとの位置関係では、外向きハニカム部分円錐体22では、各半円錐がブランクの左右方向に対して外側を向いていることになる。
図4のように、外向きハニカム部分円錐体22は、収納箱本体10のブランクに対して、内向きハニカム部分円錐体21とほぼ補完形状をなしている。
すなわち内前板11、内上板12、後板13、下板14および外前板15について、内向きハニカム部分円錐体21が貼り付けられていない箇所を埋めるようにして、外向きハニカム部分円錐体22が貼り付けられている。
詳細には、最も上側の左右一対の外向きハニカム部分円錐体22は、それぞれ内前板11と内上板12にまたがって貼り付けられている。
この外向きハニカム部分円錐体22の頂点は、最も上側の組み立て用横罫線10aと組み立て用縦罫線10bとの交点におおむね一致し、その底は、左右一対の組み立て用縦罫線10bのおおむね中線上に位置している。
同様に、他の左右一対の外向きハニカム部分円錐体22は、内上板12と後板13にまたがって、後板13と下板14にまたがって、下板14と外前板15にまたがって、それぞれ貼り付けられており、外向きハニカム部分円錐体22は、ブランクの上下方向に四列に並列している。
各外向きハニカム部分円錐体22の頂点は、各組み立て用横罫線10aと左右一対の組み立て用縦罫線10bとの交点におおむね一致し、その底は、左右一対の組み立て用縦罫線10bのおおむね中線上に位置している。
さらに、その半円錐の母線が、隣接する各板の折り畳み用交差罫線10c上におおむね位置している。
このことから、左側の外向きハニカム円錐体22については、上下に隣接する各板11〜15の上側の板の対角線の交点および下側の板の対角線の交点ならびに上側の板の左下の頂点(下側の板の左上の頂点)を三つの頂点とする二等辺三角形の領域内に収まっている。同様に、右側の外向きハニカム円錐体21については、上下に隣接する各板11〜15の上側の板の対角線の交点および下側の板の対角線の交点ならびに上側の板の右下の頂点(下側の板の右上の頂点)を三つの頂点とする二等辺三角形の領域内に収まっている。
外向きハニカム部分円錐体22は、その半円錐の軸線が組み立て用横罫線10aと一致している。
実施形態の収納箱の構成は以上のようであり、その収納箱本体10はブランクの状態から、図6〜図8に示されるように、収納箱本体10の組み立て用横罫線10a、組み立て用縦罫線10b、組み立て用斜め罫線17a、18a、19aをそれぞれ所定角度折り曲げることにより組み立てられる。
収納箱本体10の上下面および前後面の形成は、収納箱本体10の各組み立て用横罫線10aを、図5においてそれぞれ谷折りに約90度折り曲げることでおこなわれる。
まず図4の展開された状態から図6のように、収納箱本体10のブランクを内前板11と内上板12との境界にある組み立て用横罫線10aにより約90度折り曲げる。
ついで図6の状態から図7(a)のように、内上板12と後板13との境界にある組み立て用横罫線10aを約90度折り曲げる。
さらに図7(a)の状態から図7(b)のように、後板13と下板14との境界にある組み立て用横罫線10aを約90度折り曲げる。このとき、図7(b)のように、内前板11に切り欠き部11aが設けられていることから、下板14と外前板15をまたいで貼り付けられた外向きハニカム部分円錐体22との干渉が防止されている。
さらにこの図7(b)の状態から、下板14と外前板15の境界にある組み立て用横罫線10aを約90度折り曲げて、内前板11が内側に外前板15が外側になるように両者を重ね合わせる。
最後に図8(a)のように、外前板15と外上板16の境界にある組み立て用横罫線を約90度折り曲げて、内上板12が内側に外上板16が外側になるように両者を重ね合わせる。
こうして、内前板11、内上板12、後板13、下板14、外前板15、外上板16から上下面および前後面を有する四角筒を組み立て、さらに内上板12のスリット12aに外上板16の差し込み片16aを差し込んで、四角筒を固定する。
収納箱本体10の左右面の形成は、収納箱本体10の各組み立て用縦罫線10bおよび各組み立て用斜め罫線17a、18a、19aを、前者については図5においてそれぞれ谷折りに約90度、後者については図5においてそれぞれ山折りに約180度、折り曲げることでおこなわれる。
まず図4の展開された状態から図6のように、左右一対の内折り込み板17の組み立て用斜め罫線17aをそれぞれ山折りに折り曲げる。
すると、内折り込み板17と内前板11の境界にある組み立て用縦罫線10bも、これに連動して自動的に折れ曲がる。
ついで図6の状態から図7(b)のように、左右一対の中折り込み板18の組み立て用斜め罫線18aをそれぞれ山折りに折り曲げる。
すると、中折り込み板18と内上板12の境界にある組み立て用縦罫線10bも連動して自動的に折れ曲がる。
さらに図7(b)の状態から図8(b)のように、左右一対の外折り込み板19の組み立て用斜め罫線19aをそれぞれ山折りに折り曲げる。
すると、外折り込み板19と後板13との境界にある組み立て用縦罫線10bも、これに連動して自動的に折れ曲がり、さらに左板14a、右板14bと下板14との境界にある組み立て用縦罫線10bも、これに連動して自動的に折れ曲がる。
こうして図8(b)のように、内折り込み板17、中折り込み板18および外折り込み板19を、それぞれ二つ折りの状態、すなわち各組み立て用斜め罫線17a、18a、19aが山折りに約180度折り曲げられた状態へと近づけていく。
すると同図のように、内折り込み板17、中折り込み板18、外折り込み板19および左板14a、右板14bは倒伏した状態、すなわち組み立て用縦罫線10bが谷折りに約90度折り曲げられた状態へと自動的に近づいてゆく。
したがって、内折り込み板17、中折り込み板18、外折り込み板19は二つ折りされた状態で内側からこの順に重なり合い、さらにその上に左板14a、右板14bが重ね合わされて、収納箱本体10の左右面が形成される。
さらに、収納箱本体10の左面においては中折り込み板18のスリット18bに左板14aの差し込み片14cを差し込み、右面においては中折り込み板18のスリット18bに右板14bの差し込み片14cを差し込んで、左右面を固定する。
こうして、図1のような収納箱本体10の組み立てが完了する。
このような収納箱本体10の組み立て時に、その収納空間内に位置することになる緩衝部20の挙動については、以下のとおりとなる。
まず内向きハニカム部分円錐体21については、上記のとおり、半円錐の軸線が収納箱本体10の折り畳み用横罫線10dと一致しているものの、その他の罫線とは交差等していない。したがって、組み立て用横罫線10aを谷折りに約90度折り曲げても、折り畳まれることはなく、図3のように、半円錐形の状態が維持される。
ここで切り欠き部21aの存在によって、組み立て用横罫線10aの折り曲げに伴い相互に接近する隣接する内向きハニカム部分円錐体21同士の干渉が防止される。
一方、外向きハニカム部分円錐体22は、上記のとおり、半円錐の軸線が収納箱本体10の組み立て用横罫線10aと一致している。
したがって、組み立て用横罫線10aを谷折りに約90度折り曲げることで、図3のように、最外層の両シートのなす角度が90度の状態、すなわち半円錐形から円錐を軸線に沿った面で四等分した1/4円錐形へと変形する。
組み立てられた収納箱本体10の内部に物品が収納されると、緩衝部20のうち内前板11および後板13に貼り付けられた半円錐形の内向きハニカム部分円錐体21が、図3のように、当該物品を前後から挟み込む。
同様にして、下板14および内上板12に貼り付けられた半円錐形の内向きハニカム部分円錐体21が、図3のように、当該物品を上下から挟み込む。
加えて、収納箱本体10の左右方向について見れば、図4のように、半円錐形の内向きハニカム部分円錐体21と1/4円錐形の外向きハニカム部分円錐体22とが対向した状態で逆方向へと傾斜しているため、当該物品は左右からも挟み込まれることになる。
したがって実施形態の収納箱では、収納された物品が、上下方向、前後方向および左右方向のいずれに方向にもずれ動くことが防がれている。
なお、図2からもわかるように、収納箱本体10の左右方向の左側においては、内向きハニカム部分円錐体21は左方に上り勾配に傾斜し、外向きハニカム部分円錐体22は左方に下り勾配に傾斜している。
これに対して、同図のように、収納箱本体10の左右方向の右側においては、内向きハニカム部分円錐体21は右方に上り勾配に傾斜し、外向きハニカム部分円錐体22は右方方に下り勾配に傾斜している。
このように、収納箱本体10の左側と右側とでハニカム部分円錐体21、22の傾斜方向が異なっており、左側と右側とがそれぞれ独立に物品を左右から挟み込む機能を発揮するようになっている。したがって、収納箱本体10の左側と右側にそれぞれ別の物品を収納しておくのに適している。
一方、収納箱本体10はブランクの状態から、収納箱本体10の組み立て用横罫線10aを図5において谷折りに約180度、折り畳み用交差罫線10cを図5において山折りに約180度、折り畳み用横罫線10dを図5において谷折りに約180度折り曲げることにより折り畳まれる。
図11のように、各折り畳み用交差罫線10cをそれぞれ山折りに折り曲げると、折り畳み用に兼用される各組み立て用横罫線10aおよび各折り畳み用横罫線10dがこれに連動してそれぞれ谷折りに自動的に折れ曲がる。
こうして、折り畳み用交差罫線10cを山折りに約180度折り曲げると、組み立て用横罫線10aおよび折り畳み用横罫線10dは谷折りに約180度折れ曲がり、図9および図10のように、収納箱本体10は蛇腹状に折り畳まれる。
このような収納箱本体10の折り畳み時における緩衝部20の挙動については、以下のとおりとなる。
まず図11から明らかなように、各内向きハニカム部分円錐体21は、その軸線と一致する折り畳み用横罫線10dが谷折りに折れ曲がることで、最外層の両シートが、中間にその他のシートを挟んで接近する方向へと変形する。
そして、図9および図10のように、折り畳み用横罫線10dが約180度折れ曲がると、各内向きハニカム部分円錐体21は、その最外層の両シートが向い合せに重ね合わされた状態(最外層の両シートのなす角度が約0度)となり、扁平に折り畳まれる。
同様に図11から明らかなように、各外向きハニカム部分円錐体22は、その軸線と一致する組み立て用横罫線10aが谷折りに折れ曲がることで、最外層の両シートが、中間にその他のシートを挟んで接近する方向へと変形する。
そして、図9および図10のように、組み立て用横罫線10aが約180度折れ曲がると、各外向きハニカム部分円錐体22は、その最外層の両シートが向い合せに重ね合わされた状態(最外層の両シートのなす角度が約0度)となり、扁平に折り畳まれる。
したがって、収納箱本体10の蛇腹状への折り畳みに連動して、その収納箱本体10の蛇腹の間に収容されるように、緩衝部20は折り畳まれることになる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正と変形を含むものであることが意図される。
10 収納箱本体
10a 組み立て用横罫線
10b 組み立て用縦罫線
10c 折り畳み用交差罫線
10d 折り畳み用横罫線
11 内前板
11a 切り欠き部
12 内上板
12a スリット
13 後板
14 下板
14a 左板
14b 右板
14c 差し込み片
15 外前板
16 外上板
16a 差し込み片
17 内折り込み板
17a 組み立て用斜め罫線
18 中折り込み板
18a 組み立て用斜め罫線
18b スリット
19 外折り込み板
19a 組み立て用斜め罫線
20 緩衝部
21 内向きハニカム部分円錐体
21a 切り欠き部
22 外向きハニカム部分円錐体

Claims (1)

  1. 収納箱本体10と、
    前記収納箱本体に貼り付けられた緩衝部20と、からなり、
    前記収納箱本体10はブランクの状態で、
    上下方向に並列する平行な複数の組み立て用横罫線10aおよび左右方向に並列する平行な一対の組み立て用縦罫線10bにより、
    前記一対の組み立て用縦罫線間の領域が、前板11、15、上板12、16、後板13および下板14へと区画され、
    左方の前記組み立て用縦罫線10bよりも左方の領域が、前記前板11、15、上板12、16、後板13および下板14のいずれかに連設される左板10aへと少なくとも区画され、
    右方の前記組み立て用縦罫線よりも右方の領域が、前記前板11、15、上板12、16、後板13および下板14のいずれかに連設される右板10bへと少なくとも区画されており、
    前記各組み立て用横罫線10aを同一方向に約90度折り曲げることで、前記前板11、15が前面、前記上板12、16が上面、前記後板13が後面および前記下板14が下面となり、前記各組み立て用縦罫線10bを同一方向に約90度折り曲げることで、前記左板10aが左面および前記右板10bが右面となって、物品を収納可能な直方体形へと組み立て可能であり、
    前記前板11、15、上板12、16、後板13よび下板14は、その対角線に沿って形成された折り畳み用交差罫線10cをそれぞれ有し、かつその左辺と右辺の中点を結ぶ折り畳み用横罫線10dをそれぞれ有し、
    前記左板10aおよび右板10bは、それが連設された前記前板、上板、後板または下板14の前記折り畳み用横罫線10dが左辺と右辺の中点を結ぶように延長されており、
    前記各折り畳み用交差罫線10cを同一方向に約180度、前記各折り畳み用横罫線10dを前記折り畳み用交差罫線10cとは逆方向に約180度、前記各組み立て用横罫線10aを前記折り畳み用交差罫線10cとは逆方向に約180度折り曲げることで蛇腹状へと折り畳み可能であり、
    前記緩衝部20は、それぞれ複数の内向きハニカム部分円錐体21と外向きハニカム部分円錐体22とからなり、
    これら各内向きハニカム部分円錐体21および外向きハニカム部分円錐体22は、三角形のシートを複数重ね合わせ、隣接するシート同士を所定の規則的なパターンからなる接着箇所により断続的に貼り合せた積層体であって、その最外層の一方のシートを三角形の三辺のうちの一辺を中心軸として最外層の他方のシートに対して回転させると、円錐をその軸線に沿った面で分割した部分円錐の形状へと展開される積層体から形成されており、
    前記各内向きハニカム部分円錐体21は、前記積層体が円錐を軸線に沿った面で等分してなる半円錐の状態で、前記収納箱本体10のブランクの前板11、上板12、後板13および下板14に対して、その半円錐の軸線が前記各板11〜14上の折り畳み用横罫線10dに一致するように、かつ左側の内向きハニカム部分円錐体21の頂点と右側の内向きハニカム部分円錐体21の頂点とが対向するように、それぞれ左右一対に貼り付けられており、
    前記各外向きハニカム部分円錐体22は、前記積層体が円錐を軸線に沿った面で等分してなる半円錐の状態で、前記収納箱本体10のブランクの前板11と上板12にまたがって、上板12と後板13にまたがって、後板13と下板14にまたがって、および下板14と前板15にまたがって、その半円錐の軸線が各組み立て用横罫線10aに一致するように、かつ左側の外向きハニカム部分円錐体22の底と右側の外向きハニカム部分円錐体22の底とが対向するように、それぞれ左右一対に貼り付けられている、収納箱。
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